Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2021/06/05

【観葉植物でかっこいい部屋作り】オトナの男性に人気のテイストでの取り入れ方を徹底解説!

近年では”ボタニカル”というキーワードが多く注目されていますよね。ボタニカルは”植物の”といった意味を持ちます。植物の自然な造形や綺麗な空気をインテリアとして取り込むコーディネートは憧れが強い方も多いと思います。

北欧テイストやナチュラルテイストでは自然を取り込んだインテリアの考え方の歴史が深いので、多くの雑誌や画像サイトでも観葉植物を上手に配置した美しいコーディネートを見かけますよね。

今回はそんな”ボタニカル”なインテリアを様々なテイストで活用した事例をご紹介します。イメージ写真だけでなく、具体的に使われている観葉植物の名前とちょっとした特徴までをご説明しますので、自分のインテリアに取り入れる参考として見てもらえればと思います。

Hello Interior 編集部が自信を持ってお薦めする 観葉植物の「HitoHana」

弊社 Hello Interior では1,000件以上のインテリアコーディネートを提供してきましたが、よくご提案に使用していたのがこちらの「HitoHana」。観葉植物とフラワーポットを別で注文する必要があるショップが多い中、おしゃれなフラワーポットとセットで掲載されていて、注文できるのがすごく便利。観葉植物を選ばれる際にはおすすめしたいまず見ていただきたいショップ様です!

男性に人気のかっこいいテイストへの観葉植物の取り入れ方

モダンテイスト

直線のソリッド感が強いモダンインテリアには緩やかに伸びるゴムの木で温かみをプラス

引用:https://www.pinterest.jp/pin/542683823848576356/

直線的な印象が強いモダンインテリアの厳格な雰囲気とは反する柔らかい印象のグリーンを取り込むとモダンな空間の中に親しみやすさや温かみが生まれます。カラーリングとしても強いダークトーンよりは淡めの色とのコーディネートがバランス良いです。

葉っぱの形状が造形的で特徴が強いものを選ぶと、シンプルな内装の壁にアクセントを加えられます。

ゴムの木のおすすめポイントと育て方

引用:https://www.pinterest.jp/pin/595952963170195509/

螺旋のように伸びる太い幹で力強い印象ですが、葉はやや小ぶりで光沢があります。全体的には素朴な印象ですがどことなく優雅にも見えるシルエットが暖かい雰囲気を作り出します。

育てる環境としても寒さに強いので、四季のある日本でも比較的安定して成長します。日当たりの良い場所を好むので日中は出来るだけ光合成をさせましょう。ただし、陽の強い7〜9月は直射日光が強すぎて葉っぱが焼けてしまうことがあります。葉っぱの様子を見ながら、時々配置転換することを心掛けましょう。

西海岸テイスト

白いインテリアとナチュラルなフローリングに華奢なシルエットが際立つ西海岸風

引用:https://www.pinterest.jp/pin/124834220902161061/

1年の365日中360日が晴れと言われるほど気候に恵まれたアメリカ西海岸では、外光や外気を室内に取り込んだシームレスなインテリアに特徴が見えます。そのため肌に直接触れると床は質感のあるフローリング、壁や天井は淡いカラーリングでコーディネートし、ミッドセンチュリーの家具が配置されたイメージが多いと思います。

そんなミッドセンチュリー家具とテイストが近いのが、華奢なシルエットのエバーフレッシュ。野生的で枝の伸び方もまっすぐではなく、ワイルドな印象が強いメンズライクな西海岸風のインテリアにもぴったりです。

エバーフレッシュのおすすめポイントと育て方

引用:https://www.pinterest.jp/pin/801077852459887442/?nic=1

複数の葉っぱで覆われたシルエットが野生的で複雑な形状をしています。男性的な躍動感のある植栽で、背の高さも200cm程度まで大きくなると言われています。インテリアでも目を引きやすいアイテムです。

昼と夜では違った表情を見せるエバーフレッシュは過湿を嫌うため、葉が乾いたら水を霧吹きでかける程度でOKです。寒さには弱いので、冬の日中は窓際で光を取り込ませるなどのメンテナンスが必要です。

また、急な環境の変化を嫌います。急に日光を取り込む時間が増えたり減ったりすると、枯れる原因になりますので配置を変えたりするときには注意が必要です。

ブルックリンテイスト

男前なゴツメインテリアにはクセの強いグリーンをプラス

引用:https://www.pinterest.jp/pin/730990583240495319/

ブルックリンと言えば、昔の工場街の荒れ果てたビルをリノベーションし、多くの若手デザイナーやクリエーター達が住むようになり人気となった街。荒廃したビルの躯体はそのままに、家具や植物でおしゃれに設えた男前なコーディネートなだけに観葉植物の存在は絶対です。

スタイルの基本として男前のインテリアがあるため、そこに負けないクセの強い植栽が好ましいです。また、そのボリュームも縦横自在に振り切れたような自由な造形がブルックリンのフリースタイルな雰囲気にぴったりです。

