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      2020/11/08

【プロが教える】大人が楽しむデニムカーテンインテリア。ウォッシュ加工の有無でキレイ目から武骨まで実現可能。豊富な実例で解説

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

デニムカーテンといえば西海岸風や男前インテリアというイメージがありますが、意外にもエレガントなインテリアとも相性が良いのをご存じですか。一口にデニムカーテンと言っても種類はさまざまで、仕上げや形によって雰囲気が変わり、相性が良いインテリアスタイルも変わります。

今回はデニムカーテンの選び方とコーディネート実例をご紹介します。他の人とは一味違うインテリアにするコツも解説しますので、この記事を参考にワンランク上のデニムカーテンコーディネートを実現してください!

一味違うデニムカーテンインテリアを実現する方法

カーテンの形にこだわる

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比較的厚みが大きいデニム生地は、通常のカーテンのようにタックを取るとごわつきやすいのが難点です。スタイリッシュに納まりよく仕上げるには、タックのないフラットカーテンがおすすめです。変なシワなどが寄らず、デニムの生地をきれいに見せてくれます。

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同じフラットカーテンでも種類によって印象が変わります。一般的なリングランナータイプはラインの美しさが際立ちます。レール・カーテン共に種類が多いので選ぶ楽しさもあります。ハトメ穴にポールを通すハトメカーテンはシンプルでシャープな印象になります。カーテン上部のタブをポールに通して使うタブカーテンはラフな雰囲気になります。メーカーによっては、デニムらしくオーバーオールのようなデザインのものもあり、個性的なインテリアになります。

ウォッシュ加工の有無は必ずチェック

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デニムカーテンを選ぶ時に必ず確認したいのがウォッシュ加工の有無です。ウォッシュ加工をすることで使い込んだような味が出て、他の生地にはないラフで無骨な印象を出すことができます。すでに洗いをかけてあるため、縮みも最小限で扱いやすいのも嬉しいポイントです。男前インテリアや西海岸風コーディネートによく合います。

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反対に、ウォッシュ加工をしていない生デニムはエレガントな印象です。ブルックリンスタイルやクラシック・フェミニンなコーディネートに合わせるのも面白いでしょう。ノンウォッシュのデニムカーテンは、さらりとした肌触りや独特の風合いが素晴らしいですが、洗濯によってちぢみや色落ちが起こります。一見するとデメリットが大きく感じますが、その変化を楽しめるというのはデニムならではのものです。じっくりと育てて、唯一無二のデニムカーテンを作り上げてはいかがでしょうか。

本格派は国産デニムという選択肢も

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高品質なデニムカーテンを手に入れたいと考えるのであれば、岡山などの国産ジーンズをぜひ検討してみて下さい。岡山は昔から繊維産業が盛んな地域でしたが、戦後輸入ジーンズの人気の高まりを受けて1960年ごろから国産ジーンズの生産を開始しました。その品質の高さは海外でも評判となっています。

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複数のメーカーがカーテンを作成していますが、中でも隣県の広島県福山にある瀬戸内デニムが有名です。カーテン専用に作られたごわつき・色落ちが少なく縮みにくい生地を熟練の職人が丁寧に縫製して仕上げています。バランスが難しいクラッシュなどの加工もスタイリッシュに決まります。オーダーでさまざまなスタイルにできるため、自分だけのこだわりの逸品を作ることも可能です。

デニムカーテンインテリアを極める!プロが教える!アイディア満載インテリア実例 10選

デニム×西海岸風の王道コーデ

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ベーシックなインディゴブルーのカーテンを、レンガ調の壁と合わせて西海岸スタイルにしています。淡い色のデニムカーテンはラフな印象のインテリアと相性抜群です。さらにビンテージ感を出したい場合はウォッシュ加工が入っているものを、ワイルド感を出したい場合は部分的にクラッシュが入っているものを選ぶと味が出ます。

