2023/08/11
【プロが解説】猫がいるお家のリビングレイアウト全10パターン!運動できるスペースづくりと猫用トイレの置き場所がポイント
「猫と快適に過ごしたい」と考えている愛猫家の方はとても多いと思います。しかし、現実は「猫が動き回るのには狭くて窮屈に感じる」「猫がストレスをためているのでは?」など、不満や心配が募っていませんか?
そこで今回は「猫がいるお家のリビングレイアウト」をご紹介します。人も猫もストレスなく過ごせるお部屋はレイアウトの工夫によって生み出せます。特に気になる方が多いであろう猫の運動不足解消や、猫を飼う際の必需品である猫用トイレの置き方などにもスポットをあてて解説します。また、リビングレイアウトだけではなく、猫専用部屋を作る場合のポイントもお伝えしますので参考にしてください。
猫がいるお家のリビングレイアウトのコツを知って、お互いに快適に過ごせる環境を整えましょう!
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目次
猫がいるお家のリビングレイアウトを決めるときに考えるポイント
運動不足解消&猫の習性に合わせて上下運動できるスペースを用意
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猫を室内で買う場合は運動不足になりやすく、ストレスや肥満につながるかもしれません。猫が自由に動き回れる場所を用意して、運動不足を防ぐことが重要です。猫はもともと木の上を隠れ家としてきたこともあり、高いところに上るのが大好きなので、左右だけではなく上下にも動き回れる立体的な空間を用意できたらベストです。特に、狭いお部屋の場合は高さを上手く活用することで、省スペースでもしっかりと運動できます。
おすすめはキャットウォークやキャットタワーなどを取り入れることです。人の手が届かない場所や適度に人の目から隠れることができる場所を確保することで、来客などがあった場合にも猫は安心して過ごせます。キャットタワーは壁際に置くことで猫がゆったりと過ごしやすくなる上に、見た目にも圧迫感を感じにくくなります。
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また、人の視線よりも高い場所に周囲を見渡せる見晴らし台スペースを設けると、猫のストレス軽減に役立ちます。背の高い棚の上やウォールシェルフなどでも良いですが、猫が足を滑らせて落下すると危険なので、滑り止めをつけてあげると安心です。
収納棚やブラインドなど足場となる場所があれば、知らないうちに猫が登ってしまうことも。落下の危険があるのもは取り除く・登られたくない場所はガードしておくなど、事故防止対策は必須です。特に横型ブラインドは猫の重みでスラットが折れたり、ブラインド自体が落下する危険性があります。できれば避けましょう。ペンダントライトも同様で、他の家具から飛び移ってしまうと大変危険です。猫がいるお部屋には使用しない方が良いでしょう。
猫用トイレは必須。リビングに置けば健康管理もしやすい
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猫と一緒に暮らすにあたって、最低限必要になるものの一つが猫用トイレです。猫用トイレは廊下や玄関などに置く方も多いですが、快適な室温が保たれているリビングに置くことで猫がストレスなく用を足すことができて、膀胱炎などの予防にもなります。また、人の目が行き届きやすくなるので、排せつの回数や色・においなどの異変にも気づきやすくなります。
猫用トイレは入口の高さが低く、猫の体長の1.5倍以上のサイズがあると出入りがしやすくなります。できればトイレは猫の頭数+1つ置きたいので場所を取りますが、スペースが許すのであればリビングに設置するのがおすすめです。
トイレはどうしてもにおいが気になりやすいので、換気扇の近くや窓際など換気しやすい場所やベランダの近くなど風通しの良い場所に設置しましょう。また、猫の食事場所や寝る場所からは離して置くことで、猫がストレスなく寝食できる衛生的な環境を保てます。できれば部屋の隅など人の出入りが少ない場所・静かな場所にすると、より快適に利用してもらえます。
余裕があれば猫専用部屋も検討しよう
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お部屋に余裕がある場合は、猫専用のお部屋を作るのも良いでしょう。特に多頭飼いする場合は、リビング+猫専用部屋など複数のお部屋を自由に行き来することで、猫同士のトラブル防止やストレス軽減にも役立ちます。
先述した通り、猫専用部屋でも上下運動できるレイアウトにする・猫用トイレを設置するなど、猫が快適に過ごせる環境を構築しましょう。窓周りに猫がくつろげる場所を作るのもおすすめです。日向ぼっこをしたり、外の様子を眺めたりできるので、猫にとって良いリラックススペースになるでしょう。
においが気になりやすい猫用トイレや食事スペースも、猫専用部屋に設けるとリビングの快適度がアップします。人間と同様に猫も排せつ物のにおいがすると食欲が減退するので、猫用トイレと食事スペースはできるだけ離して設置しましょう。
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お部屋の広さ別おしゃれで機能的な猫のいるお家のリビングレイアウト全10パターン
猫のいるお部屋レイアウト 狭いリビング(6〜8畳)編 3パターン
DIYキャットタワーでスペースを有効に使う
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賃貸でも簡単に設置できるラブリコを使用したDIYキャットタワーです。突っ張りタイプのキャットタワーは天井までの高さを有効活用できるので、横移動に制限があるせまいお部屋には特におすすめです。柱部分は麻ひもを巻き付けることで爪とぎとして活用できます。
段差をつけてお部屋全体を運動スペースに
