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【プロが教える】おしゃれなピンク色キッチンを実現する方法!上品に仕上げるコツをお伝えします。

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

毎日の家事で長い時間を過ごすキッチンに「大好きなピンク色を取り入れたい!」と考える方は多いのではないでしょうか。やさしさと華やかさがあるピンク色は、いつの時代も女性に人気があります。しかし、実際にピンク色のキッチンを作ろうと思うと甘くなりすぎたり、幼い印象になってしまったりと意外と難しいものです。

今回はおしゃれなピンク色のキッチンを作る方法をご紹介します。おすすめの床材やピンク色のキッチンに似合うダイニングテーブル・冷蔵庫などの選び方、おしゃれなピンク色のキッチンの実例も多く掲載しています。

この記事を参考にワンランク上のピンク色のキッチンを実現して、毎日の家事の時間を楽しみましょう!

来客が憧れる!おしゃれなピンク色キッチンを実現するポイント

ポイント① 床にこだわってワンランク上のコーディネートにする

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おしゃれなピンク色のキッチンを実現する際に、まずこだわりたいのが床です。キッチンという限られた空間の中で、大きな面積を占める床はコーディネートの鍵になります。目指すテイストに合わせた床選びをして、ワンランク上のおしゃれなキッチンを実現しましょう。

クラシックで高級感のある雰囲気にしたい場合は、床はダークブラウン~ミドルブラウンのフローリングにするとよいでしょう。淡いピンクや落ち着いた色のピンクによく合います。フローリングは見た目が美しく、適度なクッション性もあります。また、フローリングのリビングやダイニングと隣接している場合は、同じ床材にすると一体感があっておさまりも良くなります。

床材を選ぶ際はデメリットに目を向けることも大切です。フローリングは、吸水性がありシミになりやすいのが欠点です。お手入れが心配な方は、水拭きOKなクッションフロアを検討してみましょう。デザインも豊富で、フローリングのような美しい木目を再現したものもあります。

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個性的に仕上げたい場合は、タイルがおすすめです。インテリアのテイストに合わせて、使用するタイルの種類にこだわるとキッチンの雰囲気が格段に良くなります。カントリーやアンティーク調ならテラコッタ、モダンやアーバンスタイルならモノトーンで光沢のあるタイル、ラグジュアリーなら大理石がよく合います。

タイルの床はとてもおしゃれですが、素材が固いため長時間立っていると疲れやすかったり、冬場は非常に冷たくなるのが欠点です。スリッパやキッチンマットを使って、快適に利用できるように工夫しましょう。

ポイント② 色の配分次第でさらにおしゃれにレベルアップ

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キッチンのコーディネートを考える際、配色のバランスに気を使うと完成度がぐっと上がります。インテリアの配色の黄金比率は、ベースカラー75%:アソートカラー25%:アクセントカラー5%と言われています。この割合を基準に配色計画を立てましょう。

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独立キッチンであればピンクがあふれる空間にするのも素敵です。壁や床など全体の75%を目安にピンクを取り入れ、残りの25%で他の色を入れましょう。ホワイトやライトブルー・ライトグレーなど淡い色合いを合わせるとピンクの存在感を妨げることなく、やさしい雰囲気のコーディネートになります。

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LDKが連続しているのであれば、扉柄やアクセントクロスなどで全体の25%程度をピンクにしましょう。キッチンのアクセントにしたい場合は、シンクや天板などで5%程度をピンクにすると、バランスよく仕上がります。

ポイント③ ピンク色キッチンに合うアイテムを選ぶ

ピンク色キッチンに合うダイニングテーブル

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ビビッドなピンクからやわらかなピンクまでどんなピンクにも合うのは、ホワイトのダイニングテーブルです。ピンクは基本的にホワイトとレッドから作られているため、ピンクのトーンに関わらずホワイトのアイテムはマッチします。高級感を足したい場合は大理石、シャビーな雰囲気であればヴィンテージ加工されたホワイトアッシュ、レトロならUV塗装などで光沢のあるものを選ぶと、さらにインテリアの完成度がアップします。

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あたたかみを出したい場合は、木目のダイニングテーブルが良いでしょう。シンプルやナチュラルテイストには、パイン材やラバーウッドなどの明るい木目がおすすめです。

