2023/10/15
【プロが解説】赤ちゃんがいる和室のレイアウト全13パターン!リビング続き和室も小上がり和室の例も徹底解説
赤ちゃんと過ごすお部屋としておすすめなのが和室です。特に畳張りのお部屋は赤ちゃんとの生活をより快適にしてくれます。
畳は適度なクッション性と吸湿性・放湿性があるため、赤ちゃんが安全に快適に過ごすことができます。また遮音・吸音もしてくれるので、特に集合住宅などでは赤ちゃんが動き回るようになると下の階への物音が気になりますが、畳が音をやわらげてくれるので安心できます。フローリングよりも冷気が伝わりにくい、お世話する時に座ったり寝転んだりしやすいなど、大人にとっても赤ちゃんと過ごしやすい空間と言えます
しかし、レイアウトに気をつけないと使いづらい・ストレスがたまるお部屋になりかねません。大人も赤ちゃんも、お互いに過ごしやすくて快適なお部屋にするにはポイントがあります。
そこで今回は「赤ちゃんがいる和室のレイアウト全13パターン」と題して、赤ちゃんと快適に過ごせる和室のレイアウトについて解説します。多くの実例をまじえてご紹介しますので、ご自宅のレイアウトに役立つ内容を見つけてみて下さい。
大人も赤ちゃんも快適に心地よく過ごせるレイアウトのコツを知って、かけがえのない毎日を一緒に楽しみましょう!
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目次
赤ちゃんのいる和室のレイアウトを決めるときに考えるポイント
日中のメインスペースは収納が鍵!見せる・隠すを使い分ける
和室を赤ちゃんが日中過ごすスペースにするのであれば、おもちゃや絵本など一緒に遊ぶアイテムやおむつやおしりふきなどのお世話グッズをどう収納するのかが重要になります。これらをどう収納するかで赤ちゃんと過ごす空間の快適度が大きく変わります。
おもちゃの収納は、赤ちゃんが手に取りやすいオープンラックやカゴ収納にすると、赤ちゃんの好奇心を刺激するのにぴったりです。成長と共に「自分でやりたい!」という気持ちが出てくるので、取り出すためのハードルを下げて置くとどんどんチャレンジしてくれますよ。
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その反面、オープン収納は「散らかりやすい」「ごちゃごちゃと雑多な印象」など、人によっては気になる点が多いかもしれません。「赤ちゃんと過ごすお部屋もできるだけ生活感をなくしたい!」という方には隠す収納がおすすめです。
和室であれば押し入れの中におもちゃをしまったり、小上がりであれば段差部分の引き出し収納を活用すると良いでしょう。遊びやお世話のたびに取り出す手間は発生しますが、大人もストレスフリーに過ごすためには検討の価値があります。また、取り出すのにワンアクション必要になることで、赤ちゃんが勝手に取り出して散らかしたり、誤飲などの事故につながる可能性が下がります。
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インテリアの色を絞ってスッキリと見せる・適度に目隠しするといった方法もおすすめです。赤ちゃん用のおもちゃや、おむつなどお世話用品のパッケージはカラフルなものが多いです。インテリアまでカラフルにしてしまうと色の洪水が起こっていまい、実際のものの数以上に雑多な印象となってしまいます。
インテリアの色を3色程度に抑える、特にニュートラルカラーなどのやさしい色合いでまとめるとごちゃごちゃした印象を回避できます。また、お世話用品などはパッケージから出して、ボックスやバスケットなどにまとめるのも良いでしょう。パッと目に入る色が減るだけで印象はガラッと変わりますよ。
ねんねスペースは安全第一。昼夜別にポイントを押さえよう
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赤ちゃんのねんねスペースは、日中に使う場所と夜に使う場所で気をつけるべきポイントが少し変わります。
日中のねんねスペースであれば、大人が過ごすスペースから目が届きやすい場所にしてあげるとお互いに安心感があります。リビング隣接の和室や小上がりなどが候補になります。収納など高さのある家具が間にあると、距離が近くても目が届きにくくなってしまうので注意しましょう。
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夜の寝室として和室を利用する場合は、まずは安全対策が重要です。背の高い家具は置かない・おむつセットなどお世話グッズは最低限にする・小物は赤ちゃんの手が届かない場所にしまうなど、地震の際の転倒事故や赤ちゃんが1人で目覚めた時の誤飲などの危険を取り除くことが第一です。
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また、昼夜どちらの場合も赤ちゃんのねんねスペースの快適度を上げるには、温度と光にも注意を払う必要があります。エアコンや窓が近い場所にねんねスペースを設けてしまうと、予想以上に熱気や冷気が伝わったり、まぶしかったりして快眠できません。ねんねスペースはエアコンや窓から離した場所に設置して、カーテンなどを使用してお部屋の明るさを抑えてあげたり、間接照明でまぶしすぎないようにしてあげると良いでしょう。
