【プロが選ぶ】本当におしゃれなプランター8選!お庭に見合ったサイズ、またはワンサイズ上でこだわりのあるプランターを選ぼう
お庭を簡単に、かつ最小のコストでイメージチェンジしておしゃれにしてみませんか!その方法とは、プランターを取り入れることです。プランターは本来植物を植える器、つまり植木鉢全般のことですが、日本では大きめのものや長方形のものを指すことが多いです。この記事でも、大きめの鉢を中心に解説します。
プランターを使えば一戸建ての庭だけでなくマンションのベランダのような土のない庭でも植物栽培が可能なうえ、デザインによっては平凡だった庭のイメージががらっと変わるような、おしゃれな庭を演出できます。取り入れない手はありませんね!今回は様々な形のプランターを使っておしゃれな庭を実現する方法について具体的に解説します。
目次
プロが教える!おしゃれなプランターを選ぶポイント
植物や庭空間をより引き立てるサイズを選ぼう
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プランターを選ぶ際最も重要な要素の一つに、サイズ選びがあります。サイズはプランターに植えたい植物のよって選ぶのが基本です。植物によって根の成長に必要なスペースが異なってくるためです。
一般的に、パンジーやヘデラなど草丈が20センチに満たないような草花類なら、深さ20センチ程度のプランターで十分です。一方、矮性のコニファー類やアジサイなどの低木なら深さ40センチ、ハイノキやモミジなどの小さめの高木なら深さ50~60センチは欲しいところです。
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プランターの大きさを考える際には、庭の空間に見合ったサイズということも考慮しましょう。大きな空間に対して小さなプランターでは、あまり目につきません。背の低い一年草を植える場合でも、目の高さに近い位置に花がきたほうがより映えます。匍匐性の植物なら、鉢の縁から枝垂れる様子を楽しむためにもトールポットがおすすめです。
プランターのサイズ選びに迷ったら、ワンサイズ上がおすすめです。植物は一般的に根の成長しろがあればあるほどよく育ちます。また、小さい鉢よりも大きい鉢のほうが水分を保持しやすくなります。草花類のみを植栽する場合でも、鉢底石を厚めに敷けば土の深さは調節できます。また、大きな鉢のほうがより安定感があります。
庭のテーマに合わせて色や形、素材を決めよう
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空間の形状や庭のイメージに合わせたプランターを選ぶことで、より一体感のあるデザインにすることができます。プランターの形には、様々なものがあります。低めで横に広がった形のプランターは地面に近く、花壇のような雰囲気を出しやすくなります。逆に背が高く縦長のフォルムのプランターならプランター自体が目につきやすく、空間のアクセントにするのに適しています。
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庭のデザインやスタイルに合ったプランターを選びましょう。モダンな庭ならば、シンプルで洗練されたデザインのプランターが相応しいでしょう。一方、クラシックな庭には装飾的な要素のあるプランターがよく似合います。また、和風庭園では壺型や手水鉢型のように和のイメージをつくりやすい形が適しています。
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庭の色調や素材にマッチしたプランターを選ぶことで、より見栄えのある庭にすることができます。例えば、自然な風合いを重視した庭では、ベージュや茶系などアースカラーのプランターが自然な温かみを与えます。一方、モダンな庭ではシンプルでモノトーンな色調のプランターが合うでしょう。
プランターの素材としては、テラコッタなどの陶器、木製、金属製、セメント系、樹脂製などがあります。樹脂製はサイズが大きなプランターの中でも比較的軽量で扱いやすいです。樹脂製のプランターを選ぶなら、表面にテクスチャーがついたものやモノトーンでミニマルに仕上げたものがおすすめです。
庭をより引き立てる場所に効果的に配置しよう
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プランターをおく場所や、配置の方法によってはより印象的な庭を演出することができます。プランターを単独で配置する場合は、庭の視覚的なポイントや絵になる場所を厳選しましょう。例えば玄関ポーチの角、小道の突き当り、窓の前などがフォーカルポイントとして効果的です。
プランターの置き方に規則性を持たせてより印象的な風景をつくることもできます。玄関ドアや門に対して左右対称に配置すれば、エントランスの印象がアップします。リピート配置なら空間にリズムが生まれます。同じ色や形のプランターを複数寄せておけば、統一された美しい空間にすることができます。
