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【ネイビーカーテンのお部屋コーディネート集】プロが教える、北欧・インダストリアル・ナチュラルスタイルへの取り入れ方

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

男女問わず人気の色であるネイビーはカーテンに取り入れると、大人っぽくておしゃれな印象を与えることができます。定番のブラウンやベージュのカーテンよりもシャープな印象になりますし、ブラックのカーテンのように重くなりにくいところも使いやすいです。スタイルを限定することなく、さまざまなコーディネートに合わせられます。

今回は、ネイビーのカーテンのおしゃれな合わせ方についてご紹介します。ネイビーが持つ色の効果や壁・床との合わせ方、人気の北欧系・インダストリアル系・ナチュラル系インテリアとの組み合わせやコーディネート例を解説します。

ネイビーのカーテンを使って、お部屋のおしゃれ度をレベルアップしましょう!

ネイビーカーテンをおしゃれに取り入れるポイント

ネイビーカーテンは遮光性が高い?ネイビーが持つ効果とは?

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ネイビーは一般的に上品・冷静・知的なイメージがあります。スーツや制服にも多く使われていて、そのルーツは英国海軍と言われています。7つの海を制したロイヤルネイビーの軍服として有名になり、その後他国の海軍でも採用されるようになりました。

ネイビーは後退色であるため、カーテンに取り入れるとお部屋が広く見える効果があります。また、収縮色でもあるので空間を引き締める効果も期待できます。そのため大きな窓にも小さな窓にも使いやすく、アクセントにもぴったりの色と言えます。

ネイビーのカーテンの遮光性は他の色と比べても高く、寝室やシアタールームでの利用にも適しています。しかし、素材や織り方によって光の透過性は変わります。真っ暗にしたいお部屋には、遮光1級~3級など遮光機能が付いたものを選びましょう。

ネイビーカーテンの場合、床や壁紙、ラグの色はどうすべき?

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ネイビーのカーテンは、ダークカラーの床や壁と合わせるとシックな印象になります。ネイビーの持つ高級感がより引き立てられるので、ホテルライクやクラシック・アーバンスタイルによく合います。

反対に、明るい色の床や壁との組み合わせはカジュアルな雰囲気になります。ナチュラルや北欧インテリアのアクセントとして取り入れて、メリハリをつけると素敵な仕上がりになります。

ネイビーのカーテンに合わせて壁に色を入れるのであれば、淡いグレーがおすすめです。単体で見ると色の主張は強くないですが、ネイビーのカーテンと合わせることで一気に垢ぬけた印象になります。初心者でも取り入れやすく、さりげないおしゃれさでお部屋を格上げしてくれます。

インテリアスタイル別ネイビーカーテンの取り入れ方

ネイビーカーテン×北欧編

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北欧スタイルに合わせるネイビーのカーテンは、大きめパターンの柄物がおすすめです。おとなしくまとめるのではなく、華やかな総柄でお部屋の主役になるようなものを合わせましょう。ナチュラルな北欧家具によく映えます。

カーテン選びに迷ったら、北欧ブランドのアイテムから選ぶのもおすすめです。例えば、マリメッコやフィンレイソンなどはポップな色使いとかわいらしいデザインで、1枚取り入れるだけで一気に北欧の空気感が感じられます。

ネイビーカーテン×インダストリアル編

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倉庫や工場をイメージしたようなインダストリアル系インテリアには、デニム地のカーテンはいかがでしょうか。着飾っていない素朴な素材感が、無骨な印象のインダストリアル系インテリアにマッチします。

同じデニム地でもインディゴブルーだと明るさやカジュアル感が強くなり、軽い印象になってしまいます。ネイビーのデニム地を選ぶことで、ラフ過ぎない落ち着いた印象や使い込まれたような渋さが感じられます。

ネイビーカーテン×ナチュラル編

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自然の雰囲気を大事にしたいナチュラルインテリアには、アイボリーなどと組み合わせた重すぎないネイビーカーテンがおすすめです。植物柄や花柄・チェックやストライプなどの柄の一部にネイビーが入ったものが良いでしょう。

さらにナチュラルに仕上げたい場合は、ネイビーのリネンカーテンもおすすめです。光を適度に通すため、ネイビー単色でも重くなりにくいです。自然素材ならではの風合いも、ナチュラルインテリアによく合います。

 

人気カラーのネイビーカーテンを使ったコーディネートサンプル10選

リビングにネイビーカーテンを取り入れたコーディネート6選

美しいフラットカーテンで無難コーデを脱却

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ネイビーの無地のカーテンを、ブルーベースのインテリアに合わせた王道のコーディネートです。しかし無難にならずにおしゃれに見えるのは、フラットカーテンにしてカーテンポールに通しているところが大きく影響しています。家具と合わせたブラックのミニマルなポールに、ドレープの美しさが際立っています。

インテリアにはさまざまな青を取り入れていますが、渋めの色味を中心にしているため大人っぽく仕上がっています。さらに、ヴィンテージ感のある床材やサイドテーブルがお部屋に落ち着きを足しています。

