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【黄色カーテンのお部屋集】プロが男女ともに人気なアイテムでインテリアをおしゃれにする方法を伝授

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

黄色のカーテンは「奇抜になりそうで採用しづらい」「お部屋で浮きそう」と不安に思っていませんか。遮光の程度は?他のインテリアの色は?など気になる部分も多いのではないでしょうか。

今回は黄色のカーテンに関する疑問にお答えします。さらに、同じ黄色でも色のトーンや柄の有無・ドレープかレースかによって印象が変わるので、コーディネート実例も確認していきましょう。

お部屋の印象を明るくしてくれる黄色のカーテンをうまく取り入れて、理想のお部屋を実現しましょう!

黄色カーテンをおしゃれに取り入れるポイント

黄色カーテンは遮光性が高い?

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寝室など暗さを重視したいお部屋に黄色のカーテンを選んでも大丈夫か不安に思う方は多いのではないでしょうか。

基本的に黄色などの暖色は寒色よりも遮光性が下がります。そのため、裏地や加工のない黄色のカーテンには遮光機能はほとんど期待できません。ですが、遮光機能を追加したものを選ぶことで黄色のカーテンでも十分な遮光が可能です。

遮光性能には遮光率99.9%以上の1級から3級まであり、数字が小さいほど遮光性能が高くなります。寝室やシアタールームなどお部屋を真っ暗にしたいという方は遮光1級がおすすめです。その中でも、繊維の隙間を埋めて遮光機能を高めた「アクリルコーティング加工」を施したものを選ぶと効果的です。アクリルコーティング加工は光を遮るだけでなく、熱も遮るので冷房・暖房効率を上げたい方にもおすすめです。

黄色が持つ視覚効果とは?

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ビタミンカラーともいわれる黄色は一般的に「明るい」「楽しい」「元気」などのポジティブなイメージがもたれています。男女問わず好まれる色なので、人が集まるリビングや楽しく元気に過ごしてほしい子供部屋にもぴったりです。

黄色の中でも淡い黄色はクセが少ないため、どんなテイストにも合わせやすいです。また、お部屋を広く見せる効果のある膨張色なので、狭いお部屋にもおすすめできます。

反対にビビッドな黄色は存在感があるため、お部屋のアクセントになります。ですが、色が濃いほど進出色としての一面が強く出るため、お部屋をせまく見せてしまうことも。ポイントで使う・柄の一部に濃い黄色を取り入れるなど分量に注意が必要です。

黄色カーテンの場合、床や壁紙、ラグの色はどうすべき?

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カーテンはお部屋の中でも大きな面積を占めています。そのため床や壁との組み合わせでお部屋の雰囲気が大きく変わります。

淡い黄色のカーテンは、ナチュラル・ダークブラウンの床とよく合います。くつろげるお部屋にしたい場合はナチュラルの床と合わせて、ラグにブラウンやグリーンを合わせると良いでしょう。落ち着いた印象にしたい場合は、ダークブラウンの床にアイボリー系のラグを取り入れて、色のバランスを保ちましょう。
壁は白か淡い寒色系にすると爽やかにまとまります。壁を濃い色にするとカーテンが負けてしまうので、トーンを揃えることが重要です。

濃い黄色のカーテンには、ダークトーンの壁を合わせるとコントラストがはっきりして美しいです。床も暗めの色でシックにまとめるとホテルライクなインテリアになります。床がナチュラルやホワイト系であれば、ラグにグレーや暗めのパープルを選ぶと大人っぽく仕上がります。

黄色カーテンの場合、家具の色で気をつける点は?

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淡い黄色のカーテンの場合、家具にも淡い色や白を多用するとお部屋の印象がぼやけてしまいます。部分的に黒や濃い色を取り入れて、単調になるのを防ぎましょう。

濃い黄色のカーテンの場合は、他のインテリアの色数を増やしすぎないようにしましょう。カーテンだけでもインパクトがあるので、他の色を多く取り入れてしまうとごちゃごちゃした雰囲気になってしまいます。上の写真のように3色程度に絞ってコーディネートすると、お互いを引き立ててくれます。

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切り替えデザインでヴィンテージリビングを格上げ

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ミッドセンチュリーの雰囲気が漂うカーテンをメインにしたコーディネートです。切り替えデザインが個性的なカーテンなのでコーディネートが難しそうに見えますが、カーテンに含まれる色を参考にインテリアを選べば失敗しづらいです。

ダークカラーの家具とアンティーク調の照明でヴィンテージ感が出ています。節が見えて風合いがあるフローリングも雰囲気に合っています。そして、クッションには黄色・グレーなどカーテンにある色をもってくることで、お部屋の一体感がアップしています。

余裕を感じる大人のナチュラルリビング

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淡いカラーでまとめた大人ナチュラルインテリアです。レトロにもモダンにも合わせられる幾何学柄のカーテンを中心に、色のトーンをあわせることで落ち着いた空間となっています。

