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      2021/03/06

【日本のお部屋を黄色壁紙でおしゃれに】プロがおしゃれインテリアに仕上げる方法を徹底解説!カーテンの色にも困らない

佐伯美知枝
著者:佐伯美知枝 (二級建築士/インテリアコーディネーター)

宿泊施設専門のコンサルティング会社にて、旅館やホテルのオープン・リニューアル案件を担当。その後インテリアショップ「カギロイ」勤務を経てフリーのコーディネーターに転身。小型犬+家族3人暮らし、自宅は古材家具に囲まれた和モダン風です。心身共にリラックスできる居心地良いお部屋づくりをモットーに、様々なインテリアをご提案できるよう心掛けています。

有彩色のなかで最も明るい黄色は、太陽や光を連想させ、幸福感や高揚感を与える色。見た者に強い印象を残すことから、古代中国では「皇帝の色」とされ、風水ではラッキーカラーのひとつに挙げられています。

そんなポジティブ感を抱かせる黄色を、お部屋の壁紙の色として検討したいと思われたことはないでしょうか? しかし、ちょっと派手さやカジュアルすぎるイメージもあり、なかなか踏み切れないという方もいるかもしれませんね。

意外かもしれませんが、黄色はコツさえ掴めば、幅広い用途に使える色。今回は、日本の住居に黄色の壁紙を取り入れたい方に向けて、選び方のポイントやおしゃれなコーディネート実例をご紹介します。黄色を毎日の暮らしに取り入れ、毎日をハッピーに過ごしてみませんか。

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黄色の壁紙をおしゃれに取り入れるポイント

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黄色は「温暖」で「軽量」なイメージを持つほか、「膨張色」「進出色」という性質を持つ色。心を弾ませる明るいカラーリングですが、使い方によっては逆効果になることも。

”周囲のインテリアとの馴染みやすさ”と”お部屋に対するほど良い分量”を意識しながら、選び方のコツを見ていきましょう。

日本のお部屋に黄色の壁紙を取り入れるときに考えるポイント

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黄色の壁紙は、「明度(色の明るさ・暗さ)」や「彩度(色の鮮やかさ)」によって印象が大きく変わります。リビングなどの人が集まりやすいお部屋では、明度や彩度を落とした、くすみ感のあるソフトな色合いがベター。

それでも、お部屋の壁全てを黄色の壁紙で覆ってしまうと、どうしても圧迫感を感じやすくなります。空間の広さや天井高にもよりますが、壁一枚程度(お部屋全体の壁面の20~30%)を目安にするとよいでしょう。

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寝室も同様に、彩度&明度ともに低めの黄色壁紙がおすすめ。柄入りの壁紙を選ぶときは、白色やグレーなどの無彩色のほか、黄色と同じ暖色系のアイボリーやライトブラウンなどの柄を選ぶと、カラーコントラストが弱まり、温かみを感じながらも、ほっと落ち着ける印象になります。

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また、黄色は、集中力を発揮したり、記憶力を高めたりする心理効果をもたらす色でもあります。それゆえ、勉強や仕事などのクリエイティブな作業をする環境にもぴったり。白色系の壁紙などと組み合わせ、アクセントカラーとして部分的にとりいれるのがおすすめです。

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さらに、黄色は「食欲を喚起する色」という性質もあり、キッチンやダイニングまわりにも最適。プレーンな壁紙はもちろん、磁器タイル風や塗り壁調壁紙などから選ぶのもよいでしょう。

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また、陽が当たりにくい北向きのお部屋や廊下、玄関などでは、彩度高めのビビッドカラー(純色)を効果的に取り入れるのも手。黄色は、お客様への歓迎心を表すコミュニケーションカラーともいわれています。

いずれも、他の壁紙と組み合わせる際は、白やグレー、アイボリーなど、黄色と馴染みやすいカラーを選び、黒色は極力避けましょう。黄色は黒色と合わせることで警告色としての性質が強まり、目立ちやすくなってしまうほか、落ち着かない印象を与える場合があります。

黄色壁紙の場合、カーテンは何色にすべき?

【黄色壁紙×無彩色のカーテン】

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カーテンは壁紙と同様、お部屋のなかでも広い面積を占めるインテリアのひとつ。そのため、黄色の壁紙に馴染みやすく、かつ黄色のネガティブイメージ(緊張感や警戒心など)を緩和させる色が良いでしょう。なかでも、無彩色である白やグレーのカーテンは、寛ぎやすくリラックスしやすいお部屋に仕上げてくれます。

【黄色壁紙×アースカラーのカーテン】

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日本の住宅は、床や建具、家具などに木材が使われることがほとんど。そのため、ナチュラルな木材と同じアースカラー(大地や植物など自然界に存在する色)系のカーテンも良く似合います。

ブラウンやベージュ、アイボリーのほか、グリーン系色もよいでしょう。特に人が集まるリビングでは、会話が弾みやすそうな、明るい雰囲気づくりが期待できるはずです。

黄色壁紙の場合、ソファやラグの色で気をつける点は?

