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【プロが解説】大人の勉強部屋のレイアウト全10パターン!参考書勉強派・PC勉強派に分けて徹底解説

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

資格試験や社内試験、キャリアアップのための学習など、大人になってからも勉強を頑張っている方は多いのではないでしょうか。しかし、勉強に集中できる環境を整えて取り組めている方は少ないように感じます。

そこで今回は「大人の勉強部屋のレイアウト全10パターン」と題して、勉強により集中できる環境づくりのポイントを解説します。また、勉強の種類(参考書などを使う・パソコンを使う)に分けて、実例も紹介しますので、ご自身に合った勉強部屋づくりに役立つかと思います。

勉強部屋のレイアウトのコツをつかんで、学習効率をアップしましょう!

大人の勉強部屋のレイアウトを決めるときに考えるポイント

1畳でもOK。広さに合わせて置くものを決める

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大人の勉強部屋はどのくらいの広さが必要なのでしょうか。シンプルに勉強をするためだけのお部屋であれば、実は1畳でも十分です。むしろ、狭い方が他のものが気になって集中できないということも起こりにくいです。デスクや小さなラックなど、勉強に必要なものだけを置くことで、狭くても勉強に打ち込める空間になります。

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2~3畳の広さがあれば、ある程度大きな本棚やラックでも置くことができ、書籍が多い方や複数のモニター・周辺機器などを置きたい方でも余裕をもって収納できます。勉強に必要なものだけに絞るのではなく、趣味のものや雑貨なども置いて、お気に入りの空間に仕上げることもできます。その場合は、デスクに向かったときに死角になる位置に置くと、勉強中に気が散ることもありません。

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4畳以上のお部屋であれば、デスクやラック以外にソファ・チェアなどを置いて、勉強の息抜きスペースを作っても良いでしょう。息抜きスペースはデスクに向かったときに背面になる位置など、勉強中は目に入らない場所に設置しましょう。

「窓はサイド・壁は背後」のデスク配置で集中力アップ

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勉強部屋の中でもメインとなるデスクの配置は、レイアウトを決める上で最も重要です。スペースに問題がなければおすすめしたいのが、デスクに向かって「窓は利き手と反対側のサイド・壁は背後もしくは適度に距離を空ける」というレイアウトです。

まずは窓の位置ですが、窓からは光や冷気などが入ってくるので、基本的にはデスクから少し距離を置けると良いでしょう。デスクの正面に窓があると外の様子が気になって気が散りやすいので、デスクのサイドに窓が来るようにしましょう。利き手側に窓があると窓からの光によって文字を書く際に手元が暗くなってしまうので、利き手と反対側に窓があるとより良いです。窓とデスクを理想的な配置にできない場合は、ブラインドやカーテンなどで窓からを光を抑える工夫をすると使い勝手がアップします。

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勉強部屋のデスクは壁付けで置くケースが多いですが、その際に座る位置と壁までが近すぎると圧迫感が感じられて、勉強に集中できなくなってしまいます。デスクの背後に壁がくるようにするのがおすすめですが、スペースの関係で難しい場合は、デスクと壁を少し離して置く・デスクの正面ではなく横面を壁につけるなど、座る位置と壁との距離を確保しましょう。

また、カウンターデスクなど奥行きの狭いデスクではなく、奥行きの広いデスクにして壁から離れて座るようにするのも良いでしょう。天板も広くなり作業効率が上がりますし、足元の空きスペースにラックなどを置けば収納力もアップします。

収納は手が届く位置に。ラックや足元を活用して作業スペースは死守

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勉強で必要なものはデスクから手が届く位置にないと、スムーズに取り出せずに集中が途切れる原因になります。勉強中に使う筆記用具や参考書、プリンターなどの周辺機器は、手を伸ばせばすぐに届くところに配置しましょう。

その際に気をつけたいのは、デスクの天板を収納場所にしないことです。勉強をするための作業スペースが減ってしまうと、必要な資料がひろげられなったり、ものをよけながら勉強したりと、集中が阻害される要因となってしまいます。ノートと参考書をひろげたい場合は、少なくとも幅90cm×奥行き50cm程度のスペースを確保しましょう。複数の書籍をひろげたい場合は、幅120cm程度あると余裕が生まれます。

勉強のスタイル別機能的な勉強部屋レイアウト全10パターン

参考書・教科書等の本を使った勉強に最適な勉強部屋レイアウト編 5選

本棚を死角に置いてスッキリ&集中を途切れさせない

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L字型のデスクの短辺に勉強スペース・長辺に本棚を置いたコンパクトな勉強部屋です。本棚を正面ではなくサイドに置くことで、入室時に目に入らずスッキリとした印象になります。また、すぐに手が届くけれどデスクに向かったときに目に入らない場所なので、勉強中に気が散りにくくなります。ウォールシェルフによって手元が暗くなりやすいので、必要に応じてデスクライトを追加しましょう。

デスク周りは何も置かずスタイリッシュに

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L字デスクは天板が広いので、複数の参考書をひろげて勉強したい方や、本での勉強とパソコンなどの作業を並行しておこないたい方におすすめです。本や雑貨などは背面のラックに置いて、デスク周りは何も置かないことで、より使い勝手とおしゃれさがアップします。勉強に使う本は取り出しやすいオープン棚に、ごちゃごちゃしやすい小物類は扉付き収納にしまうとスッキリとした状態が維持でき、気が散りにくくなります。

