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【プロが教える】小さい平屋をおしゃれに建てる方法!ミニマリスト必見の実例も豊富に紹介

岸田邦華
著者:岸田邦華 (インテリアコーディネーター)

家具メーカー日本フクラにて営業企画業務に従事。その後、独立して3社の住宅メーカーの業務委託で、新築注文住宅のインテリアコーディネート業務を経験。インテリアコーディネーターとカラーの資格あり。現在は、インテリアショップで家具とオーダーカーテンの販売職のほかフリーランスとして活動中。輸入住宅・ログハウス経験があり、個性派インテリアまで対応可能。

平屋と言えばひと昔前は瓦屋根の日本家屋のイメージでしたが、いまではおしゃれに建てられるようになりました。近年は30代前後の若い子育て世帯だけでなく、シニア世代、二拠点で生活するデュアルライフやシンプルな暮らしをしたい方に平屋の人気が高まっています。

最低限のモノしか持たないミニマリストや、数に関わらず自分の大切なモノと簡素に暮らすシンプリストの方にとって、小さい平屋はちょうどいい暮らしにぴったりなのです。

小さい平屋をおしゃれに建てるには、どんな暮らしがしたいのか?条件を明確にすることが最初のステップ。夫婦2人暮らしの場合は、必ず夫と妻の希望をあらかじめすり合わせしておくことが大切です。例えば全体の方向性を決めないうちに夫が外壁を選び、妻がドアを選んだ場合、好みが違ってちぐはぐな外観になってしまうことも。家族で理想の暮らしの条件をまとめたら、それを叶えてくれる工務店や住宅メーカーを探しましょう。

おしゃれに建てる方法や、おすすめの工務店・住宅メーカー、インテリア実例をたっぷりご紹介します。

小さい平屋をおしゃれに建てる方法

デザイン性と使い勝手を両立した外観

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平屋は、外観をシンプルにすることで美しさが際立ち、流行に左右されない魅力を保つことができます。でも、ただシンプルなだけでは面白味のない住宅になってしまいます。おしゃれな平屋を建てるには、デザイン性を重視することが必要ですが、使い勝手の良さも考慮するのがポイントです。

平屋の外観は、屋根形状と外壁の組合せがイメージの決め手となります。そのため、色合いや素材感を必ずセットで調和させることが大切です。

屋根形状は「片流れ」「陸屋根」「切妻屋根」がありますが、複数の形状を組み合わせるとより変化が出ます。外壁は1番面積が広く、目につきやすいため、平屋の第1印象を決める「家の顔」となります。目指す方向性に合わせて、窯業系・金属製サイディング、タイル、板張り、塗り壁などの素材を選びましょう。

1色ではイメージが限られますが、ツートンカラーにすれば複数の色で表現することができ、多彩な外観を作ることが可能です。

また外観をおしゃれにするポイントとしてウッドデッキやテラスもおすすめです。家族の憩いの場や、洗濯物を干したり実用的に使うことができます。外観とイメージを合わせることが必要ですが、環境に合わせてメンテナンスしやすいものを選びましょう。シンボルツリーや庭との調和も重要です。

外壁面積が少ない分、窓も目につきやすくなります。窓面積が小さい方がスタイリッシュな印象になりますが、光を採り入れるには中庭をつくるのも1つの方法です。家全体の間取りを「ロの字」や「コの字」にすることで、プライバシーを保ちながら明るさを採り入れることが叶います。

カーテンやブラインドは内装とのコーディネートだけでなく、外観イメージに合わせたものを選ぶことが大切です。外から窓が目につきやすいため、外観とカーテンやブラインドとの組合せがイメージに影響します。デザイン性だけでなく、外からの視線を上手に遮るものを選びましょう。

収納と開放感のある内観

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平屋をおしゃれに見せるためには、広さを感じさせることと、ものをすっきりしまう収納がポイントです。限られた天井高で開放感を得るには、主に4つの方法があります。まずは床の高さに変化をつける「スキップフロア」。物置きのような補助的なスペースで、部分的に2階のような+αの高さをつくる「ロフト」。床を1段下げることで天井高を高く見せる「ダウンフロアリビング」。1階からスキップフロアやロフトの床を抜いた「吹抜け」などです。

これらは平屋として規定された天井高の中で、高さに変化をつけて開放感を得ることができます。合わせて、通常は隠す梁や柱などの構造部分をむき出しにする「あらわし」を組み合わせるのもおすすめです。スケルトン状に抜け感が生まれるので、より広く見せる効果があります。

