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【テレビとソファの配置ガイド決定版】一人暮らしのお部屋を狭くみせないコツとは?

一人暮らしの部屋はコンパクトなところが多く、家具や小物を置いていくといつの間にか狭く感じてしまうものです。しかし、ちょっとしたコツを押さえて配置すれば、同じ部屋でも広々と見せることができます。

とくに部屋の広さに与える影響が大きいのが、「テレビとソファの配置」です。しかし、テレビとソファの位置は工夫のしようがないと思っていませんか?しかし、レイアウトやアイテムの選び方次第で同じ部屋でも広く見せることは可能です。

ここでは、一人暮らしの部屋を狭く見せない工夫例を10選紹介していきます。定番の配置から、一風変わった特徴のある例まで紹介するので、引っ越しや模様替えの際にぜひ参考にしてみてください。

テレビとソファの配置における注意点とは?

①テレビの設置位置が高くなりすぎないようにする

部屋を広く見せるなら、家具の背の高さを低めのものに統一するのがおすすめとされています。この写真のように、ソファやテレビを低めにすれば圧迫感が生まれず部屋が広く感じられます。

また、ソファに座ってテレビを見るときに、見上げるような姿勢だと疲れやすくなってしまいます。そのため、なるべくテレビ画面の中心が目線の下になるように注意しましょう。一般的にソファに座った時の目線の高さは80㎝前後と言われているため、テレビはそれよりも低めに設置するのがおすすめです。

②ソファとテレビの距離は画面高さの3倍にする

ソファとテレビの理想的な距離感は、「テレビ画面の高さの3倍」がおすすめです。たとえば49型のテレビを観る場合、画面の高さは約60㎝のため、ソファとの距離は60×3=180㎝となります。

また、リビングの間取りが狭くてどうしても距離が取れない場合は、テレビの画面を一回り小さいものにするのがおすすめです。大きめのテレビ画面は大迫力の映像が見られて魅力的ですが、あまりにもソファとの距離が近すぎては観るときにストレスを感じてしまいます。

ただし、テレビ画面が最も綺麗に見える距離という点は、テレビの種類によって異なります。テレビ画面の解像度が高いほど、近くの距離からでも綺麗に見られます。フルHDテレビは3倍、4K対応テレビは1.5倍、ブラウン管は5~7倍の距離をとった時に美しく見えるとされています。テレビの種類や間取りに合わせて、適切な距離をとるようにしましょう。

③照明や窓との関係に注意

部屋を広く見せるのであれば、窓からの外光や照明器具で部屋の壁を明るくするのが効果的です。しかし、ソファに座ってテレビを観るときには、目線の先に照明器具や窓が来ないような配置にするのがおすすめです。理由としては、目線の先に光源があると、テレビを観るときに不快なまぶしさ(グレア)が生じてしまうことが挙げられます。

しかし、間取りの関係上、どうしてもテレビの目線の位置に光源が配置されてしまう場合もあります。そんな時は、ブラインドで外光を調整できるようにしたり、明るさが調整できる調光タイプの照明器具を選んだりするなどの工夫をしましょう。

照明の効果を使って部屋を広く見せつつ、ソファからテレビを観た時の快適さにも配慮するレイアウトになるようにレイアウトしてみましょう。

テレビとソファの配置実例ガイド10選

①テレビに集中できる配置

こちらはテレビとソファの距離感が近く、テレビに集中したい場合におすすめの配置です。大画面のテレビで映画などを楽しみたい場合にぴったりです。一般的な配置ではソファを壁にぴったりと付けることが多いですが、あえて部屋の中心に配置するという大胆さが新鮮です。

このプランではリビング自体がシンプルですっきりしており、実際よりも部屋を広く見せています。この写真の部屋自体はそれほど広くありませんが、ソファとテレビ以外の家具を極力排除していることで広々と見せています。

また、壁掛けテレビを選ぶことでより洗練された印象になっています。壁掛けテレビの場合はテレビボードに置くよりも高さを調整しやすいため、ソファから見やすい配置にできるというメリットがあります。

②吹き抜けの高さを生かしつつまぶしさに配慮した配置

こちらの場合、吹き抜けの広々とした解放感を生かしたレイアウトとなっています。天井付近まで窓があって明るさを確保しており、ソファに座っていても自然光の中で心地よく過ごせます。

そして、ソファに座った時にテレビを観てもまぶしくない配置になっているのがポイントです。窓がテレビよりも上にあるため、日中の外光も気にならず快適に過ごせます。

逆に、テレビを右手の掃き出し窓側に配置してしまうと、テレビ背面とテレビ画面の明るさに差が生じるため、目が疲れやすくなってしまいます。写真の例のように、テレビをソファから見た時にまぶしいと感じない位置に設置するのがおすすめです。

③ソファとの距離に合わせてテレビを選んだ配置

こちらは、部屋に合わせた大きさのテレビを選んだ配置です。部屋の間取り上ソファとテレビの距離が近くなってしまうため、テレビの大きさをコンパクトにしています。ソファとの間にテレビ画面高さの3倍の距離がとれているため、テレビを観るときに快適に過ごせます。

