【プロが解説】斜め壁リビングのレイアウト全10パターン!三角形や台形のお部屋もおしゃれに仕上げる!
一般的にお部屋は正方形や長方形など、四角形で構成されることが多いです。これは、住宅を作る際の材料や限りあるスペースを無駄にしないためだといわれています。四角形であれば、家具などの置く際も空間を最大限に活用して置けるので、より簡単にレイアウトが組めるというメリットもありますよね。
反対に、斜め壁があるお部屋はデッドスペースが生まれやすく、レイアウトに苦労するケースが多いです。壁の角度にもよりますが、置きたい場所に・置きたい角度で家具を配置できないことがあるため、レイアウトに制限が生まれやすいのです。ですが、斜め壁のあるお部屋は間取り自体が個性的で、少し工夫するだけで他のお部屋とは一線を画したワンランク上の仕上がりになるというメリットもあります。
そこで、今回は「斜め壁リビングのレイアウト全10パターン」と題して、斜め壁があるリビングのレイアウトのポイントをご紹介します。一見難しそうな斜め壁リビングのレイアウトですが、コツを押さえれば使いやすさもおしゃれさも両立した理想のリビングが実現できますよ。
斜め壁リビングのレイアウトのポイント知って、素敵なリビングを手に入れましょう!
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目次
斜め壁リビングのレイアウトを決めるときに考えるポイント
斜め壁を主役に!壁を活かしてお部屋の良さを前面に
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家具の配置に苦労する方が多い斜め壁リビングですが、デメリットばかりではありません。見方を変えると、斜め壁リビングはお部屋の作り自体が個性的なので、特別な工夫をしなくてもおしゃれで印象的な雰囲気に見えます。そのために大事なのは「斜め壁を活かす」ということです。斜め壁自体を引き立てるために壁紙を変えてアクセントウォールにしたり、飾り棚やアートなどをつけてフォーカルポイントにするのがおすすめです。
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あえて斜め壁部分に家具などを置かないことで、壁を引き立てるのも良いですね。斜め壁部分に大きな開口部を配置する、照明で壁を照らすことでアクセントとして引き立てるなど、家具ではなく別の方法で壁に着目させましょう。開口部を設ける場合は、立体的なカーテンではなく、シェードやブラインドなどの平面的なウィンドートリートメントを選ぶと良いでしょう。凹凸を極力なくすことで、斜め壁を「面」として、より効果的に見せることができます。
通路部分の斜め壁はデスクやカウンターに
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「斜め壁の位置や角度によって斜め壁をどう活かすかを考える」のも、お部屋の良さを引き出す有効なアプローチです。
斜め壁がお部屋の中央など人の往来がある場所にあったり、斜め壁の角度が急でないのであれば、デスクやカウンターなどを設置するのがおすすめです。斜め壁に直接天板を取り付けたり、デスクなどを壁付けで配置することで、省スペースでありながら使い勝手も十分なスペースになります。
デスク(カウンター)の天板手前から100cm程度の空間が確保できれば、チェアを置いても通路として問題なく利用できます。通路幅が80cm程度しかない場合は、椅子を使わずにスタンディングデスク(カウンター)とするのも良いでしょう。
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通路幅が80cm以下などスペースに余裕がない場所であれば、奥行きの小さな飾り棚をつけてディスプレイスペースとして活用するのがおすすめです。デコレーションすることで、フォーカルポイントとして斜め壁に注目させることもできるので、お部屋自体の個性が活きます。雑貨や小物を置きすぎるとごちゃごちゃした印象になるので、アイテムを絞り、ゆとりをもって飾りましょう。
お部屋の隅や鋭角な斜め壁は独立スペースに。明るさにも気配りを
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斜め壁の位置がお部屋の隅の場合や鋭角な斜め壁であれば、小上がりとして独立したスペースにすると、お部屋の印象が大きく変わります。高低差ができることで空間にリズムが生まれますし、小上がりの下を引き出し収納にすればお部屋の収納力アップにも役立ちます。
変形畳やカーペットなどをオーダーすれば、鋭角な小上がりスペースでもぴったりの床材が用意できます。クッション性のある小上がりにすれば床座でゆったりと過ごせるので、和室のないお家にもおすすめです。
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お部屋の隅や鋭角な斜め壁のある場所は、間取りにもよりますが全体照明が届きにくくて暗くなりやすいです。その場合は照明をプラスして明るさを確保しましょう。ブラケットライトやフロアライトを置けば、光の濃淡による立体感が生まれてお部屋の雰囲気が良くなり、空間を広く見せる効果も期待できます。
北欧テイストなら木目やファブリックのシェード・インダストリアルテイストならアイアン・クラシックテイストならシャンデリアなど、世界観に合ったライトを選ぶことで、コーディネートの完成度も高まります。また、人は明るい部分に目がいきやすいためお部屋のフォーカルポイントとしても機能します。
斜め壁部分に窓を配置するのも良いでしょう。FIX窓で冷気は通さず明るさだけを確保したり、くもりガラスにしてカーテンなどをつけないなど、窓周りには何もつけずスッキリさせると、斜め壁の良さを最大限に活かせます。
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お部屋の形状別おしゃれで機能的な斜め壁リビングレイアウト全10パターン
斜め壁リビングレイアウト編 6パターン
造作家具のみでスッキリとした空間に