収納はものを隠してしまうことですっきりさせ、狭く見せない工夫が必要です。限られた面積では、家事や生活動線をシンプルにすることが要となります。最近は、家族の衣類をまとめてしまう「ファミリークローゼット」がよく採用されています。

1つはシューズクローゼットと併設して玄関から身支度を完了させ、ウイルスをリビングに持ち込まない方法。もう1つはランドリールームに併設する方法です。手を洗ったら脱衣して洗濯し、身支度してリビングに向かうことができます。

他には、主な収納でしまい切れないものや季節外のものも、どうしても出てしまいます。屋根裏やロフトなどを活用することで、居住空間をすっきり見せることが可能です。

メリハリがあって可変性のある間取り

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平屋は意外と2階建てよりも割高になることがあります。施工費を抑えるには、浴室・洗面・トイレ・キッチンなどの水回りを1ヶ所にまとめる工夫が必要です。そうすることで、家事動線もコンパクトにおさまり、暮らしやすくなります。ただし、水回りと寝室が近いと寝ているときに生活音が気になるため、隣接しないようにしましょう。

子供がいる場合は、成長に合わせたり、いずれ独立したりすることも考え、可変性のある間取りが必要です。子供が小さいうちはワンルームとして使う。大きくなったら、間仕切り壁を設置することで個室スペースを確保することができます。ポイントは、間仕切り壁を可動式にすることです。子供が独立すれば、夫婦の収納や書斎などに使えるため、大人も使える天井高で設計しましょう。

災害やコロナに備えるため、食料品や生活用品のストックをしまうパントリーを作るのもおすすめです。

必要な広さは?価格は?気になる情報も事前に検討しておきましょう

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必要な広さ

夫婦2人暮らしの場合、ミニマムに抑えるなら1LDKあれば十分という方もいます。夫婦2人+子供1人の場合なら、25坪で2LDK~3LDKあればよいでしょう。

5坪前後使う階段やホールがいらないため、25坪の平屋なら30坪程度の2階建てと同じくらいの居住空間も可能なのです。ただし、ゆったり広めのリビングにしたい場合は、2LDK~3LDKの間取りは必要です。

価格

平屋は2階建てよりも割高と言われているため、まず価格が気になる方が多いのではないでしょうか?でも坪単価は高めですが、水回りを1ヶ所に集約させるなどで総工費を抑えることができます。

25坪の平屋の場合、坪単価60万では施工費が1,500万。坪単価70万なら1,750万です。素材のグレードを上げたり、設備の施工や造作家具を考えても、予算が2,000万あれば十分といえます。考える基準には個人差があると思いますが、この辺りの金額が目安となるでしょう。

注意

1000万円以下のローコストな平屋は、ほとんどが「規格型住宅」になります。「規格型住宅」は土地の形状や広さにより、建てることができない場合があるため注意が必要です。

また土地が防火・準防火地域にあたる場合は「都市計画法」で、屋根や外壁・窓などの開口部を防火仕様にするよう建物制限が定められています。住宅メーカーで決められた標準仕様の建材から、防火仕様にグレードアップする必要があるため、予想外の出費が発生する可能性も。防火仕様の建物を建てられる住宅メーカーや職人も限定されてきます。

必ず土地と建物はセットで検討し、「規格型住宅を建てられるか?」「都市計画の建物制限にあたるか?」などの条件を確認してから土地を購入しましょう。周囲の環境や隣の家の影響を受けやすいため、立地選びがとても重要になります。

住宅のプロは知っている。小さい平屋を検討するときに、問い合わせて見てほしい工務店・住宅メーカー

工務店や住宅メーカーにはそれぞれできない仕様や、得意不得意もあります。標準仕様の建材の中からしか選べない、特注に対応してない業者もあるため注意が必要です。先に価格やおおまかなプランだけで施工会社を決めてしまうと、打合せの段階になって希望の建材が選べないなんてことも。

やりたいこと、使いたい商品がある場合は、業者選びの段階からそれが可能かどうかを問い合わせて決めるのがおすすめです。それではおすすめの工務店・住宅メーカーをご紹介します。

積水ハウス

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/works/detail/0052/

積水ハウスは1960年に創業され、注文住宅では最大手の住宅メーカーになります。年間売上も年間着工棟数もトップで、知名度や満足度の口コミ評価も1番高いです。

主に企画型住宅とフルオーダーの2つに大きく分かれています。企画型住宅は、「鉄骨」「木造」が可能です。木造住宅「シャーウッド」は、高級グレードですが人気の高いシリーズになります。企画型といっても、間取りまで決められているのではなく、要望に合わせてある程度の自由度もありますよ。平屋は「シャーウッド」「ビー・サイエ」という2種類のシリーズがあります。