小上がりは転落防止を必ず実施
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リビングに小上がりがある場合、赤ちゃんスペースにちょうどよいと考える方は多いかもしれませんが、一点注意していただきたいことがあります。それは転落防止です。
大人から見ると大した高さでなくても、体の小さな赤ちゃんから見るとその段差はかなり大きく、怪我につながる可能性があります。誰でも四六時中見守ることはできないので、赤ちゃんが動き始めるころまでにはベビーフェンスなどを設置して安全確保しておきましょう。
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お部屋の種類別おしゃれで機能的な赤ちゃん和室レイアウト全13パターン
赤ちゃんのいる和室レイアウト 単体の和室編 5パターン
ミニマルにまとめて安全を確保
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ものを最小限に抑えたミニマルなお部屋は、動き始めの赤ちゃんにも最適です。なんでも触る・つかむ・なめる時期は特に意識しましょう。お世話セットなども、やわらかいバスケットにまとめることでより安全性がアップします。また、大人用に置いたビーズクッションも角がないので、赤ちゃんの怪我に繋がる心配がありません。
月齢の小さい赤ちゃんの場合、吐き戻しなどで床が汚れるのが心配な方はラグを敷いておくと安心です。ずれやすいと赤ちゃんの転倒につながりますので、すべりどめをつけるようにしましょう。
月齢に合った配置でお互いに快適に
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明るい色の畳に籐の家具を合わせて、リゾート風にコーディネートしています。角のないデザインのチェアは、赤ちゃんのけが防止にもなり安心して使えます。床に座るよりも腰掛けやすいので、赤ちゃんを見守りながらゆったりと過ごせますね。動き回るようになってきたらチェアを板張りスペースに移動させましょう。畳の上を大きく空けることで、赤ちゃんがより自由に動き回れます。
和室でもベビーベッドで快適度も安心感もアップ
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和室でも、赤ちゃんの寝床はにベビーベッドを使うのはおすすめです。床から高さがあることでホコリなどを吸いにくくなりますし、大人が寝返りした時に誤って赤ちゃんを巻き込むリスクも減らせます。特に兄弟やペットがいる場合は、赤ちゃんのスペースがしっかりと確保されることで安心感がアップします。
ベビーベッドの置き場所は、静けさや落ち着きを重視したい場合はお部屋の奥や壁際、大人が起きているときの見守りやすさを重視するなら入口近くと使い分けましょう。エアコンや窓の位置をもとに決めるのもおすすめです。
何もない空間×体を動かせる空間でおうち時間を充実させる
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動き回る月齢になれば広々としたスペースを確保してあげると、毎日楽しく体を動かせます。畳の上は何も置かないようにして、赤ちゃんの行動を妨げないようにしてあげると良いでしょう。
反対に板張りのスペースにはクッションとなるローソファを置いて、よじ登ったり転がったりできるようにしてあげると、また違った遊び方ができます。雨の日でも、お家の中で存分に体を動かせればお互いにストレスフリーです。
押し入れ+ロールスクリーンで使い勝手アップ
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押し入れは大きな収納スペースですが、引き戸なので半分しか開放できず意外とものの出し入れがしにくいと悩む方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、引き戸を外してロールスクリーンにすることです。全面をオープンにできるので、ものの出し入れがしやすくなり、上段は隠して下段だけ開けておくといった使い方もできます。
また、押し入れは奥行きの深さも使いづらさにつながることがありますが、こちらの実例のようにあえて奥行きが深くない、使いやすいサイズの収納を入れ込むことで使い勝手はアップします。奥まった収納にすることで秘密基地のような感覚で出入りできて、赤ちゃんもワクワクと探索を楽しめますよ。
赤ちゃんのいる和室レイアウト リビング続きの和室編 4パターン
隠す収納で赤ちゃんがいてもおしゃれにスッキリさせる