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クラシックな印象であれば、ウォールナットやブラックチェリーなど深い色目の木製テーブルがおすすめです。シックな雰囲気にしたいなら、ブラックに塗装されたダイニングテーブルもよく合います。

ピンク色キッチンに合う冷蔵庫

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ピンク色のキッチンには相性の良いホワイトの冷蔵庫がよく合います。キッチンの天板や壁・天井もホワイトにして一体感を出すと冷蔵庫の存在感・生活感が減って、おしゃれで洗練された印象になります。

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青みのあるピンク色のキッチンにはシルバーの冷蔵庫が好相性です。レンジフードや電子レンジなどの調理家電やキッチンのライン取っ手にもシルバーを取り入れると、まとまりのあるコーディネートになります

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好みの色合いのピンクの冷蔵庫があれば、それを中心に配色を決めても良いでしょう。存在感のあるピンクの冷蔵庫はインテリアの中心になるので、他のインテリアは冷蔵庫よりも薄い色にするとよいでしょう。冷蔵庫のピンク色よりも濃い色をインテリアに取り入れたい場合は、小物などで面積を絞って採用するとメリハリが生まれます。

ピンク色キッチンに合う壁紙

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淡いピンクにはグレーの壁紙がよく合います。無彩色であるグレーは、落ち着きが感じられて大人っぽい印象になります。ライトグレーならフェミニンに、ミドル~ダークグレーならスタイリッシュやマニッシュな雰囲気にマッチします。

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モダンなキッチンなら、ネイビーやブラックなど濃い色の壁紙やタイルを合わせるとキリっとした印象になります。壁に濃い色を入れる代わりに、床や天板には明るめの色を選ぶと重たくなるのを防げます。

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ピンクを活かしたポップなキッチンにしたい場合は、ピンクの反対色であるグリーンを合わせましょう。反対色はお互いの色を引き立てる効果があるため、華やかな印象になります。

後悔したくない!ネガティブな情報も事前に検討しておきましょう。

ピンク色キッチンのデメリット

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淡いピンクは油汚れが目立ちやすいため、キッチンに利用すると汚れが気になるかもしれません。特に、壁に取り入れる場合は防カビや防汚加工されている壁紙や、タイルなど汚れを落としやすい素材のものを選びましょう。

こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介

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ピンクは膨張色なので、広範囲で取り入れると圧迫感が出やすくなります。圧迫感を軽減するには、アクセントとなる色を組み合わせたり、框扉などで奥行きを感じさせるのがおすすめです。間接照明やフォーカルポイントで他の部分に視線を誘導するのも効果的です。

パーツ別おしゃれなピンク色キッチンインテリア実例サンプル10選

扉柄がピンク色のキッチンインテリア実例 3選

ブラックが効いた甘辛ミックスキッチン

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全面ではなくフロアキャビネットの扉とレンジフードの棚にピンクを入れて、ホワイトのキャビネットとのコントラストが印象的なキッチンになっています。ピンクとホワイトの組み合わせは甘くなりやすいですが、天板や収納小物にブラックを入れて、かっこいいだけではない甘辛ミックススタイルになっています。また、引き出しの取っ手部分を各段で変えているのもおしゃれなポイントです。

目地にもゴールドを入れてエレガントに

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淡いピンクにゴールドの差し色が効いた大人フェミニンなキッチンです。取っ手や水栓だけではなくタイル目地もゴールドで高級感たっぷりです。床と壁はホワイト系の石目調にすることで、ピンクとゴールドを際立たせた高級感たっぷりの仕上がりになっています。

フラット扉×掘り込み取っ手でスタイリッシュに

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ピンクとブラックを組み合わせたシックな印象のキッチンです。フラットなピンクの扉は、掘り込み取っ手にすることでよりスマートに見せています。重い印象の出やすいブラックの吊戸棚ですが、扉は鏡面なので空間の広がりや反射による明るさを感じられます。

キッチンの裏側に造作した黒のワインセラー収納は、背面の間接照明でラグジュアリーさがアップしています。無機質さを感じるデザインが、さらにモダンな雰囲気を醸し出します。

シンクがピンク色のキッチンインテリア実例 2選

アーチ開口と同じ半円シンクをアクセントに

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淡いピンクの半円シンクが印象的なキッチンです。半円形のシンクはダイニングとの境にあるアーチ状の開口とリンクしていて、やさしい雰囲気を醸し出します。レンジフードやペンダントライトにも曲線デザインを取り入れていて一体感があります。

