2021/05/28
【プロが教える】エコカラットを使ったおしゃれなキッチンを実現する方法!機能性とデザイン性を両立する素敵な実例を豊富に紹介
料理の下ごしらえや加熱といった作業を行うキッチンは、住宅の中でも湿気や臭いが発生しやすい場所です。そんなキッチンに取り入れたいのが、調湿作用や消臭作用を持つ壁材・エコカラット。
機能的であるだけでなく、タイルのような仕上がりになる高いデザイン性でおしゃれなキッチンに仕上げることもできるというすぐれものです。この記事では、エコカラットを使っておしゃれなキッチンを実現する方法や注意点、エコカラットでセンスアップしたキッチンの実例について紹介します。
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エコカラットを使ったおしゃれなキッチンを実現する方法
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微細な孔が表面に並んだ多孔質セラミックスを焼成して作られているエコカラットは、機能性やデザイン性にすぐれた壁材です。
色やデザインが豊富で、張り方によってさまざまな表情を演出できるエコカラットを使ってキッチンをおしゃれにするためのコツを3つピックアップしました。
キッチンのインテリアテイストに合わせる
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エコカラットは色の展開が豊富ですが、ビビッドなカラーはなく比較的シックなカラーがラインナップされています。一方デザインについては、モダンなタイプからナチュラルなタイプ、カジュアルなタイプなどさまざまなテイストがあります。
特にオープンスタイルのキッチンはリビングやダイニングからキッチン内がよく見えますから、キッチンはもちろんLDK全体のインテリアテイストに合うデザインのエコカラットを選ぶのがおすすめです。
機能が発揮できる面積に張って快適性も考慮する
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タイルのようなおしゃれな質感が印象的なエコカラットですが、キッチンに適した機能を持っています。
まずは湿気が多いと吸収し乾燥すると湿気を放出する調湿作用。
水や火を使う場所であるキッチンでは湿気が非常に出やすく、換気扇を回していてもたまりやすいですから、壁に張るだけで調湿できるエコカラットはとても便利です。
そして臭いの成分を吸着させる消臭作用。
キッチンは調理中の臭いや保存している食品のにおいが混じり合って複雑な臭いが発生しやすいため、エコカラットを張ることで臭いが軽減されてすっきりした空気のある空間を作り上げられます。
こうした作用は、キッチン床面積の1/4以上の壁面積に施工すると効果が得られますから、採用する際はエコカラットの機能がしっかり発揮できる面積に施工できるかを確認しておきましょう。
よく見える場所に張るとおしゃれ度がアップ!
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人気のオープンタイプのキッチンは壁が少ないため、エコカラットを張れるのは背面のカウンターを設置する壁面だけ…というケースは少なくありません。しかし家電製品に隠れやすい場所ですから、せっかく張ってもあまり見えない仕上がりになる可能性があります。
エコカラットのデザイン性を生かしたいなら、よく見える場所に張るのがおすすめです。最近多いのはキッチン本体の腰壁に張るという方法。リビングやダイニングからよく見える場所ですから、張った時のイメージチェンジぶりはかなり大きいです。
この施工方法を選ぶ時はキッチン天板とのバランスがとても重要。
キッチン天板と同じトーンの色にして統一感を出したり、逆に全く違う色を選んでキッチン天板を目立たせたりと好みのコーディネートを選んでみてください。
後悔したくない!気になる情報を事前に確認しておこう
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エコカラットはデザイン性が高くうれしい機能も兼ね備えていますが、採用する前に確認しておきたい項目があります。キッチンにエコカラットを採用する前に注意したいポイントを2つ紹介します。
清潔に保ちたいキッチン、エコカラットは汚れが気になるか?