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来客が多いお家であれば、赤ちゃん用品を隠す収納にまとめてしまうのがおすすめです。赤ちゃんのお世話に使うアイテムは細々したもの・カラフルなものが多くて雑多な印象になりやすいですが、押し入れなどの扉付き収納に隠してしまえば簡単にすっきり!赤ちゃんの誤飲防止にもなります。普段は座卓を壁際に寄せて赤ちゃんスペースを広く取り、来客時は写真のようにレイアウトすればお部屋を有効活用できます。
収納は壁寄せで広々過ごせるレイアウトに
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おもちゃやお世話セットは、ラックにひとまとめにして収納すればごちゃごちゃしません。背の低い収納を壁際に置くことで、圧迫感が減ってお部屋も広く見えます。
照明選びも肝心です。特にねんね期の赤ちゃんは常に天井を見て過ごすので、直接光源が目に入るのは避けたいもの。光を間接的に届けてくれるシェードを選ぶと赤ちゃんの目にもやさしいです。
実用的な吊収納で空間の使い方も楽しむ
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収納を吊ることで、開放感や意外性を演出した魅力的な畳スペースです。デザイン的なメリットだけではなく、実用性もバッチリ。赤ちゃんが小さいうちは手が届かないので誤飲などの事故防止になりますし、扉を閉めてしまえばいつでもすっきりとしたお部屋を保つことができます。収納下をはいはいで探検したりできるのも、赤ちゃんにとってはワクワクする体験かもしれませんね。
赤ちゃんが大きくなってからは収納下に三輪車などの大きなおもちゃを置いたり、もっと大きくなったらおしゃれな雑貨などを飾ったりと、赤ちゃんの成長に合わせてどう使おうかと夢が膨らむ素敵な空間です。
見守りやすさと入室時の印象にこだわる
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キッチンから見やすい場所に赤ちゃんスペースを作ると、家事をしながらでもしっかりと見守れるので安心感があります。リビングとの段差がないので赤ちゃんが自由に動き回れるのも良いですね。収納やポスターなどは入室時に死角になる位置に配置すると、第一印象がスッキリとして整っているように感じられます。お部屋の動線に合わせて、よりよく見えるレイアウトにこだわりましょう。
赤ちゃんのいる和室レイアウト 小上がり和室編 4パターン
造作家具を活用してスッキリと使いやすさを両立
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小上がりを赤ちゃんと遊べるスペースにしています。段差部分には収納を作りつけることで、おむつなどのかさばるアイテムを隠してスッキリと収納できます。
オープンラックは高さのあるものですが、造作なので転倒などの心配がありません。リビング側の壁を少し出っ張らせておくことで、ラック内のものを目隠しすることができて少々散らかっていても気になりにくいです。
ねんねスぺースは光をやわらげてより快適に
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小上がりを赤ちゃんのねんねスペースにすると、家事をしている間も目が届きますし、適度に距離も取れるので、親も常に気を張り続けることなくリラックスして過ごせます。お昼寝には適度な暗さが必要なので、ブラインドやカーテンでしっかりと外の光を遮りましょう。事故防止のため、カーテンやブラインドのコードなどは赤ちゃんの手が届かない高さにするのも大切です。
ダイニング兼用で自然と一緒に過ごせる区間に
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小上がりをダイニングとして活用するのも面白いアイデアです。自然と大人が同じ空間で過ごせる時間が増えるので、コミュニケーションをとりやすいですね。ねんね期やはいはい期は、こたつを壁際に寄せると赤ちゃんスペースをより広く確保できます。
収納スペースとして活用すればリビングはすっきり
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やさしい色合いでまとめたキッズスペースです。小さな空間なのでメインは隣のリビングで一緒に過ごして、こちらは必要なものの収納などバックヤード的な使い方にするとよいでしょう。おもちゃなどをこちらに移動させるだけでも、かなりリビングはすっきりとして過ごしやすくなります。
まとめ
赤ちゃんスペースとして適している和室ですが、レイアウトを工夫すればさらにその快適度はアップします。
見える収納と隠す収納を使い分ける・光や温度に気をつける・目が届きやすい配置にするなど、見た目を整えつつ快適・安全を確保することで、赤ちゃんにも大人にも過ごしやすい空間が実現します。
和室のレイアウトのコツを押さえて、赤ちゃんも大人も快適な毎日を手に入れましょう!
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