2023/08/11
【プロが教える】おしゃれな寝室照明には理由があります!コーディネート実例をまじえて徹底解説
マットレスと枕さえよければ、日々の疲れが取れると考えていませんか?
実は寝具だけでなく照明のプランニングが、寝る前のリラックス&寝付きのよい寝室をつくります。
照明の知識をもって工夫すれば、空間の質を変化させることができインテリアもグレードアップすることができます。
つまりおしゃれな寝室は、リラックスできる照明のある寝室でもあるのです。
今回は、寝室の照明の選び方と基礎知識とともに、コーディネート例を確認しながらよりよい眠りへ導くステキなライティングを紹介します。
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おしゃれな寝室照明を目指すときの器具の選び方
デザインで気をつけたいポイント
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太陽の明るい光とともに人は目覚めるように、外は暗い夜でもまぶしく輝く光で目が覚めてしまうことがあります。
そのため、寝る前にリラックスしたいと考える寝室の照明は、まぶしさをおさえたデザインであることが大切です。
具体的には、電球そのものが見えない仕様になっているデザインの器具を選定しましょう。
たとえば天井や壁を照らす間接照明や、器具から発する光のラインしか見えないような器具を選ぶことをおすすめします。
寝室の照明デザインは器具の見た目が好みというだけでなく、光のデザインを重要視して選ぶことでよりよい眠りを手に入れることができるのです。
明るさで気をつけたいポイント
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前述のように寝室は眠るための部屋ですから、明るすぎる照明は心地よい寝つきを妨げます。
ですがベッドの上で本を読みたいこともありますから、用途に合わせて照明を複数置く方法が理想です。
具体的には、寝室全体を照らす明かりはほかの部屋よりもおさえて優しい光にし、読書灯や常夜灯をプラスする一室多灯照明にします。
寝室をある程度明るくしたい方には、シーンにあわせて明るさの変更ができる調光機能が便利でしょう。
照明の色で気をつけたいポイント
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一般的に販売されている電球の色は、電球色、昼白色、昼光色です。
オレンジっぽい電球色は、写真のようにあたたかくリラックスした雰囲気をつくるので、寝室に適した明かりと言えます。
昼光色はオフィスなどで使われる活動的なイメージの色なので、寝室に使うことはないでしょう。
昼白色は太陽の光に近く、朝の目覚めの時間帯や身支度に適しています。
つまり寝室では電球色の照明を選択することを基本にして、調色や器具の使い分けよって時間帯で色を変更するとさらに快適になるでしょう。
過ごし方で照明を選ぶ
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寝室での過ごし方によってライティング計画は変化します。
寝室は眠るだけの部屋であることは少なく、着替えやメイクなどの身支度をする場所であったり、デスクが置かれていたり、テレビを見たりすることもある場所です。
また、夫婦の寝室であれば入眠の時間がずれるとならんだベッドの上で必要な明かりが異なることも考えられます。
寝室での過ごし方を再度確認して、明かりが必要な時間帯とその種類を整理してから照明プランを検討することが大切です。
間接照明でおしゃれにする方法
寝室で最もおすすめの照明は、間接照明です。
直接光を発する器具を配置するのではなく、壁や天井に反射するやわらかい光のグラデーションで明るさを得る方法が間接照明です。
間接照明は、ホテルの部屋のようなリラックスしたおしゃれな空間をつくる近道でもあります。
この章では、寝室をおしゃれにする間接照明について詳しく解説します。
作り付けの間接照明でおしゃれにするテクニック
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新築や大がかりなリフォームなどで設置できる間接照明が、建築化照明とも呼ばれる作り付けの照明です。
このタイプの照明は、設計段階から照明を計画する必要があります。
作り付け照明の設置が可能であれば、グラデーションをきれいに作ることができる点や、インテリアと一体になったおしゃれなライティングが実現できる点で、ぜひ検討していただきたい方法です。
写真の寝室は、ベッドヘッド側を折り上げ天井にして間接照明にしています。
間接照明からの光が、壁の仕上げと素材を際立たせてラグジュアリーな雰囲気になっています。
ベッドヘッドの間接照明でおしゃれにするテクニック
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お手持ちのベッドのヘッドボード裏に間接照明用のライトを設置する方法も、リラックスできるおしゃれな寝室をつくるおすすめのプランです。
気軽に取り付けられる器具も多く、調光・調色可能なものもあり寝室でのシーンにあわせて光を変えることが可能です。
調光機能で明るくすれば読書もでき、明るさをおさえれば落ち着いたくつろぎの空間が演出できます。
スタンドライトの間接照明でおしゃれにするテクニック
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床置きのスタンドライトはコンセントタイプのため、あとで追加したり置く場所を変更できるうえ、おしゃれなデザインが多いので寝室におすすめの照明器具です。
写真のようにシェード下部にのみ光が出るタイプは、サイドテーブルの上だけを照らす間接照明としても利用できます。
スタンドライトには、下方を照らすタイプのほか、アッパー(天井を照らす)タイプやシェードの向きを自由に変えて壁を照らすことができるタイプもあります。
テーブルスタンドの間接照明でおしゃれにするテクニック
