【プロが教える】おしゃれな白い床インテリアを実現する方法！「色のメリハリ」や「あたたかみのあるアイテム」がポイント
明るくて開放的な印象が感じられる白い床。白い床は、せまいお部屋・暗いお部屋を広く・明るく感じさせる効果があり、人気の高い床色の一つです。しかし、白は無彩色であるため、人によっては「無機質で冷たい感じがする」と思うかもしれません。
そこで今回は「プロがおしゃれな白い床インテリアを実現する方法を教えます。」と題して、白い床のお部屋をおしゃれに見せる方法を解説します。白い床に合う色や白い床を目立たせない方法もお教えしますので、理想のお部屋づくりにぜひ役立ててください。
白い床のコーディネートのポイントを知って、おしゃれなお部屋を実現しましょう！
プロが教える！おしゃれな白い床インテリアを実現するポイント
おしゃれ感にはコントラストが必須
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白は基本的に何色でも合わせられる汎用性の高い色です。寒色を合わせればさわやかな印象に、暖色を合わせればあたたかみのある印象になります。お部屋のイメージに合わせて選びましょう。
白い床のお部屋は、明るい印象が強いので同じく明るい色・明度が高い色を選びたくなりますが、あえて濃い色や暗い色を取り入れてコントラストをつけると、ぐっと垢ぬけた印象になります。色数を増やすとコーディネートの難易度が上がりますので、白+1～2色程度でまとめるとよいでしょう。
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反対に、くすみ感のある色や淡い色を合わせると、やさしくて穏やかな印象になります。ただし、薄い色ばかりでまとめてしまうとメリハリがなくて、ぼやけた印象になりやすいです。小物でいいのでアクセントとして濃い色を取り入れると、空間がぐっと引き締まります。
ファブリックや木製家具であたたかみをプラス
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白は無彩色であるため色がもつ温度感がありません。木質系の床であれば多少あたたかみが感じられますが、タイル床の場合は特に冷たい印象が出やすく無機質に感じられます。そこでおすすめしたいのが、あたたかみやくつろぎ感を演出できる自然素材やファブリックをプラスすることです。中でも、起毛感のあるラグやクッションなどは、簡単にあたたかみを感じさせることができるので、白い床のお部屋特有の冷たさが軽減できます。木製家具や観葉植物など、木のぬくもりや活力を感じられるものもおすすめです。
白い床を隠すなら視線を別の場所へ誘導しよう
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「落ち着いた雰囲気が好きだから白い床はちょっと…」という方は、ラグを敷いたり壁紙に色柄ものを取り入れて視線を床以外の場所に誘導しましょう。アイキャッチとなるアートや時計などを壁に飾るのも効果的です。少し高めの位置に配置すれば、床から視線が離れやすくなります。インダストリアルテイストならレンガ風壁紙、ナチュラルならざっくり編まれたラグなど、お部屋のテイストに合ったアイテムで視線を誘導すれば、床から意識をそらせると同時にお部屋の世界観をアピールすることもできて一石二鳥です。
さらに詳しく！白いの床のインテリアに合わせたい対象別おしゃれに仕上げるポイント
白い床のインテリアで壁紙を選ぶポイント
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白い床に白い壁だけを合わせると、メリハリがないためあか抜けない印象になりやすいです。アクセントクロスを取り入れて、空間に変化をつけるとよいでしょう。モダンやミニマルなお部屋を好む方は、パキっとした発色のよいものを選びましょう。アイキャッチとなり、お部屋の良いアクセントになってくれます。カフェ風やインダストリアルなら黒っぽいもの、北欧風やフェミニンなら淡い色のものなど、世界観にあった色合いを取り入れると、コーディネートの完成度がぐっとアップします。
白い床のインテリアでカーテンを選ぶポイント
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白い床はキャンバスのようなものなので、どの色でも合わせられるのが魅力の一つ。無地やニュートラルカラーのカーテンでももちろん合いますが、せっかくならご自身の好きな色・お部屋の世界観に合う色を取り入れると、コーディネートのポイントになり、個性もプラスできます。
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用途に合わせてカーテンの色を選ぶのもおすすめです。リビングや寝室などのんびりとリラックスしたい場には暖色や緑・茶色など自然を連想させる色を、書斎や仕事部屋など集中したい場には寒色を選ぶと色のもつ効果の恩恵を受けることができます。
