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【子供服のおしゃれな収納方法】子育て経験者おすすめのテクニック10選

宇都宮夏澄
著者:宇都宮夏澄 (リビングスタイリスト)

熊本県立大学・環境共生学部居住環境学科卒業。モダン家具を取り扱うインテリアショップに勤め、退社後は子育てをしながら在宅で、インテリアコーディネートをご提案するママです。インテリアによってライフスタイルの質を高めることができると考えており、たくさんの人のお手伝いをしたいと思っております。

子供服の収納に困っていませんか?子供は着替える場面も多く気づけば数も増えて、服がかさばりあふれかえっているなんてこともありがちです。

見た目を意識した収納だけでなく、使い勝手の良さを考慮することもおしゃれな収納のポイントです。育児や家事にやることが多すぎて洋服がバラバラに散乱していませんか。お部屋をきれいに保つためにも余裕が持てるお父さんお母さんでいたいですよね。洋服によって収納場所を変えるだけでも時短になりますよ。

今回は子供服のおしゃれな収納方法についてご紹介します。

子育てに適した形でおしゃれに子供服を収納するためのポイント

収納場所は生活動線を意識したところに

子供と向き合う時間に料理や洗濯などの家事、子育ての1日はあっという間です。自分の趣味の時間も欲しいし、家事はできるだけ時短で済ませるに越したことはありません。

まずは無駄な動きをなくすために、洋服は使いやすい場所に収納しましょう。置き場所を変えてみるだけでプチストレスを減らすことができます。

赤ちゃんの時期にはリビングにも一式揃える

赤ちゃんのころは汗をかきやすく、ミルクをもどしてしまったり離乳食が始まれば食べこぼしてしまったりと、着替えるタイミングが多い時期です。日中はほとんどリビングで過ごすことを考えると、着替えはリビングに収納するのがおすすめです。

着替えるたびに子供部屋や寝室へ行って洋服を取りに行くのは面倒ではありませんか?オムツやスタイと一緒においておけば、オムツを外したときに粗相をしてしまったときやごはんの後にもすぐに着替えることができますよ。

パジャマは洗面所に収納を作る

子供の小さいときは、お風呂上がりのパジャマを用意しておくのもお母さんの役割です。お風呂の前にパジャマを出して洗面台において…ときには用意するのを忘れてしまって寒い思いをしたことはありませんか?せっかく温まった体も冷えてしまいますね。

パジャマや下着は洗面台に収納すれば、その手間を省くことができます。夜ご飯の用意や寝る支度をする忙しい時間帯にこそ、少しでも効率よく動ける工夫をしてみましょう。

アウターはお出かけ後にすぐ元に戻せる玄関に

アウターや帽子などお出かけの際に身につけるアイテムの収納場所は玄関がおすすめです。帰ってきてアウターがリビングに置きっ放しになっていませんか?玄関に収納スペースを設ければ、帰宅後すぐに戻すことができます。

子供が届く高さや収納の仕方

赤ちゃんから1歳になるくらいまでは、洋服類は親が準備することがほとんどです。2歳くらいからは子供が進んで洋服を出し入れできるような工夫をしてみましょう。片付けの習慣が身につきできることが増えると子供も親も嬉しいですよね。

2〜3歳ごろ

ポールをハンガーにかけたり、畳んだ洋服を指定した場所に入れるお手伝いはできるようになってきます。ポールや収納棚は子供の届く位置に置きましょう。

バッグや帽子などはかけるタイプではなく置くような収納の仕方がおすすめです。

4〜6歳ごろ

3歳までは親のサポートが必要でしたが、4歳からはサポートがなくても一人でできるような環境を作ってあげましょう。

収納棚に仕切りをつけると一目でわかり見た目もきれいです。着るものにこだわりがある子供にとっても着るものをすぐに選ぶことができます。ぐちゃぐちゃに漁って洋服がバラバラにならないのでおすすめです。収納棚の表面にはアイコンをつけてあげればどこに何が入っているのかすぐにわかりますね。

