2023/08/11
【プロが選ぶ】本当におしゃれなシーリングファン8選!音や取り付け方、気になるポイントも徹底解説
天井に回るシーリングファンは、オシャレなお部屋の必需品というイメージであこがれる方も多いアイテムです。
シーリングファンはおしゃれなだけでなく、室温のムラをなくしてくれるサーキュレーションとしての大切な役目もあります。
近年は置き型のサーキュレーターが住空間の向上を目的に注目されていますが、シーリングファンなら置き場所も必要なく効率的にお部屋の空気を動かすことができます。
今回はおすすめシーリングファンをご紹介するとともに、シーリングファンの設置における注意点も解説します。
ぜひこの記事を参考にして、おしゃれで快適なお部屋を実現してくださいね!
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目次
おしゃれなシーリングファンで来客が憧れるお部屋を実現する方法
ポイント① インテリアスタイルにあうデザインを選ぶ
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シーリングファンには、さまざまなデザインがあります。
羽の形に丸みがあるかスクエアか、カラーや材質、羽の枚数、照明がつくかどうか…など、バリエーションが豊富です。
おしゃれなお部屋を目指すなら、やはりインテリアスタイルにあったデザインを選ぶことが大切です。
木質系の家具に木の羽のファン、インダストリアルにはブラックのファン、モダンにはホワイトなどと考えられますね。
シーリングファン単体のデザインで選ばずに、お部屋のインテリアスタイルにあわせたデザインを選ぶようにしましょう。
ポイント② 建物や天井にあうシーリングファンを選ぶ
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天井に設置するものですから、天井の材質やカラー、天井高なども考慮する必要があります。
シーリングファンを目立たせたいなら、天井のカラーに対して目立つ色のファンにすることで存在感を高めることができます。
逆に、天井高が低い場合などには、天井の色と同じカラーにすると圧迫感を減らすことができます。
また、室内の仕上げが壁紙なのか、コンクリートなのかなどの建物イメージに合うかどうかも、おしゃれなお部屋をつくるために検討したいですね。
コンクリート打ちっぱなしでは、ブラックやシルバーのハードな印象のシーリングファンを選ぶとよいでしょう。
一方、木枠サッシや木質扉の室内なら、やわらかいデザインの木の羽をコーディネートすればバランスを取ることができます。
ポイント③ 室内環境をアップしてくれるシーリングファンを選ぶ
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シーリングファンは、夏は床あたりにたまるエアコンの冷たい空気をお部屋全体に広げて、心地よい風を送ってくれます。
一方冬は、天井付近にたまってしまうあたたまった空気を、床の方に送ってくれます。
夏は下向きに、冬は上向きに風が送れると、ファンの下にいても快適です。
そのため、回転方向を変更できる器具を設置しましょう。
常に温暖な地域のファンは、下向きにしか風を送れないことが多いので、輸入品は特にチェックが必要です。
後悔したくない!気になるポイントを事前に押さえておこう!
シーリングファンの音について
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扇風機も静音タイプに人気があるように、シーリングファンも音が静かなタイプが人気です。
年間を通して使用することが多いアイテムですから、羽が空気を切る音やモーターの音がしていると、想像以上に気になります。(特に寝室に設置する場合は注意しましょう)
デザインだけでシーリングファンを選ぶと、音と揺れに悩まされることがありますので、羽の形状やモーターの種類をチェックします。
羽は、空気抵抗の少ない形状のほうが音が小さくなります。
モーターは、DCモータータイプを選ぶと安心です。
DCモータータイプは、消費電力をおさえることができ、振動も少なくなる特徴があります。
ちなみに、もう1種類のACモータータイプはサイズがコンパクトになりますので、音が気ならない場所でファンによる圧迫感を減らしたい場合に選ぶとよいでしょう。
シーリングファンの取り付け方について
① 天井高
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シーリングファンはサイズも大きく、照明つきでない場合でも天井から40センチ程度さがってきます。
そのため、天井高があまりない場所では圧迫感が感じられることが多くなります。
たとえば、住居の天井高2400mmで400mmのシーリングファンを設置した場合、170センチの人なら頭上30センチの場所でファンが回ることになります。
もしかすると、下を歩くのが少し怖く感じるかもしれませんね。
シーリングファンを設置するなら、できれば天井高は2700mm以上欲しいです。
もともと上下の室温のムラをなくすシーリングファンですから、吹き抜けなど天井高のある空間で上下の温度差を減らす効果が大きくなります。
もしも天井が高くない場所で利用するなら、できるだけ薄型タイプを選び、写真のようにシーリングファンの下にテーブルを設置するなどして、通路にならないようにするとよいでしょう。
ほかに、シーリングファンを設置する場所のみ折り上げ天井にするという方法もあります。この方法は、風の流れを妨げてしまう可能性がありますので、折り上げ天井のサイズについてはメーカーに確認しましょう。
寝室のベッドの上など、家具の上に設置するなら、2400mm天井でもそれほど気になりません。
② 照明との位置関係
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シーリングファンに照明付きの器具もありますが、それ以外の照明を天井に設置する場合は注意が必要です。