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ウォール沿い、フェンス沿いもプランターが似合う場所です。背景の色や素材に合わせたプランターを置けば周囲になじんだ優しい雰囲気になり、あえて反対色のプランターを配置すればプランターがパッと目に飛び込んでくるような新鮮な印象になります。
プロが厳選!本当におしゃれなプランター 8選
屋外で使いたいプランター5選
どんなスタイルにも合うニュートラルな大型ポット、Ikon(イコン)
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ユーロスリープラスト社によるスタイリッシュな大型ポットのIkon(イコン)シリーズは、どんなスタイルの庭にも似合うニュートラルなデザインが魅力です。一見陶器のように見えますが、軽量なポリエチレン製です。安定感のある形で、シンボルツリーを鉢植えにしたい場合にも使えます。
商品情報
参考価格:¥81,400
サイズ:直径80 cm、高さ71 cm
プランタープロショップ
参考コーディネート
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ミニマルでモダンな住宅のテラスやポーチには、シンプルな形の大型ポットが映えます。写真のように、レモンなどの柑橘系樹木なら常緑で一年中見栄えがし、マリンリゾートに来たようなリラックスした雰囲気を演出することができます。ダークブラウンのポットに小型のモミジを植えて和風に演出しても素敵です。
オリーブがよく似合う素焼きプランターGlastra(グラストラ)
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Glastra(グラストラ)はギリシアのクレタ島にて伝統的な手法でつくられたテラコッタポットです。工業製品では出せない素朴な風合いや、歴史を感じさせるデザインが素敵です。スモールスペースにも合わせやすい縦長シェイプです。高さ30センチから65センチまでサイズ展開があり、サイズ違いで揃えれば迫力をだせます。
商品情報
価格:¥80,300
サイズ:直径 65cm 、高さ 65 cm
プランタープロショップ
参考コーディネート
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地中海世界の雰囲気あるテラコッタポットに植えたいのは、やはり地中海の気候で育つ植物たち。なかでもグラストラはオリーブにぴったりの鉢です。日当たりのよいテラスにベンチやテーブルセットなどのファニチャーを一緒に置き、オリーブの木陰で休憩できるコーナーを作ってみませんか!
土のない場所でも花壇ができるローボール、アーバン
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アーバンローボウルのシリーズは、高品質のGFRP製(ガラス繊維補強樹脂)で製造されているため高い耐久性があります。高熱や極寒にも、強い紫外線にも耐えるプランターです。濃いグレー、淡いグレー、その中間の3色展開。ベランダやルーフガーデンの使用にも適しています。
商品情報
価格:¥41,800
サイズ:直径76cm、高さ32cm
プランタープロショップ
参考コーディネート
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土のないマンションのベランダやルーフバルコニーなどで花壇の雰囲気を出したいなら、ローボウルがおすすめです。低い位置の広い面積に色とりどりの花が咲いていれば、まるで花壇があるような錯覚に。写真の例では、さらに床面に小石をしきつめて徹底したナチュラルな環境づくりをしています。
自然な雰囲気が魅力、木製プランター 大型ボックスタイプ
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オーソドックスな長方形のウッドプランターは、汎用性が高いうえにナチュラルな雰囲気がだせるため人気です。野外で木材を使うなら耐久性が気になりますが、写真の商品は防腐剤注入・25ミリの厚みのある木板・スクリューで板通しが接合されたしっかりした作りです。ウッドプランターなら塗装によって好きなイメージにすることも可能です。
商品情報
価格:¥29,000
サイズ:幅74cm、奥行き27cm、高さ38.5cm
GDP
参考コーディネート
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細長い大型ウッドプランターを塀やフェンス沿い、手すりぞいに並べるだけでおしゃれな植栽コーナーをつくることが可能です。写真のように2つのプランターの中間をベンチにすれば、平凡な手すりだけが見えていた殺伐とした都会の屋上が、一変して緑豊かで快適なガーデンになります。
屋内で使いたいプランター3選
観葉植物をスタイリッシュに仕上げてくれるElho(エルホ)ブリュッセルポット
