2022/08/11
【男性の8畳レイアウト】おしゃれコーディネートのコツを徹底解説〜上面図も〜
生活していて「なんかこの部屋使いづらいな」思うことはありませんか?それはレイアウトに問題があるのかもしれません。レイアウトはお部屋の使い勝手に直結しますし、お部屋の見た目・おしゃれさや居心地の良さにも影響する重要なポイントなのです。
今回は一人暮らし向け物件に多い8畳のお部屋について、10のレイアウト実例と5つのレイアウトのコツを紹介します。お部屋の形状によって家具の配置に制限があっても、基本とすべきレイアウトのコツは同じです。コーディネートと並んで重要度の高いレイアウトの基礎知識をおさえて、使いやすくておしゃれなお部屋を手に入れましょう。
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【8畳のお部屋集】レイアウトのコツをコーディネート・上面図2つの画像でご紹介!
集中・くつろぎ・睡眠に分けてゾーニングをする
インダストリアル系でシンプルにまとめる
https://hellointerior.jp/plan/77
ネイビー・グレーを中心にシンプルにまとめた、インダストリアル系コーディネートです。各インテリアに黒いフレームのものを取り入れているので、男らしさと統一感が感じられます。フロアランプの作り出す陰影が空間に落ち着きを足してくれます。
やること別に分けたゾーニングで動きやすく
ワークスペース・リビング・ベッドに分けてゾーニングしています。ベッドの足元側にハンガーラックを置いてゆるやかに目隠しをすることで、玄関からプライベートスペースが見えないようになっています。また、帰宅後はアウターなどをハンガーラックにかけてからリビングに入れるような動線で効率的に動けます。
壁に沿った配置でゆとりあるレイアウト
モノトーン+ブルーで大人のシンプルインテリア
https://hellointerior.jp/plan/648
モノトーンにブルーを掛け合わせたクールなコーディネートです。直線的なデザインがさらにスマートに見せています。お部屋のカラーに合わせたアートはラインをそろえて飾っています。テーブルやラグでブラックの分量を増やすことで空間を引き締めています。
視線の抜けを作りお部屋を広く見せる
家具はすべて長辺を壁付けすることで、ドアからまっすぐ通路を確保しています。通路を広くとることで動きが妨げられずストレスフリーなだけでなく、部屋に入った瞬間に一番奥まで見通せるためお部屋も広く見えます。
あえて斜めに配置して空間に余裕を生み出す
ミニマルな北欧モダンスタイル
https://hellointerior.jp/plan/351
LDK部分に2人掛けソファと最低限の家具だけを置いたゆとりのあるお部屋です。ものがないと殺風景になりがちですが、アートや観葉植物・シーリングファンでこだわりを見せながら空間に変化をもたせています。
斜めに置いたソファでゆるやかにゾーニングする
ソファを斜めに配置することで、汚れが飛びやすいキッチンからの距離を確保しながら、キッチンとリビングをゆるやかに分けています。ソファから壁までの距離が取れる分空間を広く感じることもできますし、寝室への動線も余裕ができます。
視線の向きを考慮した気が散らないレイアウト
洗練されたサーフ系でさわやかに
https://hellointerior.jp/plan/539
サーフ系インテリアにグレーやブラックを効かせた大人のコーディネートです。天井照明はスポットタイプなので光の向きを変えることで、視線をコントロールしたり印象を変えられるのも面白いです。
視線の行く先を定めて集中しやすい状態に
椅子やソファの向きにこだわった気が散りにくいレイアウトにです。ソファに座るとテレビだけに集中できますし、カウンターに座るとリビング側は見えず食事に集中できます。他のエリアに視線が散らない配置にすれば、やりたいことに集中できる環境になり、エリアごとに気持ちを切り替えることができます。
ベランダへの動線確保で家事もしやすいお部屋に
壁面をコレクションスペースにしたおしゃれカフェ風
https://hellointerior.jp/plan/39
ギターが目を引くカフェ風インテリアです。壁に飾ることで場所を取らずにコレクションを見せることができます。ベッド周りは暗めのトーンで落ち着きを、リビング部分はミッドセンチュリー風であたたかさを感じさせて、エリアごとに雰囲気を変えています。
家事動線を確保して効率をUPさせる
ベッドは掃き出し窓から離して、洗濯物を干す際の通路をあけています。ベッドを窓から離すことで窓からの冷気対策にもなりますし、真上にあるエアコンの圧迫感軽減にもつながります。さらに空いたスペースにフロアランプを置くことで空間の有効活用をしつつ、ベッドの明るさも確保しています。
ベッドの大きさをお部屋に合わせてさらにスマートに
シャビーな色遣いで清潔感ある優しい空間に
https://hellointerior.jp/plan/355
