【プロが教える】おしゃれなシューズインクローゼットを実現する方法!快適な玄関隣接空間を設ける
新築やリフォームで検討したいシューズインクローゼット。
シューズインクローゼットがあることで、来客を迎える玄関をすっきりと整えやすくなります。
せっかくシューズインクローゼットを作るなら、使いやすく便利なものにしたいですよね。
今回は、シューズインクローゼットを設ける場合のポイントを解説します。
シューズインクローゼットを整理しやすくしておけば、美しく収納するだけでなく、片付ける場所がなかった物もしっかりと収納することができます。
また、コロナや花粉など、外から持ち込みたくないものを室内に持ち込まずにすむ作りにすることも可能です。
この記事を参考に、作ってよかったなと思えるようなシューズインクローゼットをぜひ設けてください。
プロが教える!おしゃれなシューズインクローゼットを実現するポイント
そもそもシューズインクローゼットとは?
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シューズインクローゼットとは、歩いて入ることのできる靴を収納する小部屋のことです。
日本の場合は、玄関の脇に設けられるのが一般的です。
広さのバリエーションのほか、そのまま室内に抜けられる作りになっているかなどの種類があります。
シューズインクローゼットをおしゃれにまとめるには、何を収納したいかを整理しておくことが大切です。
なぜなら、せっかく作っても玄関に物が溢れてしまっては、作った意味がなくなってしまうからです。
シューズインクローゼットは、靴以外のものもしまえるという前提で作られることが多いので、靴を何足収納するかだけでなく、傘や外で使う子どもの遊び道具、ゴルフバッグ、スキーやスノーボード、スーツケース、コート、アウトドア用品、ベビーカーなどシューズインクローゼットに収納したいものを考えてみましょう。
改めてシューズインクローゼットのメリット / デメリットを整理します
シューズインクローゼットのメリット
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シューズインクローゼットのメリットは、ごちゃごちゃしがちな靴をわかりやすく収納でき、玄関に靴がたくさん置きっぱなしになってしまうことを防ぐことができるというものが一番大きなメリットになります。
ほかに靴以外の室内にしまいたくないようなものも片付けられるのがメリットになりますね。
また、コート掛けなども用意すれば、室内に花粉やウイルスを持ち込まずにすみます。
シューズインクローゼットのデメリット
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小さな空間とはいえ、人が入れる収納部屋を作ることになるとそれなりにスペースが必要になります。
もしかしたら、シューズインクローゼットは作らず、玄関を広くして大きな扉付き収納を作った方が良い場合も十分考えられます。
シューズインクローゼットを作ったことで他のスペースに影響が出てしまうなら、シューズインクローゼットがあること自体がデメリットになってしまいます。
必要な収納量とスペースから、どちらが良いのか検討されることをおすすめします。
おしゃれなシューズインクローゼットを実現するポイント
ポイント① 棚や壁紙のデザイン
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玄関や廊下のインテリアスタイルに合わせたコーディネートを検討したいシューズインクローゼットですが、基本はすっきりデザインがおすすめです。
なぜなら、さまざまなカラーやデザインの靴が並び乱雑になりやすいことと、柄物の壁紙では靴が探しにくくなることも考えられます。
また、清潔感も大切になりますね。
棚は、凹凸のないツルッとした仕上げにした方が掃除がしやすくなります。
棚の高さは変更できるようにしておけば、ブーツやパンプス、スニーカーなどの高さに合わせることができます。
ポイント② シューズインクローゼット内のレイアウトについて
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シューズインクローゼットは、ほとんどの場合玄関横に設置されます。
間取りは、玄関とのつながり方と、室内に通り抜けられるようになっているかで大きく変わります。
また、扉をつけない場合は、玄関や室内側から丸見えにならない間取りの工夫も必要になります。
スペースにもよりますが、シューズインクローゼットは室内に通り抜けられる間取りの方が使い勝手はよくなります。
ポイント③ 棚の形状について
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シューズインクローゼットの棚の形状は、出入り口の位置で決まる部分も大きいです。
一般的に棚の形は、I型(1列型)、2列型、L型、コの字型(U字型)があります。
必要な収納量を得られる形にすることが最も大切なポイントになります。
コーナーがあるとデッドスペースになりがちなので、収納するものを工夫してコーナーも無駄なく活用できるようにしましょう。
ポイント④ 入り口について
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シューズインクローゼットの入口は、オープンにするか扉をつけるかを選択します。
基本的にはオープンラックに靴が並ぶ状態になりますから、玄関に入ったら丸見えにならないようにしたいですね。
そのため、間取りの工夫で丸見えにならないようにするか、扉をつけることが多くなります。
扉をつけるなら、来客のあるとき以外は通気を考えて開けておけるように引き戸がおすすめです。
扉はつけずオープンにするなら、画像のようにアーチ型など見た目が単調にならないようなアイデアも取り入れたいですね。
後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。
シューズインクローゼットはどれくらいの広さにすべきか?
