2021/09/18
【作業用のおすすめ椅子厳選6選】オフィスチェアを使って自宅作業を「ハック」しよう
自宅で作業をしていると、「何だか集中できない」「すぐに疲れてしまう」などの悩みに悩まされる方も多いのではないでしょうか?座り心地のイマイチな椅子からオフィスチェアへの買い替えを考えていても、「どれを買えばいいのかわからない」「高いものを買ってもし合わなかったら?」など、不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
今回はそんな悩まれている方たちのために、オフィスチェアを使って自宅作業をハックできるよう、絶対の自信がある作業向きの椅子をご紹介していきたいと思います。自分に合うオフィスチェアの選び方なども解説していきますので、ぜひオフィスチェア選びの参考にしてみてください。
ワークチェアは試してから!Hello Interior 編集部が自信を持ってお薦めする家具家電レンタルの「CLAS(クラス)」
インターネットでお買い物を注文することが一般的になってきた昨今、画面上では判断できない品質に届いてがっかりされたご経験をお持ちの方も多いかと思います。特に出品審査のゆるいインターネットモールで格安の粗悪品が多く出品されています。
そんな時に検討したいのがレンタルという選択肢。いくつかある家具・家電レンタルサービスの中でも「CLAS(クラス)」はしっかりとした品質の家具および高機能家電の品揃えではトップクラス。実際に弊社 Hello Interior でインテリアコーディネート提案に使用していた家具も多く取り扱っています。
目次
作業用の椅子の選び方は?自宅でも使えるオフィスチェアを
①作業の種類によってオフィスチェアの選ぼう
一般的に、文字を書いたり絵を描く時などは「前傾姿勢」、デスクトップPCを見ながら作業する時などは「後傾姿勢」が望ましい姿勢とされています。そのため椅子の座面と背面の角度によっては、作業に向かず、体に負担がかかることで疲れやすくなってしまいます。
千葉大学の「小原二郎教授」を中心とした人間工学の研究チームが作成した「椅子のプロトタイプ」を参考に、作業の種類にあった椅子の背もたれの角度をご紹介していきます。普段のご自分の作業がどの種類になるのか、確認してみてください。
(参考資料:井上昇著『椅子 人間工学・製図・意匠登録まで』)
紙に文字や絵を描く作業
背面傾斜角度は93度が推奨されています。椅子と机との距離が離れていると、前傾姿勢になりすぎて猫背になるため、椅子をデスクに近づけて作業することになります。アームレスト(肘置き)が、机とぶつかったり動きの邪魔にならないよう、可動式のものか、取り外しのできるものがおすすめです。
ノートPCを使った作業
背面傾斜角度は100度が推奨されています。液晶画面に近づくため、垂直よりもやや緩やかに後ろに傾いた姿勢が適しています。ノートPCの構造上、キーボードがやや遠くなるので、キーボードの下に台座やPCスタンドなどを使って、使いやすい角度に調整してください。パームレストやアームレストなども利用してみましょう。
デスクトップPCを使った作業
デスクトップPCの場合は、背面傾斜角度105度がよいとされます。大きなデスクトップPC場合、液晶画面から40センチ以上離れて作業することで負担を軽減できるとされています。液晶画面は、目線の水平より下(20度ほど)に設置するのが理想的です。
キーボードの入力やマウスの操作などは、意外と腕に負担がかかるので、アームレストを活用すると負担を減らすことができます。その際アームレストと机の高さは、肘が90度以上開くぐらいの高さが、無理のない体勢となります。アームレストの高さ調整機能があるオフィスチェアを選ぶと、より快適な作業環境が作りやすいです。
以上が作業別に見る理想的な姿勢ですが、「そんなのお店で分度器持って測れない」と思う方もいらっしゃるでしょう。そんな時はお店の方に尋ねてみてください。
きちんとしたオフィスチェアには、「前傾姿勢向け」「後傾姿勢向け」といったエゴノミクスに基づいた設計がされており、中には前傾姿勢と後傾姿勢の両方に対応できる機能を持ったものもありますので、ぜひたくさんのオフィスチェアに触れてみてください。
②自分の体にあったオフィスチェアを選んで作業をハックしよう
高機能オフィスチェアには、人の身体に合わせる調節機能がたくさん搭載されているものがあります。しかしながら、なるべく多くの体型の人に合わせることのできるチェアは、その分高額となることが多いです。
