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      2020/09/16

【西海岸風ソファおすすめ5選】インテリアの参考例をまじえてご紹介

正武田 由佳
著者:正武田 由佳 (インテリアコーディネーター)

大手ハウスメーカーで営業経験後、建築設計事務所にてインテリアコーディネーターを務める。延べ100世帯以上の悩みや希望を伺ってきた経験から、「豊かな暮らし」を叶える住まいの在り方を日々考えています。インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターの資格あり。得意なスタイルは北欧・和モダン・カフェ系で、素朴で繊細なもの・静けさを感じる空間がすき。心地よい空間づくりのアイデアをお伝えしてゆきます*゜

「サーファーズスタイル」や「カリフォルニアスタイル」とも称される、西海岸風のインテリア。2009年に日本に初上陸した、カリフォルニア発のセレクトショップ 「RonHerman(ロンハーマン)」の人気も相まって、一大トレンドを巻き起こしたスタイルです。そのラフで爽やかな雰囲気に、憧れる方も多いのではないでしょうか。

今回は、インテリアのメインアイテムである「ソファ」を中心に、西海岸風のインテリアをつくるコツをご紹介してゆきます。

西海岸風インテリアづくりのコツとは

① 迷ったらブルーとホワイトを選ぼう

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西海岸風インテリアのキーカラーは、海を思わせる「ブルー」と砂浜の「ホワイト」です。ソファやクッション、ラグやカーテンなどのファブリックでブルーを取り入れると良いでしょう。

ネイビーのような深い青よりは、ビビッドなブルーや涼しげな水色をチョイスすることで、ビーチの爽やかなイメージが演出できますよ。

② ウォッシュド感のある素材を取り入れる

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西海岸風のテイストをつくる大きな要素が、ウォッシュド感のある素材を取り入れることです。新築やリフォームでフローリングから選べるのであれば、ワイルドなオークがおすすめ。通常のオイル塗装だと濡れたようなツヤ感が出てしまうので、無塗装風に仕上がる塗料を選ぶとより雰囲気が出ます。

ソファであれば、オークやタモで出来たフレームのものや、目の粗い布の張地のものを選ぶとよいでしょう。カーテンやクッションに麻素材をもってくるのも、ラフで涼しげな印象になります。

③ 壁を使って見せ場をつくる

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西海岸風インテリアを目指すなら、壁面の使い方が重要です。大きな窓のない壁があれば、そこを飾って見せ場をつくりましょう。

写真のようにラフな板張りにしたり、海を連想させるサーフボードや星(ヒトデ)型のモチーフを飾ったりすれば、一気に西海岸風の印象が生まれます。

西海岸風インテリアでソファを置くときのNGポイント

① クッションとソファの色・素材を揃えてしまう

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統一感のある空間にするために、ソファとクッションを揃えるという手法もありますが、西海岸風インテリアにするのなら避けた方がよいでしょう。少し小奇麗にまとまりすぎた印象になってしまいます。

クッションまたはブランケットなどで差し色を入れ、賑やかさを演出しましょう。

② ボリュームのあるラグは暑苦しく見える

商品を見てみる

ふかふかのラグマットは座ったり寝転んだりするのに気持ち良いですが、西海岸風の爽やかな空間では浮いて見えやすいので注意が必要です。

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おすすめは薄手で織り感のあるデザインですが、どうしても毛足の長いものを敷きたい場合は、写真のような軽く見える色味のものを選びましょう。

③ 裏地のしっかりした遮光カーテンにも注意

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遮光のカーテンは、グレーや黒の裏地で光が透過しないようになっているものが多いので、どうしても重たく重厚感のある印象になりがち。明るく開放的な西海岸風スタイルでは、避けたいアイテムのひとつです。