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テーブルスタンドもやわらかい間接照明効果を発揮してくれます。
写真のようにベッドに横になっても光源が見えないデザインで、上下のみに光が拡散するタイプが取り入れやすいでしょう。
シンメトリーに置いたテーブルライトからの間接照明は、ホテルのようなリラックス感と安心感が得られます。
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照明の種類別おしゃれな寝室照明コーディネートサンプル15選
ここからは、照明のタイプ別におしゃれな寝室照明のコーディネートをピックアップして解説します。
シーリングライト
シーリングライトは調光必須+ベッドの上をはずして配置
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日本の住宅では当たり前のように寝室などの個室の天井にシーリングライト(主に蛍光灯タイプ)を設置しますが、おしゃれな寝室をつくりたい場合はあまりおすすめしません。
シーリングライトを設置したい場合は、まぶしさを感じないようにベッドの上はさけて、できるだけ足元側に配置しましょう。
またリラックスできるように調光機能があるタイプを選び、寝る前に立ち上がる必要がないようにリモコンがついているとよいですね。
ダウンライト
奥行きが感じられる使い方がおすすめ
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ダウンライトは天井面をすっきり見せてくれる効果がありますが、器具を直接見るとまぶしいためベッドの上に配置せず足元側に設置することが多くなります。
スタイリッシュに仕上げるには、ダウンライトは分散せず2~3灯をまとめて配置する方法がおすすめです。
また、ダウンライトの光が壁面にあたるように配置すれば、お部屋に奥行きが感じられて広く見せる効果も期待できます。
ペンダントライト
こだわりの器具でインテリアをグレードアップする
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天井からコードやチェーンで吊り下げるタイプの照明がペンダントライトです。
種類も多くデザインも豊富にそろうペンダントライトは、天井から低い位置に配置されるためデザインが目立ちます。
そのため、インテリアにあうデザインのよい器具を選べばぐんと見違える寝室にすることができます。
好みの器具を「デザイン重視で選ぶ」ことも、くつろぎの寝室の選択肢としてありだと考えると器具選びが楽しめますね。
ペンダントライトもベッドの上はさけて配置するほうがよいでしょう。
ベッドサイドの明かりとしてペンダントを使うとおしゃれ
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おしゃれな寝室をつくるライトとして近年人気なのが、サイドテーブルの上に低い位置で吊るすペンダントライトです。
天井からさがる長いコードで、天井が高く感じられる効果も期待できます。
また、サイドテーブルの上を広く使えるのも利点でしょう。
写真のようにインテリアのテイストやカラーをあわせて器具を選択するときれいにまとまります。
ペンダントライト多灯使いがステキ
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ペンダントライトは写真のように高さ違いでバランスよく複数灯吊るすと、リズムも感じられて大人のインテリアにすることができます。
照明とインテリア小物のゴールドがそろえられていて、モダンなインテリアに高級感と落ち着きが演出されていますね。
部屋の隅を印象的に仕上げる
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寝室は部屋全体を明るく照らさないのが基本になるため、部屋の隅が暗くなるのが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめしたいのが、写真のように部屋の隅にペンダントライトを設置する方法です。
ペンダントの下には、チェアーを置いてコーナーをつくると印象的なお部屋をつくることができます。
スポットライト
ドラマチックな演出にはスポットライトがおすすめ
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天井に設置するライトでおすすめなのはスポットライトです。
ピンポイントで照らす範囲を指定できるので、ドラマチックに寝室を演出することができます。
また、人がまぶしく感じない向きに設定できる点も便利です。
ステージのようにチェストの上を照らしたり、壁や天井を照らして間接照明のように使うなど表情のある寝室をつくることが可能になります。
ブラケットライト
光のラインをデザインする
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ブラケットライトは壁に取り付けるタイプの照明器具です。
さまざまなタイプがありますが、光源が見えないライトはまぶしさを感じることなく、壁に表れる光のラインを楽しむことができます。
ベッドのヘッド側、フッド側のどちらの配置にもあい、シックな寝室をつくることができます。
テーブルライトよりシンプルなイメージに
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モダンインテリアにはシンプルなブラケットを置けば、テーブルライトよりもインテリアをすっきりさせることができるでしょう。
ブラケットライトはコンパクトでシンプルな器具も多く、明るい時間帯には存在を消してくれるようなシャープな器具を選ぶことができます。
読書灯としておしゃれに利用する
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ブラケットライトには、読書灯として利用できるタイプもさまざまにそろいます。
写真のタイプは、高さや角度を変更でき手元をしっかり照らすことができそうです。