「購入したチェアの調節機能だけでは体に合わせることができなかった」「調節機能がそれほど必要ないのに高機能な高額チェアを買って無駄に感じた」などということが起きないように、自身の体型に合うチェアや、どのような調節機能を持ったチェアを選ぶべきか、その選び方も知っておきましょう。
座面の高さ
オフィスチェアの座面の高さが身体に合っていないと、座った時に足が浮いて足への負担になったり、長時間腕を上げた状態で作業して、肩や腕が痛くなることがあります。自分の体に合っていない座面の高さは、知らずに身体の負担となり、結果的に集中力の低下や疲労、体の痛みなどの不調をきたしてしまう可能性があるのです。
そんなことにならないよう、自分の身体に合った座面の高さを知るために、人間工学に基づいた計算式を使って数値を割り出してみましょう。
- 理想的な椅子の座面の高さ=身長×0.25-1
この計算式を使うと、例えば身長が170cmの方の場合は、座面の理想の高さは約42cmということがわかります。お手持ちのチェアに昇降機能がある方は、ぜひ自分の理想的な座面の高さに調節してみて、体感してください。
座面の奥行き
次に、座面の奥行きの選び方についてご紹介します。
座面幅はもちろんのこと、座面の奥行きも意識してオフィスチェアを選ぶことは意外と重要です。
例えば、座面の奥行が狭いと、体圧をうまく分散させられず変に負荷が掛かったり。逆に奥行きがあり過ぎると、深く腰かけて足が浮いたり、足を床に付けようと浅く腰かけることで、背もたれをうまく利用できずに姿勢が崩れたりしてしまいます。
理想の座面の奥行きの求め方は、以下の計算式になります。
- 座面の奥行=お尻からひざ裏までの距離+指2〜3本分
測り方は、椅子に深く腰かけ、足を床に着けた状態で90度膝が曲がった体勢をとります。そして椅子と膝裏の隙間が指2〜3本分あることを確認して、背中が背もたれに付くような奥行きが、理想的な座面の奥行きとなっています。座面奥行を調節できるようなオフィスチェアもありますので、「座面の奥行きまで細かく調べるのが面倒」な方は、そういった機能を持ったチェアもおすすめです。
コクヨのサイト(https://www.kokuyo-furniture.co.jp/digicata/pdf/chair.pdf#search=%27座面の広さ+人間工学%27)に椅子の座面についてわかりやすいデータが記載されていますので、ご紹介しておきます。
座った時に体にかかる体圧についてのデータなど、大変参考になるページです。
③部屋のインテリアと合ったものを
インテリアと合ったものとは、何もビジュアルの話だけではありません。皆さんの中には、現在使用しているデスクをそのままに、オフィスチェアの買い替えだけを考えている方が多いと思います。しかし、例えば先ほどの計算式を用いて自分の体に合ったオフィスチェアを購入された時、お使いのデスクと高さが合わなった、なんて事態がもしかしたら起こるかもしれません。
JIS規格では、事務机の高さは70cmと決められており、その高さが必ずしも自分の身体に合ったデスクの高さとは限りません。高さ70cmは、一応平均的な日本人の体型から考えられた規格ですが、全員が全員、平均的な身長なわけではありませんよね。
人間工学で求める自分に合った机の高さの求め方
- 文字など書く作業を行う場合・・・机の高さ=身長×0.25-1+身長×0.183-1
- キーボードなどを打つ作業の場合・・・机の高さ=身長×0.25-1+身長×0.183-1-キーボードの厚み
例えば、身長170cmの方の場合は約72cmとなります。
しかし、高さ調節のできる昇降デスクならともかく、調節できないデスクの場合は、椅子の高さを合わせた方が早いでしょう。
机の高さから椅子の高さを導き出す方程式
- 差尺=座高(身長×0.55)×1÷3
- 椅子の高さ=机の高さ-差尺
※差尺とは、椅子の座位基準点から机の甲板までの垂直距離のこと。
例えば、身長170cmの方は、差尺は約31cmになります。
机の高さが70cmの時、座面の高さは約39cmと低くなります。
理想の椅子の座面高が42cmですので、その差約3cmは、椅子の座面の深さなどと合わせて調節することができます。
今回の例で言えば、規格サイズのデスクの高さでも、それほど理想の高さとの差は生じませんでした。しかし小柄な方や、大柄な方の場合は、より調整範囲の広いオフィスチェアを求める必要がでてきます。
小柄な方は椅子を机の高さに合わせた上で、フットレストなどで足を安定させることもできます。また、大柄な方は、机を台などで高さ調整することで、足りない高さ分を補う方法もあります。
