【プロが教える】海外の壁紙でおしゃれなインテリアを実現する方法!柄あり壁紙も怖くない
お部屋に貼る壁紙選びで迷ったとき、施工側から提案される機会が多いのが、量産クロスや1000番台クロスなどに代表される塩化ビニール製壁紙。
シンプルな色柄が多く、施工性や機能性を重視してつくられているので、選ばれる方は多いことでしょう。
ですが、勧められるままに壁紙を選んだ結果、どことなく無個性で、画一的な印象のお部屋になってしまった…と思う方もいるようです。
そこで、壁紙選びの選択肢に加えてみたいのが、海外の壁紙。
特に欧米では、壁紙をひとつのインテリアと捉え、お部屋ごとに素材感や色合いが異なる壁紙を取り入れる楽しみ方が根付いています。
今回は、海外の壁紙に興味はあるものの、その特性がいまいちよくわからない方や、日本のお家に合う壁紙の選び方を知りたい方などに向け、海外の壁紙の魅力をご紹介します。
海外のおしゃれな壁紙でおしゃれなインテリアを実現する方法
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海外の壁紙は、DIYで貼ることを前提につくられています。
そのため、国産の壁紙は有効巾(仕上がり巾)約92㎝×50m巻が多いのに対し、海外の壁紙は、52~53㎝巾または68㎝巾×10mのロール巻きで販売されているのが一般的。
壁紙の表面は、紙素材や織物調、ビニール仕様など素材はさまざまですが、壁紙の裏面は「不織布(フリース)」と「紙素材」が近年の主流です。
海外の壁紙は糊がついていないものが多く、裏面の素材によって使用する糊の種類が変わります。
材質
【不織布(フリース)素材の海外の壁紙】
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【不織布(フリース)】
紙を組成するパルプ、ポリエステル、ポリエチレンといった合成繊維を原料とし、破れにくく強度に優れているのが特徴。
水分を含んでも伸びにくいので、壁に直接糊を塗って施工することができます。
乾燥しても縮みにくいので、それほど接着力が強くない剥がせる粉タイプの糊も使用可能。
【紙素材の海外の壁紙】
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【紙】
紙ならではの上質な質感と風合いの良さがあり、発色性に優れるのが魅力。
不織布と比べると、素材の耐久性や耐摩耗性は少々劣ります。
水分を含むと、約1%程度サイズが伸びるので、国産の壁紙と同様「壁紙」の裏に糊を塗り、オープンタイム(※)を取って施工するのが特徴。
乾燥すると収縮しやすいので、接着力が強い糊がおすすめ。
(※)オープンタイム…壁紙と糊を馴染ませる時間
色柄
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海外の壁紙の色柄は、国やメーカー、デザイナーによって、多種多様な選択肢があります。
カラーチャートや柄のバリエーションを見て選ぶのもありですが、壁紙が属するコレクションのコンセプトや開発された背景、メーカーやデザイナーのこだわりが紹介されていることが多いので、そこから自分好みの一枚を見つけるのも楽しいもの。
【壁紙の柄のリピート(ストレートリピートとステップリピート)】
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また、壁紙の柄は主に4タイプに分けることができます。
【リピートなし】
無地やストライプ柄など、柄のリピート(繰り返し)がないタイプ。
【ストレートリピート】
左右に柄を合わせるもの。真横に同じ柄がくるのが特徴。
【ステップリピート】
半柄分、ずらして柄を合わせるもの。斜めに柄がずれていくので、躍動的な仕上がりになります。
【リバース】
天地を上下に変えながら、柄を合わせるもの。
なお、壁紙の必要本数(ロール数)を調べるときは「壁の横幅」と「天井高」をはかって「壁紙の巾」から必要巾数を計算、必要巾数を元に、それぞれのリピートでの要尺を計算します。
最も必要本数が少なく済むのは「リピートなし」、逆に、本数が多くなるのは「ステップリピート」ですが、計算方法は、壁紙の種類や柄の割り付け方、施工者によって変わることがあるので、販売店などに相談すると安心です。
海外の壁紙のメリット&デメリット
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海外の壁紙のメリット&デメリットは以下のとおり。
費用を抑えたいなら一部の壁をDIYで貼ったり、施工が難しそうなら、海外の壁紙の特性を把握している専門会社に依頼してみたりするのも手です。
【メリット】
人とかぶりにくく、国内ではなかなか見られないデザイン性が何よりもの魅力。
肩巾ほどのサイズで壁紙の両端にミミがなく、隣り合う壁紙同志を突き付けるだけでOKと、作業性にも優れています。
剥がしやすい接着強度の糊を使えば、原状回復も可能。
【デメリット】
壁紙本体の価格を含め、下地処理や施工の手間によっては施工費が上がるため、一般的な壁紙の3倍~がコストの目安。
防汚や消臭といった機能性はほぼ有しておらず、防炎加工性能が必須の場合、選択肢が狭まってしまう場合があります。
それでは、日本のお部屋に海外の壁紙を取り入れる際のポイントをみていきましょう。
壁全面に貼るなら穏やかなアースカラーが◎。明度や彩度差が大きい配色は避ける
【淡いカラートーンのダマスク柄壁紙:アメリカ・YORK】