全体をホワイトとグレーでまとめ、心が落ち着くシャビーな空間を作っています。女性にも好まれる優しいトーンなので、男女問わずリラックスできるでしょう。シンプルなアイテムの中に置かれたモダンな柄のラグがアクセントとなっています。
コンパクトベッドで通路確保&クローゼットとそろえてスッキリ見せる
キッチンからの動線を確保するために、通常よりも15cm長さが短いコンパクトベッドを採用しています。大柄な男性でなければ使用上困ることもありません。人が正面を向いて通ることができる60cmの通路幅をとることでストレスなく移動できます。クローゼットと同じ長さなので、見た目にもスッキリしています。
みんなで映画を楽しめる!人が集まるレイアウト
エンタメにも勉強にも集中できるメリハリのあるお部屋
https://hellointerior.jp/plan/1203
色数を絞ってモダンにまとめています。視線が集まるスクリーンの下には収納を兼ねたベンチを配置。ホテルにあるようなボルスタークッションなどを複数並べることで高級感を感じさせます。デスクはベッドもスクリーンも見づらい位置に置いているので気が散らず、勉強や仕事に集中できます。
ベッドからもソファからもスクリーンを見やすく
映画好きな方のお部屋なので、ソファからもベッドからもスクリーンが見える配置にしています。数人でゆったりと楽しむのはもちろん、ベンチも使えばさらに大人数でも映画を楽しめます。広々使えるセミダブルベッドはロータイプを選ぶことで圧迫感を感じさせません。
ソファベッドでコンパクトにまとめたモダン部屋
照明が効いたモダンシンプルインテリア
https://hellointerior.jp/plan/1181
ブラウンとモノトーンで大人シンプルにまとめています。暗めの色が多いですが、フロアランプなど複数の照明を使うことで暗くならないように配慮されています。アートやオブジェがモダンな雰囲気を出していて、シンプルな中に個性を足しています。
ソファベッド・テレビスタンドで空間にゆとりを
ソファベッドを使うことでお部屋に置く家具が減ってスッキリとしています。テレビ台もスタンドタイプのもので最低限のスペースしかとりませんし、デスクも奥行きがコンパクトなものを使用しています。家具が減る=床がよく見えているので、お部屋も実際より広く見せることができています。
変形間取りをゾーニングで使いやすく
ホワイトベースで高級感あるホテルのような空間
https://hellointerior.jp/plan/5
L字型で広さを感じにくい間取りですがホワイトでまとめることで閉塞感がありません。色数を絞って明るく清潔感・高級感を感じさせています。ベルベットのような手触りのカーテンや革張りのヘッドボードがホテルのような非日常空間を生み出しています。
窓から外の明るさを感じながら身だしなみを整えられる
L字型なので一番奥にベッドを入れたくなりがちですが、手前にベッド・奥にドレッサーを配置しています。ベッドは窓から離すことで冷気対策にもなりますし、ドレッサーには窓から外の光が差し込むので明るい中で身だしなみのケアができます。
フォーカルポイントでお部屋を広く見せる
リゾート感あるくつろぎダイニング
https://hellointerior.jp/plan/461
ホワイトにターコイズブルーが効いたさわやかなコーディネートです。リビングを設けない代わりにダイニングテーブルにソファを合わせることで、食後もそのままくつろげるようになっています。ペンダントライトでより料理がおいしく見えるので、料理や食べるのが好きな方にぜひおすすめしたいレイアウトです。
視線を誘導してせまさを感じさせない
お部屋の中央に仕切りがあることでせまさを感じやすいのですが、フォーカルポイントを意識した配置をすることで視線を誘導しせまく感じにくくしています。ソファ周辺とハイチェスト周辺にシンメトリーに飾られたアート・ミラーが視線を集めて高級感を感じさせつつ、仕切りや背が高い家具の圧迫感を感じさせません。
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【レイアウトのコツをまとめると?】男性の8畳部屋づくりにおすすめの方法
動線が最重要!動きに合わせて家具を配置すべし
https://hellointerior.jp/plan/858
レイアウトを決めるうえで一番に考えるべきは「動線」です。動線は大きく分けると「生活動線」と「家事動線」の2つあります。
生活動線は日常生活の中で無理なく動ける通路幅を確保することが重要。1人が余裕をもって通れる幅は60cmなので、まずはこの通路幅を確保したいところです。できればドアからお部屋の奥まで一直線に通路を取れると、身動きがしやすい上にお部屋が広く見えます。
あとは日々の動きに合わせた配置にすることも重要です。例えば、帰宅後アウターをハンガーにかける→カバンをしまう→部屋着に着替える→ソファでくつろぐのようにルーティーンが決まている場合は、その流れにあったモノの配置にすることでストレスなく動くことができます。自分の動きを見直してレイアウトに反映させましょう。