ただしユニットで作られるプレハブ構造のため、木造在来工法のような自由度はなく、耐力壁が必要とされて間取りが制限されることも。

平均坪単価は70~80万円がひとつの目安です。例えば坪80万で計算した場合、20坪の平屋で1,600万。25坪で2,000万になります。もちろん、地形や間取り、仕様のグレードによっても金額が変わるため、その分坪単価も高くなります。あくまでも参考程度にご覧ください。

全体的に高級感があり、上品で堅実なデザインが特徴です。外観や内装も、豊富なカラー展開から選ぶことができます。

一条工務店

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一条工務店は1978年に創業され、全国展開している人気の工務店。標準仕様でもレベルの高い平屋が建てられると、口コミ評価が高いです。年間1万以上の注文住宅をてがけています。坪単価は、在来工法の自由設計で坪60~70万が相場。

平屋のラインナップとしては、「SAISON(ゼゾン)」「SAISON A type(セゾンA)」「百年」「i-smart(アイスマート)」「i-cube(アイキューブ)」「Brillart(ブリアール)」などがあります。

エコキュート、ユニットバス、全館床暖房、ウォシュレット付トイレ、樹脂サッシ窓、収納など、他社でもオプションになる設備も、標準仕様で可能です。そのため、標準仕様でも質の高い平屋を建てることができます。

断熱・気密・耐震性能がトップクラスであり、木を使ったシックで重厚なデザインが特徴。部材を海外から流通したり、生産・物流のコストを抑えたり、CMなどの広告宣伝をしないことで無駄な経費削減をしています。そのため、コストパフォーマンスに優れた住宅を供給することが可能です。

BinO

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本部は岐阜県にある、イビケン株式会社という建材資材の総合商社です。こちらでは「BinO(ビーノ)」「FREEQ」というブランドの規格型住宅を企画し、建築資材を加盟店の工務店へ提供しています。ただし実際に施工するのは、自分の建てたい土地を担当する加盟の工務店になるため、施工技術や対応はそれぞれ異なる場合があります。加盟店の例としては、例えば「Bino播磨 株式会社中塚組」や「Bino太田 中村住宅工業株式会社」などがあります。

どちらのブランドもキャンプやサーフィンなどのアウトドアや趣味を楽しむ暮らしがしたい方には魅力的な世界観です。良いBino加盟店を選ぶには、注文住宅を長くやっている工務店かどうかが1つの目安です。

BinO

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BinOは「魔法の小箱スキップフロア住宅」というコンセプトのブランドです。例えば平屋+スキップフロアの「CAMP(キャンプ)」というシリーズがあります。

BASIC(基本となる家のタイプ)のB、INFILL(暮らしに合わせた間取り)のin、OPTION(こだわりや楽しみ)のOという3ステップで家づくりを行い、頭文字をとってブランド名になっています。規格型住宅のため、良質で均一な部材を量産することでコストダウン。自然の木を使った家です。

FREEQ HOMES(フリークホームズ)

https://www.freeq.jp/lineup/monica/

FREEQ HOMES(フリークホームズ)は、「暮らしの原点を見つめ直した平屋ベースの家づくり」をコンセプトとしたブランド。自然の風や太陽光を生かしたパッシブデザインを採用しており、さらに太陽光発電や薪ストーブをプラスすれば、省エネルギーの暮らしが実現できます。

平屋のシリーズとしては完全な1階建てである「COVACO(コバコ)」、平屋+αのロフトハウス「LOAFER(ローファー)」、カリフォルニアのカフェのようなフラットハウス「MONICA(モニカ)」があります。

おしゃれな小さい平屋実例15選

おしゃれな小さい平屋の実例を、コーディネート例と一緒にご紹介します。

おしゃれな小さい平屋×外観編10選

まずは外観から見ていきましょう。

片流れ屋根+タイル

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一条工務店「i-smart」の25坪(3LDK)で、木造の実例です。ガルバリウム鋼板の片流れ屋根にタイルの外壁は、モダンで高級感があります。グレーのワントーン配色が、シックで都会的な印象ですね。基礎や破風、サッシに白を使うことで、明るいアクセントになっています。シンプルでスタンダードなデザインが好きな方におすすめです。