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Elho(エルホ)のブリュッセルは大型観葉植物も植えられる大型ポットです。ポリプロピレン製で軽量ですが、普通のプラスチック鉢に比べて高級感のある半艶仕上げです。サイズ展開も豊富なので、大中小と揃えて配置すればより統一感のあるインドアガーデンにすることができます。
商品情報
価格:¥10,340
サイズ:直径47cm、高さ43cm
Elho
参考コーディネート
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マットな質感のチャコールグレーのポットはインテリアのアクセントになるうえ、空間のイメージを引き締める効果があります。
鉢そのものがアートに見える、Stone(ストーン)
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デザイン性の高いインテリアの中に置くプランターを選ぶなら、Stone(ストーン)のようなアート作品のような製品はいかがでしょうか。波に洗われて丸くなった石のようなナチュラルな形態は、ミニマルなインテリアにすんなりマッチします。高さ40センチから1400センチまで豊富なサイズがあり、組み合わせ方でさらにスタイリッシュになります。ポリエチレン製。
商品情報
価格:¥138,600
サイズ:幅80~60センチ、高さ40センチ
プランタープロショップ
参考コーディネート
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都会的な環境だからこそ、より自然な形のプランターが引き立ちます。Stoneプランターに観葉植物を植えるだけで、シンプルで洗練されたインテリアの中に、まるで小さな自然環境ができたような雰囲気になります。まるで植物がプランターごと光を求めて窓にのびるようなイメージで配置しましょう。
和の空間を引き立てる信楽焼、25号窯肌釉植木鉢
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和の大型プランターなら、信楽焼の本場にある中村陶器が販売しています。形の良い足つきの鉢で、重厚さと軽やかさが両立したデザイン。ブラウンの釉薬がこの上なくエレガントな雰囲気です。
商品情報
価格:¥330,000
サイズ:直径77cm、高さ48cm
中村陶器
参考コーディネート
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信楽焼きのプランターの風合いを生かして、盆栽や草物盆栽をお手本にインドアプランツを植栽してみましょう。ふわっと広がるリュウビンタイなら涼し気な雰囲気に。背の高い観用植物なら、あえてアシンメトリーな樹形を選ぶと空間に変化が生まれます。
こんなコーディネートにも挑戦したい!おしゃれなプランターのコーディネート事例
ビックポット×地被植物なら、新鮮な印象になる
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せっかくプランターがあるならたくさんの植物を植えて緑のオアシスにしたいものです。ところがデザイン性の高いプランターの場合、プランターが主役で植物は脇役になることもあります。例えば球のようなシンボリックな形のプランターなら、全体の形をくずさないようにあえて背の低い植物を合わせるとむしろおしゃれです。
照明×プランターなら暗い廊下が一気に明るくなる
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照明器具を兼ねたプランターを並べれば、夜間に足元を明るく照らしてくれます。これならおしゃれなうえ、面倒な照明工事をしなくても、野外の通路や室内廊下を安全にすることができますね。
フェイス型プランターなら、ポップなインテリアにマッチ
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遊び心あるインテリアに加えてみたいのは、フェイスのついたプランター使い。これなら子供たちが大喜び、ゲストに褒められること間違いなしです。写真の商品Ojo(オジョ)は目の青さで水分量を知らせてくれる便利で面白い仕掛けです。肌色、髪色のバリエーションもあり、窓際に複数置いてアピールしても良いですね。
まとめ
おしゃれな庭を演出する最も簡単な方法が、プランターを利用することです。ただ、どんなプランターでも素敵に仕上がるかというと、そうではありません。お庭に見合ったサイズ、またはワンサイズ上で、形や色、素材にこだわりのあるプランターを選ぶのがポイントです。
プランターは単独で使うほか、左右対称に配置、同サイズをリピート配置、大中小の同型のシリーズポットを寄せて配置、色のみ統一して様々なプランターを寄せて配置する方法などがあります。鉢の置き方一つで空間をドラマティックに演出できることも覚えておきましょう。