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シューズインクローゼットに決まったサイズはありません。
家族構成や、靴の量、靴以外にしまいたいものを整理して、必要なサイズで作ることが、物が溢れてしまわない大切なポイントです。
ただし、あれもこれもと欲張らず、一度今あるものを見直してみましょう。
また、棚のレイアウトや、室内に通り抜けられるようにするかなどでも収納量が変わってきますので、設計時によく検討しておきたいですね。
一般的には、1〜3畳程度の広さにすることが多くなります。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
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シューズインクローゼットを作るときに、気をつけていただきたいのが土間の範囲です。
外で使うものやベビーカー、スーツケースなど、土間に収納できれば便利な点もありますが、実は靴の収納は土間ではない方が便利です。
なぜなら、棚にある靴を取るために仮の靴が必要になるからです。
よく使う靴は特に、土間ではなく室内側にしまうようにしましょう。
また、シューズインクローゼットに扉をつける場合は、換気ができるように換気扇や小窓をつけることもお忘れなく。
玄関や室内側に臭気が流れ出ることがないようにしておきましょう。
おしゃれなシューズインクローゼット実例16選
モダンスタイルのシューズインクローゼット実例 4選
ホワイトでまとめる
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モダンなシューズクローゼットは、ホワイトでまとめると作りやすくなります。
棚も装飾をなくし、すっきりしたデザインでまとめましょう。
多目的に使える広さに
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玄関からたたきがそのままつながるシューズインクローゼットを、広めに作り多目的に使える部屋にするのも人気があります。
自転車やベビーカーなど大きなものも収納でき、メンテナンスなどの場所にすることが可能です。
ガラスの引き戸で光と風を通す
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こちらは玄関ホールの一部にガラスの引き戸を設けた例です。
ガラスは光を通すのでクローゼット側が暗くならないというメリットのほか、土間部分は下部が開放されているため扉をしめていても空気がこもらないようになっています。
可動棚でフレキシブルに
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すっきり棚のみを設置する方法がぴったりのモダンスタイルなら、可動式の棚に対応しやすくなります。
収納したいものは変化しますので、フレキシブルに対応できるようにしておきましょう。
ナチュラル・北欧スタイルのシューズインクローゼット実例 4選
ナチュラルカラーの木棚で演出
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北欧やナチュラルインテリアのシューズインクローゼットの基本は、ナチュラルカラーの木棚です。
お部屋の木カラーに合わせて、クローゼット内も作り上げるとスタイルの統一が図れます。
手洗いを設置すればウイルス対策もバッチリ
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ナチュラルスタイルに限りませんが、シューズインクローゼット内に手洗いを設置すると便利です。
外出先から戻ったら、まず手を洗って家に入れば、コロナ禍でも安心。
さらに、シューズインクローゼット内にコート掛けもあれば、花粉なども室内に持ち込むことを防ぐことができます。
キッチンに抜ける動線も便利
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シューズインクローゼットがキッチンに抜けられるように作られることもよくあります。
食材の買い物なども、玄関から直接キッチンにいられることから人気がある間取りです。
この場合は、玄関側をシューズインクローゼットにして、室内側にパントリースペースを設けることも多くなります。
見える棚はすっきりと
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シューズインクローゼットに扉をつけずにオープンにするなら、目に入りやすい棚は飾るように収納することを意識しましょう。
色を揃える、何も置かない場所を作る、ちょっとした雑貨を飾るといったことを意識して収納すれば、シューズインクローゼットが見えてもおしゃれな印象になります。
西海岸・インダストリアルスタイルのシューズインクローゼット実例 4選
こだわりのキャンプ用品の収納場所にも
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こだわって購入した大切なキャンプ用品こそ、シューズインクローゼットに収納しましょう。
玄関を入ってすぐの場所は出し入れもしやすいですし、外の倉庫よりも環境も良くなります。
見た目にもこだわって選んでいるからこそ、収納した姿もおしゃれになりますね。
使い込んだカラーリングの木棚とブラックアイアンで演出
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インダストリアルスタイルなどの無骨なインテリアなら、棚は使い込んだ木カラーでブラックの金物を使ったシューズインクローゼットがフィット。
イメージに合わない靴は、ボックスに入れて収納すればスタイルを崩さなくてすみます。
入口を低くして、見えすぎない工夫も
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入り口がオープンなシューズインクローゼットなら、アーチや三角屋根のような入口にすると目線が奥まで行きづらくなります。
他に、入口の開放部を低めに作り少しくぐって入るような作りも、中が見えにくくなりますし洞窟の入り口のような見た目も面白くなります。
空間を仕切る収納で曖昧なスペースを作る
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シューズインクローゼットを一つの部屋として作ると玄関スペースがどうしても圧迫されてしまいます。
そんなときに、こちらのようなアイデアがおすすめ。
奥行きのある収納を作り、両側から使えるようにしています。
棚は低めに作られているため光も回って玄関が広く感じますが、収納スペースも確保されています。
憧れの海外豪邸シューズインクローゼット実例 4選
気分の上がるゴージャスクローゼット
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海外はシューズインクローゼットは玄関の横というよりも、通常のウォークインクローゼットと一緒に寝室などについていることが多くなります。
靴を履いたまま生活するだけに、クローゼットで全身をコーディネートする印象ですね。
そのため、豪邸のクローゼットはとてもゴージャス。シャンデリアが設置されていることも珍しくありません。
高い天井で収納量アップ
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天井が高ければ、靴の収納量も格段にアップします。
使う頻度で収納する高さを選べば不便さもありませんし、面積が小さくてもたっぷり収納できます。
引き出しタイプの棚は、倍の量の靴を置くことが可能
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こちらはシューズ用の棚が引き出せるようになっています。
引き出しは奥行きがあり、左右の靴を前後に置けるようになっています。
こちらもたくさんの靴を収納するアイデアの一つです。
照明つきで店舗のように
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こちらは靴の収納棚に照明が設置されいて、店舗のような演出のクローゼットです。
見た目の良さだけでなく、靴も確認しやすくなりますね。
まとめ
今回はシューズインクローゼットを設置する場合のポイントや、サンプル画像をたくさんご紹介しました。
シューズインクローゼットをしっかり作れば、いつも綺麗で片付いた玄関を作りやすくなります。
ぜひこの記事を参考に、便利でおしゃれなシューズインクローゼットを検討してくださいね。