【おしゃれなハイバックソファ11選】インテリアのプロが選ぶ!インテリア性を損なうことなく採用する方法も徹底解説
ソファにしっかりと腰掛けてもたれた時に、背クッションが首までサポートして欲しいと考えられる方がいらっしゃいます。
ですが、最近は背もたれの低いローバックソファが一般的になっていて、ハイバックソファが欲しい方は選択肢が少ないと感じられるのではないでしょうか。
今回は、そんな方にハイバックソファをご紹介します。
ハイバックソファは、高さがあるため存在感が大きくなります。
できるだけ、インテリアを損なうことなく、空間を分断することなく、ハイバックソファを採用する方法をご案内しながら、素敵なデザインのソファをご紹介します。
リラックしてテレビや映画を見ることができる、そんなソファを探されている方はぜひ参考にしてください。
目次
おしゃれなハイバックソファを選ぶポイント
ポイント① 存在感が大きくなるのでアクセントカラーは選ばない
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ソファはもともと横幅が大きくなるので、お部屋での存在感が高いアイテムです。
ハイバックソファはさらに高さもあるので、相当存在を主張すると考えられます。
そんなソファにお部屋のアクセントになるような強いカラーを採用すると、ますます大きな印象になり、圧迫感が出てしまいます。
そうならないように、ハイバックソファは、ベースカラーの選択がおすすめです。
できるだけ、お部屋に馴染むようなカラーを選びましょう。
どうしてもアクセントカラーを入れたい場合は、置きクッションでいれると失敗しません。
ポイント② 必要な部分のハイバックにする方法も検討
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ソファ全体が横幅も高さもあると、これまでお伝えしたとおり、圧迫感が出てお部屋が狭く感じてしまう可能性が高くなります。
そこで、インテリアの面からお勧めしたいのは、ソファ全体を高くするのではなく、画像のようなプラスできるロールクッションや、使わないときには折りたためるような機能のあるソファを選ぶ方法です。
ハイバックソファが欲しいという方は、家族全員ではないことが多いと思います。
その人のためだけにハイバックソファにするのなら、その人が座る場所だけをハイバックにしてあげて好みのバランスをとりましょう。
画像のようなロールクッションタイプは、ほとんどのタイプが、クッションと本体の間に差し込めるようになっていて、取り付け位置を変更することもできます。
ソファのデザインは、ロータイプが良いけれど、家族にハイバックを希望している人がいるという方は、ぜひこちらの方向も検討してみてください。
ハイバックソファをおしゃれに設置するポイント
ポイント① 壁に沿わす置き方が無難
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ハイバックソファは背が高いので、部屋の真ん中に置いてあると、壁のようになってお部屋をわけてしまいます。
そうなるとお部屋が狭く感じてしまうので、ハイバックソファは壁に沿わせる配置がお勧め。
また、画像のように壁と同系色にすると、さらに存在感を薄めることができます。
設置場所として避けた方が良いのは、窓の前です。
せっかくの開放感が感じられるなくなりますし、ソファのサイズによっては暗くさえ感じてしまうでしょう。
ハイバックソファの配置は、できるだけインテリアの中で主張しないようにすることがポイントです。
ポイント② ハイバックのアームソファと組み合わせる
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ソファの一部をロールクッションなどにする案は、前項でお伝えしましたが、おしゃれに配置する方法としてもう一つご案内したいのが、画像のようなハイバックアームチェアで希望を叶えてもらう方法です。
ご覧のように、アームチェアひとつがハイバックでも圧迫感が少なくなりますし、包み込むようなハイバックやリラックスチェアのようにもたれかかることができるタイプなどのバリエーションがあり、ハイバックを希望される方のお好きな座り心地を選ぶことができます。
インテリアの面からも、他はローソファですっきりさせることができますし、ハイバックのアームソファがコーディネートのポイントになってよりおしゃれにまとめることができます。
画像のように、デザインがよく、カラーもポイントになるようなアームソファを選んでも良いですね。
プロが厳選!おしゃれなハイバックソファ 8選
通常のハイバックソファ
一体クッションでスッキリ:Antohn:POLTRONA FRAU
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上質なレザーアイテムで有名なポルトローナ・フラウのソファです。
アルミニウムのスッキリした脚が、ソファを軽やかに見せてくれる効果があります。
頭を支えられるくらいの高さがある背クッション部分は本体と一体になっているので、ボリュームを抑えることができます。
商品情報
価格:¥2,060,000 〜
サイズ:W2000 x D970 x H870 mm
参考コーディネート
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上質でラグジュアリーな空間にコーディネートしたいソファです。
柔らかいレザーに包まれてリラックスしたい方にお勧めします。
こもれるソファ:ALCOVE SOFA:Vitra
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スイスのメーカー、ヴィトラのこちらのソファは、頭を乗せるというよりもハイバックに囲われてこもれるようなイメージのソファです。
背もたれだけでなく、肘掛け部分も同じように高くなっているので、普通に腰掛けて横から見ると足だけが出るようなイメージになり、オープンな個室のようにプライベート空間として使うことができます。
商品情報
価格:3人掛け1,102,200円〜
サイズ: W238 x D86 x H94cm
参考コーディネート