自然素材で空間になじむやわらかなリネンカーテン

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ネイビー×パープルのリネンカーテンが、アウトドアリビングにより一層開放感を感じさせてくれます。本来ネイビーやパープルは存在感が強い色ですが、適度に光が透ける素材なので色の濃さが中和されて空間になじんでいます。夜暗くなるとカーテンの色の見え方が変わるので、時間の変化を視覚的にも楽しめます。

自然素材であるリネンカーテンは、リゾート感のある家具とも相性抜群です。軽やかなリネンカーテンがお部屋の中と外をゆるやかに区切ることで、一体感のある広々としたリビングになっています。

長め丈と幾何学柄でお部屋のポイントに

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蜂の巣のような幾何学デザインが、シックなモダンコーディネートに個性をプラスしています。壁に入ったオレンジのラインとのコントラストも美しく、より存在感がアップします。また、床につくほど余裕のある丈の長さがラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

カーテンとは対照的な明るいヘリンボーンの床に、不安定感を感じるストーン調のテーブルとスチールフレームを活かしたラックが非日常感を感じさせます。まるで高級ホテルの一室のようなコーディネートです。

グレイッシュトーンで大人っぽいストライプカーテン

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カジュアルなイメージのあるストライプですが、グレイッシュなトーンのマルチストライプを選ぶことで大人っぽく落ち着いた雰囲気に合っています。レースも同じ配色のため、透ける光の色がバラエティに富んでいて華やかな印象になっています。

カーテンにも含まれているアイボリーやグレーを主体としたインテリアはやさしい雰囲気で、スモーキーピンクのクッションが女性らしさを感じさせます。テーブルや照明・小物に取り入れたゴールドがアクセントになり、お部屋の高級感がアップします。

トリム付きカーテンで遊び心をプラスする

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ネイビー×ホワイトの清潔感があるカーテンは、ふちについた丸いトリムが印象的です。個性的な柄とマッチしていて、かわいらしいアクセントになっています。

また、ネイビーの補色であるオレンジのチェアとのコントラストが美しく、お互いを色鮮やかに引き立てています。ミッドセンチュリーな雰囲気の中に、モノトーンのサイコロやぬいぐるみなどユニークなアイテムが見事に調和しています。

ゴージャスなバランスで王宮のような装いに

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ネイビーの持つ高級感を存分に活かして、宮殿のようにゴージャスに仕上げています。バランスはジョージアンスワッグと呼ばれるスタイルで、生地をたっぷりと使って生み出すドレープがとても美しく、窓周りにクラシックで厳かな印象を与えています。ふんだんにつけられたアイボリーのトリムが、さらに豪華な雰囲気を作り出しています。

インテリアにはゴールドを取り入れて高級感を出していますが、形はシンプルになものにしています。そうすることでカーテンのデザイン性がより引き立っています。

寝室にネイビーカーテンを取り入れたコーディネート4選

縦のラインを強調して空間に広がりを感じさせる

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腰高窓にあえて長いカーテンをつけることで、縦のラインを強調して天井を高く見せています。天井が低いお部屋にこそ使いたいテクニックですが、カーテンの面積が広くなる分だけネイビーの持つ重厚感が出やすいのがデメリットです。重さを解消するため、無地のホワイトのレースと合わせて軽やかさをキープしています。

インテリアに取り入れたくすんだピンクはネイビーとの相性がよく、落ち着きやぬくもりが感じられます。あたたかさがあって、ほっこりと一息つけるベッドルームになっています。

柄×柄でも浮かない同系色コーディネート

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ネイビーとホワイトの2色でまとめた、とてもクリーンな印象のベッドルームです。柄物のカーテンに柄物のシェードを合わせていますが、同系色なので雑多な印象にはなりません。

ベッドリネンにも複数の柄を取り入れて、遊び心を出しています。その反面、アートは整然と並べたり、ベッドサイドのランプはシンメトリーにすることで空間にメリハリが感じられます。

デニムカーテンで素朴な雰囲気に

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あたたかさを感じるナチュラルテイストの寝室に、デニム地のカーテンを合わせています。デニム地のカーテンは無地が多いですが、ここでは大きめのダリアの花が描かれたカーテンを使用しています。装飾をそぎ落としたシンプルなインテリアのアクセントになっています。

素朴な世界観に合わせたインテリアグリーンやアンティーク調の裸電球も、お部屋にしっくりとなじんでいます。

2種類のカーテンでオンリーワンコーディネートを

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2種類のカーテンを組み合わせた大胆なコーディネートです。通常、カーテンは左右同じ色柄にすることが多いので、一見とてもインパクトがあるように感じます。しかし、お部屋のテーマカラーに合わせた色選びをしているため、浮くことなくちゃんと収まっています。

壁もダークトーンですが、ネイビーのカーテンの光沢とホワイトベースのグラデーションのカーテン、アイボリーのラグによって明るさが保たれています。ラグや照明に幾何学模様を取り入れて、モダンなベッドルームになっています。

まとめ

ネイビーのカーテンのおしゃれな取り入れ方についてご紹介しました。

お部屋に高級感や落ち着きを与えてくれるネイビーのカーテンは、上手に取り入れればワンランク上の大人っぽいお部屋を作ることができます。

インテリアのテイストに合った柄や素材選びにこだわって、おしゃれ度がアップするネイビーのカーテンを選びましょう!