Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2021/06/17

【黒色のソファを選ぶならこの5選】秀逸なコーディネート実例あわせてご紹介

黒色のソファは存在感があり、部屋の印象を大きく変えるアイテムです。特に、黒い革張りソファは高級感を醸し出してくれるものです。

しかし、存在感があるからこそ、デザインしだいで部屋に圧迫感を与えてしまうことも。ソファのデザインや素材を見て、部屋との相性を考えることが大切なのです。

黒色のソファを選ぶさいの注意点は?

重厚感や高級感を演出してくれる黒ソファ。
全体的に大人っぽいイメージのアイテムが多いですが、どのようなポイントに注目して選べばよいのでしょうか。ここでは、かたちや素材がインテリアの印象にどのような影響を与えるかを、見ていきたいと思います。

使用シーンに合わせたソファのかたちを選ぶ

ソファのかたちは、見た目の印象だけでなく、座り心地にも影響します。特に、背もたれの高さは見た目も座り心地も変える重要なポイントです。

頭まで支えてくれるようなハイバックは、ソファに長時間座っているという人におすすめです。しっかりと体を支えてくれるので安定感があり、映画鑑賞などで長時間座っていても快適に過ごすことができるでしょう。

ただし、黒いソファは存在感が強いため、ハイバックのデザインを選ぶと部屋に圧迫感を与えてしまうこともあります。そういう場合は、ソファのクッションがスリムなものを選んだり、シートの間に隙間のあるものを選んだりするとよいでしょう。

反対に背もたれの高さが低めのローバックは、ソファの向こう側に視線が通るため、自然と部屋に与える圧迫感を軽減してくれます。また、部屋全体の印象はハイバックと比べてゆるく、リラックスしたものになります。黒いソファの圧迫感が気になるという方や、ソファの配置が部屋の中央になるようなときにはおすすめです。

張地の素材で同じ黒でも印象が変わる

ソファの印象を大きく左右するのが張地の素材。一般的にソファの張地に使われるのは皮や布です。それぞれの特徴を理解して、使用シーンに合わせた素材を選びましょう。

皮張りのソファは、重厚感や高級感を求める人におすすめです。使い込むほどに風合いが変化する皮張りのソファは魅力的で、ひとつは持っておきたいアイテムかもしれません。ただし、その重厚感ゆえに狭い部屋などに置くと圧迫感を与えてしまうこともあります。ほかのインテリアとの兼ね合いを考えながら、デザインや配置を考えていくとよいでしょう。

布張りのソファは、優しい肌触りが魅力的です。部屋に置けば、黒のもつ大人っぽい印象はありながらも、リラックスした雰囲気を演出してくれるでしょう。また、カバーリングタイプなど、カバーを取り外して洗うことができるものなら、お手入れが簡単で清潔感を保つことができます。

金属の脚で黒ソファもスッキリ見せ

重さが目立つ黒ソファでも、シンプルで細い脚ならスッキリとした印象になります。さらに、金属製の脚のものを選ぶと、無機質な素材がモダンでスタイリッシュな印象を与えてくれます。

逆に、床近くまでクッションで覆われているデザインだと、重厚感たっぷりの印象になります。その場合は、ラグや床の色などソファ以外の部分を工夫すると、圧迫感を与えずに、重厚感を楽しむことができるでしょう。

また、脚が木製の場合でも、細くてラインがしっかり見えるようなものは、スッキリとした印象をもたせてくれます。木製の場合は金属にはない暖かみをプラスしてくれるので、好みに合わせて選んでみてください。

黒色のおしゃれなソファを買うならこの定番5選

ここからは、特におすすめのおしゃれなソファたちをご紹介していきます。王道のものから、ちょっとユニークなデザインのものまでそろっているので、ぜひソファ選びの参考にしてみてください。

①エローロソファ(285 ELORO 2P ソファ)【Cassina】

Cassinaは多くの家具デザイナーや建築家とコラボして、製品を生み出していることでも有名です。エローロソファはイタリア人デザイナーのロドルフォ・ドルドーニによってデザインされました。

木製フレームの三角形や斜めのラインが美しく、クッション部分との間に隙間を生み出しています。そのため黒いソファながら軽やかで圧迫感の少ないデザインとなっています。座面は広いため、ゆったりとした座り心地も特徴的です。

価格:\1,188,000~\1,933,200(税込み)
サイズ:1720×奥行920×高さ840×座面高435mm
素材(フレーム):アッシュ材
素材(背):皮

