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      2019/11/21

【プロが教える】和室をダウンライトですっきりおしゃれにする方法。暗くならないポイントも!

住宅における和室は、一時期「使い道がない」という理由から減少の傾向にありました。しかし、最近ではリビングと続きになっている畳コーナーなどのバリエーションが増え、そのまま寝転べて使い勝手が良いと人気が高まっています。そして、おしゃれにコーディネートしたいという人が増えていることもあり、従来のような純和風の吊り下げ照明よりはダウンライトが採用されるケースが多いです。

ここでは、ダウンライトで和室をおしゃれにコーディネートする手法を紹介していきます。ダウンライトで一番多い悩みが「明るさが確保できるのかよく分からない」という声ですが、ここでは基本的な設置灯数の目安なども紹介していくので、初心者の人は必見です。新築の際は、ぜひ参考にしてみてください。

ダウンライトを取り入れておしゃれスッキリな和室を実現する方法

和室でダウンライトを採用する場合、まずは天井にダウンライト埋め込み可能かどうか確認する必要があります。居室からはダウンライトの発光面しか見えませんが、天井裏には器具本体が隠れています。一般的に、天井の懐に15㎝程度のスペースがあれば、ダウンライトの埋め込みが可能です。

天井に使われている断熱材によっては、熱がこもってダウンライトの使用が不可のケースもあるため、器具の選定前に施工業者に確認するのがおすすめです。

和室にダウンライトは有りなのか?和室に求められる照明の役割

和室の主な使われ方としては、来客をもてなす、寝転んでくつろぐ、読書をするなど、ゆったりとした使い方が多いです。そのため、照明も落ち着いた灯りが好まれます。

しかし、ダウンライトは発光面が目に入るとまぶしさを感じやすいというデメリットがあります。そのため、和室で使用する場合にはまぶしさを抑えた「グレアレス」などの加工を施したタイプを選ぶのがおすすめです。また、灯数が多すぎる場合にもまぶしさを感じやすくなってしまうので、なるべく少なく計画すると良いでしょう。

和室にダウンライトを設置する場合、広さに対して何灯設置すべき?

ダウンライトの明るさの目安は、「白熱球60w相当」で畳1畳分、「白熱球100w相当」で畳2畳分となります。一般的に使われるパターンとしては、「8畳の和室なら白熱球100w相当のダウンライト4灯」が多いです。

しかし、100w相当ではまぶしく感じるという人は、60w相当を選んでも良いです。また、和室では細かい作業や読書をしないため、暗くても大丈夫という人もいるでしょう。人によってまぶしさの度合いや部屋の使い方は異なるため、実際にショールームで確認してから選ぶのがおすすめです。

和室に合うおしゃれなダウンライトの形状や設置配置

和室の場合、角形のダウンライトがおしゃれです。和室の畳や障子といった直線的なアイテムとの相性が良いので、すっきりとまとまります。また、木張りの天井に合わせた木目調のダウンライトも販売されているので、こだわりの天井に合わせて選ぶのもおすすめです。

設置位置については、部屋の中心に集めて配灯すると明暗のメリハリが出てカッコいい空間になります。逆に、部屋全体を明るくしたい場合には、窓のサッシ位置や扉のラインに合わせて配灯すると美しくまとまります。

ダウンライトと他の照明を組み合わせる

お気に入りのペンダントライトがある場合、補助の灯りとしてダウンライトを使うのがおすすめです。和紙を使ったタイプなどのデザイン重視のペンダントライトは暗くなりがちなので、部屋の隅にダウンライトを配灯すると過ごしやすくなります。

また、間接照明と組み合わせる場合、テーブル上の灯りを確保するためにダウンライトを設置するのもおすすめです。

こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介

ダウンライトの数が多すぎたケース

こちらのパターンは、部屋の広さに対して設置されているダウンライトの数が多すぎます。和室は寝転んでくつろぐことも多いですが、真上にダウンライトがあるとまぶしくて昼寝ができなくなってしまうでしょう。

一般的な4.5~8畳程度の和室スペースの場合、多くてもダウンライト4台あれば十分です。どうしても配灯したい場合は、部屋の隅に設置するなどの工夫をするのがおすすめです。

演出のためのダウンライトは器具が見えない方がかっこいいケース

こちらは、和室の床の間を演出するためにダウンライトが使われています。しかし、目隠しがないため器具が丸見えになっているのが残念なポイントです。演出として使う場合、器具が見えない方がカッコよくまとまるので、天井を折り上げるか目隠しを付けるなどの工夫をしましょう。