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食材を切ったり洗ったり調理したりといろんな作業を行うキッチンは、汚れが発生しやすい場所です。ざらざらとした手触りのエコカラットに汚れがついたら掃除が大変になるのではないか、そんな不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
発売されたばかりの頃のエコカラットは水拭き禁止でしたが、現在は水拭きOKです。湿気は通しても水や汚れは通さないため、表面を濡れた布でさっと拭けば水分や汚れが取れます。施工した後でも長期間色褪せや変色がしにくい壁材なので、汚れが発生しやすいキッチンでも心配いりません。
ただし加熱機器に近い壁に張ると、エコカラット本体は特に問題ありませんがエコカラットを接着する際に使う接着剤が融解する可能性があります。油汚れもかなり多い場所ですから、加熱機器周辺の施工は避けておきましょう。
こんなケースに気を付けて!失敗しがちなパターン紹介
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エコカラットには主に2つの種類があります。
ひとつは好きな範囲に自由に張れるタイプ、もうひとつは額縁の中にあらかじめセットされたエコカラットを絵のように飾るパッケージタイプです。
好きな範囲に自由に張れるタイプを使うなら、施工する範囲と位置をよく検討する必要があります。エコカラットは端部が切りっぱなしの状態になっているので、壁の途中で終わらせると端部が見えます。エコカラットの種類の中で凹凸が大きいデザインは端部が目立ちますから、見切り材を別途つけて端部を隠しましょう。
パッケージタイプを使うなら、商品寸法がすでに決まっているため、設置するスペースに飾るとどのように見えるかを確認しておくことが大切です。なおパッケージタイプは、組み合わせできるエコカラットの種類が決まっています。どれでも自由に選べるわけではないので、パッケージタイプを検討する際は選択肢に制限があることを覚えておきたいですね。
そしてエコカラットを施工した壁面にはフックなどをビス止めしたり後付けで棚を設置したりすることができない点も注意しましょう。
エコカラットは多孔質の素材なので、施工後にビスを打つと割れてしまいます。調理器具などを壁面のフックに下げて収納したい、オープン棚を設置してお皿などを並べたいという場合は、エコカラットを張っていない壁面を使うようにしてください。
絶対外さないキッチンの定番エコカラット3選
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エコカラットのデザインは37種類(2021年3月現在)で、それぞれ3~5色のバリエーションがあります。数あるデザインの中でも特にキッチンをおしゃれに見せる選りすぐりのエコカラットを3点紹介します。
おすすめ1.ラフクォーツ
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細長い材が交互にずれたデザインのラフクォーツは、定番柄でありながら若干の色ムラが自然な印象を与えるエコカラットです。浅めの凹凸で壁紙には出せないほどよい陰影が生まれ、洗練されたカフェキッチンのような雰囲気が出せます。ナチュラルテイストのキッチンと合わせるとおしゃれさがよりアップできるでしょう。
おすすめ2.レイヤーミックス
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複数のサイズの材を組み合わせるレイヤーミックスは、深みのある色合いが魅力です。エコカラットの中では凹凸が少ないので水拭きしやすく、炊飯器などを置くカウンターの背面壁に施工するととてもおしゃれ。シックなテイストのキッチンと合わせると上質感がさらに増しますよ。
おすすめ3.クロニカ
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正方形の材を組み合わせたクロニカは、素焼きのような手触りがやさしい雰囲気のエコカラット。1枚1枚表情が違うので広い面積に張ると味わい深さが出ます。レトロテイストのキッチンにはぴったりでしょう。
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エコカラットを使ったおしゃれなキッチンコーディネート実例8選
キッチン背面の壁全面に張ったエコカラットが空間のアクセントに
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カウンターと吊戸棚が分かれたセパレートタイプのカップボード背面にエコカラットを張った事例。壁全面に施工することで、控えめな色ながらもエコカラットのデザインの美しさが際立ち、空間にアクセントを加えています。
実例2.オープンタイプのキッチン腰壁はエコカラットでおしゃれに
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オープンタイプのキッチンはリビングやダイニングから腰壁部分がよく見えるので、壁紙ではなくエコカラットで仕上げるとしゃれた印象になります。淡い色を選ぶことで黒のキッチン天板が映えて美しいですね。
実例3.ライトアップでエコカラットの陰影を楽しむ
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キッチン背面のカウンター背面にエコカラットを張った事例。間接照明によって吊戸棚とカウンターの間やオープン棚の背後にあるエコカラットの陰影が出て、ドラマティックな雰囲気に。
実例4.エコカラット仕上げの間仕切壁でカフェテイストを満喫
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通路とキッチンをゆるやかに仕切りつつ手元も隠せる便利な間仕切り壁をエコカラットで仕上げると、一気に洗練された印象になります。水がかかってもさっと拭けるエコカラットなら、シンク横でも心配なく使えますね。
実例5.横の直線を強調したエコカラットで広く見せる
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長いキッチン背面カウンターに横のラインを強調したエコカラットを合わせることで、より広く見せる効果を出している事例。すっきりとまとまり上品な雰囲気に仕上がっています。
実例6.目地を通した張り方でダイナミックな印象に
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長方形のエコカラットをキッチン背面の壁一面に張った事例。縦横の目地を通すことで天井の高さが強調されダイナミックな雰囲気になります。アイランドキッチンと組み合わせるとスマートですね。
実例7.モザイクタイルのような繊細な表情を楽しむ
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数種類の色を混ぜたモザイクタイル風のエコカラットを施工した事例。繊細なデザインはリビングダイニングからキッチンを見た時のフォーカルポイント(人の視線が集まる場所)となり、個性豊かな表情を楽しめます。
実例8.手作り感のあるナチュラルさがやわらかい印象を演出
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キッチンの扉カラーと似たトーンのホワイトレンガ風のエコカラットを施工した事例。キッチン小物の木目や家電製品のブラック色を引き立てるまろやかな色合いで、ナチュラルな魅力を感じさせます。
まとめ
最近はオープンタイプのキッチンでリビングやダイニングと一体化させる間取りが主流になっていますから、キッチンは作業する場所であると同時に「見せる」場所でもありますね。
機能性とデザイン性をあわせ持ったエコカラットは、汚れや臭いの対策と見映えのどちらも満たしてくれるキッチンにぴったりな壁材。エコカラットを使ったインテリアで、センスが光るおしゃれなキッチン空間を楽しんでみてください。
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