ブラックアイアンのシンプルなシェードなら、モノトーンインテリアやブルックリンスタイルにフィットします。
テーブルスタンド
寝室の定番照明は万能テーブルスタンド
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ホテルの部屋にテーブルスタンドは定番ですね。
サイドテーブルやチェストの上にシェードからの優しい光をおくことができ、リラックス空間にはかかせないものになっています。
テーブルスタンドは移動も気軽にでき、器具のデザインで寝室のイメージを変えることができる万能ライトですから、補助照明を一つだけ選ぶならテーブルライトを選びましょう。
スタンドライト
奥行きと明かりをプラス
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スタンドライトも、コンセントから電源をとることができ床に置くことができることから気軽に寝室に明かりの演出をプラスできるライトです。
写真のように手元灯としての利用はもちろん、ベッドから離れた部屋の角などに置くことでお部屋に広がりが感じられる効果を利用することができます。
間接照明
目に優しく心地よいおしゃれな寝室に
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間接照明は、光源が直接目に触れることなく優しい光のグラデーションが楽しめるため、寝室におすすめの照明です。
間接照明の設置場所にはバリエーションがあります。
写真は天井を折り上げて照明を入れた間接照明で、ナチュラルな光のイメージが得られます。
ほかにも家具に照明を取り付けたり、腰壁から光を出す方法もあり、これらのタイプは自然光と異なる光になるため非日常を演出することができます。
間接照明は光の広がり方の検討が必要になり、きれいなグラデーションをつくるのは難しいので、広い面で間接照明を考えられている場合は専門家に相談されることをおすすめします。
おしゃれな寝室は一室多灯がカギ
ペンダントライトとテーブルライトで心地よさを検証
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寝室の照明は、天井からお部屋全体を明るくするより、点々と明かりを置く方がリラックスできてお部屋のイメージもアップします。
そのため、一室一灯ではなく、一室多灯がおすすめ。
いきなり難しいと思われる方にトライしていただきたいのが、写真のようなペンダントライトとテーブルライトの組み合わせです。
ペンダントライトの高さを変更してみたり、明るさを変更してみて一番落ち着ける明かりを探してみてください。
テーブルライトも、サイドテーブルやチェストの上、床の上などに移動してみると、たった2つの照明でも寝室にさまざまな表情が生まれることを実感していただけると思います。
メイン照明と補助照明がベース
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寝室の照明は、天井からの光や間接照明などのメイン照明と、テーブルライトやスタンドライトなどの補助照明を組み合わせることがポイントです。
写真の寝室は、ダウンライト・ペンダントライト・間接照明・ブラケットとさまざまなライトを取り入れています。
デザイン照明を入れてオシャレにまとめながら、部屋を広く見せる効果や読書に必要な明かりも確保しています。
IKEAやニトリで選ぶなら!おすすめの寝室照明をピックアップ
IKEAでおしゃれな寝室照明を選ぶならこれ
SINNERLIG スィネリグ
https://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/80342194/
バンブーの手作りシェードからもれる優しい光が楽しめるペンダントライトは、寝室にもおすすめです。
ライトは別売ですので、ワット数をおさえた電球を選ぶとシックな寝室をつくることができるでしょう。
スペック
価格:8,333円(税抜き)
サイズ:H540・φ500mm コード長さ1.1m
重量:-
光源:60W以下(ランプ別売)
LED(△)、調光(✕)、リモコン(✕)
取付方法:引掛けシーリングタイプ
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/507217976782505130/
自然素材のシェードは、ナチュラル・北欧・ホワイトインテリアにおすすめです。
もちろんアジアンなインテリアにもフィットしますね。
写真のようにかごやナチュラル素材のクッションとのコディネートにピッタリです。
ニトリでおしゃれな寝室照明を選ぶならこれ
テーブルランプ ナチュラ3
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/Appliance/TableDeskLampTable/8320524s?ptr=item
木のベースに布シェードのテーブルライトは寝室にぴったりのアイテムです。
シンプルなデザインはインテリアにもあわせやすく、ベース部分は小物置きになっています。
スペック
価格:3,695円(税抜き)
サイズ:H400・φ240mm
重量:800g
光源:60W以下(ランプ別売)
LED(△)、調光(✕)、リモコン(✕)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/863213453554788563/
木目の見える優しいナチュラル素材のテーブルランプは、北欧インテリアの寝室におすすめのライトです。
手元のプルスイッチで点灯と消灯が可能な点も、便利に感じる方が多いかもしれませんね。
まとめ
おしゃれな寝室の照明コーディネート例をふんだんにご紹介しましたがいかがでしたか。
さまざまな種類の明かりがあれば、組み合わせで異なる雰囲気をつくることができます。
質のよい眠りに誘ってくれるライティングプランで、おしゃれな寝室をつくってくださいね。
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