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本をゆっくり読む、昼寝をするなどというときに、周りを気にせずに過ごすことができるソファです。
背は高くなりますが、厚みが抑えられているので、画像のように壁に沿わせることでスッキリした印象にすることができます。
カラーは主張しすぎないカラーを選び、クッションで遊ぶ方法がお勧めです。
ハイバックソファといえば:ZU46/UU46:カリモク
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ハイバックソファといえば、カリモクの商品を思い浮かべている方も多いと思います。
日本のリビングに、昔から置かれていたそんなイメージ。
ですが、近年はデザインも洗練されてきていますので、もちろん選択肢に入ってくると思います。
こちらは、カリモクで一番人気のソファ。
ハイバックでしっかりと体を支えてくれます。
背中はカーブしていて、存在感が大きくなりすぎないように工夫されていることもポイントです。
商品情報
価格:長椅子ロング358,600円〜
サイズ:W2340×D910×H895
参考コーディネート
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カバーはレザーとファブリック両方から選択が可能です。
サイズバリエーションもありますので、ご検討時にはカタログをご覧ください。
脚の木がポイントになりますので、コーディネートは木を使ったナチュラルや和のスタイルにフィットします。
コンパクトな空間にも置きやすい:EAMES SOFA COMPACT:Herman Miller
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こちらはミッドセンチュリーの代表的なデザイナー、イームズのソファです。
肘掛けがなく、シート面を広々とつかえ、それでいてサイズはコンパクト。
圧迫感を感じさせないハイバックソファです。
商品情報
価格:1,123,100円
サイズ:W184.3 x D80 x H89cm
参考コーディネート
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ミッドセンチュリーの空間にはもちろんフィットします。
そのほか、脚がスチール性なので、シルバーやブラックの金属脚の家具との相性が良いでしょう。
画像をご覧になっていただくとわかるように、意外とどんな素材の家具ともコーディネートがしやすいシンプルさです。
低いけれど頭まで支えられる:ROSETTOGO:togo
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こちらは少しイレギュラーな紹介になるのですが、決してハイバックではなく全体の高さは低いけれど頭まで支えられるソファのご紹介です。
こちらはリーン・ロゼのロングセラーのトーゴというソファ。
脚がないので全体的な高さはとても抑えられいます。
ですがシートに大きなカーブがつけられていて、画像のようにリラックスして腰掛ければ頭までサポートできることから人気があります。
商品情報
価格:3人掛け(肘掛けなし)308,000円〜
サイズ:W1740×D1020×H700
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/268527196522354582/
姿勢を正してきちんと座るというタイプのソファではありませんから、リラックした少しカジュアルな印象のインテリアにお勧めです。
床座と組み合わせたい方にも人気があります。
機能性ソファや一部高さを出すことで実現するハイバックソファ
機能性ソファの代表:MARALUNGA:Cassina
https://www.pinterest.jp/pin/693413673900415149/
イタリアカッシーナの名作ソファ、マラルンガは、背クッションを立てたり倒したりすることで、ハイバックにもローバックにもなるソファです。
ヴィコ・マジストレッティデザインで、根強い人気があります。
実際に腰掛けてみると、背クッションがどちらのポジションにあっても快適。
見た目も、ハイバックにしてもモダンスタイルを崩さないスタイリッシュさを保ちます。
商品情報
価格:3人掛け1,067,000円〜
サイズ:W2350×D895×H730~1030mm
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1134907174821854227/
ファブリックかレザーかで印象が全く異なるソファです。
イタリアンモダンに最もフィットしますが、画像のように天然素材を入れたり、和のイメージにもコーディネートできます。
ポイントは、インテリア全体に上質な天然素材を選ぶということでしょう。
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もうひとつ、全く異なるコーディネートもご紹介します。
マラルンガは1974年に発表されたソファなので、ヴィンテージもあります。
画像のような使い込まれたレザーのマラルンガは、インダストリアルなどのクールなスタイルにもフィットします。
ロールクッションをプラスできる:STREAMLINE:eilersen
https://online.actus-interior.com/item/2062882/
アイラーセンはデンマークの家具ブランドです。
こちらのソファには、ロール型のヘッドレストがつけられるタイプが多く、部分的に高さを出すことができます。
ヘッドレストのない部分は低く抑えられるので、お部屋の圧迫感が減らせます。
商品情報
価格:3人掛けソファ399,300円〜+ヘッドレスト33,000円〜
サイズ:W1900×D910×H830(ヘッドレストH170)
参考コーディネート
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こちらの画像にはヘッドレストを設置しませんが、同じデザインのソファです。
ロール型のヘッドレストは、背クッションとソファ本体にスチールの支柱のようなものを差し込んで固定します。
高さも出ますし、しっかりとしたクッションで頭をサポートします。