注目したいのはクッションのカラーコーディネートです。カーテンと同じ幾何学柄ですが、補色に近いターコイズカラーで空間のアクセントになっています。フロアランプやカウンターチェアに使われたスチールにも空間を引き締める効果があり、大人の余裕を感じる洗練されたコーディネートとなっています。

色柄をリンクさせた個性派レトロコーディネート

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黄色とグレーのストライプ柄カーテンがおしゃれなレトロリビングです。カーテンをポールに通しているところがポイントで、カーテンレールではなくポールにすることで縦の線が強調されて柄が美しく見えます。

ラグの色柄はレースカーテンとリンクさせて、レトロな雰囲気をさらに強調しています。黄色のテーブルやアイアンのチェアなどひとつひとつが個性的ですが、色やトーンをそろえることで浮くことなくまとまっています。

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シンプルで明るい印象のくつろぎ空間

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ナチュラルと白をベースにしたシンプルコーディネートです。明るさを感じる淡い黄色のカーテンと癒しを与えてくれるインテリアグリーンがくつろぎのひとときを提供してくれます。

家具はロータイプで圧迫感をなくし、楕円形のテーブルがやわらかな雰囲気を感じさせます。カーテンはあえて片開きにすることでドレープ感を強調しています。

画像では共布のタッセルですが、ロープタッセルやビーズタッセルなど装飾性があるものに変えると雰囲気が変わります。他のインテリアがシンプルな分、窓周りの小物の合わせ方を楽しむのも面白いです。

緑が映えるカフェ風インテリア

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明るく爽やかな雰囲気のブルックリン風コーディネートです。黄色とアイボリーのヘリンボーン柄カーテンが、あたたかさと格式張らない高級感を出しています。

ベースは明るい色ですが、テーブルや植木鉢に用いたダークカラーがアクセントになっています。ダークカラーを少量入れることで、重すぎず軽すぎない良いバランスが生み出されます。

また、空間全体の色の主張をおさえることで随所に置かれた観葉植物が映えて、カフェのようにリラックスできるおしゃれな空間になっています。

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シンプルな中にこだわりが光る癒しのリビング

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グリーンと木目を合わせたナチュラルなコーディネートです。使用する色数を絞り、脚の形をそろえることでスッキリとまとまっています。

木目部分にはナチュラルとダークをミックスしたり、ラグは手織りの柄物を採用するなど、シンプルですが無難ではないこだわりを感じられます。一日の疲れを癒せる大人のリラックススペースといえます。

コーヒーを楽しみたくなるくつろぎの空間

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麻のカーテンが木漏れ日のようなあたたかさを感じさせるカフェスタイルのコーディネートです。

ヴィンテージ感のある床に、脚が細い家具や明るいレンガ調の壁紙を合わせることで、軽さ・明るさを足しています。

ソファとチェアのテイストをあえて揃えないことで、カフェのような遊び心が感じられます。大小さまざまなインテリアグリーンをちりばめて、どこを見ても心が安らぐリラックススペースとなっています。

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カーテンの個性を活かす引き算のコーディネート

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レトロ感のあるカラーリングと象の総柄が目を引くカーテンを主役にしています。目が粗く透け感を楽しめるボイルレースカーテンは、外からの視線が気にならない場所であれば単独での使用も可能です。はっきりとしたマスタードイエローなので、窓の外のグリーンがよく映えます。

家具には黄色に親和性の高いミドルブラウンとベージュを採用して、色味をおさえてシンプルにまとめています。そこに、ガラスやスチールなど異素材の小物を合わせて、大人っぽい変化のあるコーディネートを完成させています。

カーテンが目を引く大人ガーリースタイル

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鮮やかな黄色のシアーカーテンを中心にしたコーディネートです。薄いグレーの壁紙に黄色のカーテンがよく映えています。腰高窓ですが、あえて床までの長さを取ることでゴージャスに仕上げています。

カーテン以外のインテリアは無彩色で主張をおさえています。そのためごちゃごちゃせず、インパクトがあるのに奇抜ではない洗練されたガーリースタイルとなっています。

フロントレースで作るロマンチックコーディネート

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レースカーテンを室内側に設置したフロントレースのコーディネートです。日本ではまだ知名度が低いフロントレースですが、海外のインテリア好きには人気のスタイルです。タッセルでレースカーテンを束ねると印象が変わるため、その日の気分で見せ方を変えられるのも面白いです。

かわいらしいカラーのカーテンにベビーピンクの壁紙や白の家具をあわせて、ロマンチックなインテリアとなっています。ですが、淡いトーンでそろえているため甘ったるさも少なく、大人の女性も真似しやすいです。

まとめ

個性的な印象がある黄色のカーテンですが、目指すインテリアのテイストにあったものを選べばおしゃれに取り入れることができます。

色のトーンや素材・柄に注目して、お好みの黄色カーテンを見つけてください。