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床にも段差をつけることで、お部屋全体で猫が体を動かせるようにしています。右側の柱はキャットタワーと爪とぎを兼ねているので、猫のお気に入りスペースになるのではないでしょうか。大きな家具は置かないことでスペースが広く確保でき、家具を傷ませる心配がないのも嬉しいですね。窓辺にプリーツスクリーンを設置する場合は、猫が昇降コードを触らないように注意が必要です。猫が届かない高い位置で固定するなど、長さを調整しましょう。
外の景色も楽しめるキャットタワーで快適に過ごせる
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突っ張りタイプのキャットタワーを使用した、賃貸でも真似できるリビングです。高さのあるキャットタワーは運動不足解消に役立ちますが、圧迫感が出やすいのがデメリットです。壁際の窓辺に設置することで圧迫感を感じづらく、猫が外の様子を眺めやすくなります。
また、毛足が短いラグを敷くことで脚がスリップしにくくなり、猫が快適に走り回れるようになります。猫の毛も絡まりにくいのでケアしやすくなりますが、気軽に洗濯できるサイズ・材質のものを選ぶとにおいや衛生面が気になる方も安心です。
猫のいるお部屋レイアウト 普通のリビング(10〜12畳)編 4パターン
回遊性を確保して安全に遊べるキャットウォークに
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猫の回遊性を意識した、自由に動き回れる快適リビングです。キャットウォークは人の視線よりも上に設置しているので人と猫の動線を分けることができて、お互いにストレスが少なくなります。また、猫がお部屋を一周できるレイアウトなので、万が一猫同士が喧嘩した際なども逃げ道を確保でき、パニックになって高いところから飛び降りてしまう可能性も減ります。多頭飼いする方におすすめのレイアウトです。
階段状収納ならキャットウォークへの動線もバッチリ
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階段状の収納は収納力アップだけではなく、キャットウォークへの動線にもなり一石二鳥です。通常のキャットウォークよりも奥行きが広くとれるため、安全に上下運動ができて猫の運動不足解消にもってこいです。キャットタワーには姿を隠せるスペースもあるので、猫のプライベートも守れますね。
個性光る遊び場をお部屋の主役に
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グレーベースのインテリアに、あえて合わせたナチュラルカラーのキャットウォークが北欧っぽさを醸します。猫用ベッド・猫用トイレなどはL型にまとめているので、機能的で使いやすそうですね。壁面のキャットウォークは直線的なデザインが一般的ですが、幾何学模様にすることでオリジナリティが感じられます。観葉植物は転倒や誤食のリスクがあるので、心配な場合は撤去しましょう。
テイストに合った猫用ゲージでおしゃれに安全確保
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ソファ裏にヴィンテージ感のある猫用ゲージを設置しています。大きなアイテムなのでお部屋のテイストに合った素材感や色味にすることで、コーディネートの完成度がぐっとアップします。
猫用ゲージはお留守番や寝る際など、意外と必要なシーンが多いアイテムです。普段は自由に室内を動き回らせる場合でも用意しておいた方が良いでしょう。特に生後3か月程度までの子猫には必須です。壁に接した場所に置くことで猫も安心感を感じられます。
猫のいるお部屋レイアウト 広いリビング(15〜20畳)編 3パターン
「猫のための設計」でお部屋の出入りも自由に
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壁面と天井近くにキャットウォークを設置しています。ウォールシェルフのようなシンプルなデザインですが、段差があったり猫専用の出入り口になっていたりと、猫が喜ぶ仕掛けがたっぷり!このタイプの猫専用の出入り口は壁に穴をあける必要があるので、設計段階でしっかりと打ち合わせが必要です。天井近くのキャットウォーク部分も周囲が見渡せたり、トンネル状になっていたりと工夫が光ります。
吹き抜けならダイナミックに運動できる
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吹き抜けのリビングであれば、壁面を有効活用することでよりダイナミックに動き回れます。キャットウォークを窓の周辺に作ることで、お部屋の中も外の景色もどちらも見晴らすことができますね。吹き抜け上部は熱気がこもりやすいため、シーリングファンやサーキュレーターを使用して、猫が快適に過ごせる温度管理に注意しましょう。
キャットタワーをフォーカルポイントに
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広いリビングの中央の柱をキャットタワー化しています。お部屋のテイストよりも暗い色合いで存在感が大きいので、かなりインパクトがありますね。角ばったデザインにしているため圧迫感を感じたり、動線の妨げになりやすい側面がありますので、気になる方は円形や角を取ったデザインにするのがおすすめです。
キャットタワー以外のインテリアは明るい色合いで、背の低いものを選ぶことでメリハリが感じられます。天井付近に設置したネイビーの猫用ステップは、色と大きさによって重量感を感じさせやすいです。入室時に死角になりやすいお部屋の手前側に置くことで、圧迫感を感じにくくできます。
まとめ
猫がいるお家のレイアウトは、運動できるスペースづくりと猫用トイレなど必要なアイテムの置き場所が重要なポイントになります。目が行き届きやすいリビングで共に過ごすのもよいですが、お部屋に余裕があったり多頭飼いしている場合は猫専用部屋を作るのもおすすめです。どちらの場合も、人も猫も快適に・安全に過ごせる環境づくりを最優先にして、レイアウトを考えましょう。
この記事を参考にして、あなたの家にぴったりな「猫がいるお家のレイアウト」を実現しましょう!
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