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【和室のおしゃれな書斎】雰囲気抜群のコーディネート事例10選を紹介!

くつろげる和室を書斎にしてみたいけど、おしゃれにみせるのは難しそう…そう思っていませんか?和室のインテリアだけは手付かずで放置している、そんな方も多いかもしれません。

和室でもコーディネート次第で、おしゃれな書斎にすることができます。いまどきの「和モダン」や、古民家カフェのようなレトロなインテリアを目指して見ませんか?この記事では和室を書斎にするときのコーディネートのポイントと、素敵な実例10選をご紹介します。

和室をおしゃれな書斎にする3つのコーディネートポイント

ディティールをシンプルに削ぎ落として和モダンインテリアに

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おしゃれな和室の書斎を実現する方法のひとつは、現代的な和風インテリアを目指すことです。「和モダン」といわれることもあります。伝統的な和室にも色々な様式がありますが、共通していえるのは洋室のインテリアよりもディテールが多いということ。

たとえば洋室の壁は、一面が白い壁紙ということも珍しくありません。一方和室は壁だけとってみても、柱、長押、鴨居、ふすま、床の間、障子、欄間など、さまざまな要素が組み合わされています。基本的には、このディテールを減らして、シンプルにするほどモダンな印象になります。畳なら縁なしの琉球畳、ふすまなら縁のなしの太鼓ふすまにすれば、モダンな印象が強くなります。

和モダンの書斎にする場合のデスクは、シンプルなカウンタータイプを座椅子と組み合わせるのがおすすめです。デスクにこだわらず、座卓に座布団にしても。装飾的ではない、シャープなデザインを選びましょう。

和室には自然素材のものがなじみやすく、窓まわりは和紙素材のプリーツシェードやウッドブラインド、照明器具も和紙を使用したシンプルなものなどが合わせやすいでしょう。

また伝統的な和室は、畳や白木の組み合わせで全体に淡いトーンであることも多いですが、家具、ふすまや壁の一部やテキスタイルなどに、墨色や藍色など強い色を持ってくるのも、モダンな印象を強めてすっきりみせてくれます。

家具のみで和室を活かすならレトロ感を生かしたスタイルも定番

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現代的な和室を目指す和モダンとは逆に、和室のレトロ感を生かした書斎スタイルにする方法もあります。昔ながらの和室を、家具などのコーディネートだけで、おしゃれに見せたい場合はこちらのスタイルの方が向いています。このスタイルには、古い日本家屋を利用した古民家カフェがいいお手本になります。

西洋の文化が入ってきた明治以降、日本の住宅には和室に洋家具をそのまま置くなどの和洋折衷のスタイルの流れがあります。大正ロマン、昭和レトロなど目指すイメージを決めて、アンティークの家具や照明器具、雑貨を選んでみましょう。書斎のデスクとして使える「文机」は、アンティークの品揃えも豊富です。

またレトロな和室は、北欧、ミッドセンチュリーなどの家具とも相性がいいので、ミックススタイルに挑戦してもいいでしょう。

やわらかい畳の上に脚の細い家具やキャスター付きの家具を置くときは、畳の保護が必要です。畳の上に絨毯やラグを敷くと保護と同時にインテリアのポイントにもなりますが、畳の通気性や調湿性を妨げるデメリットもあります。ダニやカビの対策はお忘れなく。

畳に座った時の視線の高さに注意

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和室では畳に座る「床座」スタイルが一般的ですが、床座のときに注意したいのは、座ったときの視線の高さ。身長170cmの人がダイニングチェアに座った時の人の目の高さはおよそ120cm、ソファに座ったときはおよそ95cm、一方床に座ったときの目の高さはおよそ65~70cmといわれています。

椅子座に比べて50~55cm視線が低くなるため、家具高さなどの見え方が違ってきます。家具の高さが高すぎて圧迫感を感じないか、照明器具の見え方、窓の高さなど、低い位置から見たときのチェックが必要です。下から見るとシェードの中が丸見えになってしまうような照明器具もあります。また、書斎のデスクを窓の前に置いて庭などが眺められるようにするのは定番のレイアウトですが、窓の位置が高くて外が見えないと、かえって違和感を感じる場合があります。

リビングルームに隣接している和室も多いですが、この場合もふたつの部屋の視線の高さの違いが、居心地の悪さにつながる場合があります。これは、和室の床の高さを20~40cm程度高くする「小上がり」の和室にすると解決できます。内装に手を入れるのが難しければ、リビングも床座に近いロースタイルにする、書斎の机の方向をリビング方向に向けないなどの方法でも、違和感が少なくなるでしょう。

和風の書斎大特集!おしゃれコーディネート実例10選まとめ

【和×アジアン】黒い縦格子のパーティションが美しいアクセントに

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細かいピッチが美しい、黒い縦格子のパーティションでゆるやかに区切られた書斎スペース。縦格子とラタンの座椅子の組み合わせは、ほんのりとアジアンテイストも感じさせます。

縁なし琉球畳、壁と天井、和紙のプリーツシェードがつくる優しい色合いの空間を、パーティション、民芸調の文机、座椅子のダークカラーが引き立てています。さまざまな素材の組み合わせで、奥行きを感じさせるコーディネートです。