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写真は、彩度低めの黄色壁紙を貼ったお部屋に、ブラウン系のレザーソファや木製家具を配した例。ラグは、黄色と同じ暖色系の赤色と無彩色のグレーを選び、温かい雰囲気にまとめています。

このように、黄色の壁紙にソファやラグを合わせる際は、黄色と同じ暖色系(赤・オレンジ)のほか、アースカラー(緑・茶系色)、無彩色(グレー・白)などが、特に相性が良いカラーといえるでしょう。

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反対に、寒色系のソファやラグを合わせると、互いの存在感を引き立てます。黄色と青色は全く違う色の組み合わせですが、補色関係という互いの色を最も目立たせる配色。空間にメリハリが生まれたり、アーティスティックな雰囲気になったりと、お部屋をセンス良く見せることができます。

黄色の種類別のポイントを徹底解説

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黄色の壁紙は、カラートーン(色調=明度や彩度で色の調子を表すこと)によって印象が変わります。「濃い黄色」「薄い黄色」のほか、黄色と緑の中間色である「黄緑色」も含めて、それぞれの色から受ける印象やコーディネートのポイントをおさえましょう。

濃い黄色の壁紙の場合

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鮮やかで濃い黄色の壁紙は、空間のスパイスとして取り入れるのが効果的。お部屋全体の壁に取り入れると煩わしく感じることがあるので、お部屋の壁一面だけに絞るなど黄色の分量を少なめに調整しましょう。

周囲の壁や天井は白色やベージュ系、家具や建具類は白色やブラウン系などを選び、黄色の分量よりも多めにするのがコツ。濃い黄色の壁紙を貼る面積を限定することで、視線を集めやすいフォーカルポイントになります。

LDK以外にも、子ども部屋や洗面まわり、トイレ、玄関などにおすすめ。モダン、ポップ、カジュアルなどのインテリアスタイルに試してみたいカラーです。

薄い黄色の壁紙の場合

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薄い黄色の壁紙は、柔らかさや和やかな雰囲気を演出するカラー。見た目の印象が強すぎない色柄なら、やや広い面積の壁に取り入れても問題ありません。天井は白色やベージュなどの明るい色を取り入れると、より開放的な印象に。

薄い黄色の壁紙は、リビング、ダイニング、寝室、子ども部屋など、濃い黄色の壁紙以上に使いやすいオールマイティーな色。ナチュラル、北欧、フレンチなどのインテリアスタイルに特におすすめです。

黄緑色の壁紙の場合

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黄緑色の壁紙は、日本の住宅にある大半の素材と相性が良い万能カラー。暑さや寒さ、狭さや広さなどの性質を持たないニュートラルな中性色なので、寒色、暖色のどちらともコーディネートしやすいのが特徴です。

若々しさや快活な印象がお好みなら、明度&彩度高めのカラートーンを。逆に、明度、彩度ともに低い黄緑色の壁紙は、どこか懐かしさや重厚感が漂う雰囲気になります。

写真のような黄緑色の壁紙でしたら、アクセントクロスとしてお部屋の一部の壁に用いるのがよいでしょう。組み合わせる色は限定しませんが、色数は多くても3~4色に絞るのがおすすめ。ナチュラル、レトロ、和風モダンなどのインテリアスタイルにおすすめです。

こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介

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黄色の壁紙に、黒の色柄入り壁紙や建具、家具を合わせる際は注意が必要です。黄色は人の注意を引きやすい性質があり、単色でも十分目立つ色。そこに黒を加えることで、警戒心や緊張感をより高めてしまうことがああります。

写真は、鮮やかな黄色×白色をベースに、黒のラインが入った壁面の例。黒色の分量を少なめにし、白色を適量加えていますが、それでも強烈な印象を受けます。

このような場合は、どちらかの色調を低くするのがおすすめ。例えば、黄色の壁紙を、落ち着きあるカーキ(ダルトーン)やマスタード(ディープトーン)などに置き換えるだけで、色のコントラストを適度に抑えることができます。黒色をグレー系色に変えてみるのもよいでしょう。

日本のお部屋にも取り入れ可能!黄色壁紙コーディネートサンプル9選

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ここからは、日本の住居に取り入れやすい、黄色の壁紙を使ったコーディネート例をご紹介します。貼るスペースや黄色壁紙が占める分量はもちろん、色の濃さによって印象がどう変わるか見比べてみてください。

濃い黄色壁紙コーディネート3選

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濃い黄色の壁紙は、日中太陽光を拡散し、お部屋をより明るく見せる効果が期待できます。夜間は電球色の光源でライトアップすることで、日中とはまた異なる温かみある印象に。濃い壁紙のコーディネート3選をご紹介します。

個性的な色同志を組み合わせた独創性溢れるカラーリング

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シームレスな幾何学模様が多国籍な雰囲気を醸し出す、濃い黄色の壁紙を貼った例です。本来は一番に目を引くはずの黄色に、鮮やかなピンク色を合わせた感覚がなんとも斬新。