次に家事動線ですが、これは料理・洗濯・掃除などがしやすい状態を作ることです。その家事に必要なものは1ヵ所にまとめる・障害をなくし動線を短くするの2つがポイントとなります。中でも洗濯は洗う→干す→しまう場所が別々で動線が長くなりがちなので、障害になるものは減らしたいところ。ベランダ前にベッドがあって通路がせまい・クローゼット前が窮屈で扉が開けにくいなどは、家事の効率が落ちてしまいます。必要なものはひとまとめにしておき、洗濯物を持っていても移動しやすいようにスペースの確保もしておきましょう。
1R・1Kでもシーンごとにゾーニングすべし
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1R・1Kなど一つのお部屋で過ごす場合、食事もテレビを見るのも勉強をするのも全部同じテーブルの上など1ヵ所で過ごすことが多くなりがちです。限られた8畳というスペースでも食事・くつろぎ・睡眠などシーンごとにエリアを分けることで、メリハリのあるレイアウトになり使い勝手が向上します。
ゾーニングの基本配置は、玄関から見て手前から食事(ダイニングエリア)・くつろぎ(リビングエリア)・睡眠(ベッドエリア)です。特に1Rでは玄関からお部屋の中が見えてしまうので、睡眠などプライベートな空間ほどお部屋の奥に配置することが大事です。空間にゆとりをもたせたい方はダイニングを省いたり、勉強や仕事などをすることが多い方はダイニングエリアをワークスペースにするのもありです。自分の中の優先度に従ってアレンジしてください。
ゾーニングの際に視線の向きを考慮すると、さらに過ごしやすくなります。多くのものが視界に入ると、意識がいろんなところにいってしまい集中しにくくなります。デスクに座った時にベッドが目に入らないようにする・ベッドからは仕事道具や趣味のものが見えないようにするなど、気が散らないようにレイアウトしましょう。
ダイニングは壁付けorカウンタータイプを検討すべし
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8畳という限られた空間にダイニングを設ける場合、省スペースでまとめるのは必須条件です。ダイニングテーブルなら2人掛けサイズのものを壁付けで置きましょう。椅子を1脚だけにするのも効果的です。椅子を引いて腰かけるためには後ろに60cmの幅が必要なので、1脚減らすだけでも必要なスペースが減らせます。
ダイニングテーブルではなく奥行きがせまくて省スペースなカウンターテーブルを使うのもおすすめです。備え付けのカウンターにカウンターチェアを追加するだけでも十分に機能します。食事はもちろんお酒を楽しむバーカウンターにしたり、パソコンなどをするスタンディングデスクとしてもマルチに活躍します。カウンターはダイニングテーブルよりも高さがあるため、できるだけ壁付けで圧迫感を感じさせないようにしましょう。
リビングエリアは床を見せる&テレビとの距離を考慮するべし
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お部屋に入るときに視線が抜けると実際よりも広く感じます。収納などは壁付けで配置して、ドアから一直線上には家具を置かずに床が見える状態がベストです。さらに家具を背の低いものでまとめて壁もよく見えるとさらに空間に広さを感じさせることができます。
リビングの中心となるソファや座椅子は、テレビとの距離を考えて配置しましょう。一般的には「テレビ画面の縦の長さ×3」が適正な視聴距離といわれています。実際に置いてみると近く感じるかもしれませんので、最低限この距離は確保するというイメージで構いません。ドアから見た視線の抜けを意識しつつ、テレビとの距離を保ったレイアウトを組みましょう。
ベッドエリアは寝起きにやることをまとめるべし
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朝は時間がない!という方が多いと思います。忙しい朝に余裕をもたらすのは、やはり動線を考慮したレイアウトです。朝起きてやるべきことが寝室で完了する状態がベストです。ベッドを出るとクローゼットがあってすぐ着替えられる。その横にはドレッサーがあって身だしなみを整えられる。姿見で全体をチェックして出かけられる。それぞれが離れた場所にあるとそれだけで無駄な時間がかかってしまうので、まとめられるものはひとまとめにして効率よく動けるレイアウトにしましょう。
まとめ
一人暮らしの男性向けの8畳レイアウトを紹介しました。一番重要なのはゾーニングと動線確保です。8畳という限られたスペースでも、この2点をおさえることで使い勝手が格段に上がって過ごしやすい空間になります。
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