どうしても遮光にこだわりたい場合は、フロントレース(厚手の生地の手前にレース生地を持ってくるスタイル)にするなど、軽さを演出するような工夫をしましょう。

コーデ実例つき!西海岸風インテリアでおすすめなソファ5選

① FUN!HOUSE!SOFA【FACTORY&STORE MANUALgraph (ファクトリーアンドストア マニュアルグラフ)】

https://tabroom.jp/sofa/3-seater-sofa/itm0022305/

FACTORY&STORE MANUALgraph (ファクトリーアンドストア マニュアルグラフ)は、50年以上ホテルや飲食店向けの家具を作り続けてきたフジライトという家具工房が、2014年に新たに立ち上げたソファ専門のブランドです。

「FUN!SOFA!」をモットーに掲げる同社の代表が、自邸を建てる際に生み出したソファが、このFUN!HOUSE!SOFA でした。岡山県産の特別なデニムが、ラフな風合いの中にも上品さを兼ね備えた印象を醸し出します。

  • 価格(税抜):¥266,000
  • サイズ:幅2100 × 奥行910 × 高さ795mm
  • 素材:岡山県産オリジナルデニム

② AGIO Sofa 182(2P)【MARUSHO (マルショウ)】

https://tabroom.jp/sofa/2-seater-sofa/itm0003118/

福岡県の家具メーカーMARUSHOの家具は、節や杢目(模様)が入ったナチュラルな素材感のものが豊富で、ラフな風合いのインテリアによく似合います。

AGIO(アージョ) とは、イタリア語で「安らぎ」や「心地よさ」という意味。自然な木肌に表れる豊かな杢目の表情は、見ているだけでも心が穏やかになってゆくような、不思議な魅力があります。

  • 価格(税抜):¥333,000
  • サイズ:幅1820 × 奥行900 × 高さ720 × 座面高390mm
  • 素材:<本体>オーク <張地>布、本革
  • 仕上げ:eco oiled 、polish finished

③ CALIN2 2P(リクライニング) 【ligne roset (リーンロゼ)】

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少し都会的で洗練された雰囲気を出したい方には、ligne roset のCALIN(カラン)シリーズがおすすめです。フェザーピローの柔らかな座面と背もたれに、華奢なスチールパイプの脚の組み合わせは、程よいナチュラル感は残しつつもモダンな印象に。

ブルーかホワイトの張地を選べば、西海岸風のテイストにもばっちり馴染んでくれますよ。

  • 価格(税込):¥189,000〜
  • サイズ:幅1650 × 奥行970 × 高さ770mm
  • 素材:ウレタンフォーム、スチールパイプ
  • カバーリング:布、皮革

④ Decibel Professional 2人掛け 両ひじ【NOYES (ノイエス)】

https://tabroom.jp/sofa/2-seater-sofa/itm0001201/

名古屋発のソファ専門ブランド NOYES は、デザインから製造販売、アフターサービスまでを一貫して自社で行う安心の体制をもっています。全国4箇所にショールームもあるので、じっくり体感して説明を受けて検討したい方にはおすすめ。

こちらの Decibel Professional シリーズは、圧迫感のないシンプルで高さを押さえたデザインが特徴で、広々とした座面は確保しながらも、お部屋を広く見せてくれます。リゾートインテリアに欠かせない、ゆったりした雰囲気を演出してくれますよ。

背もたれのように見えているのは、実は大きなフェザークッション。置き方ひとつで、背もたれになったり枕になったり。いろいろなシチュエーションに対応してくれるのが魅力のソファです。

  • 価格(税込):¥149,040〜
  • サイズ:幅1670 × 奥行890 × 高さ530 × 座面高310mm
  • 素材:<脚>ラバー材 <マットレス・クッション>ウレタン
    <張地>合皮、布、本革

⑤ OUR SOFA HiBACK Blue【FACTORY&STORE MANUALgraph (ファクトリーアンドストア マニュアルグラフ)】

https://tabroom.jp/sofa/2-seater-sofa/itm0022478/

西海岸リゾートの賑やかな感じを楽しみたい方には、こんな柄物のソファもおすすめです。太さのランダムなボーダー模様が、リズミカルで軽快な印象をお部屋に与えてくれるので、他はシンプルなアイテムを合わせるだけで様になりますよ。