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まずは「お部屋をどのようなイメージにしたいか」を考えることから始めましょう。
例えば「家族みんなが集まるリビングに柄入り壁紙を貼って、ナチュラルで落ち着いた印象にしたい」場合。
広さが10畳未満と比較的コンパクトなら、極端に明度や彩度差が大きい配色は避けたほうがベター。
特に、鮮やかではっきりした純色同士を組み合わせると、見た目の印象が強まりすぎてしまい、目が疲れやすくなったり、圧迫感が強まったりする恐れがあります。
また、配色に白系色を取り入れるときも要注意。
白は緊張色でもあるので、真っ白なピュアホワイトより、オフホワイト(少しだけ他の色が混ざった白)や、生成色(わずかに赤みがかった黄みの白色)などのほうが目に優しく、他の色と組み合わせてもコントラストが強まる心配がありません。
上の画像のような、穏やかなアースカラー(土や植物など自然界にある色)の配色は、日本のお部屋に合わせやすいのでおすすめ。
微妙なニュアンスカラーが、空間に優しい印象をもたらします。
【爽やかな寒色をベースにした壁紙:オランダ・BN WALLS】
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色には、面積によって同じ色でも色の見え方やイメージが変わる「面積効果」とよばれる性質があります。
「明るい色の壁紙は、貼る壁の面積が大きいほど一層明るく」見え、逆に「暗い色の壁紙は、面積が大きくなるにつれて、より暗く感じる」ことを覚えておくと便利。
この性質を踏まえると、リビングダイニングなど広い面積の壁に貼るときは、イメージしている色よりも、ワントーン暗い色を選ぶのがコツ。
実際に壁紙を貼ってみると、思ったよりも明るく仕上がるので、自分の希望するイメージに近づけることができます。
逆に、暗い色の壁紙を選ぶときは、ワントーン明るめの色を選びましょう。
【波パターン柄壁紙をアクセントにしたリビング:フランス・CASAMANCE】
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続いては、柄について。
大柄の壁紙は、空間に圧迫感を与えやすく、また、柄が途中で切れてしまうことで、違和感を感じやすくなることがあります。
とはいえ、小さすぎる柄もごちゃついた印象を与えやすいので極力避けたほうが無難。
小さい柄の壁紙は、上の画像のようにアクセントクロスとして使用するのがおすすめです。
【壁紙のデザインを美しく割り付けした壁面:イギリス・Cole&Son】
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植物やストライプ、幾何学柄などは、日本のお部屋に合わせやすいデザインといえますが、カタログやネットだけで判断せず、A4サイズ以上のサンプルを用意し、実際の色味や質感を確認すると安心です。
また、壁紙の割り付けも重要。
特に、ドア横に狭い幅の壁紙を貼ると目立ちやすいので、施工を依頼する方と仕上がりイメージを共有しておくのがおすすめです。
周囲の内装材や建具との相性を考える。部屋全体のテイストを揃えて統一感を演出
【ウォークインクローゼットにアクセントクロスを貼った例:イギリス・ANDREW MARTIN】
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上の画像は、寝室のウォークインクローゼットに、海外の壁紙をアクセント貼りした例。
床=ミディアムブラウンの節有りのオーク材
壁=ライトグレーの塗り壁調クロス
室内ドア=深みある濃色系のカラー
と、それぞれ落ち着いた色調を選んでいるので、アクセント貼りしたペンギン柄壁紙が、主役となっていきています。
壁紙単体ではなく、内装材や建具とのバランスも合わせて考えることで、よりまとまりやすい印象に。
壁紙の色柄と家具やインテリア小物を揃えるとおしゃれ度UP
【落ち着いた色調の植物柄壁紙:ベルギー・ZOOM by MASUREEL】
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また、壁紙のイメージと合わせて、家具やインテリア小物の色や素材を揃えると、おしゃれ度は格段にUPします。
例えば、植物柄の壁紙を貼ったお部屋には、天然木など自然素材の家具が相性抜群。
【壁紙と同系色のソファやクッションを配した例:イギリス・Cole&Son】
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こちらは、壁紙をアートパネル風に演出した例。
ソファやスタンド照明、クッションは、壁紙と同系色の白&イエローで揃え、統一感を出しています。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
【織物調壁紙:オランダ・Eijffinger】
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ひとつの空間に複数の壁紙を貼る際は、壁紙のテクスチャー(表情)にも注意が必要です。
壁紙は、タテ糸とヨコ糸を均等に織ったような「織物調」と、石や漆喰風の「石目調」に大きく分類できますが、天井は織物調、壁は石目調…と、異なるテクスチャーを混在させると、ちぐはぐな印象になってしまいがち。
候補となる壁紙がある程度絞られてきたら、地の部分が織物調or石目調orそれ以外かの確認を。
