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【雑誌の収納方法】読み終えた本をおしゃれに収めたリビング事例10選

宇都宮夏澄
著者:宇都宮夏澄 (リビングスタイリスト)

熊本県立大学・環境共生学部居住環境学科卒業。モダン家具を取り扱うインテリアショップに勤め、退社後は子育てをしながら在宅で、インテリアコーディネートをご提案するママです。インテリアによってライフスタイルの質を高めることができると考えており、たくさんの人のお手伝いをしたいと思っております。

お気に入りの家具もそろえて理想のお部屋に近づいたはずなのに、なにか物足りないと感じたことはありませんか?身近なものを使ってお部屋のインテリアをワンランクアップさせる方法があります。

お気に入りのまたは読み終わった雑誌をポスターのようにディスプレイして使う方法です。表紙のデザインに気をつけて収納アイテムをうまく利用することで、簡単におしゃれにディスプレイすることができますよ。

今回は、実際の事例写真も含めておしゃれな雑誌の収納方法についてご紹介します。

おしゃれな雑誌収納を実現するためのポイント

①雑誌の収納家具は見せるか隠すかで選ぶ

まず、雑誌の収納家具を選ぶ際は、雑誌を見せたいか一部隠したいかを決めて選ぶと良いでしょう。

例えば、雑誌が大量にあり表紙は気に入っているけどお部屋に合わないかも、と思うデザインの雑誌は一部隠して収納できる家具を選んでみてください。出し入れができるので、全体のバランスが取りやすいです。

また、表紙は隠して立てたり積み重ねて背表紙を見せて収納したいという方は、デザイン性のある収納家具を使うのがおすすめです。

②見せる表紙はお部屋のテイストにあわせて

雑誌を見せて収納するには、表紙デザインがインテリアに大きく影響します。見せる収納をする場合、Casa BRUTUSやELLE DECORなどの雑誌やインテリア系や海外のファッション雑誌がおすすめです。

週刊誌のような日本語が多く使われた表紙デザインは、生活感を感じやすくなる可能性があり、おしゃれに収納するには向いていません。日本語雑誌しかない場合は、ディスプレイ用に海外の雑誌を購入するのもいいかもしれません。

雑誌を飾ってみたけど何か合わない…という方は、お部屋のカラーや一緒に飾るオブジェなどの色味を統一してみてください。背表紙を見せて立てたり積み重ねるといった方法もありますよ。

③収納は雑誌の使い方に応じた場所に

装飾がメインならパッと目に入る壁面に

ポスターのように壁面を使ってディスプレイするのはいかがでしょうか?雑誌を額縁に入れて飾ったり、ウォールシェルフを取り付けて立てかけたりする方法があります。目に付きやすいところに目立つように飾りたいという方は、壁を使って収納するのがおすすめです。

インテリアに影響しやすいので表、紙デザインは気をつけてセレクトしたいところです。

お気に入りの雑誌はさっと読めるテーブル下にも

ちょっと時間があるときにさっと手にとって読めるところに置きたいという方は、リビングで読む方はソファの近くに、ダイニングで読む方はダイニング周辺に収納場所をつくると良いでしょう。

収納棚のついたセンターテーブルやマガジンラックを使うのがおすすめです。コーヒーを飲みながらちょっと一息つきたいというときにすぐ手に取れる場所にあるのは嬉しいですよね。

脇役ディスプレイとして少し目立たないような場所に置きたいという方にもおすすめです。

雑誌の量が多い場合はシェルフやラックを活用

雑誌の量が多く収納場所に困っている方はシェルフやラックを使って、お部屋の一角にまとめて収納するのもひとつの方法です。

数冊は立てたり横にして積み重ねたり、お気に入りの表紙デザインのものは本屋さんのように立てかけたりすれば、オブジェのように飾ることもできます。雑誌だけでなく一部には観葉植物や照明を入れると、おしゃれに収納することができますよ。