もし、幹が湾曲したようなクセの強いものが見つからならなければ、葉の色が掠れた赤色のような観葉植物でもテイストとしてはGoodです。

フィカス・ジャンボリーフのおすすめポイントと育て方

引用:https://hitohana.tokyo/indoor-plants/ficus-jumbo-leaf/others-772

幹が自由自在に伸びた造形的なシルエットが特徴です。葉も生い茂るほどに力の満ち溢れる男前な印象。また、光沢のある葉も特徴的で、耐暑性・耐陰性に優れた育てやすい観葉植物です。

土が乾いたら湿らす程度に水やりを行い、10〜4月は窓際で日中は光合成をさせます。そのほかの1〜3月も陽が出ている日中は出来るだけ窓際で日光に当てるよう心掛けましょう。

北欧ヴィンテージテイスト

シンプルな古めかしい空間には適度な存在感のオリーヴの木がバランス良し

引用:https://www.chrislovesjulia.com/wp-content/uploads/2018/08/editIMG_2050.jpg

北欧風の整えられたミッドセンチュリースタイルに、古めかしいカラーリングやテクスチャーは独特の年代感を創出しています。空間すべてのものの色が掠れていて線の細さが際立つ雰囲気には、華奢で葉の色の濃さもなく適度な主張があるオリーヴがバランスが良いです。

モダンなどのように近代的なシーンを飾るときには色の対比をわざと出すことは効果的ですが、このように洗練されたヴィンテージ感に合わせるにはよりそのバランスを崩さない物がベストチョイスです。また、葉っぱの形状も特徴が強くない物、葉のテクスチャーが光沢が控えめな物を選ぶと良いでしょう。

オリーヴのおすすめポイントと育て方

引用:https://www.pinterest.jp/pin/254383078939431963/

華奢なシルエットで爽やかな軽さが印象的です。木の実を潰してオイルにするオリーヴオイルは生活に密接に関わるもので皆さんの実生活でも馴染みのあるものだと思います。ヨーロッパではオリーヴの木を観賞用として飾るのも一般的な程に観葉植物として人気も高いものです。

幹が裸で透き通って見えるほど葉は生い茂っていませんが、耐寒性には強くなんとマイナス2℃まで耐えることができます。日照が必要なので冬でも窓際で陽を当ててあげましょう。水やりも土が乾いてからあげれば充分ですが、日中に水やりを行うと土の中で水が温まりやすいです。陽が暮れる頃に水やりを行うように心掛けましょう。

インダストリアルテイスト

ワイルドな空間とマッチしたフィカス・ベンガレンシスでより野生的に

引用:https://www.pinterest.jp/pin/595038169500312238/

色も焼けてしまった古材の板貼りやオイルが馴染んだレザーのソファと比較して艶のある綺麗な色合いが特徴的な葉っぱは空間にメリハリをつけてくれます。

背も高くサイズ感も選びやすいフィカス・ベンガレンシスは、ラスティックな空間と対比した柔らかく野生的な植栽を意識しましょう。シンボリックに飾るとインダストリアルの強すぎる雰囲気に負けない印象を創ります。

フィカス・ベンガレンシスのおすすめポイントと育て方

引用:https://www.pinterest.jp/pin/280771358005505384/

太い幹と螺旋状に登る形状がなんともワイルドな印象を受けるフィカス・ベンガレンシスです。原産国のインドでは「神聖なる木」として親しまれている植栽。葉は艶も有り、特徴として綺麗な色合いがあるので荒々しいラスティックな素材の木のテクスチャーとも相性が良いです。

オトナの男は皆実践している?観葉植物のかっこいいコーディネート事例7選

① クラシックフェミニンなインテリアに可愛らしい葉の形状がGood

引用:https://www.pinterest.jp/pin/277534395769760398/

クラシックな内装の設えにパステルカラーの水色で仕上げられた壁、白を基調としたソファやその他のアイテムでフェミニンな雰囲気を創り上げています。そんな中に敢えて観葉植物を飾るとすれば、フェミニンで植物っぽさのないものが好ましいです。

この写真で使われている”カシワバゴムノキ”はバイオリンのような形をした葉っぱが特徴的で、その大きさも30〜40cmになるほど大きなものです。葉は上の方に集中していて造形的な面白い形状が空間の雰囲気ともマッチしています。

② ミッドセンチュリーモダンな家具には葉の色が美しいものが相性Good

引用:https://www.pinterest.jp/pin/776308054490508763/

細いシルエットや空間と馴染むように抜きのデザインが施された中立的なデザインが多い印象です。デザインのテイストとしてはシンプルでエッジが丸みを帯びているので、少し女性的な要素が伺えます。

そんな中立的な印象の内装には”パキラ”のような美しい葉の彩度がある観葉植物がオススメです。幹は短く太く、別れた枝は細長く伸び縦長の葉っぱの形状が可愛らしい雰囲気を醸し出します。