理想を言えば、オフィスチェアとともにデスクもしっかりと自分に合わせたものを使うことで、より快適な作業空間を作り出せます。
また、紹介した計算式はあくまでデータに基づいた数値の出し方になっており、十人十色の人それぞれの体型に確実にマッチするわけではございません。本当に自分の身体にピッタリと合う、チェアやデスクを探している方は、絶対にお店で実際に座って体感することを忘れないでくださいね。
作業用の椅子の値段の相場は
価格
オフィスチェアの価格相場は、数千円から数十万といったところ。
多種多様なチェアが販売されておりますが、「高級オフィスチェア」と呼ばれるランクの椅子は、十万円以上のものを言います。
高機能(細かな調節が可能)かつ、デザイン性の高いものが多く、エゴノミクスに基づいた快適な座り心地と、使い勝手の良さが魅力的な椅子です。
オフィスチェアは、調節機能やパーツが増えると値段が高くなる傾向にあり、背もたれの高さなども値段に影響します。
また、数千円台から2〜3万円台のものは組み立てが必要なものが多く、逆に10万円を超えるチェアは組み立て済みの完成した状態で届くので、搬入経路などにも気をつける必要があります。
高級チェアには、品質保証がついているものが多く、その高い耐久性も注目すべき点です。
アメリカの家具ブランド「ハーマンミラー」では、オフィスチェアに対し12年間の保証を付けており、耐久性への自信と、強い責任が感じられます。
低価格帯の商品の場合、保証期間がなく、耐久性もあまり期待できないものが多いです。
場合にもよりますが、1〜2年ほどで壊れてしまうような椅子も販売されておりますので、この価格帯の椅子を購入する方はよく調べてから購入した方がいいでしょう。
コスパ
椅子の耐久性について少し触れましたが、「JOIFA 日本オフィス家具協会」という日本のオフィス家具を扱う企業が参加している組織が、オフィス家具の「標準使用期間」というものを発表しております。
「標準使用期間」とは、製造してから経年劣化による破損で重大事故につながる恐れがないであろう期間。というボーダーラインのようなものになります。
回転椅子の場合は製造から8年となっており、使用年数が8年経過したものはそろそろ注意が必要ということです。
このことからオフィスチェアの寿命を8〜10年ほどとして考えると、10万円前後のオフィスチェアでもコスパは十分ではないでしょうか。
この価格帯のオフィスチェアであれば、必要な調整機能が付いており、疲労感・集中力・快適性といったものも充実しているので、結果的に安い座り心地の悪い椅子を短期間買い替えながら使うよりも、高級オフィスチェアの方がお得感が強くなります。
参考:JOIFA 日本オフィス家具協会 『JOIFA標準使用期間』(http://www.joifa.or.jp/useful/officekagukitei.html)
作業用の椅子(オフィスチェア)の種類
一言にオフィスチェアと言っても、多種多様な商品が世の中にはあります。どのようなタイプのものがあるのか、背もたれの高さ別にご紹介していきましょう。
作業オンリーのための椅子「ローバックチェア」
筆記動作などの前傾姿勢に向いており、背もたれが低いので視界を遮らず、部屋に圧迫感を与えることがないのが特徴。また、比較的値段の安いものが多く、デザイン性の高いおしゃれなチェアが多いです。
デメリットは、寄りかかったり、休憩したりなどの動作には向いていないこと。
ずっと椅子に座りながらの作業には向いておらず、ご自宅でパソコンを使ったお仕事にご使用になられる方には、あまりおすすめはできません。書き物や描画、ちょっとした作業などに使うチェアを探している方は、ローバックのものでも問題ないと思います。
高機能モデルも増えてきた「ミドルバックチェア」
ハイバックとローバックの間の高さの背もたれを持ったものを、ミドルバックチェアと呼びます。最近は、色々な調整機能のついたミドルバックチェアも増えており、使い勝手の良さからも注目のタイプになります。
腰から背中の辺りまでを支えられる快適な座り心地と、ハイバックチェアと比べて価格が安く、見た目に圧迫感を感じないのが魅力です。背もたれに寄りかかってゆっくり休むのには向きませんが、幅広い作業におすすめの椅子です。作業をするだけならば快適な座り心地のものが多いので、椅子に座ったまま一日中過ごす必要性のない方は、こちらのタイプをおすすめします。
長時間作業には絶対おすすめしたい「ハイバックチェア」