インディゴブルーで爽やかに

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ホワイトベースの空間に明るいインディゴブルーのデニムカーテンがよく映えます。デニムの厚みや質感によって見た目にも高級感が出ていて、爽やかだけれどもカジュアルではない絶妙なバランスです。太めのロープタッセルを合わせて、ビーチサイドのリゾートホテルのような雰囲気に仕上がっています。

ノンウォッシュ×柄で上品に

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デニム地に柄の組み合わせがユニークなカーテンです。洗いが入っていない生地とサイドに入ったダマスク柄が上品な印象です。

クッションをカーテンと同生地にするのはコーディネートの定番ですが、こちらは同じデニム生地でも種類を変えています。パッチワークやデニムパンツのデザインを用いることで、空間の統一感は維持しながら個性をプラスして他にはないコーディネートが完成します。

デニムならではのラフさを楽しむ

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ウォッシュ加工がワイルドな雰囲気を感じさせるデニムカーテンです。ライトデニムなので軽やかでラフな印象になります。かすれのあるデザインと縦に入った模様によって使い込んだ感じが出て、西海岸風のインテリアにマッチします。

生デニムをフォーカルポイントに

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ハトメカーテンならではの美しいドレープがエレガントな印象です。柄がきれいに見えるため、大胆なボタニカルデザインが際立ちます。色が濃い生デニムをホワイトインテリアに合わせることで、色のコントラストが強くなり印象的な窓辺になっています。カーテンがお部屋のフォーカルポイントとなり、ラグジュアリーな雰囲気となります。

パッチワークでさまざまな生地を楽しむ

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パッチワークデニムはさまざまな表情が見られて面白いデザインです。カーテンのように生地同士の間にフリンジがなければスッキリと、ベッドカバーのようにフリンジがあるとよりカジュアルな雰囲気になります。タブカーテンはラフな印象でカントリーインテリアに馴染みます。タブの下部についたハトメの無骨さも良いアクセントになっています。

デニムとフリルで個性的に

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デニム×フリルという異色のコンビネーションが個性的です。フリルデザインですがデニム地であればかわいすぎないので男性でも取り入れやすいのではないでしょうか。デニムの厚みと重なったフリルによってしっかりと重厚感のある仕上がりになっていて、目隠しとしての利用にも適しています。

ヒッコリーでUSAマニッシュコーデ

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ヒッコリーのデニムカーテンがファッショナブルで、お部屋のアクセントになっています。ヒッコリーはその昔アメリカの鉄道作業員のワークウェアとして考案されたもので、無骨な印象がマニッシュコーディネートと相性抜群です。化学繊維の生地とは違い、デニムらしい厚みのある生地とヘリンボーンの織りで重厚感が出ています。1枚かけるだけで空間を格上げしてくれます。

幾何学模様の刺繍でモダンな印象に

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渋いカラーのデニムカーテンが落ち着いた雰囲気にマッチします。さりげなく配された幾何学模様のステッチが洗練された雰囲気をプラスします。定番のブルックリンスタイルをモダンに見せる、スタイリッシュなコーディネートです。

シェードでスッキリとした窓辺に

インテリアエルム

瀬戸内デニムのシェードです。デニムとしては珍しい生成りとストライプのシェードが、梁のあるラフな雰囲気の室内によく馴染んでいます。窓がいくつかある場合には、このように複数のデザインを取り入れるとワンランク上のおしゃれなコーディネートになります。複数のデザインを組み合わせるのはハードルが高く感じるかもしれませんが、デニム地という共通項があることで一体感を損ないません。

まとめ

デニムカーテンは独特の風合いと重厚感があり、1枚取り入れるだけでお部屋の雰囲気を変えるパワーがあります。さらにスタイルやウォッシュ加工等の仕上げ・産地にこだわることでワンランク上の仕上がりになります。お部屋に合った雰囲気のデニムカーテンを見つけて、コーディネートを格上げしましょう!