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【北欧リビングに必須のオットマン6選】素材別に選び方のコツを解説!おしゃれコーディネート実例もご紹介

北欧スタイルは、寛ぎを感じられる優しい空間が魅力です。そして北欧リビングインテリアでよく見かけるのが、オットマンです。ソファとセットで使う印象が強く、必要性に疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?

しかし実は、オットマンは足置きとしてはもちろん、来客時にはスツールとして、また、読みかけの本を置いたり、ちょっとしたサイドテーブルとしてなど、インテリアオブジェとして使うことができます。

今回は、北欧リビング作りに欠かせないオットマンを素材別に取り入れるポイントやコーディネート実例を交えつつ、厳選した至極のオットマンをふんだんにご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

素材別にみる、北欧スタイルにマッチするおしゃれなオットマン選びのポイント

ファブリック

北欧リビングに合わせるオットマンにファブリック張地を選ぶと、見た目の寒々しさが減り、温かみと心地よさを演出できます。ファブリック張地を選ぶ場合、光沢感があるものやシルク素材のものは避けてください。北欧リビングに欠かせない柔らかなリビングの雰囲気が台無しになることも。また、同じ素材でも色合いで見せ方が変わりますので、どんな印象を与える北欧リビングを作るかを考慮してください。

例えばこちらのお部屋のように、ナチュラルカラーの木製家具にはソファと同じネイビーのオットマンで、シックな印象に。インテリア全体のメインカラーは、木の温もりを感じるナチュラルカラーでまとめて、ファブリックを対照的な寒色系カラーでコーディネートすると、統一感の中にもメリハリを感じる空間に仕上がります。

一方で赤やオレンジといった暖色系カラーにすると、より温かみや明るさを感じられカジュアルな雰囲気を足すこともできます。ファブリックのオットマンは、カラー選びをすることでメリハリのある北欧リビングを作ることができますよ。

レザー

北欧リビングにレザーのオットマンと聞いて、冷たさを感じて敬遠してしまう方もいるのではないですか?清潔感を感じる北欧インテリアとレザー張地のオットマンを組み合わせても問題がありません。レザーを取り入れることで、空間に重厚感が生まれます。

冷たさが気になるようでしたら、オットマンを木製フレームとレザー張地が組み合わせてあるタイプや、レザーをナチュラルブラウンやニュートラルカラーなどの柔らかな色合いのものを選ぶと、北欧の温かみを残しつつ取り入れることができます。

こちらのお部屋のように、白やベージュでまとめたナチュラルな北欧リビング空間に、イエローブラウンのレザーオットマンを置くことで、レザーの質感が印象的なアクセントになっています。レザーオットマンを取り入れることで、同系色でまとめた北欧リビングがぼやっとせず、味わい深い洗練された空間に仕上がっています。

ラタン

ラタンのオットマンは、木製家具に並んでナチュラルな雰囲気のあるアイテムです。ラタンの質感は、北欧リビングにリゾートのような開放的な雰囲気を演出してくれます。ラタンのオットマンを北欧リビングに取り入れる場合は、曲線的で柔らかなフォルムのもので、白色ラタンのものにするとナチュラルな雰囲気になります。

また、こちらのお部屋のように、白を基調とした北欧リビングにラタンのオットマンを置くことで、上品で優しい柔らかな空間に仕上がっています。北欧リビングの中でも人気のホワイトインテリアにラタンチェアを置き、ナチュラル感をプラスしています。さらに、ナチュラル感を出しつつリラックスを誘う空間が作れます。

【北欧スタイルに最適】おしゃれなオットマン6選を紹介

雰囲気に馴染む、軽やかさ:newnormal Low Sofa Ottoman【greeniche】

木製フレームの軽やかな雰囲気と自然に馴じむ広めのハの字に開いた脚が特徴のファブリック素材のオットマンです。脚に角度とテーパーをつけることで無垢材の素材感を出しつつも、ほどよいボリューム感と佇まいです。上部の緩やかなカーブがアクセントとなりエッジのきいたデティールに柔らかさを与え、 北欧リビング空間によく馴染みます。

多彩なファブリックとフレームはオーク、ウォールナット、アンティークブラウンの無垢材から選べます。ソファと色合いを合わせても、単体でアクセントアイテムとして取り入れても。組み合わせ方はさまざまです。

  • 価格:¥57,000〜
  • サイズ:幅65cm × 奥行40cm × 高さ32cm

丸いフォルムが上質ファブリックを引き立てる:CUBIC ottoman【formax(フォルマックス)】

お気に入りの場所を演出できるチャーミングな円形オットマンです。シンプルなデザインにコンパクトなサイズで、北欧スタイルでもクラシックな空間でもフィットします。張地(ファブリック)は、トレンドの発信地であるイタリアを中心としたヨーロッパの生地を取り揃えています。テクスチャーの美しさはもちろんのこと、厳しいヨーロッパの検査基準をクリアした上質な生地の中から、好みに合わせて選ぶことができます。

シンプルで丸みを持つフォルムは、多彩なファブリックの色や柄で大きく表情が変わります。思い切って柄ファブリックを選んで、温かみのある北欧リビング空間にメリハリをつけるということもできます。