ハイバックチェアとは背もたれの高い椅子のことを言い、さらにヘッドレストのついたものを「エクストラハイバック」とも呼びます。
大きな背もたれで身体をしっかりと支えるので、デスクトップパソコンを使うような後傾姿勢や、一日中椅子に座っているような方におすすめのタイプです。
腰の辺りにあるクッションで、正しい姿勢にサポートしてくれる「ランバーサポート」や、頭までもたれかかれるような「ヘッドレスト」付きなどの高機能モデルも多く、作業性とともに椅子に座ったまま寛ぐこともできます。背もたれの高さは、肩甲骨の上までのものを選ぶと、しっかりと体を支えてくれます。
デメリットは、かなり大きいので、視界を遮り圧迫感を感じる可能性があります。身長の高い方の場合は、フレーム部分が肩が当たってしまうこともあるので、実際に座ってみて、体の動きに不自由がないか確認が必要です。
自宅作業をハックするなら。おすすめしたいオフィスチェア6選
ここまで読んできて、自分の身体にあったオフィスチェアがどんなものかが少し判ってきたかと思います。では、実際にどのようなオフィスチェアがあるのか、おすすめのものをご紹介していきましょう。
ここでは、高級志向のこだわりのアイテムを中心に、6選ピックアップしました。
豊富な調節機能に加え、インテリアをおしゃれに演出するデザイン性を持ったアイテムですので、オフィスチェア選びの参考にしてみてください。
Spina スピーナ 【ITOKI】
美しい外観と機能性を備えたスピーナは、2007年にグッドデザイン賞を受賞したオフィスチェアです。特徴的な背面は日本家屋からインスピレーションを得ており、オフィスチェアなのに和風モダンな雰囲気を醸し出した繊細な美しさがあります。
「チェアが人に合わせて動く」というメーカーホームページの記載の通り、シートやランバーサポートが座った人に合わせてフィットする機能付き。高性能なオフィスチェアを数々世に送り出してきた「イトーキ」らしい、座って作業する人のことがよく考えられた調節機能がたくさんついた高性能オフィスチェアです。
ミドルバックの背もたれは圧迫感がなく落ち着いた佇まいをしており、特徴的なデザインが存在感を放ち、部屋全体の雰囲気をワンランクアップさせてくれます。モダンスタイルのインテリアから、和モダンスタイルのインテリアにもマッチし、ビジュアルと機能の二つの面で満足させてくれます。
また、重量が30kgと重く安定しているので、体重のある方でも椅子がむやみに動き回ることなく安定して使用できます。
参考価格:¥189,400(税抜)(エクストラハイバックタイプ)
全体サイズ:幅68cm 高さ119〜130.5cm 奥行66.5cm 座面サイズ:幅47cm 高さ40〜51.6cm 奥行46cm リクライニング可動域:20度(初期位置・10度・20度の三段階調節)
(ITOKI公式ホームページ「スピーナチェア」https://www.itoki.jp/products/chair/spina/)
エルゴヒューマン プロ オットマン【Ergohuman】
2005年創業の比較的若いメーカーながら、人間工学に基づいた高い性能を誇るチェアやデスクを扱うメーカーとして評価の高い、台湾のメーカー「Ergohuman」より、オットマンとヘッドレストのついたエクストラハイバックタイプのオフィスチェアをご紹介します。
オットマンとヘッドレストまでついて、調節機能が豊富なモデルでありながら、お値段は同様の装備を備えた高級オフィスチェアよりお安め。細かな調節機能がたくさんついている性能の良いオフィスチェアを、気軽に試したい方におすすめの一脚です。
背面はメッシュ素材で蒸れにくく、座面はメッシュタイプとクッションタイプから選択が可能。座り心地だけではなく、見た目にもこだわっており、豊富なカラーバリエーションからカラー選択もできます。
リクライニング機能やチルト機能、背面の高さ調節機能もついた後傾姿勢向きチェアかと思えば、座面の高さ・奥行・角度の調整機能も付いているので、前傾姿勢での作業にも対応できる万能タイプ。
オットマンを使えば、仮眠もとれる体勢に。使用範囲が広く・コストパフォーマンスも良いバランスのとれたオフィスチェアなので、多くの人におすすめできます。
価格を抑えつつ機能性も確保したい方や、初めてエクストラハイバックのオフィスチェアをお求めの方にもおすすめの商品です。
参考価格:¥149,700(税抜)(Ergohuman Pro Ottoman)