同じテクスチャーの壁紙を組み合わせると、よりおしゃれな印象になります。
【ゴッホ絵画の筆致を表現した無地壁紙:オランダ・BN WALLS】
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上の画像は、ゴッホの筆致をリアルに表現した無地の壁紙。
このように無地の壁紙ひとつとっても、質感やテクスチャーにはそれぞれ個性があります。
複数の壁紙をひとつの空間に貼る場合は、それぞれの質感やテクスチャーにも注目し、アンバランスにならないよう工夫しましょう。
日本のお部屋にも取り入れ可能!海外のおしゃれな壁紙コーディネートサンプル15選
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ここからは、海外の壁紙をとりいれた、おしゃれなコーディネート事例をご紹介します。
日本のお部屋に合わせやすい柄入り壁紙を中心にピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
モダンスタイルの海外のおしゃれな壁紙コーディネート 4選
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モダンスタイルのお部屋に合わせやすいのは、多角形や円などの幾何学柄やドット、ストライプ、石目調など。
黒やダーク系色など低彩度の色を取り入れると、大人っぽく落ち着いた印象になります。
アートのような存在感を放つ大理石柄
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フランス・TEXDECOR社のブランド、CASADECO(カサデコ)の壁紙を貼ったエントランス。
MINERALSコレクションの壁紙は鉱物をテーマにしていて、石の持つ質感を繊細に表現しています。
大理石の硬質感と色の濃淡が、空間に深みある表情をもたらします。
奥行が感じられる抽象画デザイン
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大きな窓があるエントランスホールに、抽象画をイメージした壁紙を貼った例。
フランス・TEXDECOR社が展開するCASAMANCE(カサマンス)のデザインで、奥行が広く感じられるよう、横方向にのびる柄を採用しています。
まるで美術館を歩いているかのような、ペイントタッチが印象的。
光沢感あるブルーカラーが清涼感を演出
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光沢感あるサックスブルー(くすんだ青)をベースにした壁紙です。
フランスのリヨンに源流を持つアメリカ・WALLQUEST(ウォールクエスト)社のもので、ヨーロッパから受け継がれるラグジュアリーなデザイン。
落ち着いたブルーベースの壁紙が、空間に清涼感を生み出しています。
動きを生む波模様のライン
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イギリス・SK Filson(エスケーフィルソン)のESPOIR+コレクションの壁紙です。
太さが異なるラインは波を表現していて、シンプルなデザインながら空間に軽快さを演出。
北欧・ナチュラルスタイルの海外のおしゃれな壁紙コーディネート 4選
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ナチュラルスタイルのお部屋には、ストライプやドット、植物柄をモチーフにした壁紙が特におすすめ。
北欧調は上記の柄に加えて、幾何学柄や動物柄なども相性抜群。
春の牧草地を思わせるパステルカラーの壁紙
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スウェーデンのBorastapeter(ボラスタペーター)は、北欧の伝統柄やモダンなデザインに定評あり。
こちらの壁紙は、1900年代初頭から現代に至るまでの6つの時代を彩った「Alla Tiders Hus」コレクションに含まれているもの。
スウェーデンの牧草地をモチーフとしたパステルカラーが、空間に明るさとリラックス感をもたらします。
北欧ならではの淡くナチュラルな色合い
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月桂樹を編んだ冠をイメージさせる壁紙は、スウェーデン王室御用達のSANDBERG(サンドバーグ)社によるもの。
スウェーデンの自然からインスピレーションを受けた淡い色合いは、合わせる家具を限定しません。
繊細でシームレスなパターンが、お部屋に安らぎをもたらします。
自然をモチーフにしたジオメトリック柄壁紙
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北イングランドのランカシャーの地で、4世代にわたり壁紙を製造するのが、1838WALLCOVERINGS(1838ウォールカバリングス)です。
自然をモチーフにしたWILLOWコレクションの壁紙で、ベージュ×白の淡い色合いが、自然素材の家具とも相性抜群。
清々しさを感じる白×ブルーの配色
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アメリカ・THIBAUT(ティボー)社のプリズマコレクションの壁紙。
白×ブルーを掛け合わせたデザインが、清々しさを印象づけます。