壁で仕切られた半独立型のキッチンは、リビング・ダイニングとインテリアテイストを変えられるのが面白いところです。ベースカラーをホワイトで揃えることで、モノトーン主体でクリーンな印象のキッチンと木製家具や建具であたたかみがあるリビングダイニングがうまく共存します。

レンガやグリーンと合わせておしゃれなカフェ風に

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シンクやカーテンシェードにピンクを取り入れた女性らしさあふれるコーディネートです。壁紙の白いレンガやインテリアグリーンでナチュラルな印象を出しつつ、ペンダントライトた取っ手のブラックが空間を引き締めます。ほっこりとリラックスできるカフェのようなキッチンです。

壁がピンク色のキッチンインテリア実例 3選

折り下げ天井でワンランク上の印象に

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明るくて華やかな印象のあるピンクですが、マットでムラのある色や素材を選べば大人っぽいコーディネートも可能です。さらにキッチン部分を折り下げ天井にすることで、キッチンはより落ち着いた空間に・ダイニングはより開放的に感じられます。

無機質な印象になりやすいブラックミックスのコーディネートですが、ダイニングテーブルや天井に木目を取り入れているため、適度にぬくもりが感じられます。無造作に束ねたランプコードにもおしゃれさを感じられるラフさが魅力的な大人のリラックス空間です。

ステンレスパネルでお手入れのしやすさも確保

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スモーキーピンクの壁紙が甘すぎず大人っぽい雰囲気です。壁紙よりも塗り壁の方がマットな質感が得意ですが、キッチンで使うには汚れが気になります。近年では塗り壁風の壁紙も多くありますので、汚れ落ちの良さにこだわって選ぶとお手入れに困りません。

また、汚れが気になりやすいコンロ周りの壁だけステンレスパネルにするのも有効です。ステンレスは汚れ落ちの良さだけではなく、耐久性・耐薬品性にも優れています。一部分だけステンレスにすると浮きやすいですが、レンジフードと素材感をそろえると一体感が生まれておしゃれに取り入れられます。

腰壁風タイルでデザイン性アップ

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壁とキャビネット裏にピンクのタイルを使用しています。コンロ裏は、腰壁のように下半分だけにタイルを貼ることで、ヘキサゴンタイルの存在感が強く感じられます。白いキッチンや壁紙とのコントラストもあり、空間にメリハリが生まれています。

また、右手のブラックのアクセントクロスも洗練されたキッチンのポイントになっています。ブラック×シルバーで無骨な印象が出やすいオーブンレンジと並べることで、その存在感をやわらげてスタイリッシュな雰囲気にしています。

キッチン全体がピンク色のキッチンインテリア実例 2選

小物にもピンクを採用して淡いカラーリングでも印象的に

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ベビーピンクをキッチンの扉や天板・レンジフードに取り入れています。色自体は淡くてインパクトは強くないのですが、食器や調理器具など複数のアイテムにピンクを取り入れているため、とても印象的になっています。キッチンの中でも存在感が出やすいオーブンレンジやガスコンロはホワイトでまとめると、上手く空間になじんで生活感が薄らぎます。

青みが効いたレトロでクールなキッチン

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ピンクの床が個性的なダイニングキッチンです。一見すべてがピンクの空間に見えますが、実はキッチンの扉や照明などホワイトの面積が意外と多いです。そこに周囲の色が反射してピンクのように見え、奥行き感のある雰囲気になっています。

ピンクにあふれた空間ですがクールな印象もあるのは、昼光色のライトの効果が大きいです。白くて青みがかった光と取っ手や家具に取り入れたシルバーがピンクの甘さを打ち消して、面白みのあるコーディネートになっています。

まとめ

ピンク色のキッチンはフェミニンなだけではなく、大人っぽくもモダンにも見せられる可能性に満ちています。どんなピンクを選べばどんなテイストになるのかを実例を見ながら具体的にイメージすることで、あなたのコーディネートのスキルはぐっと上がります。目指すテイストにあったピンクのイメージができればこっちのもの。あとは色の配分や床材との組み合わせにこだわって、理想のキッチンを実現しましょう!

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