白い床のインテリアでソファやテーブル等大物の家具を選ぶポイント
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無限にある色の中で最も明度が高い色である白の床。どんな色でも合いますが、床色と近い色となる淡い色・明るい色を合わせると、やわらかくてマイルドな印象が感じられます。
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反対に、濃い色や暗い色で強いコントラストをつけると、空間にメリハリが生まれて、家具の存在感がより強調されます。お部屋の主役にしたいアイテムは濃い色・暗い色を選ぶと、効果的に視線を集めることができます。
白い床のインテリアでラグを選ぶポイント
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冷たく見えることもある白い床ですが、あたたかみのある色や質感のラグをプラスすれば印象がガラッと変わります。暖色のものを選んだり、毛足の長いラグを取り入れましょう。やわらかな雰囲気ならベージュ～アイボリー系、シックに決めたいならダークブラウンやダークグリーンなどの暗色系がおすすめです。
後悔したくない！失敗しがちなパターン紹介
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白い床のお部屋で気をつけたいのが、同系色ばかりでコーディネートするとメリハリがなくなり、ぼんやりとした雰囲気になってしまうことです。濃い色や暗い色などをアクセントとして取り入れると、お部屋の印象が引き締まって洗練された印象になります。
スタイル別おしゃれな白い床インテリア実例サンプル15選
モダンスタイルの白い床インテリア実例 4選
モノトーンにはあたたかみと活力をプラス
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モノトーンのみだと寂しい印象が出やすいですが、起毛ラグを置くことであたたかみがアップしています。また、存在感のある観葉植物もモノトーンインテリアに活力をプラスします。特徴的な葉の形をしているモンステラは、モダンスタイルにぴったり。白い壁に濃い緑のモンステラがよく映えます。
ローソファとライト・ファンでリゾート風に
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ベージュを基調にしたナチュラルモダンスタイルなら、ほっと一息つける空間が実現できます。ローソファで重心を下げて落ち着く印象にしつつ、あいた空間に目を引くペンダントライト・非日常感を演出するシーリングファンを設置することでオリジナリティを感じさせます。
意外性のあるコーディネートで印象的に
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白を基調にした空間にすることで天井の低さを感じさせず、明るさ・開放感を演出しています。空間下部に明るい色・空間上部に濃い色を置くのは意外性があり、来客に大きなインパクトを与えます。床を白いキャンバスととらえて、チェアやテーブルにデザイン性のあるものを合わせるのも存在感が引き立って素敵です。
シルバーを効かせた都会的なリビングルーム
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白タイルの床にシルバーのアイテムがよく映える都会的な印象のリビングです。シルバーはクールなイメージがありますが、暖色のアイテムを多く取り入れることやソファをくすんだ色合いにすることで、あたたかみやリラックス感がプラスされます。
北欧・ナチュラルスタイルの白い床インテリア実例 4選
ぬくもり感+軽やかさでバランスアップ
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黒と緑を差し色とした大人っぽい北欧ナチュラルコーディネートです。モノトーンだけだと冷たい印象が出やすいですが、インテリアグリーンやラグの素材感・木製家具を取り入れることであたたかみをプラスしてます。空間下部には色が濃いアイテムが多いですが、空間上部にある窓周りや照明は光を透過するデザインにすることで、軽やかさを感じさせます。
ラグから色を拾って統一感のあるお部屋に
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カラフルなラグから色のインスピレーションを引き出したお部屋です。チェアの色をそれぞれ異なるものにしていますが、ラグに含まれている色から選んでいるため統一感があります。また、各所に置いた間接照明がお部屋に明暗を生み出し、立体感を感じさせます。
黒をアクセントにワンランク上の洒落感をプラス