シーリングファンにダウンライトが近すぎると、壁や床にシーリングファンの影ができてしまいます。
ファンが回っていると、常に影が動いていてかなり気になる状態に。
そのため、ダウンライトなど天井照明の併設は専門家に相談した方がよいでしょう。
照明付きのシーリングファンなら、この点の心配はほぼありません。
ただし照明付きは、照明の分だけ天井高が必要になりますし、デザインの面で納得がいかないこともあります。
③ 壁からの距離
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シーリングファンは室内の空気を動かすという重要な役割があります。
ファンの周りにスペースがないと、スムーズに空気が流れません。
そのため各メーカーは、壁とファンの最低距離を決めています。
羽の先から壁までの距離は、おおよそ400~500mm以上が一般的です。
羽の長さは選択可能なタイプが多いので、壁からの距離と部屋の畳数からファンのサイズを決定しましょう。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
高い天井で照明付きシーリングファンを設置する
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高い天井に照明付きのシーリングファンを設置しても、光が下まで届かないことになり、あまり意味がない場合があります。そのため、3メートル以上の天井高への照明付きの設置はおすすめしません。
吹き抜けの天井面を明るくする必要はありますが、3メートル以上であれば照明付きのシーリングファンにせずほかの方法を検討した方がよいでしょう。
また、照明付きのシーリングファンはほとんどがLEDになっていて頻繁には電球の交換が必要ありませんが、メンテナンスできるかどうかもチェックが必要です。
掃除ができない
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扇風機の羽の掃除が必要なように、シーリングファンの羽にもほこりが付着します。
定期的に羽を拭く必要があるため、届かない!ということはさけたいもの。
天井が高い場合は、パイプでファンの位置を下げる方法や、電動昇降機を設置するなど工夫しましょう。
プロが厳選!おすすめのシーリングファン 8選
リビング・吹き抜けにおすすめ 照明なしシーリングファン6選
シンプルなホワイトで圧迫感が少ない:SP7075:パナソニック
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天井高があまりないリビングには、直付けタイプで高さがあまりないシンプルなシーリングファンがおすすめです。
天井が白であれば、白いシーリングファンはなおさらGOOD。
こちらは、器具高さも255mmと薄型でありながら、DCモータータイプで音も静か、風量4段切替・風向切替が可能なほか、1/fゆらぎという自然のそよ風のようなリズムのある風を送ることができ、タイマーも備わります。
モダンや北欧インテリアに
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シンプルなホワイトのシーリングファンは、主張をおさえたい場合におすすめです。
また爽やかなホワイトは、モダンや北欧のインテリアにフィットするでしょう。
ウッド調を求めるなら:DP-38029E+DP-37977+DP-37590:DAIKO
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(上記の画像の品番やデータはファン本体のみになります。プラス羽とパイプの選択が必要です。)
シルバー塗装の本体に、ダークブラウンのウッド調の羽がつくデザインのシーリングファンです。
延長パイプは、最長800mmが取り付け可能で吹き抜けにも対応します。
ダークブラウンのウッド調の羽はリゾート感を演出
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ダークブラウンのウッド調は、リゾートインテリアにフィットします。
写真のようなバリリゾートのほか、ハワイアンやアメリカ西海岸のイメージのコーディネートに合うでしょう。
ナチュラルな家具にコーディネートするなら:WF803P1:オーデリック
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ナチュラルカラーの優しい雰囲気のシーリングファンです。
白やブラックの無機質な感じが合わないというお部屋や、重厚な木家具を利用しないインテリアにフィットします。
延長パイプは、最長900mmで吹き抜けにも対応します。
北欧インテリアに
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ナチュラルカラーの羽なら、家具も爽やかなカラーでそろえたコーディネートがぴったり。
北欧インテリアにもあわせやすいでしょう。
スタイリッシュなブラックなら:DP40333F:オーデリック
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スリムな6枚の羽が特徴のこちらのファンはスタイリッシュな空間にぴったりです。
一般的にファンの羽は4枚が多いですが、羽が多い方がソフトな風をつくることができます。
また、こちらの器具は電動昇降装置に対応しているので、高い吹き抜けに取り付けてもメンテナンスが可能になります。
延長パイプは、最長2500mmと長いものが用意されています。
アメリカンモダンインテリアに
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ブラックは、ブラックアイアンをつかったブルックリンスタイルやミッドセンチュリーにコーディネートしたいシーリングファンです。
