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【インテリアコーディネートの方法・メリット徹底解説】プロの技を取り入れるポイントをご紹介

おおたひろこ
著者:おおたひろこ (インテリアコーディネーター)

大学で建築を学び、建築・インテリア業界で10年以上勤務したのちライターに転身。インテリアコーディネーター資格保有。自宅はモダン+グリーン多め、子どもとペット共存のインテリアです。専門的な視点と生活者の目線で、皆さまのインテリアづくりをお手伝いします。

インテリアコーディネーターは、作りたいインテリアスタイルをくみ取った統一感のあるお部屋をつくることができます。つまりプロのコーディネートの手順を真似れば、まとまったステキなインテリアのつくれる可能性が高くなります。

今回は、自分でインテリアコーディネートをしてみたいという方や、プロであるコーディネーターに頼む場合にどのような手順になるのか知りたい方向けに、インテリアコーディネーターが実際におこなっているコーディネートの方法をご紹介いたします。

この方法を把握したうえで、作りたいインテリアのイメージを頭の中に思い浮かべることができれば、コーディネートをスムーズに考えられますし、プロに依頼する場合は希望を正しく伝えることができます。

この記事を参考に、ぜひよりよいインテリアコーディネートへの一歩を進めてみてくださいね。

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プロが実際にやっている!インテリアコーディネートの方法をご紹介!

STEP1:イメージ作り

インテリア コーディネート プロ コーディネーター 方法 解説 イメージ ボード

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まず、どんなインテリアをつくりたいのかが整理できていないことにはインテリアコーディネートをすすめることができません。
ですが、一般的に自分が求めるスタイルはどんなスタイルなのかをはっきりわかっている人は少ないでしょう。

最初にするべきは、さまざまなインテリアの写真を見て、好きだ(作りたい)と思う画像を集めていくことです。
インテリア雑誌やファッション雑誌、インテリア関連の書籍でももちろんよいですし、インターネットの画像検索サイト「ピンタレスト」から好きだと思う画像をピン止めして集めてもOKです。

プロの方法

インテリア コーディネート イメージボード サンプル

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インテリアコーディネーターに依頼する場合、コーディネーターが代表的なスタイルのイメージを持参してくれて、それを見せながら好みを探っていくという方法をとることもあります。

ほかに、イメージ画像(家具、小物など)のコピーをたくさん用意して、好きなものを選んでもらい1枚のボードに貼ってもらうという方法の場合も。

事前に、ピンタレストから選んでその情報を共有してもらい、好きな傾向をまとめてから打ち合わせをする場合もあります。

これらの方法は、コーディネーターや依頼の内容によって異なりますが、希望のイメージを知る大切なプロセスになります。

一般の方もここだけは抑えれば格段に良くなる!

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好きだと思った写真を集めていくと、求めている方向が見えてきます。

集めた写真をながめていると…
ナチュラルな木製家具でまとめたお部屋が好きみたい、引き締めにブラックアイアンを入れたウォールナット家具を中心にしたい、すっきりしたなにもない部屋が好み、カラフルなさまざまなものをミックスさせたい!などつくりたい傾向が見えてきましたか?

そこまでできたら、イメージボードを作ってみましょう。
もっとも希望に近い写真数枚や、入れたい素材・小物・カラーなどを1枚のボードにまとめます。

意外と家族で好みが異なる場合がありますから、家族でイメージボードを確認してみましょう。
可能であれば一人1枚つくってもよいですね。
最終的に家族みんなの希望を1つにしぼって次の段階に進みながら、イメージボードに何度も立ち返るとスタイルから脱線することなくコーディネートをまとめることができます。

インテリアコーディネーターに依頼する場合でも、ここまで先にしておけば自身の希望も整理できてまとまりやすいので話が早く進みますし、最初の提案をもらったらイメージと違ったということも防ぐことができます。

STEP2:ゾーニング

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作りたいインテリアのイメージがかたまったら、建築図面を出します。
たとえば、コーディネートしたい場所がLDKなら、ダイニングテーブルはこのあたりに置きたい、ソファはこちら向きにこんな形のものが置きたいとざっくりと場所を決めます。

プロの方法

インテリア コーディネート ゾーニング プラン 配置 イメージ

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インテリアコーディネーターであれば、図面から空間を想像することができます。
広さのイメージや、家具を置いた場合の必要な空間のイメージ、天井と家具の高さのイメージなど。
それらを元に、置く家具のサイズや位置のアドバイスをおこないます。

特にソファやダイニングの形、テレビの位置とサイズ、継続して使いたい家具などがある場合は先に伝えておくことが大切です。

一般の方もここだけは抑えれば格段に良くなる!

