Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2022/08/11

【かっこいいリビングルーム】おしゃれインテリアのポイントをコーディネートのプロが画像で解説

大きなリビングダイニングで優雅なソファに腰掛けながら映画を楽しむ、または庭に見える景色を楽しむなど想像するだけで居心地の良くなる空間。

プロがモデルルームのコーディネートをする際に気にするポイントとお洒落なインテリアをご紹介します。

新築じゃなくても真似できるポイントも含めてご紹介しているので、最後まで見てみてください。

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目次

リビングをかっこよく。おしゃれに決めるための3つのポイント

開放感を感じる空間造り

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吹き抜けがあれば一番良い方法として挙げられます。物理的に天高が希望ほど確保できなくても、広く見せる開放感の演出は他にもあります。

例えば、間仕切りを極力使わずにシームレスに横に空間を繋げること。アイラインに掛からないように、ローボードのような腰高の家具で収納を確保しつつ視線を遠くに伸ばせるよう心がけるだけでも空間の感じ方として広々と感じられるようになります。

照明の種類を使い分ける

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創りたいリビングコーディネートのスタイリングに合わせて、照明を変えることはオススメの方法です。照明の種類にはダウンライト、スポットライト、ブラケットライト、ペンダントライトと大きく大別されます。

クラシックな空間でダウンライトやスポット照明が使われているとどことなく違和感を覚えると思います。吊り下げるタイプの意匠照明ではデコラティブな雰囲気を作りやすく、スポット照明などはスマートな印象を叶えます。

植栽を飾る

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壁にフレームの絵や何か他にディスプレイを飾ることよりも先に、植栽を飾ることを優先すべきです。ディスプレイ関係は飾る内容によって趣味趣向が出やすく、それがインテリアとマッチするかどうかはわかりません。

また、受け取る側のニュアンスとの差異も出やすいため植栽のような中立なエッセンスが程よく空間に馴染みやすいです。植栽は種類も豊富で色味、大きさ、形状をインテリアに合わせて選ぶこともできるので便利です。

リビングダイニングのレイアウト時に注意すべきこと

スペースに合わせたソファの形状選び

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ソファは大人数にも対応出来やすく、お部屋のアクセントにもなる大きな家具です。座り心地やデザインのエッセンスも幅広く好まれるリビングデザインにはソファが必需品だと言えます。ただし、ソファは椅子よりもスペースが必要になるので、スペースに合わせた選択が必要です。

リビングのようなくつろぎ空間でのテーブルとの距離感はおよそ15cm〜20cm間隔を空けられるとベストです。出入りもスムーズにでき、飲食や書き物をするにも適度な距離感で問題はありません。このスペースを詰めてしまうと少し窮屈な印象になってしまいます。お洒落な空間にはゆとりあるスペース作りが必要になりますので注意しましょう。

ダイニングとリビングの向き

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リビングダイニングのスペースの使い方によりますが、それぞれの距離感に応じた向きがあります。もちろん、窓などの外光が入る場所なども検討の材料にはなりますが、リビングダイニングは密接に関わるシーンなので、それぞれの場所からどう見えるかはポイントです。

例えば、奥行きが深く幅が狭い長方形の形状をしたスペースでリビングダイニングにする場合は、それぞれのシーンの切り替わりに家具を配置しません。奥行き方向にソファを設けるなどしてシーンを間仕切らず一体感を出す事で開放的なシーン作りになります。

逆に正方形に近い形状であればそれぞれのシーンを横並び、縦並びにするのではなく少しズラしてレイアウトすると視野が遠くに届きやすいので、より広く感じる空間の繫がりになります。スペースが広い場合と狭い場合で配置の考え方のポイントが変わることは覚えておきましょう。どちらも視線を抜かす方法を前提として考えるのでベースの考え方は流用できます。

間仕切りは空間を仕切るのではなく視界を適度に遮る方法で

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リビングとダイニングを設えのスペース上、隣接する場合に空間を仕切りたい方もいらっしゃると思います。来客のことを考えてダイニング側を仕切りたいとご希望されることもありますよね。そんな時は壁で間仕切らず、パーテーションや置物で造作としてしまいましょう。

壁を作ると視界、音が遮れるメリットがあります。ただし、その分人の気配を感じられずダイニングとリビング相互間でのコミュニケーションも遮ってしまうがデメリットです。そんな時はシースルー感のある間仕切りが便利な機能を果たします。

視線の引っ掛かりを作ることで奥が見通しにくくなります。人間の目の性質では手前のものにピントが合いやすくなるので、目を凝らしながらでないと奥が見通しずらくなります。これによってコミュニケーションの障害を作らずに空間を仕切ることが可能になります。リビングダイニングは居心地優先でできるだけ開放感を確保した方がベターです。

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かっこいいリビング総集編!人を招きたくなるおしゃれコーディネート実例10選

【シンプルラグジュアリー】シックなカラーリングと深みのある家具のデザイン

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肌質のあるインテリアとモッタリとしたシルエットのソファ、ラフで質感のあるファブリックやラグのミックスしたコーディネートですがバランスが取れています。テーブルはシャープで細身のシルエット、ガラスの天板とモダンな部分も見せ、全てが関連して品の良さを感じさせています。