【読み終えた本も活用】リビングでのおしゃれな雑誌収納方法10選

壁面を使って大胆に魅せる収納方法

ウォールシェルフを使ってシンプルに

壁面にシェルフを取り付けるだけの簡単な収納方法です。賃貸でも取り付け可能なシェルフもあるので、お手軽におしゃれに飾ることができます。

定期購読している雑誌があれば、新刊が出るごとに入れ替えて楽しむことができますね。近くに読書用チェアを置けば、特別なくつろぎスペースになります。

額縁に入れてポスターのように

まるでポスターのような雑誌収納です。額縁に入れることで雑誌も綺麗に保つことができる便利な収納方法でもあります。

雑誌のブランドは揃えて飾ると統一感が出ます。赤色など派手な色味も入った表紙デザインは、きちんと揃えてレイアウトするとごちゃつきません。

ピクチャーレールを使った斬新アート

ピクチャーレールを使って雑誌を吊り下げる、斬新な収納方法です。観葉植物と重ならないよう全体的に斜めにレイアウトしています。雑誌同士の重なりや傾きを調節してバランスを取ることが大きなポイントになっています。

家具と合わせ、モノクロと茶系の彩度を抑えたカラー表紙をセレクトすると、インテリアにマッチしたディスプレイになります。

開いて飾る上級者テクニック

次にご紹介するのは雑誌の中身を見せてレイアウトする方法です。一般的な収納方法と差をつけ、アーティスティックなディスプレイがしたいという方におすすめです。

日焼けなどの劣化には十分注意してくださいね。

ソファやキッチン周辺にさっと手に取れる収納方法

便利&おしゃれなソファ収納を使って

雑誌を読むタイミングに使う家具と収納が一体になったアイテムを使った収納は、雑誌を読みたいときにすぐに手に取れるのでおすすめです。

こちらはHIRASHIMAというブランドのソファで、背面やサイドに収納が付いています。サイドの収納は雑誌が隠れるようなデザインになっており、雑誌を隠して収納したい方もぜひチェックしてみてください。

背面のシェルフは、本を積み重ねた間にオブジェを置くと、おしゃれにディスプレイすることができます。

キッチンカウンターの横に

キッチンカウンターのサイドに備え付けた収納には、食に関する雑誌をおくのはいかがでしょうか。レシピ本もすぐに取り出すことができ、非常に便利です。

コーヒーを片手にゆっくりと夕飯のメニューを考えるのもいいですね。

見せる+隠す家具でいいとこ取りの収納方法

フラップ扉つきシェルフで壁面を彩る

隠せる収納を使えば、大量の雑誌も簡単におしゃれに収納できます。

この収納のメリットは、他に額縁などのアイテムも必要なくお気に入りの雑誌を簡単にディスプレイできる点です。ディスプレイを手軽に入れ替えることができることも魅力的です。

ソファ横には省スペースで大容量な雑誌収納

ある程度の量を収納でき、また向きによって隠せてディスプレイ面もある機能的な収納です。

また、縦に長いため収納量は欲しいけどスペースにあまり場所を取りたくない方におすすめできます。

小物と併せた、よりおしゃれな雑誌収納

立てかける収納で小物も置けるディスプレイに

こちらの収納家具は場所を取らないので、あまりスペースがないところにも置くことができます。雑誌の他に写真やオブジェなどのアイテムも多く使用していますが、すっきりとまとまっています。

なかなかディスプレイが思うようにいかないという方は、カラーを統一してみてください。雑誌の表紙デザインが合わないなと思ったら、中身を開いてテイストに合うページを見せるのもひとつの方法です。

立てかけ×積み上げでおしゃれで大容量な収納を実現

雑誌の量が多い時は、背表紙を見せるとたくさん収納できます。

立てかけ×積み重ねで動きを出し、収納棚とカラーをそろえた写真やオブジェを置けば上品なディスプレイが完成します。

まとめ

今回はおしゃれな雑誌の収納事例写真もたくさんご紹介しました。お好みの雑誌ディスプレイはありましたか?

雑誌をおしゃれに収納するには、目的考慮して表紙デザインから収納場所まで選ぶことが重要です。どこに収納したいかを決めて、表紙を見せる・背表紙を見せて立てる・積み重ねるという雑誌の見せ方を組み合わせてレイアウトしてみましょう。

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