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      2020/11/09

【プロが厳選】リビングにおすすめの観葉植物8選!大型も小型も効果的に活用したコーディネート実例も豊富に紹介

河野ゆみこ
著者:河野ゆみこ (二級建築士/インテリアコーディネーター)

住空間設計室CUBE代表。一般社団法人感性ひらく空間代表理事。 住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社での勤務を経て独立。日常の中に非日常を感じさせる住空間づくりをコンセプトとし、住宅やオフィス・医療施設・店舗など約1200件の設計やインテリアコーディネートに携わるほか、セミナー講師、コラム執筆も行っている。

家族がくつろいだり来客をもてなしたりするリビングは、一日のうちでも長い時間を過ごすことが多いだけに、好みのインテリアを楽しみたい空間です。

リビングのインテリアをさらにセンスアップさせるアイテムのひとつが観葉植物。

一つリビングのどこかに置くだけでも、ぐんとしゃれた雰囲気を出せます。

この記事では、リビングをおしゃれに見せる観葉植物の選び方と、おすすめの観葉植物の種類、さらに観葉植物を効果的に活用したリビングの実例をたっぷり紹介していきます。

今のリビングをもっとセンス良くしたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

 

リビングインテリアを格上げする観葉植物の選び方のコツ

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リビングは住宅の中でも広さがある場所なので、他の場所と比べるとコーディネートする観葉植物の選択肢は多いです。それだけにどのように選んだらいいか迷いますよね。

リビングに適した観葉植物の選び方のコツを3つ紹介します。

 

リビングの中で観葉植物をどう見せたいかを考える

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数多くの中からリビングに置く観葉植物を選ぶには、観葉植物をリビングの中でどのように見せたいかを考えるとスムーズです。

たとえば、リビングのインテリアテイストになじむように観葉植物を置きたいなら、自然と観葉植物の種類を絞り込めます。

スタイリッシュなモダンテイストのリビングにはシャープな形の葉を持つ観葉植物、癒される雰囲気があふれるナチュラルテイストのリビングにはやわらかいカーブを描くフォルムの観葉植物といったように、見た目の印象重視で決めていくと迷いにくいですね。

逆に観葉植物をリビング全体のアクセントとして目立たせたいなら、単独でも存在感を出せるフォルムやサイズの観葉植物を中心に選んでいくといいでしょう。

 

リビング内の動線とのバランスを取る

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リビングは住宅のメイン空間であると同時に、隣接するキッチンやダイニング、バルコニーとのつながりが強い空間でもあります。

最近はリビング階段やオープンキッチンなど隣接した空間とゆるやかにつながり、まとめて一つの大きな空間としてとらえる傾向が強くなっています。

こうした間取りでは、動線がスムーズかどうかが快適性を左右しますから、観葉植物は動線を妨げない位置に置くのが鉄則。

置く場所をよく検討した上で、空間全体になじんだりアクセントを加えたりするための観葉植物を選んでいくといいでしょう。

 

リビング内に置く場所の明るさや広さをチェックする

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置く場所を検討する際には、動線だけでなく明るさや広さもチェックしておきましょう。

観葉植物をいつまでも美しく、すこやかな状態で管理するには、日当たりや風通しの良し悪しは重要です。

南向きのリビングであっても日当たりのいい位置とそうでない位置がありますので、日光を好む観葉植物を選びたいなら置く場所の日当たりを確認しておきましょう。

エアコンの風がかかりやすい位置は乾燥しやすいため、肉厚の葉で乾燥に強い観葉植物を選ぶのがおすすめです。

さらに、近くに家具などがない余裕のある場所に置くのか、家具の間などに置くのか、カウンターや棚などに飾るのかによって、適した観葉植物のフォルムやサイズが異なります。

観葉植物を置く場所の広さも考慮しておきましょう。

 

リビングにおすすめの観葉植物8選

リビングに観葉植物を置くなら、リビングならではの開放感や明るさといった魅力をさらにアップさせるような観葉植物を選びたいですね。

見映えがして管理も簡単なリビング向きの観葉植物を8つ紹介しましょう。

 

おすすめ1.フィカス・ウンベラータ

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しなやかでゆったりと広がる葉が上に向かって伸びていくフィカス・ウンベラータは、天井高があって広さを確保できるリビングだからこそ映える観葉植物の代表格です。

のびのびとした印象を与えるフォルムなので、どんなテイストのリビングにも開放感を加えてくれます。

大ぶりなサイズのものを鉢に入れて、リビングのコーナーや窓のそばに置くと空間に奥行が出せます。

 

おすすめ2.クワズイモ

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太い幹と厚みのある葉が個性的なクワズイモは、存在感があり、広いリビングによく似合う観葉植物。

その見た目から夏のイメージが強いですが、乾燥や寒さに強く冬場でも青々とした姿を楽しめます。

ゆるやかにカーブを描きながら伸びていくため、無地の壁面をバックに余裕のある広さが確保できる場所に置くと、フォルムの変化をじっくり味わえるでしょう。

 

おすすめ3.サンスベリア・ローレンティ

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細長くとがった葉がまっすぐ上に伸びるサンスベリア・ローレンティは、モダンテイストのリビングによく合う観葉植物です。

乾燥に強く日光を好むため、日当たりのいいリビング内に置いて楽しみましょう。

葉に厚みがあって丈夫なので管理しやすく、葉が周囲に広がらないため、サイズによって床置きからテーブルの上までどの位置でも飾りやすいです。

すっきりと、しかし見映えがする観葉植物が欲しい人にはぴったりです。

 

おすすめ4.アレカヤシ

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明るい南国テイストのインテリアでまとめたリビングにおすすめなのがアレカヤシです。