しっかりとしたハイバックの背もたれが身体を優しく支えてくれ、座り心地も抜群。ハイバックのソファは野暮ったくもなりがちですが、ボーダー柄の張地がそれを感じさせない、いい仕事をしてくれています。

  • 価格(税抜):¥213,500
  • サイズ:幅1820 × 奥行930 × 高さ850mm
  • 素材:<本体>木製フレーム、ウレタンフォーム
    <張材>ファブリック 綿 42%、レーヨン 30%、リネン 24%、ポリエステル 4%
    <座面>ウレタンフォーム、ウェーブスプリング(Sバネ)
    <背クッション>スモールフェザー+チップウレタン、ウレタンフォーム
    <肘・脚>タモ材

ポイント解説!西海岸風インテリアのソファコーデ5選

①ホワイトウッド×デニムの爽やかインテリア

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壁一面がホワイトの板張りになっているこちらのお部屋。ホワイト基調ながら単調になっていないのは、木目の表情が感じられるから。また、表しの梁をスモーキーな濃いブラウンにすることで、コントラストを付け、空間に動きが感じられるようになっています。

デニムのソファを中心に、ブルーをテーマカラーとしていますが、絶妙にラグのイエローが効いています。ブルーだけだとクールな印象になり過ぎてしまうところに、明るく爽やかな彩りを添える役目をイエローが担っているのですね。

②表情のある織り目のファブリックが決め手

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ライトグレー×ナチュラルウッドのソファを引き立てているのが、織り目のざっくりとしたブルーのクッション。ソファのファブリックと密度の異なる生地を持ってくることで、動きのある生き生きとした印象になります。

ディスプレイのサーフボードには、ブルーの補色(反対の色)であるオレンジを持ってきて、メリハリを付けつつも調和の取れたコーディネートとなっています。

③大きなソファには、形や大きさの様々なクッションを

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大きなソファは目を引くだけに、お部屋の中でも印象を左右するポイントになりがち。単調にならずに素敵な印象にするには、動きのあるイメージをつくり出すことを意識してみましょう。

ポイントは、「同系色でまとめる」「大きさや素材感でメリハリをつける」ことです。統一感を損なうことなく、比較的簡単におしゃれな印象をつくり出すことができますよ。

④ 木部のカラーが安定感の鍵

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ヘリンボーン張りの壁が印象的なこちらのお部屋は、ソファのフレームやダイニングセットの木部をヘリンボーンの色に合わせています。よく、「家具は床の色とドアの色、どちらと合わせるのが良いですか?」と相談されることがありますが、床の色より濃い木が壁面にある場合は、壁側の色に合わせるのがおすすめ。そうすることで、立体感のある印象が生まれ、お部屋が広く感じられる効果もあります。

階段前のコーナーにラフに立てかけられたサーフボードも、対角線上に視線が集まることで奥行きを感じさせるという効果を生んでいますよ。

⑤ちょっとだけ異素材をMIXしてみる

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こちらの事例も、壁面の板張りがアクセントで、家具もナチュラルな風合いのものをセレクトしています。が、注目したいのがセンターテーブルの天板。このように、石や金属、ガラスなどの異素材をポイントで取り入れることで、ワンランク上のおしゃれなインテリアになりますよ。

基本は馴染ませる・調和させることを意識しながら、ポイントで「おや?」と心に引っかかる部分をつくるのがコツです。

最後に

ラフで自由な雰囲気が魅力の西海岸風インテリア。ポイントになる要素がはっきりしているので、コツを押さえればどなたでもチャレンジしやすいスタイルです。

ご紹介した内容を参考に、自由にコーディネートを楽しんでみてくださいね。