西海岸・インダストリアルスタイルの海外のおしゃれな壁紙コーディネート 4選
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西海岸スタイルのお部屋には、板壁、レンガ、貝殻やヨットなど、ビーチハウスや海を思わせる柄がよく似合います。
一方、インダスリアル調には、工業的な要素やヴィンテージ感のある素材を再現した壁紙が特におすすめ。
サーファー気分に浸れそうなサンセット柄壁紙
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フランスのTEXDECOR社が展開する、CASADECO(カサデコ)「CALIFORNIA」コレクションの壁紙。
80年代のカリフォルニアのヴィンテージスタイルからインスパイアされたデザインで、快活的なスタイルが特徴です。
ピンクゴールド&ブルーの配色が、お部屋に心地よい時間を運んでくれそう。
本物の木板のようなブルーの廃材風壁紙
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ベッドヘッド後方の木板に、ブルーの廃材風壁紙を貼った例です。
スクラップされた木材や工業廃棄物を活用するデザイナー、Piet Hein Eekによるデザインで、オランダ・NLXL(エヌ・エル・エックス・エル)のMATERIALS WALLPAPER BY PIET HEIN EEKコレクションのひとつ。
まるで本物の木板をペインティングしたかと思えるほど、その質感はリアル。
心身ともにリラックス&安眠効果も得られそうなクールなカラーリングです。
レンガ風壁紙の重厚感を程よく中和
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イギリス・GRAHAM & BROWN(グラハム・アンド・ブラウン)のレンガ調壁紙を貼ったリビング。
ごつごつとした凹凸感や黒っぽい色合いは、高温で焼いた”焼き過ぎレンガ”を模しているかのよう。
黒味の強い壁紙は重たい印象になりがちですが、床を明るいミディアムブラウンにすることで、暗さを軽減しています。
リベット打ちした金属板を再現
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アメリカのWALLQUEST(ウォールクエスト)による、インダストリアル要素強めの壁紙です。
LUXE REVIVALシリーズは、金属や木調、大理石柄など、素材系のデザインが多いのが特徴。
リベットの不規則なラインや鈍い光沢ある金属板が、無骨なテイストを醸し出しています。
独自のスタイルを突き進む海外のおしゃれな壁紙コーディネート 4選
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最後は、オリジナリティ溢れる海外の壁紙の活用例をご紹介。
思い切った柄入り壁紙の組み合わせ方が、壁紙選びのヒントになるかもしれません。
象たちが向かいあって踊るエキゾチックデザイン
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英国・Cole&Son(コールアンドサン)のTHE ARDMORE COLLECTIONの壁紙を、アクセントウォールにした脱衣所。
Ardmore Ceramic Artとのコラボで、アフリカの伝統と文化をコンセプトに、生き生きとした動物や花を表現しているのが特徴です。
向かい合って踊る象さんが、なんともユーモラスかつエキゾチック。
玄関に入ると躍動的な猿たちがお出迎え
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「アニマル・ボタニカル・自然素材」をコンセプトに、玄関、廊下などすべての空間に柄入り壁紙を取り入れた日本のお家。
玄関に足を踏み入れると、何匹もの躍動的な猿たちが視界に飛び込んできます。
ルーマニア・Mind the Gap(マインド・ザ・ギャップ)のデザインですが、一度見たら忘れられないような斬新なコーディネートですね。
壁の腰下で貼り分けた2種のアニマル柄壁紙
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日本のキッチン壁を、豹柄とレオパード柄壁紙で貼り分けた例。
いずれも英国・Cole&Son(コールアンドサン)の「THE ARDMORE COLLECTION」シリーズのもの。
白を基調とするキッチンにアフリカンなテイストを足すことで、独特の世界観を生み出します。
複数の赤色壁紙を組み合わせたドラマティックな空間
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赤の柄入り壁紙を複数組み合わせた、日本の個人邸です。
クローゼット壁の幾何学柄壁紙は、オランダ・Mariska Meijers(マリスカ・メイヤー)のデザインによるもの。
非日常性を感じさせる、ドラマティック&スパイシーなコーディネートです。
まとめ
今回は、海外の壁紙を日本のお家に取り入れるためのポイントや、おしゃれなコーディネート事例をご紹介しました。
海外の壁紙というと、鮮やかな色彩や個性的なデザインが多いのが特徴ですが、日本のお部屋に取り入れやすい色柄も年々増えてきています。
壁紙がお部屋に与える力は、とても大きいもの。
ぜひ、ご自身の感性をもとに海外の壁紙を取り入れ、唯一無二のお部屋づくりを楽しんでみてください。