大容量本棚を主役にしたメリハリ空間

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奥にリラックススペース・手前に勉強スペースを置いて、メリハリのある過ごし方ができるお部屋になっています。天井まである本棚はさまざまな棚の高さにすることで本以外のものも収納しやすく、デザイン性も高いのでお部屋の主役になります。作り付けなので転倒などの心配も少なく、耐久性も高いで安心して使えます。

大型カウンターデスクで収納量も学習効率もアップ

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壁一面に大きなカウンターデスクを置き、上下に大容量の本棚を設置しています。天板の奥行きは70cm以上あると、奥に本棚を置いても手前に足を入れる余裕があります。空いたスペースには可動式のワゴンを置くと、小物の収納に役立ちます。天板を大きく取ることで複数の本を重ねずに開けるので、多くの参考書を使用したい方におすすめです。

隠す収納を極めた集中できる和の空間

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小上がりの奥にカウンターをつけて、ゆったりと勉強に取り組めるスペースとしています。セミオープンな勉強スペースは気軽に使いやすく、勉強のハードルが下がります。窓を向くことになりますが、ブラインドをつけているので光の影響や気が散りやすくなることもありません。床下や扉付き収納に必要なものをしまえば、勉強だけに集中できます。

PCを使った勉強に最適な勉強部屋レイアウト編 5選

趣味のアイテムも取り入れた開放感のある勉強部屋

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吹き抜けに向かう形でカウンターデスクを設置した、開放感のある勉強部屋です。幅の広いカウンターなので、複数のモニターを置いてもスペースに余裕があります。デスクは窓と適度な距離があることでモニターが反射して見にくくなることもなく、パソコン作業が快適にできます。趣味のアイテムや雑貨などは奥のカウンターや裏のラックなど、勉強中に死角になる場所に置いて集中を乱しません。

壁面を有効活用して気分転換スペースを確保

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デスクとソファをL字に配置して、勉強も息抜きもできる長く過ごしたくなるお部屋です。集中が途切れた時にデスクからソファに移動して、気分を変えて勉強するのも良いですね。ソファはクッションが固めのもので、座面高さは40cm程度で足が床にしっかりと着くものにすると勉強にも使いやすいです。

収納はすべて壁掛けにすることで、せまいお部屋でも床を広く使えます。棚の奥行きが広すぎると圧迫感が出るので、25cm程度までに抑えると良いでしょう。勉強に使うアイテムはデスク側に・趣味のアイテムなどはソファ側に置くと使いやすく、勉強の邪魔にもなりません。

中央にデスクを置いて一緒に勉強できるスペースに

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お部屋の中央にデスクを置いて、2人で使いやすくレイアウトした勉強部屋です。向かい合って座るとお互いの動きが気になりやすいのですが、大きなモニターを挟むことで適度に目隠しされます。それでも気になる場合は座る位置をずらしたり、横並びに座るのも良いでしょう。

オープン棚はゆとりをもったディスプレイスペースとして、必要なものは目隠しできる下部の扉付きの棚をメインとして収納しましょう。収納と椅子に距離があるので、その日使うアイテムはトレーなどにまとめて手元に一時置きすると集中を途切れさせることなく勉強に打ち込めます。

クローゼットの一角なら勉強以外にも活用できる

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スペース的に勉強部屋を確保するのが難しいという方は、ウォークインクローゼットにドッキングするのはいかがでしょうか。クローゼットは基本的に自分しか入らない空間なので、他の人に邪魔されずに勉強するのにぴったりです。クローゼットにデスクがあれば勉強だけではなく、アイロンがけや洗濯物をたたむのにも活用できます。

その際に注意したいのが電源の確保です。パソコンやプリンター・デスクライトなど、電源が必要なアイテムが多くありますので、デスク周辺に少なくとも1か所は電源を確保しましょう。足元と天板上の2か所に電源があると、より使いやすくなります。

あえてデスクにディスプレイすれば垢ぬけた印象に

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L型デスクの一角だけを使用して、残りはディスプレイスペースにしたおしゃれな勉強スペースです。ノートパソコンだけで勉強するのであれば、必要なスペースは最小40cm程度の幅があればOKです。一般的に販売されているL型デスクであれば、一辺は完全に空くので雑貨などを飾ることができます。ふと横に目をやると好きなものが目に入るので、勉強のモチベーションアップにも良いかもしれません。

奥行きの広いデスクであれば天板上に勉強に必要な小物を置いてもよいですが、気が散る原因になるようなら足元にワゴンなどを置いて収納するのがおすすめです。

まとめ

大人の勉強部屋は限られたスペースでも有効活用すれば集中できる空間になります。

置く家具はお部屋のサイズに合わせて厳選する・デスクの配置にこだわる・収納は手の届く範囲にするの3点を意識すれば、勉強部屋の使い勝手はぐっと良くなります。使いやすい=余計なストレスがないので、勉強に打ち込むことができますよ。

勉強環境を整えれば、自然と学習効率もアップします。集中できる勉強部屋を実現して、より勉強を捗らせましょう!

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