全体サイズ:幅65.5cm 高さ116〜130cm 奥行65.5〜131cm(リクライニング最大+オットマン) 座面サイズ:幅50cm 高さ46〜55cm 奥行38.5〜45.5cm 角度4度(前) リクライニング可動域:24.9度
(エルゴヒューマン公式HP商品ページhttps://www.ergohuman.jp/product/ergohuman_pro_ottoman.php)
コンテッサ セコンダ 【オカムラ(岡村製作所)】
オフィス家具メーカーとして有名なオカムラ(岡村製作所)は、オフィスチェアを探していれば必ず目にする有名オフイス家具メーカーではないでしょうか。2002年に発表した「コンテッサ」の機能と強度をさらにアップグレードした「コンテッサ セコンダ」は洗練された美しいフォルムと、バリエーションの豊富さも魅力です。
しかし一番のおすすめポイントは、その快適な座り心地の良さと、後傾姿勢作業向けの細かな調整機能です。
肘掛け部分に調節レバーがほとんどあるので、座ったまま調節したい肘掛け・座面の高さや、リクライニングの調節ができるので、大変使いやすい印象です。また、シートや背もたれの張地の選択肢が広いので、インテリアのイメージにも合わせやすいです。
大柄の方の場合は体圧を分散してくれる、オカムラこだわりのメッシュ素材がおすすめ。また、大型のエクストラハイバックのオフィスチェアは圧迫感は、透過効果のあるメッシュ素材で圧迫感を軽減します。特にコンテッサセコンダは、背面のメッシュの透過性が高いものなっているので、より効果的と言えるでしょう。そしてもっと圧迫感を軽減したい方は、暗い色より明るい色を選択されると色の視覚効果で圧迫感の軽減に繋がります。
オカムラのHPにてカラーバリエーションや仕様をシミュレーションできますので、ご購入を検討されている方はぜひお試しください。
(株式会社オカムラHP「コンテッサ セコンダ カラーシミュレーション」
https://www.okamura.co.jp/product/sim/index.html?t=contessa2#!contessa2/)
参考価格:¥176,100(税抜)(5本脚・ハイバックタイプ)
全体サイズ:幅65〜70.2cm 高さ98〜108cm 奥行70cm 座面サイズ:幅52cm 高さ42〜52cm(可動域10cm) 奥行40〜45cm(可動域5cm) リクライニング可動域:26度
(株式会社オカムラHP「コンテッサ セコンダ」
https://www.okamura.co.jp/product/seating/contessa_seconda/)
INSPINE(インスパイン) 【コクヨ(コクヨファニチャー)】
ワイヤーランバーサポートを世界で初めて採用することで、腰部分のフィット感がミリ単位で調整可能となったオフィスチェア「インスパイン」。
後ろからの見た目が近未来的で、スッキリとクールな印象がかっこいい一脚です。上のオカムラのコンテッサセコンダが後傾姿勢作業向けの椅子ならば、こちらは前傾姿勢作業を行う方におすすめしたい一脚となっています。
背面は蒸れにくいメッシュ素材、座面は安定した座り心地のクッション素材となっており、カラーを背面と座面で組み合わせることができるため、色の組み合わせによって印象はガラリと変化します。幅広いインテリアスタイルに合わせやすい、豊富なカラーバリエーションが魅力的です。
現代の多様な作業動作に対応するために開発されたオフィスチェアですので、ノートPC・タブレット・スマートフォンなどの多様なツールを使って作業する人にもおすすめです。
参考価格:¥188,500(税抜)(ヘッドレスト付き・可動肘)
全体サイズ:幅68.5〜69.5cm 高さ114.5〜123.5cm 奥行61〜88cm 座面サイズ:幅48.5cm 高さ42.5〜51.5cm 奥行41〜46cm(可動域5cm) 角度3度(前) リクライニング可動域:20度
(コクヨHP「インスパイン」
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/inspine/concept/
コクヨHP プロダクトアイデンティティ「Vol.11インスパイン」
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/morum/product/vol11.html)
アーロンチェア 【ハーマンミラー】
1994年の発表以来、世界中に多くのファンを持つ名作オフィスチェア「アーロンチェア」。