片流れ屋根+サイディング

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/works/detail/0040/

積水ハウス「里楽」の24.3坪で、木造の実例です。開口部が少ない真っ白な外壁は、無駄を削ぎ落とした究極のシンプル。高低差のある2棟の鋭角な片流れ屋根が、外観に変化を与えています。外側に窓が少ないと日当たりが心配ですが、実は中央に中庭を設けています。中庭側に大きな窓をたくさん作ることで、柔らかなひだまりを実現。

片流れ屋根+サイディング

https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/visit/vol79/

こちらはダイワハウス「xevo(ジーヴォ)」の実例になります。黒い屋根・外壁に白い縦長スリット窓がシャープでモダンな印象。真っ黒な外観は重い印象になりがちですが、抜け感のある門扉や段差のあるアプローチで高低差をつけ、フォルムに変化をつけたのがおしゃれの秘訣。

片流れ+板張り

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こちらはBino太田 中村住宅工業の実例。山のふもとにある、別荘のログハウスです。薪ストーブの煙突が、片流れ屋根のアクセントになっています。まわりの自然と溶け合うよう、黒い屋根と板張りの茶色のシックな色合いでまとめているのが特徴。

広いウッドデッキには椅子を置くことで、アウトドアリビングとして外で食事をしたり多目的に楽しめます。大開口の窓は、室内から絵画のように自然の風景を楽しむことができる他、ウッドデッキと室内を繋げて広く見せる効果もあります。

片流れ屋根+塗り壁

https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_138954/138954_0001_24/jitsurei/jc_0036/

こちらは窓がない、真っ白な塗り壁の実例。装飾を削ぎ落とした、究極のシンプルモダンな印象です。玄関に黒く見えるのはドアではなく、ぽっかり反対側まで空いた玄関アプローチ。入口に木の門をつけることで、真っ白な外観にアクセントを添えました。

窓がないのは道路側だけで、光は中庭から採り入れています。L字型の間取りで、中庭を囲うようなレイアウトになっているため、プライバシーを保ちながら明るさも確保。窓をなくすことでスタイリッシュな雰囲気になり、ミニマリスト必見の外観です。

片流れ・陸屋根+ガルバリウム・板張り

https://www.elkhomes.co.jp/works/archives/54

山口県のエルクホームの実例。シンプルなデザインに変化をつけるためには、色や素材、形に工夫が必要です。まず、外壁のメインはモスグリーンのガルバリウム鋼板ですが、玄関回りだけ板壁にすることでアクセントになりますね。片流れと陸屋根の組合せが、建物に奥行感を出してくれています。

窓を少なくすることで、よりスタイリッシュな外観になりますが、船のような丸窓が個性的。玄関照明もマリンライトにすることで、丸窓に合わせて「海」のイメージで統一感があります。平凡なシンプルに終わらせないためには、窓や照明器具のデザインも家の世界観に合わせるのがおしゃれにする秘訣。

寄棟屋根+ラップサイディング

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こちらは全国にフランチャイズ展開しているブルースホームの実例。屋根は寄棟と入母屋の中間のような形状ですね。米軍ハウスのような白い外壁は、ラップサイディングです。アメリカンスタイルの家に欠かせないのは、外観正面のカバードポーチ。軒下なので自転車を置いたり、DIYなどの作業をしたり、雨の日のお子様の遊び場になったりと多目的に使えます。

シンボルツリーのヤシの木や、70代のアメ車を活かしたビルトインガレージで、細かいところまでアメリカンイメージを作りこんでいるのがおしゃれのヒケツです。

切妻屋根+サイディング

https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_swedenhouse/052542_0000_13/jitsurei/jc_0112/

こちらは北欧の輸入住宅のスウェーデンハウスの実例。他の住宅メーカー・工務店にはない、北欧デザインが特徴です。そのため、北欧テイストが好きな方に人気があります。3層ガラスが組み込まれた木製サッシや、高断熱性・高気密性が特徴。

おしゃれなポイントは、ブルーグレーの外壁(サイディング)に白い木製の窓枠という北欧カラーの外観です。

切妻屋根+漆喰

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玄関ポーチのある切妻屋根で、平坦な平屋も変化のある形状になった実例。茶色い洋瓦に、真っ白なスイス漆喰の外壁がかわいいおうちです。ナチュラル色の木製玄関ドアや、ポーチ階段・窓下に貼ったイエローオレンジ系の自然石などの自然素材で揃えています。

