【プロが教える】おしゃれなワイングラス収納を実現する方法!棚置き型・吊り下げ型・ワインセラーも実例紹介
特殊な形状をしていて重ねることもできないため、場所取りがちなワイングラス。特に、ワインが好きでさまざまな形のグラスをそろえている方にとって、ワイングラスの収納は悩みの種ではないでしょうか。
そこで、今回は「プロがおしゃれなワイングラス収納を実現する方法を教えます」と題して、ワイングラスの収納方法や実例をご紹介します。
数を多く収納したい・さらにおしゃれに見せたいなど、一番叶えたい要望に合わせて収納方法を選ぶと満足度がグンと上がりますよ。賃貸でも真似できる方法も多くありますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
来客が憧れる!おしゃれなワイングラス収納を実現するポイント
置き場所を選ばない棚置きはワイングラス収納の王道
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ワイングラスを棚置きするメリットは、数量が置ける・置き場所を選ばないことです。食器棚やキッチンカウンター下など、他の食器と一緒に収納すれば、洗い終わった後の片づけがスムーズにできます。ワインボトルやオープナー・カラフェ・デキャンタなどと合わせて収納すれば、ワインを飲む際にまとめてものの出し入れができて便利です。
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ワイングラス専用のラックを設けてもよいですね。ガラスケースのような中身が見えるラックにすると、存在感抜群の魅せるワイングラス収納が実現できます。収納内に照明を入れ込む・収納奥の壁をダークカラーのものにするなど、グラスの輝きを強調することでガラスの美しさをさらにはっきりと主張できます。
吊り下げ収納ならデッドスペースをおしゃれに活用できる
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ワイングラスの吊り下げ収納のメリットは、やはりおしゃれで見栄えが良いという点です。縦の空間を有効活用できるため、棚下などを活用すれば場所を取らずに収納できます。また、飲み口を下にして吊り下げるため、グラス内にホコリが入らない・飲み口がどこにも触れないので衛生的という点も安心できます。
棚下に取り付けるタイプの吊り下げ収納は、ねじ止め式と差込式があります。ねじ止め式は、安定感があって耐荷重が比較的大きいものが多いので、ワイングラスを多く吊り下げたい方におすすめです。差込式は、棚下などにコの字型のアームを差し込んで使用するもので、穴をあける必要がない・簡単に付け外しできるといった点がメリットです。賃貸などで穴を開けられない方は差込式を選びましょう。
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ワイングラスの吊り下げ収納には、置き型のスタンドタイプもあります。日常の収納として使うだけではなく、ワインを飲む際のテーブルセッティングに取り入れるとよりおしゃれな食卓が演出できます。スタンドには金属製や木製など、さまざまなタイプがあるので、コーディネートに合わせて選びましょう。
温度にこだわるならワインセラー収納するのがおすすめ
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ある程度大型のワインセラーが置けるのであれば、ワイングラスも一緒に収納してみてはいかがでしょうか。ワインセラー内にワイングラスを収納すれば、ワインと同じ温度帯で保管できるため、ワインを注いだ時の温度変化が少なくなります。ワインは1~2度の違いでも味が変わる繊細な飲み物です。グラスの温度にもこだわれば、ワインをよりよい状態で楽しむことができますよ。
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ワインセラー内のワイングラスの収納方法は、安定感を求めるなら置き型・ボトル上部などのスペースを有効活用したいなら吊り下げ型など、お好みで選びましょう。取り出しやすい腰~目線の高さに置くことで、出し入れがしやすくなります。見た目にも抜け感が生まれて、ラック内にゆとりが感じられます。
ワインボトルは、ラベルが見えるようにしたいのであれば立てるか斜め置きに、少しでも多くの本数を収納したいのであれば寝かせて収納しましょう。斜め置き収納は見上げる高さに置くと見にくくなるため、視線よりも下の位置にするのがよいでしょう。寝かせる収納は、段数を多くすると棚板間のピッチがせまくなり窮屈に感じやすいです。棚板の間隔を大きめにあける・棚板ではなくポールで支える・スリットを作って開放感をキープするなど、一工夫すると見栄えがかなり変わります。
収納方法別おしゃれなワイングラス収納実例サンプル13選
棚置き型のワイングラス収納実例 3選
一種類ずつゆとりの収納にすればおしゃれ度アップ
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ワイングラスの種類が多い場合は収納位置を変えて置くと、それぞれのフォルムの美しさが際立たちます。幅が狭い収納であれば、一段につき一種類のグラスを置くようにするとおしゃれに見えます。曲線美をよく見せるにはゆとりも重要です。収納スペースの6~7割程度の収納量にすると、グラスの形状が見やすくなります。
用途・形別に並べればギャラリーのような印象に
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ワイン以外の飲み物にもこだわりがある方は、器の種類別に等間隔に並べて見せる収納にすると、さまざまなカップやグラスの美しさを存分に楽しめます。ポイントは、用途や形の近いものをまとめて並べることと間隔にゆとりをもたせることです。ある程度グループ分けをして余裕をもって並べることで、統一感と各アイテムのフォルムの美しさが一層明確に感じられます。
奥行きがあるなら同タイプのグラスを前後に並べて使いやすく