  • 価格:¥51,000〜¥96,000
  • サイズ:幅60cm × 奥行60cm × 高さ39cm

洗練された美しさ:OW149-F【Carl Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)】

1908年デンマークで設立され、北欧デザインを牽引してきた家具メーカー、カール・ハンセン&サンのオットマン。シンプルながらも洗練された美しさを感じさせます。デザインはデンマークで北欧デザインを牽引した家具デザイナー、Ole Wanscher (オーレ・ヴァンシャー)が手掛けています。

安定性に優れ、座面など細部に至るまで丁寧に仕上げられた木部が美しいオットマンです。 クッションの皮革は、自然な風合いと肌触りを残しつつ、表面に薄いコーティングをほどこしたセミアニリンレザーを使っています。チェアとセットするだけでなく、単体での使用にも適しています。

  • 価格:¥170,000〜
  • サイズ:幅60cm × 奥行40cm × 高さ46cm × 座面高46cm

サイドテーブルとしても:TANBO【moda en casa(モーダ・エン・カーサ)】

デンマークブランド「Sketch」のオットマンです。本場デンマークで数多くのブランドのコレクションを手がけているクールなデザイナーとタッグを組み、「消費者に好かれるデザイン」、「適切な価格構成」を軸に、ニュースカンジナビアン(新しい北欧デザイン)のエッセンスをシンプルに注ぎ込んだアイテムです。

デザインはシンプルに作られています。角がないことでリビングの動線をすっきりと取れる正円の形はソファとも相性が良く、オットマンをソファから離して置けば、足置きだけではなくサイドテーブルとしても使うことができます。

  • 価格:¥75,000〜
  • サイズ:幅68cm × 奥行68cm × 高さ42cm

ラタンだけど北欧的:オットマンL【Sika Design】

伝統的なイタリアの職人技と、近代的でミニマルな家具デザインを融合させたイタリア人デザイナーのFranco Albini(フランコ・アルビニ)によってデザインされた芸術的でエレガントなオットマンです。構造的なデザインがラタンの持つ美しさを十分に表現しています。

ラタンというとアジアン家具のイメージが浮かびますが、こちらのオットマンは、アジアンというよりはむしろ北欧系の雰囲気が感じられます。それもそのはず、Sika Designは、デンマークの老舗家具ブランドです。リビングに置けばオシャレなワンポイントにもなります。

  • 価格:¥41,000
  • サイズ:直径65cm × 高さ40cm

上質の芯籐を限りなく丁寧に編み込んだ:S-112(NA)【ヤマカワラタン】

日本発の高級ラタンファニチャーのトップブランドが手掛けるオットマンです。上質な材料を厳選し、全工程ハンドメイドで職人が製造します。製品には、シリアルナンバーが付けられ、製造担当者が分かる徹底的な品質管理を行っています。

また、座面の生地は撥水生地や合皮系の生地など50種類以上のバリエーションから選ぶことができます。オットマンとしてだけではく、スツールとしても使っても。丸みを帯びた美しい曲線と希少価値の高い美しい白色の上質なラタンの風合いが、こなれた北欧リビングを演出してくれます。

  • 価格:¥38,000
  • サイズ:幅45.5cm × 奥行45.5cm × 高さ43cm

こんなくつろぎ北欧リビングを作ってみたい!オットマンをおしゃれコーディネート4選

幾何学模様のオットマンがスタイリッシュさを演出

白とグレーを基調とした北欧リビングに、幾何学模様のオットマンを取り入れています。色味のトーンを抑えたナチュラルな空間に幾何学模様のオットマンがアクセントとなり、スタイリッシュな印象がプラスされています。明るく開放的で、他に色味が入っていないのでまとまりやすく落ち着いた雰囲気になっています。

レザーオットマンの質感で冷たさを演出

ブラウンのコーデュロイソファにオリーブ色のレザーオットマンをコーディネートしています。ソファとは別の素材、色にしているのがポイントです。コーデュロイソファに木製家具と温かみ漂う中で、レザーの冷たい質感が空間を引き締めてくれます。また、気取らないラフさを感じるオリーブ色は、ナチュラルカラーの中にメリハリをつけてくれます。

ラタンオットマンで作る、大人の上質北欧リビング

白×ナチュラルブラウンでまとめた北欧リビングに、ラタンのオットマンを置いています。ラタンとナチュラルな風合いのアイテムが美しく調和した、とても上品なリビング空間に仕上がっています。少しエスニックテイストのオットマンがノスタルジックで、スタイリングに柔らかさを加えています。

限られたリビング空間を活かすロータイプのオットマン

限られたスペースのリビング空間でも、背の低いロータイプのオットマンなら、圧迫感が少なく、部屋を広く見せることができます。また優しい雰囲気の白ソファに、冷たさを感じさせるブラウンレザーのオットマンが見事に調和しています。バランスを整える為に、ピンクのクッションや観葉植物などの北欧らしいアイテムを足すことがポイントです。

まとめ

オットマンを取り入れることで、くつろぎ空間を演出できます。そして、垢抜けた洗練さを纏う北欧リビング空間を作ることができます。柔らかな温かみを演出したいならファブリック、味わい深い質感を足すならレザー、爽やかなリゾート感を演出するならラタンと、素材によって北欧リビングの印象がガラリと変わります。

この記事を参考に、ソファーとセットでも、単品でも、自由に合わせて北欧リビングのスタイリングをしてくださいね。

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