インテリア コーディネート サイズ ゾーニング 把握 ポイント ソファ コンポジション 組み合わせ

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たとえば、画像のようにソファを組み合わせて置いた場合にどのくらいのサイズになるのかをある程度調べておきましょう。
そうすれば、ゾーニングしたけれど、結局全く入らないサイズだったということを防ぐことができます。

STEP3:レイアウト

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ざっくりとした位置と希望がまとまったら、つぎは図面に家具をレイアウトします。
このときまだ商品は決まっていませんから、一般的なサイズで落とし込みます。
もちろん、決まっている家具があれば正しいサイズで配置します。

プロの方法

インテリア コーディネート プロ コーディネーター レイアウト 家具 配置 動線

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空間の全体的なバランスに合う家具をセレクトして配置します。
お部屋に入ったときに、広々と感じるか狭く感じるかはレイアウトによっても変わります。
プロであれば、経験から配置のアイデアも豊富にあるので、さまざまな提案ができます。

また、生活動線を考えたメリハリのある配置が可能です。

一般の方もここだけは抑えれば格段に良くなる!

インテリア コーディネート ポイント レイアウト イメージ 動線 空間 配置

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一般の方が難しいのは、壁と家具の間や、家具同士の空間の取り方です。
通常よく歩く動線の場合は70センチ以上あけたいところです。
人がすれ違ったりするメインの通路は90~110センチ以上取ります。

ダイニングテーブルなら、チェアを引き出す空間もお忘れなく。
一般にテーブルから70センチ程度にします。

実はこれらの数字は、家具などの高さによっても変化します。
つまり、背の低い家具の間なのか、背の高い家具や壁にはさまれているかで、心理的な必要なサイズは変わってきます。

不安に感じたら、今お使いのテーブルやソファまわりにメジャーを置いてみて、どの程度の空間があれば狭く感じないのか体感してみましょう。

STEP4:商品選定

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購入する家具がレイアウトでおおよそ決まれば、いよいよ商品を決めていきます。
インテリアショップやショールームをめぐったり、カタログやサンプルを取り寄せて決定します。

この時、最初につくったイメージボードに必ず立ち返りましょう。

プロの方法

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プロは知っている(頭に入っている)商品がたくさんあります。
ですから、このスタイルでまとめるならソファは〇〇メーカーのあのソファがいいと候補が頭に浮かびます。

さらに、全体的なカラーコーディネートもプロならではのコーディネートができます。
フローリングの色や、壁紙の色、カーテンやラグなど、すべてを検討します。

ほかにも質感や光沢などのほか、照明器具にいたるまでトータルで希望にそった提案をします。

一般の方もここだけは抑えれば格段に良くなる!

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ソファやダイニングテーブルなど家具のメインを決めても、広い範囲のインテリアまで考えることが難しいのが一般的です。

おすすめは、メインの家具にもう一歩プラスして検討すること。

たとえば、ソファにラグやサイドテーブル、スタンドライトをプラスして考える。
ダイニングテーブル横には、ボードをコーディネートしてみる。
アートを飾るというのも、インテリアをグレードアップできる方法です。

メインの家具だけでなく、小物もできるだけコーディネートしましょう。

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困ったときはプロに頼む!インテリアコーディネートのメリット

メリット① プロの商品知識を利用できる

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前述のように、プロは多くの商品知識を持っています。
自身でイチから探すとなると、時間も必要になりますし、希望の商品にたどり着けないかもしれません。

コーディネートをプロに依頼すれば、プロが持つ商品知識を利用できます。
労力を減らし、より希望に近い商品を効率的に検討することができるようになります。

メリット② 立体的なコーディネートが可能になる

インテリア コーディネート プロ メリット 立体的 ポイント

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平面でサイズを確認することができても、難しいのは立体的な検討です。
空間全体のボリューム感や目線の高さのイメージ調整など、プロに依頼すれば単調にならないコーディネートが可能になります。