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ワイングラスの数がとても多い場合は、奥行きのある収納にしまうのも良いでしょう。その際は、同じ種類のグラスを前後に並べることで、見た目がきれいになって使用時も取り出しやすくなります。落下が心配な方はこぼれ留めをつけると安心です。
吊り下げ型のワイングラス収納実例 4選
カウンターの吊り棚にかけてバー風に
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ボトル収納の下にワイングラスを吊り下げて収納し、バーカウンター風にしています。ボトルとグラスの収納が近いと、一度に取り出せるので便利です。ボトルもグラスも光を通すので、ライトの当たり方を工夫するとより美しく輝いて見えますね。
鏡と組み合わせてより美しく輝かせる
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壁面収納の一部にワイングラスの吊り下げ収納を設けています。大型の鏡を置いてお部屋を広く見せるのは鉄板のテクニックですが、これはワイングラス収納とも相性抜群です。ワイングラスを吊り下げるスペースの奥の壁を鏡にすることで、光を反射してグラスの輝きが増したり、空間に奥行きが生まれて開放感が感じられたりします。棚板にもガラスを取り入れれば、より軽やかな印象になります。
コルクをディスプレイして遊び心をプラス
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ワイングラス・ボトル・コルクと、ワインに関するものをまとめた目を引くディスプレイスペースです。少しずつコルクがたまっていくのを眺めながらワイングラスを傾けるのも、大人の楽しみ方かもしれませんね。
壁面にこういった収納をつける場合、出っ張れば出っ張るほど動線を妨げやすく、必要以上の存在感となりコーディネートが野暮ったくなります。奥行きを浅くするため、ボトルもグラスも1つずつ・1列に並べるようにすればスマートでおしゃれにまとまります。
スタンド収納でワインを気楽に楽しむ
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ワイングラスとボトルをテーブル上にまとめて置けば、いつでも気軽にワインを楽しめます。グラスを見せたい・軽やかさを演出したいならワイングラス側を、ワインのラベルを見せたい・ワインを選びやすくしたいならボトル側を手前に向けて置くとよいでしょう。
ワインセラーのワイングラス収納実例 3選
周辺小物と一緒に保管してより使いやすく
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ワインセラーの左側をワインボトル専用・右側をグラスなど周辺小物用に使い分けています。取り出しやすい中段にグラスを吊るして収納しているので使いやすいですね。ワインボトル側は、斜め置きにすることで立てるよりも多くの本数が置ける・ラベルが見やすいなどのメリットがあります。
ワイン箱で小物もスマートにまとめる
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大型のワインセラーですが、中央部分にグラスやシャンパンなどクリアなアイテムをゆとりをもって並べることで、重い印象を払拭しています。棚の上段と下段にワイン箱を置いているのも素敵です。隠す収納に使えば小物をまとめて入れることもできますし、仕切りを使って普段あまり使用しないワイングラスなどをしまっておくのにもおすすめです。
ユニークなボトル収納を主役に
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格子扉が特徴的な大容量ワインセラーです。遊び心のあるラックの形状がよく見えて、オリジナリティを感じられます。寝かせるボトル収納は、棚板ではなく両サイドから支える作りになっているため、抜け感が生まれて暗さを感じにくくなっています。主役となるボトル収納を映えさせるため、グラス収納はシンプルに、種類ごとに分けて納めましょう。
独自のスタイルを突き進むワイングラス収納実例 3選
セラー内をライトアップしてフォーカルポイントに
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ワインセラーの上部にワイングラス収納を造作し、照明を仕込むことでより美しく魅せています。床から天井までとかなり高さのあるワインセラーですが、造作しているためとてもスマートで高級感も感じられますね。お部屋全体の照度を落とすことで、ワインセラーの明るさが際立ち、フォーカルポイントとして機能します。
ユニークな壁面収納でオリジナリティを
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楕円形の壁面収納に吊り下げ収納を組み合わせて、インパクト抜群の魅せる収納にしています。落ち着いた色合いの壁紙に、暖色系の収納照明がよく映えます。上2段は同じ形状のボトルをまとめて並べることで統一感を出し、最下段はあえて規則性を少し外すことでちょっとした遊び心を感じられます。
ゆとりのガラス収納で優雅な雰囲気を演出
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カラフェやグラス・コップなど、ガラス製品のみをまとめてカップボードに収納すると、軽やかさが感じられて上品な印象の収納スペースが実現します。形別にラックの位置を変えて収納する・視線が向きやすい中央部分はゆとりを持たせて置くなど、メリハリを作ることでよりおしゃれな印象になります。棚の最上段など、一部をディスプレイ収納にするのもおすすめです。
まとめ
「難易度が高い…」と悩む方が多いワイングラスの収納ですが、基本の形とそれぞれのメリットを知ることでご自身に合った方法が見つけやすくなります。
ワイングラスを一つでも多く置きたいなら棚置き型、おしゃれに飾りたいなら吊り下げ型、温度にもこだわりたいならワインセラーに納めるなど、希望に合った収納方法を使い分けましょう。もちろん、複数の収納法を組み合わせてもOKです。
おしゃれで使いやすいワイングラス収納を見つけて、心ゆくまでワインを楽しみましょう!