ダークトーンからグレー系でまとめられたコーディネートに新緑の色をした観葉植物が、空間に新鮮さとクリーンな空気感を作り上げています。

【エレガントスタイリッシュ】モノトーンなカラーリングとムードあるライティング

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モノトーンにキメたカラーリングが印象的なコーディネート。見える面積の大きい壁、床、天井をハイトーンで明るくし、家具やディスプレイでアクセントにダークトーンを使ったことで、モノトーンでも重すぎないコーディネートに。

そしてメリハリのあるライティングはスタンド照明やブラケット照明などの意匠照明を足したことでラグジュアリーな演出に仕上げています。

【カジュアルミックス】シンプルで居心地の良い家具と空間のバランス

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陽の光も差し込む気持ちの良い空間をオーソドックスにシンプルな設えで仕上げています。家具やデコレーションは骨太なシルエットを使い、分厚さやリッチな印象を生んでいます。カジュアルな雰囲気とのギャップがシンプルだけど品のある雰囲気を創り上げていますね。

スタンド照明やキャンドルを配したライティングで、夜は陰影のメリハリが出たムード高まる雰囲気になりそうです。

【シックラスティック】ダークトーンの落ち着いた雰囲気とラフな質感のアンバランス

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基本のカラーリングはダークトーンで仕上げ、ラスティックな素材はむき出しの状態としその色と質感の対向なデザインがモダンにも捉えられます。

ダークトーンで厚みのある家具は品の良さを感じさせやすく、居心地の良さそうな印象を受けます。また、ダーク系インテリアに大きな葉っぱの観葉植物は色が映えやすく、アクセントにも使いやすいです。

【ダンディモダン】無骨な印象とシンプルでスマートな家具デザイン

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ダークトーンで設えがまとめられ、荒々しい素材感を出したマテリアルがセンスの良いコテージハウスのようなコーディネートです。黒系インテリアで無骨なシルエットはダンディな印象を生みます。

対向する色のオフホワイトやライトグレー、ミラーなどのディスプレイは空間にヌキを作り重たさのバランスを取るのに役立ちます。一枚板や古材のような存在感のある木と組み合わせると本物を求めるリッチな雰囲気も表現できます。

【シンプルナチュラル】居心地良さそうな家具とキャンドル照明で可愛いライティング

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柔らかくて居心地の良さそうなシンプルなデザインの家具。そして毛並みの良さそうなラグと組み合わせた温かみあるコーディネート。全体的にはグレー系のカラーリングとそれぞれのテクスチャの違いで見せている最近流行りのスタイリングです。壁に飾ったポップアートと共に可愛らしいキャンドルが夜を素敵なムードに高めること間違いなしです。

【フレンチカントリー】荒々しいテクスチャーと白系インテリアのギャップ

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ブリックの荒々しい表情からブルックリンスタイルをイメージしやすいかと思いますが、それに合わせる家具の系統によってフレンチスタイルにも仕上がります。この事例に関しては白系の素材や仕上げで揃えられたインテリア、そして居心地の良さそうなクッションやファブリックの使い方でカントリースタイルの雰囲気を生んでいます。

白の骨太な家具でシワのありそうな生地の張り方で古びた感じを演出。モダンでもクラシックでも無い、落ち着きの空間に仕上げています。

【西海岸風+ボヘミアン】ミッドセンチュリーな家具と特徴のある柄デザイン

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白の壁とカルチャー色のあるポップアートの壁面、ミッドセンチュリーの機能的な家具の組み合わせによって成立している西海岸風スタイル。それに特徴的な民族柄を加えたことでボヘミアンミックススタイルに仕上がっています。西海岸のスタイルよりも少しクセも強く、柄やパターンによって印象を左右されやすいインテリアです。

ただし、温かみと密度が高まるので西海岸風に飽きたらエッセンスを加えて表現するのも面白いかもしれません。

【シンプル】キーカラーに青を取り入れた欧州リゾート風デザイン

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ヨーロッパのギリシャやイタリアのリゾートを想像するような、青と白のカラーリングで構築されるインテリアは誰もが品の良さを感じていると思います。ナチュラルな木の素材感を部分的に取り入れたり、ロールスクリーンを自然素材を使っていることで、モダンでありながら物の価値を感じられる素朴なデザインも詰まっています。

ただ、青は冷たい印象を受けやすいので、使う箇所や面積に要注意です。青でびっしりとしたカラーリングは印象の操作が難しく悪い印象に受け取られることが多いです。白の抜け感と目線よりも下に青は配色することで、目線より上は常にポジティブな印象でいられるのもポイントです。

【北欧風+クラシック】北欧デザイン風のコーディネートとクラシックなエッジのデザイン

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北欧風インテリア家具に少しクラシックなエッジが組み合わされた珍しいコーディネートミックスです。目に飛び込んでくるディスプレイや家具、照明全てのものが造形的でまるで美術館のよう。床に敷かれたラグによってそれらが中和された印象に仕上がっています。

最後に

憧れのアンティークソファやお洒落な北欧デザインのダイニングセットを購入してもトータルデザインをするのは難しいですよね。リビングダイニングは大きなスペースなのでそれだけにレイアウトの自由度が高い空間です。

広さの余り、家具を壁に沿って置いてしまってあっさりとした空間にもなりがち。逆にてんこ盛りに家具を敷き詰めてしまう例もあります。スペースでは強弱をつけながら、色や灯の明暗で差を作りながらコーディネートすると実際のスペース以上の体感の良さを得られます。

写真の事例も参考にしながら、昼間の空間のイメージだけではなく夜のムード高いシーン作りも想像しながらコーディネートを考えてみることをおすすめします。

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