【男前インテリア】ブラックを効かせた男の書斎

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洋室の一部に設けた小上がりの書斎コーナー。縁のない琉球畳、白い壁、明るめの木の色という淡いトーンの中で、壁付きのシェルフのブラックのアイアンフレームがアクセントになっています。テイスト合わせたブラックのデスクランプもポイント。

カウンターデスクの下は掘りこたつ式に足が下ろせるようになっていて、使い勝手も良さそうです。

【和風】2つのスタンド照明で、陰影を楽しむ書斎

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上部も下部も照らせる、1mを超える高さの大型のスタンドが印象的なコーディネートです。シェードのセンターに入っている黒の帯が、全体を引き締めるアクセント。文机の上のスタンドと共に灯せば、変化のある陰影が楽しめます。

床の間に足つきのシェルフを置くなど、少し崩したコーディネートで、床の間、ふすま、障子がある正統派の和室に個性をプラスしています。

【テイストミックス】レトロな団地の和室のミックススタイル

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リフォームしたレトロな団地の和室に、好きなモノを放り込んだようなコーディネート。白い壁や天井、和紙の照明シェード、ナチュラルなカーテンというシンプルな空間の中で、黒のメカニカルなハイバックのオフィスチェアが目を引きます。キャスター付きのチェアの足元には、畳の保護のためにコルクボードを敷いています。

無造作なようでいて、壁一面のオープンシェルフの高さが窓の高さと揃えてあるなど、すっきり見えるようにデザインされています。

【和モダン】ディスプレーで和風を演出

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間口一間(約180cm)のコンパクトなスペースながら、すっきりした印象の書斎です。畳敷きではあるものの、部屋の造り自体にはそれほど和の要素はありませんが、窓にかかったすだれ風のロールスクリーン、飾り棚の上の書の額、棚の上の染付の皿などのコーディネートで和風に寄せています。

部屋を広く見せている造り付けの飾り棚は、横型の床の間のような造り。季節ごとのディスプレーも楽しめそうです。照明は、デスクスペースを照らすスポットライト、デスク上のスタンド、棚の上の壁を照らす間接照明の組み合わせ。全体照明に頼らず、必要なところだけに照明を設けているのも、空間の質を上げています。

【和風】伝統的な和のディテールが清々しい

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白木と畳の色が清々しい、背筋が伸びるような書斎です。障子、床の間、明かりとり窓など、伝統的な和室のディテールが生かされていますが、デスクのカウンターの下は足を下ろせる掘り込み式、カウンター上の天袋の扉には紫色を使うなど、現代的なデザインも盛り込まれています。唯一の置き家具である座椅子は造作の白木と色を合わせてあります。

窓のあかりや天井の照明は障子越しの光になっており、床の間や天袋の下の部分には間接照明が設けてあります。柔らかな光の演出が心地よさそうです。

【和モダン】ブラウン×ネイビーの落ち着いた空間

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最近の畳はカラーバリエーションが豊富です。こちらはブラウンの畳とネイビーの壁の組み合わせのモダンな和室。フローリングと近い色のブラウン系であれば、洋室と続いたスペースでも違和感がありません。小上がりの上がり框やデスクカウンター、オープン棚もブラウンでコーディネート。

一般的に和室の窓は低めにしたり、地窓にしたりすることが多いですが、この書斎ではあえて高窓に。外の景色が見えず光だけが入る高窓が、隠れ家的な雰囲気をつくりだしています。

【ナチュラル】ミニマムな家具で実現するくつろぎの書斎

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最小限の可動式の家具を置いただけのミニマムな書斎。書斎といっても、大型のPCを置く必要や机の上の作業がなければ、大きな机を置く必要はありません。和室は本来部屋の機能を特定せずに、フレキシブルに活用するものでした。この書斎も、読書やストレッチなど色々な使い方ができそうです。

長大作さんデザインのものと思われる低座椅子は、畳の上に座るのが苦手な方におすすめの椅子。もともと和室でくつろげるように考案されたもので、ゆったりした姿勢で座ることができます。4本脚の椅子と比べ、畳を痛めにくいのもいいところです。
壁面収納の下の地窓の周りに、照明スタンドなど和モダンの小物を置いて雰囲気を出しています。

【和モダン】ブラックの壁紙でつなげたモダンと和

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ふすまや押入れがあるトラディショナルな和室に、PCデスク、デスクチェア、サイドボードといったモダンでシャープな家具をコーディネートした書斎です。

和とモダンという2つのテイストをつなげているのは、どちらのテイストにもなじむブラックの壁紙。黒い壁に映える、白を生かしたアートも和を感じさせます。机の上のキートレイや時計ケースもモノトーンでまとめられ、落ち着いた大人の書斎になっています。

【シンプル】PCデスクとドレッサーを部屋の中央にレイアウト

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和室には押入れや引き違いの窓・ドアがあり、壁面が少ないことが意外に多いものです。このコーディネートでは、PCデスクとドレッサーを背合わせにして部屋の中央にレイアウト、壁側にはスリムなシェルフを置いています。背の高い家具がないので、コンパクトなスペースでも圧迫感を感じさせません。

中央の家具の足元には、安定性の確保と畳の保護のために、硬めのウィルトンカーペートを敷いています。

まとめ

和室をおしゃれな書斎にするポイントと、実例10選をご紹介しました。

ラグジュアリーなシティホテルの部屋にも畳が使われるなど、リラックスできる和室が見直されている今、おしゃれに整えた和室の書斎をぜひ手にいれてください。

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