幼稚園や保育園でも鞄や靴を直す習慣があるので家でも同じように工夫をしてみてくださいね。

小学生以降

洋服を畳むのもだいぶ上手になるころです。アパレル店のように畳んだ服をそのまま重ねてディスプレイする方法もおすすめです。

見た目を意識した簡単な収納方法

簡単な一手間で見た目をおしゃれにすることができます。収納するときは下記のことを意識してみてくださいね。

・ハンガーは種類を揃える
・洋服は色順に並べる
・収納の入れ物はインテリアにあうおしゃれなボックスやカゴを選ぶ
・おしゃれな収納棚を選ぶ

子供服をおしゃれに収納できるおすすめテクニック10選

赤ちゃんの時期には取り出し簡単な洋服収納

壁付けで取り出しやすく

赤ちゃんの時期は、汗をかいたり飲み物をこぼしてしまったりしたときにすぐに着替えれるよう、取り出しのしやすい収納がおすすめです。肌着や洋服はハンガーにかけておけばさっと着せたい洋服を手に取ることができますね。

カラーボックスの上を活用

カラーボックスの上は簡易的なおむつ替えスペースにも。下には洋服やオムツ、お手入れセットも収納すれば一通りのことはここで済ませることができます。

カラーボックスなので移動も簡単で、赤ちゃんの時期はリビングで使用し、大きくなれば別の部屋に移動してお支度棚として使用するのもいいですね。中身が見えることが気になる方は、カーテンの代わりに布などをかぶせてピンで留めて置くのもおすすめです。

2〜3歳ごろにはハンガータイプで手の届くところに

可愛い収納アイテムで簡単おしゃれに収納

おしゃれなハンガーラックを使用すればお部屋のインテリアにも馴染みます。ハンガーの種類を揃えるとまとまりますね。子供の手に届くサイズを選べば、お片づけも一緒に楽しめます。

手の届く高さで子供も楽しく収納

よく使う洋服はハンガーにかけ、靴下や下着など小さなものはボックスにまとめて入れるようにすると出し入れのしやすい収納になります。

4〜6歳ごろにはボックスや仕切りで仕分ける

カラーボックスでお支度収納

カラーボックスに突っ張り棒をつければ簡易的なポールとして使用できます。カゴや白いボックスを使用してシンプルな収納棚を作ってみませんか?ボックス収納は靴下やトップス、ボトムと細かく分ければ、子供も簡単に見た目もおしゃれに収納することができますよ。

仕切りをうまく使って一目でわかる

おしゃれに気を使いたい子供には仕切りを使ってどこに何があるのか一目でわかる収納だと毎日のお着替えも楽しくなりますね。色ごとに並べればすっきりとした印象になります。

小学生からはワンランク上の魅せるオープン収納

畳むのも上手になってきた小学生には、見た目も楽しいオープン収納もおすすめです。自分でどんなレイアウトにしようか考えることができるので収納の力がアップします。制服や通学バックは取り出しやすくかけておくのがおすすめですよ。

用途によって収納場所を変えるテクニック

パジャマは洗面台に

パジャマや下着は洗面台に収納するのがおすすめです。洋服をわざわざ用意しなくても、お風呂上がりにさっと着替えることができますね。カゴを統一すれば中身も見えずすっきりとまとまります。

お出かけセットは玄関に

アウターや帽子、グローブやボールは玄関にまとめて収納スペースを設けてみてはいかがでしょうか。靴と合わせてアウターを選ぶこともできますね。帰ったらすぐにハンガーにかけ、リビングにアウターが置きっぱなしという状況も避けることができます。

兄弟別のバッグ収納を玄関に

子供が小さいうちはバッグの数はそんなに多くありません。毎日使用するバッグを玄関の壁にかけておけば、出かける前にさっと取るだけで外出の準備ができます。それぞれの写真をかけておけば自分だけのバック収納スペースに。

まとめ

今回は、おしゃれな子供服の収納方法を事例写真と一緒にご紹介しました。子供服の収納は、生活動線を意識した場所に設けることと、成長に合わせて子供もできる収納の仕方を工夫することが大切です。

ストレスを減らしてお部屋をきれいに保ち、子供も一緒に楽しくお片づけができるといいですね。

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