コーデ写真例

フローリングの部屋に、落ち着きのあるエローロソファが配置されたシックなコーディネートです。黒いソファは存在感がありますが、背が低いため後ろの窓がよく見え、開放感のある部屋になっていますね。ライトも低い位置にあるため、リラックスできそうな空間に仕上がっています。

また、床やソファは暖かみのある木や布、皮などの材質を使っているのに対して、テーブルを無機質なガラスにすることで、部屋のポイントになっています。

②LC3-3P【Cassina】

LCシリーズはモダニズム時代の代表的な建築家、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ぺリアンのコラボレーションによってデザインされました。LC3はLC2と比べて幅と奥行きが大きく、高さは低いデザインになっていて、ゆったりとした座り心地が特徴的です。

コルビュジエ好きなら、ぜひ手に入れたい一品ですね。

価格:\1,598,00~\2,797,200(税込み)
サイズ:幅2370×奥行730×高さ605×座面高420mm
素材:スティール、モールドポリウレタンフォーム

コーデ写真例

ものの少ないさっぱりとした空間に黒いソファが並べられた、シンプルで大人なコーディネートです。部屋のつくりも矩形が多用されているので、ソファの四角いフォルムが部屋にぴったりですね。

また、白い部屋に黒い椅子を並べることで、部屋にメリハリもつけられています。

③イームズソファ(Eames 2-Seat Sofa)【Herman Miller】

イームズソファは、ミッドセンチュリーの代表的なデザイナーであるチャールズ&レイ・イームズがデザインしたソファです。このソファが発表されたのは1984年で、チャールズ・イームズの死後でした。そのことから、イームズソファは「巨匠イームズの遺作」とも言われています。

シンプルなフォルムは優雅で、飽きのこないデザインです。ほかのアイテムともコーディネートしやすく、時代を超えて愛され続けています。

価格:\1,379,160(税込み)
サイズ:幅2370×奥行730×高さ605×座面高420mm
素材(フレーム):スティールパイプ

コーデ写真例

青と黄色のグラデーションがきれいなラグと、イームズソファを組み合わせたコーディネートです。合わせるのが難しそうなラグですが、シンプルな黒のイームズソファを置くことによって、大人でお洒落な部屋に仕上がっています。

イームズソファはシンプルな分、合わせるアイテムで遊んでも楽しそうですね。

④ネルソン マシュマロソファ(Nelson Marshmallow Sofa)【Herman Miller】

マシュマロソファは多彩な才能をもったアメリカ人デザイナー、ジョージ・ネルソンによってデザインされました。マシュマロソファは18個の円形のクッションを用いてデザインされた、ユニークなソファです。

クッションの間から向こう側が透けて見えるため、黒いソファでありながら圧迫感を与えることはありません。また、ユニークなデザインは部屋のアクセントとしても映えます。

価格:\672,840~\873,720(税込み)
サイズ:幅1321×奥行737×高さ788mm
素材(クッション):皮

コーデ写真例

全体的にシンプルでモダンなアイテムで構成されたコーディネートです。部屋の壁は開放的なガラス張りとなっていて、全体的に広々とした印象をもちます。また、テーブルや床、壁が白いため、黒いマシュマロソファがよく映えていますね。

⑤スワンソファ(SWAN SOFA)【Fritz Hansen】

スワンソファはデンマークの建築家、デザイナーのアルネ・ヤコブセンによってデザインされました。座面、背もたれ、ひじ掛け部分がすべて曲線で構成されている美しいソファです。その丸みのある優しいデザインとは対照的に、脚の部分は無機質なアルミ製で、そのバランスが絶妙なデザインとなっています。

価格:\779,000~\1,863,000(税抜き)
サイズ:幅1440×奥行740×高さ790×座面高400mm
素材(本体):グラスファイバー強化ポリウレタンフォーム
素材(脚):アルミ

コーデ写真例

モノトーンで構成された、シンプルなコーディネートです。白い背景に黒いスワンソファのフォルムがくっきりと映えていますね。アルミ製の脚部分は、床の色と馴染んでいるため主張せず、美しい曲線のラインが強調されています。

最後に

黒いソファは高級感や重厚感があり、大人な男性の部屋にはぴったりのアイテムです。黒いアイテムがひとつあるだけで、部屋の印象がガラッと変わります。また、黒は存在感がある一方で、どんな色とも合わせやすいという特徴ももつため、ぜひ部屋のインテリアに取り入れてみてください。

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