細く密集した葉が繊細ながらも開放的な印象を与え、窓を開けて風を入れるとさらさらと揺れる様子には誰もが癒されるでしょう。

よく伸びて背が高くなりやすいので、大ぶりな鉢と組み合わせてバランスをとるとリビングの中で存在感が高まり、おしゃれな雰囲気を出せます。

 

おすすめ5.ドラセナ・コンシンネ

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アレカヤシと同じく細長い葉が特徴的なドラセナ・コンシンネ。

茎がくねくねと曲がりながら育ち、独特の芸術的なフォルムを楽しめることから、リビングのシンボルツリーとして選ぶケースも少なくありません。

背が高い割に上方向に向かって伸びていくことから、家具の間などの狭い場所でも置きやすく、リビングを模様替えしてもレイアウトしやすいです。

 

おすすめ6.シンゴニューム

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品種によって葉の色が複数あるシンゴニュームは、華やかさがあります。

グリーン1色以外に、グリーンとレッドが交じり合った色の葉を持つタイプだと、他の種類にはない立体感が出ておしゃれな雰囲気を高めてくれます。

出窓カウンターやテーブルの上などにちょこんと置くだけで目を引きますから、シンプルなインテリアでまとめているリビングにアクセントをつけたい場合におすすめです。

 

おすすめ7.スパティフィラム

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ツヤのある葉が優雅なスパティフィラムは、白い花が印象的な観葉植物です。

葉だけの時期は青々としたフレッシュな雰囲気を、花が咲くとかわいらしい雰囲気を楽しめるバリエーションの広さが好まれます。

寒さにはあまり強くありませんが、他の場所よりも快適な室温がキープされやすいリビングであれば、カウンターの上などに置いて長く鑑賞できます。

 

おすすめ8.ワイヤープランツ

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リビングというと大ぶりでしっかりとしたフォルムの観葉植物を選びがちですが、小ぶりなタイプをリビング内のあちこちに飾るというのもおしゃれなもの。

繊細で優しい印象が強いワイヤープランツは、まさにそんな飾り方で魅力を発揮できる観葉植物です。

名前の通り針金のような細い茎に丸みのある葉が鈴なりについた姿はとてもかわいらしいので、テーブルの上に置くのはもちろん天井や窓枠から吊るして飾るのもおすすめ。

 

観葉植物をおしゃれにコーディネートしたリビング実例8選

リビング×大型観葉植物4選

実例1.無地の壁に映えるダイナミックな姿が開放感たっぷり

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ゆったりと家具を配置したリビングに、大ぶりの観葉植物を合わせて余白を楽しむコーディネートです。ソファに座っていると緑に囲まれるような形になり、癒し効果も抜群。クッションの張地と鉢の色を合わせているのがスタイリッシュですね。

 

実例2.シンボルツリーを中心に複数のサイズの観葉植物をアレンジ

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自然光が降り注ぐ明るい吹き抜けの下に、シンボルツリーとなる大型の観葉植物を置いて存在感を強調しています。外壁に沿ってサイズの違う複数の観葉植物を並べることで、自然の中にいるようなリラックスした雰囲気が魅力的。

 

実例3.デッドスペースを活用して空間に立体感を与える

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オープンキッチンがある間取りの場合、リビングとキッチンやダイニングとの境界線がなく動線が回遊式になるため、大型の観葉植物を置く際は工夫が必要です。窓ぎわや柱と家具の間といったデッドスペースを有効に使うことで、動線を妨げずにセンスアップできます。

 

実例4.直線的なデザインの内装と絶妙にマッチするやわらかさを堪能

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タイル調の仕上げ材を張った壁面や家具を直線的なデザインでまとめると、リビングが単調な印象になりがちです。大型の観葉植物を近くに置くことで、スタイリッシュな雰囲気はそのままで緊張感をやわらげ、リラックスしやすいリビングをつくり出せます。

 

リビング×小型観葉植物4選

実例5.壁面に観葉植物を飾りディスプレイとして楽しむ

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リビングダイニングがコンパクトな広さの場合、大型の観葉植物をいきなり置くとアンバランスな印象になってしまいます。小型の観葉植物をいくつか飾るとほどよいアクセントとなります。カウンターやテーブルに置く以外に、こうして壁面にディスプレイ感覚で飾ると新鮮ですね。

 

実例6.アクセントクロスとのコンビでアレンジを楽しむ

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小型の観葉植物は、大型の観葉植物と比べてひとつひとつの存在感は強くないもののアレンジが効くのが魅力です。リビングにアクセントクロスを採用しているなら、その壁面に合わせて小型の観葉植物を並べることで壁面全体が一枚の絵のような存在感を放ち、センス良く見えます。

 

実例7.出窓の奥行を使ってフォーカルポイントをつくる

 

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リビングに出窓がある場合、その奥行を使って小型の観葉植物を並べると簡単に出窓をフォーカルポイントにできます。日当たりがよく風通しもいい場所なので、観葉植物が長持ちするというメリットも。オブジェとのさまざまな組み合わせを楽しむのもいいでしょう。

 

実例8.ハンギングタイプの観葉植物で天井面を彩る

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最近のリビングは開放感を重視して天井高が高くなっています。この高さを生かして小型の観葉植物をハンギングすると、武骨なテイストのインテリアであってもやわらかさを加えられます。常に視界に入る位置ですからリラックス効果も高め。

 

まとめ

リビングは、家族や来客が長い時間を過ごす場所としてインテリアの演出にこだわりたい空間ですね。

インテリアコーディネートのアレンジの幅を広げるアイテムとして観葉植物を取り入れると、リビングをさらに魅力的に変えることができます。

選び方のコツや実例を参考に、お気に入りのリビングをつくりあげて楽しんでくださいね。