ぜひ取り入れたい!和室のおしゃれなダウンライトインテリアサンプル10選

少ないダウンライトですっきりまとめる

こちらの和室では、ダウンライトを2灯配置しています。3畳程度のこじんまりとした畳スペースなので、ちょうど良い明るさです。このように、あまり広くない和室の場合、部屋の中心にまとめて配灯しても十分な明るさが確保できます。

パネル型ダウンライトでしっかり明るく

一般的な小型のダウンライトでは明るさが心配という人には、パネルタイプのダウンライトがおすすめです。発光面が大きいので、部屋全体が明るく照らせます。ただし、こちらの場合は天井の懐に広めの埋め込みスペースが必要なので、施工可能か確認してから計画するのがおすすめです。

壁面を照らして明るい印象に

こちらでは、ダウンライトを部屋の壁面側に寄せて配灯しているのが特徴です。こうすることで壁面が明るくなり、部屋全体を広く見せる効果が期待できます。寝転んだ時に真上にダウンライトが来ないため、リラックスできるのもポイントです。

白木の窓と合わせてコーディネート

こちらでは、角形で白木素材のダウンライトが使われています。木張りの天井としっくり合っていて、こだわりが感じられるのが特徴です。また、小さい4つの窓ともデザインが合っていて、部屋全体に統一感が感じられます。

角形のダウンライトを使う場合、部屋の中心線からずれると違和感を生じやすいです。そのため、計画段階から希望の位置になっているか気を配るようにしましょう。

格天井もダウンライトがおすすめ

格天井は和室ならではのスタイルで、格式高い雰囲気が特徴です。こちらでは格天井の中にダウンライトが組み込まれており、部屋全体を明るくしています。格天井の場合は木の出っ張りで明るさが遮られるのが心配ですが、ダウンライトであれば必要な個所に適宜設置できるので、しっかり明るくしたい人におすすめです。

間接照明との組み合わせでふんわりと照らす

こちらでは、奥の壁面に間接照明が仕込まれています。壁をなめるように照らしており、落ち着いた雰囲気を演出しています。そして、間接照明だけでは照らせないテーブル上の灯りを、ダウンライトで補っています。必要な場所に最低限の灯りが配置されているので、機能的な美しさが感じられるのが特徴です。

メリハリのあるカッコいい和室

こちらでは、間接照明とダウンライトが組み合わさっています。それぞれが明るすぎないので、適度に明暗ができてカッコいい空間にまとまっているのが特徴です。夜お酒を飲みながらくつろいだり、ゆったりと疲れを癒したりするのにぴったりな雰囲気となっています。

足元の間接照明でおしゃれに

こちらは、ダウンライトが和室の中心に集まった配灯となっています。こうすることで明暗差が生まれ、高級料亭のような雰囲気を醸し出しています。また、小上がりになった足元に間接照明が仕込まれており、大人っぽい雰囲気を高めています。このように、ダウンライトだけでは暗さを感じる場合、間接照明で適宜灯りをプラスするのがおすすめです。

和風のブラケットでおしゃれにグレードアップ

こちらでは、ダウンライトとブラケット(壁付照明)が組み合わさっています。部屋の明るさ自体はダウンライトだけでも確保できますが、ブラケットを追加することで部屋に個性がプラスされているのが特徴です。

ブラケットライトは明るさを確保する以外に、デザイン的な役割が大きいのが特徴です。和室向けとしては和紙、竹、ガラスなど、さまざまなタイプが販売されています。器具のデザインによって個性が演出しやすいので、ぜひ自分の好きなスタイルを選んでみてはいかがでしょうか?

お気に入りのペンダントライトを使う

引用:https://www.kinoshita-koumuten.co.jp/design-gallery/japanese-style-room.html

こちらは、部屋の中心に吊り下げ型のペンダントライトが使われています。ペンダントライトはデザイン性の高いものが多く、人気の照明器具です。しかし、器具の真下にした明るさが広がらないので、暗く感じやすいのがデメリットとなります。

居室でペンダントライトを使う場合には、こちらの例のようにダウンライトで補助するのがおすすめです。部屋の四隅に配灯すれば、十分な明るさが確保できるでしょう。

まとめ

ここまで、和室をダウンライトでおしゃれにコーディネートする手法を紹介してきました。初心者の場合はダウンライトの明るさに不安を持つケースが多いですが、ここで紹介した目安を使えば簡単に明るさが確認できます。ダウンライトにはまぶしさを感じやすいというデメリットもあるため、できれば計画段階で実際にショールームや販売店に行ってみるのがおすすめです。

従来は純和風の吊り下げ型照明が主流でしたが、ダウンライトの普及によってモダンな和室にすることも可能になりました。新築の際には、ぜひ取り入れてみてください。

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