リクライニング機能付き:ITINERAIRE:ロッシュ・ボボア
https://www.pinterest.jp/pin/442619469657476381/
奥行きが深くて、背クッションが可動式のこちらのソファは、フランスのインテリアブランドのソファです。
背クッションを倒すととてもリラックスすることができます。
デザインはシンプルで、カバーや置きクッションで素敵にコーディネートしたいソファです。
商品情報
価格:935,000円
サイズ:3人掛けW2020×D1100×H900
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/993958580234270150/
ハイバックソファでもクラシックにならずにモダンなコーディネートができます。
両肘タイプをご紹介していますが、カウチなどバリエーションも豊富なので、お部屋のサイズや作りたい形に組み合わせも可能です。
IKEAやニトリや無印でも!おすすめのおしゃれなハイバックソファをピックアップ
IKEAでおしゃれなハイバックソファを選ぶならこれ
ヘッドレストが置けるモジュールソファ:JÄTTEBO イェッテボ
https://www.pinterest.jp/pin/252834966573930897/
こちらは自由に組み換えができるモジュールソファに、ヘッドレストを設置できるタイプです。
背もたれの上に置けば、しっかりと頭を支えることもでき、ソファの上に置けば枕や肘掛けとして利用できます。
また、シートの下は跳ね上げ式の収納になっていて、ブランケットやクッションなどの収納にも便利です。
商品情報
価格:183,990円(画像の組み合わせで※スツールは含まれません)
サイズ:W190×D160×H87cm
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/592082682287033940/
組み換えが簡単なので、置く場所に合わせて形を変更することができます。
シンプルなデザインなので、カバーのカラーによってコーディネートできるスタイルも変更可能です。
ナチュラルなカラーが揃うので、北欧やナチュラルスタイルにおすすめです。
ニトリでおしゃれなハイバックソファを選ぶならこれ
もはやニトリの代名詞ソファ:電動リクライニングソファNビリーバ
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テレビCMでもよく紹介されているニトリの代名詞のような電動リクライニングソファ。
背もたれが倒れ、足置きが現れると、リラックスモードが全開になります。
ただし、とても存在感があるのでその点は注意が必要です。
特に、画像のようなブラックレザーなどの濃いカラーはほとんどのインテリアスタイルで避けたいところです。(個室のシアタールームなら賛成です!)
商品情報
価格:149,000円
サイズ:幅206×奥行97×高さ99cm
参考コーディネート
https://www.nitori-net.jp/ec/coordinate/20533
ブラックレザーのコーディネートとしては、こちらのモノトーンインテリアが参考になります。
全体に暗くなりすぎないように、適宜ホワイトを差し込むことがコーディネートのポイントです。
無印でおしゃれなハイバックソファを選ぶならこれ
無印唯一のハイバックソファ:ハイバックリクライニングソファ
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MUJIで唯一、ハイバックのソファがこちらのリクライニングソファです。
背もたれ部分は6段階に倒すことができ、頭部のクッションは4段階に角度を変更することができるので、テレビを見るときスマホを見るときなど、それぞれに合わせた角度でリラックスして座ることができます。
商品情報
価格:29,900円
サイズ:幅74×奥行114~134.5×高さ66.5~89.5CM
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/383650462018609173/
カバーはさまざまなカラーを選択できますが、脚はオークカラー一色なので、ナチュラルインテリアや和風の空間にコーディネートが最適です。
自然素材を意識した家具との相性が良いでしょう。
こんなコーディネートにも挑戦したい!おしゃれなハイバックソファのコーディネート事例
ハイバックとローバックを組み合わせる
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ソファを複数設置する場合、ハイバックソファとローバックソファを組み合わせて置く方がおすすめです。
理由は、圧迫感も減らすことができますし、空間にリズムが生まれるからです。
紹介の画像は同じデザインで揃えていますが、異なるデザイン・カラーでもコーディネートすることができます。
ホームシアターに最適
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ハイバックリクライニングソファは、やはりホームシアター向きでしょう。
こちらは床にも高さの変化を持たせて、まるで映画館のようにソファを配置しています。
これなら、映画館に行かずに家族でリラックして映画やスポーツ鑑賞ができそうですね。
一人1台で抜けを作る
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家族がそれぞれハイバックソファを欲しがったら、一人一台というアイデアも検討してみてください。
二人掛けソファでハイバックですと視線を遮りますが、一人掛けを二台置けば、中央に抜けの空間ができて圧迫感を減らすことができます。
また、隣の人を気にすることなくリラックスできるという利点もあります。
まとめ
今回は、スタイリッシュさに欠けることなく、ハイバックソファを採用できる方法とおすすめのハイバックソファをご紹介しました。
ハイバックソファではなんとなくインテリアがおしゃれなならないような気がしていた方も、具体的なコーディネートをイメージできるようになったのではないでしょうか。
ぜひ、上手にハイバックソファを取り入れてリラックスできる空間を作ってくださいね。