94年の発売当時は、書き物などの作業を前提として開発されたアーロンチェアを、現代のパソコンなどを使う作業動作を考えてリメイクしたものが、「アーロンチェアリマスタード」になります。オリジナル(クラシックアーロンチェア)よりも更に座り心地が良くなり、より細かな調節を可能にすることによって、身体へのフィット感を向上させました。
クラシック同様メッシュ素材を用いたシートとなっていますが、リマスタードは更に張り地にこだわり、身体をしっかり支えつつも、直接身体に触れる部分は身体を包み込むよう柔らかく感じるように設計されました。
また、クラシックの仙骨部分をサポートするパッドを、仙骨と腰椎までをサポートする「ポスチャーフィットSL」に改良することで、健康的な立ち姿勢を椅子に座りながら再現できるようになっています。
94年発表のクラシックも、座り心地や機能・姿勢サポート能力などが充実した素晴らしい椅子でしたが、ハーマンミラーはそのままで満足することなく、時代に合わせて商品を向上させていく努力を怠りませんでした。
ハーマンミラーは商品の品質保障期間を12年としており(ガス圧シリンダーは2年)、その高い品質にも定評があるブランドです。
参考価格:¥205,700(税込)
全体サイズ(サイズB):67.5cm 高さ91〜105.5cm 奥行60cm 座面サイズ:幅51cm 高さ41.5〜56cm 奥行47cm ※アーロンチェアは3種類のサイズで販売しており、平均的な日本人男性の体型の場合Bサイズをおすすめします。
(ハーマンミラーHP「アーロン」
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/products/seating/office-chairs/aeron-chairs/)
エンボディチェア 【ハーマンミラー】
同じくハーマンミラーより、エンボディチェアをご紹介します。
セイルチェアとも迷いましたが、後傾姿勢作業向きで、アーロンチェアよりも大きめの作りであり、パソコン作業に集中したい男性にはこちらをおすすめしたいと思います。(ちなみにセイルチェアは前傾姿勢向きです。)
座面はやや広めの設計で、背もたれは幅が狭く、フレームがない作りのため、肩や腕を自由に動かせるようになっているのが特徴。肩幅のある男性でもストレスなく座ることができ、アーロンチェアに座った時に背面フレームが肩に当たる方は、エンボディをお試ししてみてください。
張り地はファブリック素材ですが、ピクセルサポート機能により、体重を均等に分散、心地よい座り心地で疲れにくく、集中力を維持できます。座面は4種類のサポート層から構成されており、熱がこもりにくい設計なので、暑がりの方も夏場も集中して座り続けることができます。
背面の近未来的で幾何学的な構造のデザインは、SFちっくな印象。落ち着いたカラーバリエーションながら、デザインで目を惹くかっこいいオフィスチェアです。
参考価格:¥232,100(税込)
全体サイズ:幅75cm 高さ〜110.5cm 座面サイズ:幅53.8cm 高さ40.6〜52cm 奥行38〜45.7cm(可動域約8cm)
(ハーマンミラーHP「エンボディチェア」
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/products/seating/office-chairs/embody-chairs/)
ワークチェアは試してから!Hello Interior 編集部が自信を持ってお薦めする家具家電レンタルの「CLAS(クラス)」
インターネットでお買い物を注文することが一般的になってきた昨今、画面上では判断できない品質に届いてがっかりされたご経験をお持ちの方も多いかと思います。特に出品審査のゆるいインターネットモールで格安の粗悪品が多く出品されています。
そんな時に検討したいのがレンタルという選択肢。いくつかある家具・家電レンタルサービスの中でも「CLAS(クラス)」はしっかりとした品質の家具および高機能家電の品揃えではトップクラス。実際に弊社 Hello Interior でインテリアコーディネート提案に使用していた家具も多く取り扱っています。
最後に
オフィスチェアは、身体と触れ合う機会の多い家具です。自分の身体に合う計算式を紹介しましが、あくまで数値上の話であることも忘れないでください。
人の身体は、100人いれば100通りの体型をしていますし、ご自身の作業のクセなどによっても、選ぶべき椅子はかわります。実際に座ってみて、体験することで、本当に自分に合った椅子に出会うことができます。
快適な自宅作業をハックするなら、まずは椅子からです。