テレビ画面は大きい方が良いというイメージがありますが、部屋に置いたときのバランスが重要です。ソファとの距離が取れないことが分かっている場合は、部屋に合った大きさのテレビを選ぶのがおすすめです。

④照明効果を上手に取り入れた配置

こちらでは、部屋を広く見せるために照明の効果を上手に取り入れています。部屋の壁面を照らして部屋を広く見せていますが、同時にソファからテレビを観るときのまぶしさにも配慮しています。

一般的に、ソファから目線が集まりやすいテレビ側の壁面を照らすと光源が目に入り、不快なまぶしさが生じてしまいます。しかし、こちらの配置では、目線に直接光源が入らないように部屋の隅にダウンライト(埋め込み型照明器具)を配置しています。ダウンライトでテレビ側の壁面を照らす方法は、部屋を広く見せつつテレビも見やすいためおすすめです。

⑤生活動線に配慮した配置

こちらは、生活動線に配慮したソファの配置となっている例です。テレビの正面にはダイニングテーブルがあるため、ソファをサイドに配置しています。部屋の奥にドアがあり、部屋間の移動を邪魔しないように工夫されています。

また、ソファが窓側を背面にして設置されているため、日中の外光が入ってくる時間帯でも座った時にまぶしくないのもポイントです。テレビの背面が窓になっていると、外光が直接目に入ってまぶしさを感じてしまいます。そのため、この写真のようにテレビは壁面側に配置するのがおすすめです。

⑥家具を低めにして部屋を広く見せる配置

こちらは全体的に低めの家具で統一して、部屋を広く見せている配置の例です。部屋の広さは一般的なリビングと同じ8畳程度ですが、ソファやテレビボードを低めのものにすることで、圧迫感を軽減して空間を広く見せています。

また、テレビボード、ソファ、ラグ、カーテンの色をベージュ系で統一しているため、全体的にすっきりとした印象でまとまっています。統一感を出して部屋を広く見せるには、インテリアの配色にも注意しましょう。

⑦部屋の隅を活用した配置

こちらは、部屋の隅のコーナーを生かしたレイアウトです。テレビボードが隣の部屋への動線を邪魔せず、すっきりとまとまっています。コーナー用の三角形のテレビボードを選べば、コンパクトなリビングでも上手にスペースを活用できておすすめです。

テレビ画面の配置には多少角度が付いてしまいますが、ソファからはとくに問題なく観られます。この写真のようにリビングの隣に続く部屋がある場合など、スペースを有効活用してレイアウトをしたい場合におすすめのプランです。

⑧大勢が集まるリビング向きの配置

こちらは、大勢が集まるリビングにおすすめのソファの配置です。テレビに対してソファ2台を並行線上に配置しています。大勢が一緒に座れるため、ホームパーティなどに適しています。ソファは横幅がありますが、高さが低めのタイプを選んでいるため部屋に圧迫感を与えず広く見せています。

また、一人で使用する場合にはソファに寝転んでテレビを観ることもできるため、リラックスタイムにおすすめのレイアウトです。

⑨テレビを収納して部屋を広く見せる配置

こちらは、テレビボードのくぼみにテレビを収納することですっきりと見せ、部屋を広く見せる配置です。部屋自体はそれほど広くありませんが、テレビボードが面一(つらいち)になっていることでシャープな印象となっています。

一人でゆったりとソファで寝転びながらテレビを観るなら、写真のような大きめのタイプがおすすめです。ただし、一般的にソファのボリュームが大きめだと部屋を圧迫しがちというデメリットがあります。対処法としては、この例のように白系の明るいトーンの色で統一することで、部屋を広々と見せることができるでしょう。

⑩あえてテレビを主役にしない配置

こちらは、あえてテレビを部屋の中心に配置しないレイアウトとなっています。一般的なリビングの場合、テレビが見やすいように部屋の中心線に合わせて配置します。しかし、この配置例ではテレビが部屋の隅に置かれているという違いがあります。

この配置だと、テレビが見えづらいというデメリットがあります。しかし、テレビが部屋のオブジェや小物などのインテリアと一体となって、すっきりとおしゃれにまとまっています。部屋の広さが十分にとれない場合などに参考にしたい配置例です。

また、ソファに座っている人同士がお互いに顔を合わせやすいため、大勢が集まるホームパーティをよく開く場合にもおすすめの配置です。

最後に

ここまで、テレビとソファの配置例を紹介してきました。テレビを置くとソファの位置が自然と決まってしまうと思われがちですが、例に挙げた10の部屋のように工夫次第でオリジナリティのある配置にすることは可能です。

テレビを観るときに快適に過ごすには、ソファとの距離感が大切です。部屋の広さの関係で距離が取れない場合には、テレビの大きさを小さくするなどの工夫がおすすめです。

また、普段のリビングでの過ごし方によって、テレビやソファの適した配置は異なります。たとえば、テレビを観る時間が多いのであれば部屋の中心にテレビを配置するのがおすすめです。また、大勢で集まってホームパーティを行うのであれば、テレビよりもソファの配置をメインにすると過ごしやすくなります。

コンパクトな部屋でも配置の仕方やテレビボードなどの選び方によって快適になるため、模様替えや引っ越しの際にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?