写真のような、レンガの壁とも相性がよいですね。
レトロイメージなら:WF772P2:オーデリック
羽がリバーシブルになっているシーリングファンです。
片面は無地のウォールナット、もう一方にはラタンが編み込まれいてレトロな印象のデザインが特徴です。
延長パイプは、最長900mmが用意されています。
昭和・大正レトロインテリアに
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お部屋全体のイメージ写真をご用意できなかったのですが、昭和や大正レトロのイメージがつくれるシーリングファンです。
こちらの器具は、写真のような照明も取り付け可能で、調光できムードのあるお部屋を演出することができるでしょう。
やっぱり輸入物がよいなら:23838:ハンター
https://www.hunter-fan.jp/product/h-hunter_original/
ハンターは世界で初めてシーリングファンを開発・販売したメーカーで130年以上の歴史をもちます。
こちらは、アメリカの家庭で天井から風を送り続けたであろう昔ながらのデザインです。
延長パイプの最長は、1220mmが用意されています。
クラシックなアメリカンスタイルに
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クラシックなオールドアメリカンなインテリアや、ヴィンテージ感のあるインテリアがイメージ通りに仕上がります。
大型のソファがある西海岸インテリアにもフィットするでしょう。
リビングにおすすめ 照明付きのシーリングファン2選
スポットライトタイプ:WF247+WF280PC:オーデリック
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6本のスリム羽に、調光・光色変更可能なスポットライトがついたタイプです。
スポットライトは角度の変更が可能です。
カラーはホワイトもあり、紹介の商品は直付けタイプですがパイプ吊りもあります。
ブルックリンインテリアに
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オールブラックの照明付きシーリングファンは、ブルックリンインテリアにコーディネートがおすすめです。
カラーとデザインが、空間を引き締めてくれるポイントになります。
オールホワイトであれば、モダンやナチュラルインテリアにあわせやすく、白い天井に設置すれば圧迫感を減らすことができるでしょう。
シーリングファンの上の天井を照らす:DP40331YE:DAIKO
https://src.lighting-daiko.co.jp/products/app/search/item/detail/id/69860000
シーリングファンの下部に照明がつくタイプが一般的ですが、こちらはシーリングファン上部の天井を照らすことのできる珍しいアッパーライトタイプです。
照明器具付きのシーリングファンは、好みのデザインがみつからないことが多いので、こちらなら照明器具のデザインが気にすることなく、天井面をフワッと照らしてくれるのでおすすめです。
ホワイトの天井に使用する
https://src.lighting-daiko.co.jp/products/app/search/example/detail/id/443460000
こちらの器具は、必ず白い天井に使用しましょう。
白い天井なら、光が優しく広がります。(逆に黒っぽい天井だと、光が広がらず効果が発揮できません)
吹き抜けの天井の暗さが気になるという方なら、この器具を検討してみてください。
こんなコーディネートにも挑戦したい!シーリングファンコーディネート事例
広いリビングに、シーリングファンを2機設置
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シーリングファンを2機設置すると、ショップのようなインパクトのあるリビングダイニングになります。
天井高と広さがあれば挑戦したいコーディネートです。
見た目がうるさくならないように、できるだけシンプルなデザインを選ぶのがポイントです。
写真のように、ホワイトインテリアでまとめると広がりが感じられますね。
吹き抜けの梁に設置
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吹き抜けや勾配天井にシーリングファンを設置する場合、メンテナンスを考える必要があることをお伝えしました。
こちらの写真のように梁がある場合は、梁に設置するというのもメンテナンスをしやすくするひとつの方法です。
小ぶりなシーリングファンをワークスペース上に設置する
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テレワーク対応で、リビングの一角にワークスペースを設けることが増えてきていますが、専用の小ぶりのシーリングファンを設置して気持ちの良い風を送り、仕事の効率をアップしてはいかがでしょうか。
小ぶりのシーリングファンは、子ども部屋やキッチン、ダイニングテーブル上にも設置しやすく、お部屋にオシャレな雰囲気もプラスしてくれるでしょう。
まとめ
こちらの記事では、シーリングファンの設置方法と設置にあたっての注意点、コーディネートについて解説しました。
シーリングファンの役目をしっかり発揮できる設置方法を守り、オシャレにグレードアップできるデザインを選ぶヒントになったのではないでしょうか。
シーリングファンは、エアコンと併用することで省エネに・暑い季節には扇風機の代わりに・空気が動くことでカビも生えにくく・さらにおしゃれ感をプラスしてくれると、メリットが多いアイテムです。ぜひインテリアにプラスして、オシャレと住環境の向上を目指してくださいね!
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