一見、色数多めで賑やかな印象を受けますが、ホワイト系色の内装材を合わせることにより、空間全体を気品あるテイストにまとめています。

白×黄色で展開した空間にピンクのガラスシェードの存在感が際立つ

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デスク前の壁面に、濃い黄色の壁紙を貼った例です。床や天井、デスク、チェスト類など白色のインテリアが多く占めるなか、ラグやダストボックスは壁紙と同じ濃い黄色をセレクト。クリアーピンクのガラスシェードが、黄色×白色の2カラーで展開するお部屋の良いアクセントになっていますね。

自然素材のインテリアを配してラスティックスタイルに

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濃い黄色の壁紙は、「素朴さ」や「田舎風」という意味を持つ、ラスティックなインテリアスタイルとも相性抜群。経年変化を楽しめる木製家具や籐製品、陶器などを取り入れると、遊び心あるコーディネートに。

薄い黄色壁紙コーディネート3選

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薄い黄色の壁紙は、やや広い面積の壁に取り入れることが可能。人の集まりやすいリビングに取り入れるなら、やや彩度や明度を落としたソフトな色合いがおすすめです。

ブルーのアクセントウォールが際立つ寒色×暖色の組み合わせ

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マットな青色の壁紙と、薄い黄色の壁紙を組み合わせたダイニングキッチンです。一見、反発しあいそうな寒色と暖色の組み合わせですが、それぞれの色の特性が合わさり、寒々しさも暑苦しさも感じさせない空間に。中性色のグリーンや紫も取り混ぜつつ、絶妙なバランス感のあるカラーコーディネートです。

クリームイエローの壁紙はゆったり過ごす寝室に最適

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ゆったりと寛ぐ寝室では、適度な明るさと落ち着きを兼ね備える薄い黄色の壁紙が最適です。ベッドリネンやテーブルランプのシェードを、壁紙の花柄パターンとさりげなく色を揃えている点にも注目。黄色に白色を多く混ぜたベリーペールトーンのカラーは、可愛さと柔らかさを印象づけます。

濃茶系建具の重厚感を和らげて軽やかな印象に

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トイレや洗面台などのコンパクトなスペースや、採光が取りにくい場所では、薄い黄色の壁紙を全面に貼ってみると一挙に明るさアップ。建具やウッドカウンター、レンガ調床はダークブラウンやオレンジ系など深みのある色合いですが、薄い黄色の壁紙効果で軽やかな雰囲気に仕上がります。

黄緑壁紙コーディネート3選

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黄緑色は、青色+黄色を混ぜてつくられる色。一般的な緑色に比べて黄色の分量を多く含む分、萌え出る芽のような「若々しさ」や「生命力」を感じさせます。

黄緑色の壁紙は、単体で貼ってもそれほど主張しすぎることがありませんが、白やアイボリーなどの白系統色と組み合わせることで、より清潔感や開放感な印象に。

くすみ感のある黄緑色壁紙は大人っぽい印象

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彩度を抑えた黄緑色の壁紙を、リビングダイニングの壁面に貼った例です。緑みを含む黄色は、日本の伝統色でいうと「抹茶色」に似た色味。適度な明るさを保ちつつ、しっとりとした大人っぽい印象をつくることができます。

建具やキッチンカウンター、ソファは白一色でまとめ、床はダークブラウン色を採用。足元は濃茶色を選んでいるので、どっしりとした安定感を感じさせます。

彩度高めの黄緑色壁紙がリビングとダイニングの良い繋ぎ役に

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先ほどご紹介した抹茶色よりも、さらに彩度高めの黄緑色の壁紙を貼ったLDKです。ダイニングとリビング両方のアクセントウォールとして、空間の良い繋ぎ役になっていますね。

ダイニングテーブルやカウンターキッチンは、ウッド調を選んでナチュラルに。リビングのラグやクッションのように、鮮やかな紫色を取り入れると空間にメリハリが生まれ、それぞれの色がより際立ちます。

左官仕上げ風壁紙でベッドまわりに表情感をプラス

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控えめな印象の黄緑色壁紙は、お部屋全体の壁紙として用いても大丈夫。彩度低めで刺激が強すぎないので、特に寝室や和室などで試してみたいカラーです。

写真は、職人さんがコテを使って仕上げたような、塗り壁調の壁紙。シンプルなテクスチャーながらも、寝室全体に優しい表情を作り出します。ベッド周りは、灰色みを帯びたベッドリネンやサイドテーブルなど、アースカラー&自然素材のアイテム系を中心にセレクト。リラックス度満点のコーディネートです。

まとめ

今回は、黄色壁紙を中心に、緑みを含んだ黄緑色の壁紙も合わせてご紹介しました。

広い面積に使いにくいと思われがちの黄色壁紙ですが、彩度(色の鮮やかさ)や明度(色の明るさ)によって、ずいぶん印象が異なり、それぞれの色の特性を掴めば、幅広い用途に使える色であることがおわかり頂けたかと思います。

有彩色のなかでも一番明るい色である黄色の壁紙は、毎日の生活に彩りを添えてくれるハッピーカラー。濃い黄色壁紙は、部分的に取り入れてお部屋のアクセントに。薄い黄色の壁紙なら、貼る面積を広げてテーマカラーに。黄色の壁紙を上手に取り入れて、幸せな気持ちで過ごせるお部屋づくりを楽しんでみてくださいね。

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