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ホワイトウッドのフローリングは、白ならではの明るさと木ならではのあたたかみを両立してくれるので、ナチュラルテイストにぴったりです。周りを窓で囲まれた明るい空間をより明るく強調してくれますが、インテリアを明るい色だけでまとめると、メリハリがなくてのっぺりとした印象になります。ポイントで黒を入れることで印象が引き締まり、ぐっとおしゃれになります。
異素材ミックスで空間に表情を生み出す
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ニュートラルカラーでまとめた、あたたかみあふれるソファスペースです。やわらかな色味だけでまとめるとぼんやりとした印象になりやすいですが、ファブリックやスチール・ガラスなど、さまざまな素材を取り入れることで変化が加わって一気に垢ぬけます。
西海岸・インダストリアルスタイルの白い床インテリア実例 4選
ナチュラルカラーでやわらかな印象に
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西海岸風＝海を連想させる青色をイメージしやすいですが、インテリアをナチュラルカラーでまとめることで、日常に溶け込むサーフスタイルが楽しめます。白い内装でまとめたお部屋を、ルーバーから差し込む光がさらに明るく印象付けます。
水色+自然素材で明るいリラックス空間を実現
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さわやかな水色は白い床と相性ばっちり。ざっくりと編まれたラグや風合いのあるテーブルなど、自然素材をふんだんに取り入れることで、よりラフでリラックス感のある空間を演出できます。壁面のデコレーションやランプシェードに有機的なデザインを取り入れているのも、世界観にぴったりと合っています。
濃い色で引き締めれば洗練された印象に
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ブラウンをベースカラーにして、ヴィンテージ感のあるリビングを形成しています。各所に入れたブラックが空間にメリハリをつけて、ぐっとおしゃれな雰囲気になっています。ラグに暗めの色を入れることで、全体に落ち着いた雰囲気をプラスします。
床の明るさを活かせば黒インテリアでも暗くならない
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白い床ならではの明るさを活かして、軽快な印象のリビングにしています。パーテーションは黒ですが、網目状になっているため圧迫感はありません。適度に目隠しすることで、ソファスペースのプライベート感がアップして、ゆったりと過ごせます。壁はレンガ調・床には凹凸感のあるラグを敷くことで奥行き感が加わり、垢ぬけた印象につながっています。
独自のスタイルを突き進む白い床インテリア実例 3選
色やデザインを対比させてゾーニング
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手前と奥でテーマカラーを変えて、異なる印象のスペースを作り出しています。色だけではなく、曲線デザインと直線デザイン・モダンとロマンティックなどアイテムの系統を変えていたり、天井高も異なるのでより明確に違いが感じられて面白いですね。
大量アートも並べ方次第でおしゃれ度アップ
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白い内装をキャンバスにして、カラフルなアイテムを散りばめたポップなお部屋です。色のトーンをそろえることで、色数が増えても統一感が保たれています。数多くのアートが飾られていますが、角をそろえて並べることで雑多な印象なく、すっきりと見えています。
色にこだわって印象的なスペースに
壁紙に印象的な柄を取り入れて、お部屋の主役としています。主張が少ない白い床だからこそ、より映えるコーディネートですね。テーブルやチェアも壁紙に負けない存在感のあるものを選んでいますが、チェアに壁の反対色となるブルー・テーブルにチェアの柄と同じピンクを選ぶなど、色にこだわったアイテム選びによってワンランク上の洒落感が出ています。
まとめ
白い床のお部屋は、色のメリハリを意識したり、あたたかみのあるアイテムを取り入れることで、誰でも簡単におしゃれで垢ぬけた印象のコーディネートができます。床の白さが気になる場合は、壁など別の部分に視線を引くもアイテムを置いたり、ラグなどで物理的に隠すことで、床の色に意識がいかないようにコントロールしましょう。
内装の中でも大きな面積を占める床の色に合わせてコーディネートを考えることは、お部屋をおしゃれに見せる近道です。この記事を参考にして、ワンランク上のおしゃれなお部屋を実現しましょう！