また、アクセントカラーをうまく使ったりポイントになる雑貨をつかったりして、リズムが感じられるお部屋作りも。自分では想像しきれない部分を補ってもらえます。

メリット③ 予算に合った家具を選んでもらえる

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プロにコーディネートを頼むと、高級品ばかり案内されるというイメージをお持ちではないですか?
たとえば、高級家具ばかりそろえるインテリアショップのコーディネーターに依頼すると、ショップの商品から選ぶので高級品ばかりになることはあります。

ですが、そういった縛られるものがないプロに依頼すれば、家具に使える予算にあわせてバランスよく商品をコーディネートしてもらえます。
全体的に同じ価格帯にするのではなく、強くイメージが残るものに予算をかけるというようにうまく分散してもらえるのがポイントです。

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プロの技が光る!インテリアコーディネートの実例 5選

統一感のあるインテリア

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インテリアショップやショールームに行くと、素敵にディスプレイされている商品や、単体でおしゃれな商品を見て、これがいい!と思ってしまいがちです。
それらを部屋に置いてみると、統一感のないバラバラなインテリアになってしまった…ということがないように、しっかりコントロールしてくれるのがプロのお仕事。

木材のカラーや、素材感、柄のスタイルなど、的確なアドバイスをして脱線を防いでもらえます。

最終的にできあがったインテリアを見れば、「あの時あれを選ばなくてよかった!」と思えることでしょう。

カラーバランスのよいインテリア

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特に色をインテリアに多く入れたい場合、コーディネートは難しくなります。
ベースカラーやメインカラー、アクセントカラーの割合のバランスは、70,25,5%と言われていますが、トーンや明るさによっても印象は異なります。

そんなときはプロに頼めば安心。
全体のバランスを考えて、カラーコーディネートをしてくれるでしょう。

動線が考えられたインテリア

インテリア コーディネート プロ 動線 スムーズ イメージ

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キッチンからダイニング、そしてリビングへの動線。
洗濯干しの家事動線など。

動きをスムーズにおこなえる動線が考えられていないと、毎日のようにストレスを感じることになります。

メインの通路、サブの通路、ダイニングに人が座ったときに後ろに人が通る場合、食器などを持って移動する場合、ドアや収納扉を開けた場合など考えるべき内容は複雑です。

プロに頼めば、そういったことも考えたレイアウトを提案してもらえます。

立体的なインテリア

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プロにコーディネートを頼むと、床から天井まで空間全体をつかったコーディネートをしてくれます。
自分でコーディネートすると、家具より上には天井照明しかない…ということになることが多くなって、なんだか殺風景な印象になってしまうことも。

ミラーやアート、観葉植物、ラグなど目線を誘導するようなリズムが感じられるインテリアが作れれば、グッとおしゃれな印象になります。

また、照明も重要です。
高さの変化や、明暗の変化で立体感を演出します。

目線調整で広々インテリア

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お部屋に入ったときに目線がどこに向かうかで、お部屋が広く感じたり狭く感じたりします。

たとえば、画像のように大きな窓に向かって背の高い遮るような家具は置かないようにコーディネートすると、視線が抜けて広く感じます。

また、印象的な照明やアートがお部屋の奥にあり、そこに目線が集まるフォーカルポイントとして機能させたお部屋が奥に広い印象になります

プロに頼めば、インテリアを最大限効果的に利用したレイアウトが可能です。

まとめ

インテリアのプロのコーディネート方法を解説とともにご紹介しました。
ですが、すべてを紹介していませんので、プロは実際にはもっとさまざまなことを検討しながらコーディネートしていると考えてください。

もしも、記事を読んで自分でもできるかも?と思われたら、挑戦してみてもきっと楽しい体験になるでしょう。途中で、やっぱり無理と思ったり、もう一歩進めたアドバイスが欲しいと思ったりしたらプロに相談してみてもいいですね。

もしもプロに頼んだ方がよいという判断になったのなら、ぜひプロに依頼してみてください。
プロに頼む場合のメリットでご紹介した内容は、やはりプロならではの技術です。
自分ではつくることができないインテリアコーディネートを提案してもらえるはずです。

自分でコーディネートしてみる場合も、プロに頼む場合のどちらでも、まずはどんなインテリアにしたいかをご自身で、そして家族でしっかりすり合わせてからスタートしてくださいね!

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