真っ赤な郵便受けも含めて、暖色系でプロヴァンスのイメージでまとめているのでおしゃれな雰囲気に。

陸屋根+タイル+石貼り+塗り壁

https://www.clasishome.jp/works/tsutsumikomuie/

こちらは陸屋根で全体的に四角いフォルムの実例。窓は横長のスリット窓が1つで、すっきりミニマムな印象です。これだけだと単調になりがちな外壁ですが、タイル・塗り壁・石貼りと異素材をミックスさせることで、多彩な表情を生み出しているのがおしゃれ。

おしゃれな小さい平屋×内観編5選

次は内観をご紹介します。

平屋+スキップフロア

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片流れ屋根のミニマムな外観の平屋です。広く開放的に見せる工夫の1つとして、床の高さに変化をつけるスキップフロアという方法があります。写真には写っていない、こちら側のダイニングから2段下りると寝室、3段上がるとリビングになっています。

階段を上がると、平屋の+α部分となるスキップフロア部分が書斎です。限られた天井高の中で、高さに変化をつけ、居住空間を分けています。そのため、単調にならずにメリハリのある空間が生まれるのです。用途別にゾーンを分けながら、全体も見渡すことができ、単調になりがちな平屋空間を豊かに見せてくれます。

平屋+ロフト

https://www.across-home.com/iecoi/works?model=freeq

平屋を広く見せる方法の2つめは、ロフトです。平屋は1階建てですが、ロフトを作ることによって2階建てのように使うことができます。屋根形状が傾斜している場合は、それを利用して吹抜にするとよいでしょう。こちらは1階のリビングですが、吹抜にすることで天井に開放感をもたらしてくれます。

スキップフロアとロフトの違いは、スキップフロアが居住スペースなのに対し、ロフトは物置きのような補助的なスペースをさします。ロフトの定義としては、床面積に含まれない天井1.4m以下のスペースです。床面積の半分以下で設計します。

平屋+ダウンフロアリビング

https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/shohin/xevoSIGMA/grandliving.html

耳慣れないかもしれませんが、こちらはリビングを1段低くしたダウンフロアリビングです。この例は、柱や壁が少ないのに高い天井を実現したダイワハウスの「xevo(ジーヴォ)」。標準的な天井高でも2m72cmと高いですが、1段低くすることで3m8cmの開放感を実現しています。

天井を高くするのではなく、床を深くすることで天井のゆとりを際立たせているのです。少しの工夫で、平屋に広さを感じさせてくれます。

平屋+あらわし

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「あらわし」とは、仕上げ材で隠してしまう柱や梁などの構造部分を、むき出しで見せる仕上げのことをさします。骨組みだけになるため抜け感が出て、広さは変わらなくても視覚的にゆとりを感じることができるのです。この例ではあらわしの柱や梁にゴツゴツした無垢材を使い、濃いブラウンに塗装して際立たせることによって、空間のアクセントにしています。

レンガ・タイル・ヘリンボーンの板で異素材のアクセント壁が魅力的。柱や梁も、ラフで気取らない雰囲気のインテリアにマッチしていますね。

平屋+屋根裏

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屋根裏を多目的スペースや収納として活用するというのも、おしゃれな平屋を作る方法の1つ。収納として、季節外や普段あまり使わないものをしまうスペースにするのもおすすめです。

この例ではオープンシェルフを作り、ビーズクッションを置いて多目的のくつろぎスペースにしています。飾り棚として写真や雑貨を飾ったり、アクセントクロスを貼ることによってフォーカルポイントを作り、単調な屋根裏に変化をつけています。

ただ、屋根裏は夏に暑いというのが問題。それは太陽光で熱くなった屋根の温度がダイレクトに屋根裏に伝わるからです。断熱材の厚みを増やしたり、エアコンをつけたり、対策を考えましょう。

まとめ

小さい平屋をおしゃれに建てるには、あらゆる観点を考慮してプランすることが重要です。外観・内観・間取りを工夫することで、おしゃれさと実用性を同時に叶えることができます。

平屋の魅力は、階段を設置するスペースを取る必要がないので、広々と空間を使えること。生活・家事動線をコンパクトにまとめることができるため、より使い勝手のよい家になります。屋内での移動が楽になるため、ライフスタイルが変わっても年齢を問わず、暮らしの負担が少なくなります。

暮らしをシンプルにすることで、家族との時間ややりたいことなど、大切なことに時間を使うことができるようになりますよ。おしゃれな小さい平屋で、理想の暮らし方を見つけてみてくださいね。

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