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斜め壁に囲まれた空間にソファを置いただけのシンプルな空間です。キッチンカウンターの背面収納を造作して、リビング側から使えるオープンラックにしています。斜め壁に合わせた造作家具を置くことで空間を無駄なく使えます。その他の家具は潔く置かないという選択をするとスッキリとしますし、斜め壁のおしゃれさも引き立ちます。
間取りとリンクした多角形デザインの小上がり
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多角形のリビングの中で四角いエリアを確保してソファスペースにしています。ソファ後方には同じく多角形の小上がりを作ることで、変形間取りを上手く活用しつつ、印象的なデザインになっています。小上がりには何も置かないことで、複数人でくつろいだり、ちょっとした運動にも使えたりと、多用途なフリースペースになりますね。
小上がり兼ベンチ兼収納で一石三鳥のアイディア
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斜め壁を活かして三角形の小上がりを作り、フリースペース兼デスクスペースのベンチ代わりにしています。小上がり部分は変形畳を敷いているので、ちょっとした運動などにも活用できます。小上がりの下部は引き出し収納にすることで、限られた空間を余すことなく活用できますね。
お部屋の隅は鋭角であるほど暗さが出やすいので、照明をプラスしたり、開口部を設けることで明るさを確保しましょう。間接照明を複数置くことで明るさの強弱がつけられて、奥行き感・立体感が生まれてお部屋の雰囲気が良くなります。
壁・天井に一工夫してお部屋のアクセントに
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斜め壁部分にカウンターを置いて、ラフに腰を掛けられるスペースを設けています。この部分だけ壁紙を変えたり、下がり天井にすることで独立性がアップして、お部屋のアクセントになっています。ソファは家族の団らんスペース、カウンターは夫婦でしっとりとお酒を楽しむスペースなど、エリアごとに違うシーンを楽しむのも良いですね。
壁付けデスク&ラックでスマートに魅せる
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斜め壁に飾り棚とカウンターを設置しています。リビングへのアプローチとなる位置なので、お部屋の雰囲気にあったデコレーションをすることでおしゃれ度がぐっとアップし、気分も高まります。カウンターとソファの間に大き目の観葉植物を置くことで、適度な目隠しと同時にお部屋のアクセントになってます。
ステップフロアでメリハリを持たせる
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多角形のリビングダイニングに合わせて、造作のテーブルを採用して空間を無駄なく利用しています。リビングスペースは一段上げることで、ダイニングキッチンとのゾーニングがはっきりして、メリハリのある空間になります。ダイニングは団らんスペース・リビングは一人時間を楽しむスペースと用途を分けるのも、おうち時間に変化が生まれて面白いですよ。
台形の斜め壁リビングレイアウト編 2パターン
斜め壁前にテレビを置いて見やすい角度に調整
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ソファを階段の前に置き、テレビを斜め壁に沿って配置しています。テレビボード自体はソファから見ると斜めになりますが、テレビの角度を変えれば見やすさは問題ありません。このレイアウトであれば、通常のテレビボードではなくコーナータイプのテレビボードにして壁を広く見せたり、壁掛けで設置して床を広く見せるのも良いかもしれません。
この場所は階段を行き来する時に通過する場所なので、テーブルとテレビの間を広めに空けて動線を確保する、もしくはソファ裏に通路を確保しましょう。
シンプルな白い壁で圧迫感を軽減
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角度のある斜め壁が、お部屋をより印象的な空間に仕立てています。角度が急な壁の場合、圧迫感を感じやすいですが、大きな開口部を作ることで開放感が生まれて、窮屈さを感じにくくなります。壁を白で統一して窓周りにはカーテンなどをつけないことで、面として明るさをしっかりと確保して暗さ・せまさを最小限に抑えましょう。
反対に小上がり部分には枝を使って凹凸のある部分を作ることで、空間に動きが加わり雰囲気が良くなります。ラグにもあたたかみのあるものを選ぶことで、建具の無機質感が中和されて、心が落ち着くリビングになります。
三角形の斜め壁リビングレイアウト編 2パターン
ステップフロア化して各々集中できる空間に
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三角形のスキップフロアを連ねて、デスクスペースとして活用しています。高低差をつけることで壁がなくてもゾーニングが明確になり、メリハリが生まれます。適度な距離感があるため、それぞれ自分の作業に集中しやすくなります。デスクとは反対に、ラック部分はつなげることでまとまりを感じさせます。
窓を基準に配置して景色もテレビも見やすく
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三角形の一辺が窓になった個性的な間取りのお部屋です。大開口を活かすために、窓際には極力ものを置かずにスッキリと見せています。ソファやテーブルはテレビに対して平行に置くことが多いですが、こちらでは窓に対して垂直に置くことで、テレビも外の景色もどちらも見やすくしています。
まとめ
斜め壁リビングは、一般的な四角形のお部屋にはない個性的なつくり自体が魅力的で、少し工夫をするだけでワンランク上のおしゃれな空間になります。
家具を絞って斜め壁自体を活かしながら、間取りに合わせてデスクやカウンターとして活用したり、飾り棚をつけたり、小上がりなど独立スペースとしたりと、用途は無限大。
斜め壁を有効に使って、他にはないオンリーワンのリビングを実現しましょう!
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