葉っぱのサイズは大きくないものが空間にもマッチしやすく、特徴的な造形を持たないものの方がミッドセンチュリーの強くないテイスト感にうまく引き込まれます。

③ 西海岸風には大きい葉っぱもオシャレ度高し

引用:https://www.pinterest.jp/pin/809733207974073819/

西海岸風のグルーヴィーな雰囲気は適度なハンドメイド感と室内外が統一された気持ちの良い空間が持ち味です。飾り気も多くなく、部屋のポイント毎に配置された独特なデザイン性の家具やディスプレイ。それらとバランス良く馴染みながらオリジナリティの高い植栽がベストです。

“オーガスタ”は葉は大きく、背も高めでありながら緩い曲線で垂れたシルエットが特徴的。緑色の艶も強く、白の板貼りの壁にも一際目立つ存在感が部屋の空気と馴染んでいます。

④ ビンテージ感のある褪せたカラーリングには凛とした葉のパキラが合う

引用:https://www.pinterest.jp/pin/855191416725074235/

オイルレザーやへたったソファ、レザーの椅子や華奢なアイアンのシルエットがシンプルで古めかしさを醸し出すビンテージ。全体的に飾り気が少なく統一されたテクスチャーの中には、幹の太さがしっかりと目立ちながらもすっきりとした印象の”パキラ”がバランス良く納まります。

木々のように生い茂りながら成長するほど安定している”パキラ”は育てやすく長持ちしやすい品種です。葉の大きさもやや小さめでとても薄く繊細な色をしています。虫も付きずらく、部屋内で育てる観葉植物としても人気が高いです。

⑤ 大きな葉っぱの植物はボリュームを絞って窓際や部屋の角に置くと吉

引用:https://tilen.space/what-is-vintage-interior-design-retro-vs-vintage/

アジアの植物として特徴の強い葉っぱを持つ”モンステラ”は空間のコーディネートを限定してしまうイメージを持つ方も多いかと思います。ですが、ボリュームが重要になります。他の家具と高さのバランスを合わせることや、葉が大きいのでもっさりとならないように適度に剪定を心がけましょう。

配置のバランスとしては大きもの程、部屋の角や窓の側に置くようにすると視界が抜けやすいので圧迫感を与えません。部屋の視界が抜ける密度に比例して野暮ったさが洗練されたイメージになるので、植物同様に家具も必要最低限に揃えられると葉の品種に問わずシンプルで纏まったコーディネートが実現できます。

⑥ リゾートの演出には大きなスケールの植物が必須

引用:https://www.pinterest.jp/pin/535646949426570357/

メキシコのカンクンリゾートを思わせる緩くて温かみのあるリラックスした雰囲気は憧れも強いですよね。リネンやナチュラルの木製家具と組み合わせたシンプルなインテリアには大きな葉っぱを持つ植物がベストです。

“バナナ”の木は葉も大きく茎もしっかりとしたシルエットですが重たさがありません。窓際に飾って光の溢れを演出するのもリゾート感を高めるポイントです。

⑦ 壁面を活用したグリーンのアート

引用:https://www.pinterest.jp/pin/343821752800277568/

シンプルでコンテンポラリーな内装には優しい印象の”ポトス”が扱いやすいです。蔓状に成長していく”ポトス”はビギナーの方でも育てやすい品種です。鮮やかな緑と白の混じり気がある葉っぱはハート型をしていて可愛らしい特徴があります。

壁に掛けたワイヤーフレームに蔓を通してアートのような遊び方が出来るのも”ポトス”ならではの楽しみ方です。葉は柔らかく、垂れ下がるような形状をしています。小さな葉っぱですが成長スピードが早く、ボリュームも出るので、麻の籠に塒を巻くように飾って置いてあげても部屋の柔らかなアクセントになります。

ナチュラルな印象の植物なので、オーガニックやシンプルな雰囲気にワンポイント足すのにも使いやすい植物です。

最後に

ビギナーの方にも扱いやすい観葉植物から見た目のオシャレ度も高い大きなものまでご紹介しました。観葉植物は部屋の内と外の境界を取り払ったクリーンな環境で人をリラックスさせてくれます。また、陽の光を受けることでその鮮やかさや木漏れ日のような葉漏れ日が気持ちの良い灯りを作ってくれます。

室内の重苦しい雰囲気になりがちなビンテージスタイルやインダストリアルなコーディネートでも、実は植栽の選び方を注意すればスタイリングも可能なことが事例として見ていただけたかと思います。その他にも事例に無いスタイルのコーディネートも英語で探してみると海外には沢山あります。

お気に入りのコーディネート写真や観葉植物を見つけて、自分のお部屋に合うコーディネートを探ってみてはいかがでしょうか。

Hello Interior 編集部が自信を持ってお薦めする 観葉植物の「HitoHana」

弊社 Hello Interior では1,000件以上のインテリアコーディネートを提供してきましたが、よくご提案に使用していたのがこちらの「HitoHana」。観葉植物とフラワーポットを別で注文する必要があるショップが多い中、おしゃれなフラワーポットとセットで掲載されていて、注文できるのがすごく便利。観葉植物を選ばれる際にはおすすめしたいまず見ていただきたいショップ様です!

Hello Interior LETTER

"こだわりのある大人" のための
インテリアのヒントをメールでお届け

インテリアのプロが毎月2通配信♪
2,000名以上の方が購読中♪