【おすすめの肘掛ありソファ5選】コーデ実例交えて徹底解説!
かつて家族団欒といえば和室で座卓を囲みながら着座で食事や家族の時間をすごしていた日本。外国のライフスタイルが取り入られるようになり、食事はダイニングテーブルでとりリビングにはソファを置く現代のスタイルになっています。
肘掛ありのソファをおいて、家族が自然と集まるようなくつろぎの空間を作ってみませんか?きっと大切な思い出の一部となるソファを選ぶには、日々のライフスタイルにあったもので長く大切に使えるようアフターサービスにも着目するとよいでしょう。
今回は肘掛ありのソファを選ぶさいの注意点から、おすすめのソファをコーディネート例を交えてご紹介します!
目次
肘掛ありソファの魅力とは?
ここでは肘掛ありソファの魅力を3つお伝えしましょう。
①くつろぎ感をアップ
家のなかでの時間はどこで過ごしますか?テレビをみたり、本を読んだり、ネットサーフィンをしたり…ソファで過ごす方も多いのではないでしょうか。そんなとき、ソファに肘掛があるとくつろぎ感がアップします。肘をおいてラクな姿勢をとったり、クッションの支えに使って横になったりもできますね。肘なしのソファではできない座りかたができます。②さまざまな使い方ができる
肘をかけて姿勢をくずしリラックスする使い方はもちろん、幅があるものであれば本や携帯電話などちいさなものを置くのにも便利です。クッションを重ねてたてかけ調節すれば寝姿勢をより快適にしてくれます。
③インテリアの主役に
ソファはライフスタイルやお部屋のインテリアスタイルに合わせて何通りものデザインがあり、インテリアにも大きな影響を与えます。肘掛のデザインもさまざまで、肘掛ありのソファはお部屋をおしゃれにしてくれるアイテムのひとつでもあります。すきなデザイナーのソファにフロアランプやアートをあわせて魅せ場をつくると日常がより華やかになりそうです。
肘掛ありソファを購入する場合の注意点について
①空間スペースにあわせて片肘か両肘を選ぶ
肘掛ありソファを選ぶさいはお部屋のスペースに気をつけなければいけません。ソファを配置するお部屋が小さい場合は片肘のソファがおすすめです。片側が抜けるデザインは両肘のあるソファよりは圧迫感が軽減されるでしょう。
②肘掛の素材と幅をチェック
ソファではどのような過ごし方をしたいかを考えながら、当てはまる肘掛の特徴をチェックしていきましょう。素材、幅別に特徴をお伝えします。
肘掛の素材
・柔らかくクッション性のあるもの
そのまま頭を置いて枕として使うときはクッション性があるものがおすすめです。ものを置くのには少し不安定なので飲み物をおくテーブルとして使うのには不向きです。また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、柔らかい素材の方がソファの端で頭をぶつけて怪我をするのを防いでくれるでしょう。
・肘掛の部分が木材のもの
飲み物やちょっとした軽食を置いたり、テーブルの機能を重視している方に向いています。肘掛部分にクッションを立てかければ横になって枕のように使うこともできます。北欧風やナチュラルなインテリアにもおすすめです。
・肘掛が動かせるもの
使い方の自由度の高さが魅力です。
肘掛の幅
肘掛の幅が広いものは重厚感があり、狭いものはすっきりとした印象になります。多少柔らかい素材でも幅広の肘掛には本やテレビのリモコンなどを置くことができます。
③メンテナンス性にも注目
家族との時間を多くすごすソファは思い出が積み重なり愛着の湧くものです。長く使うためにもどのようなメンテナンスがあるか気になるところですね。
お子様やペットのいるご家庭では、ソファの張り地がカバータイプのものもおすすめです。汚れてもドライクリーニングしたり、気軽に別のカバーに変えることができ、季節によってカバーを変えたりしてインテリアを楽しむこともできます。張り込みのソファでもソファを預けることで張り替えのメンテナンスができるメーカーだと安心ですね。
ソファの座面がへたってきた時は中材を交換できるメーカーもあります。肘掛ソファの値段はお手頃なものから高額なものまでありますが、高額なものほどはアフターサービスまでしっかりサポートしてくれるところが多いと言えるでしょう。
コーデ実例つき!おすすめの肘掛ソファ5選をご紹介
①MARALUNGA【Cassina ixc.】
ヴィコ・マジストレッティによりデザインされた不朽の名作<MARALUNGA>。イタリア出身のヴィコ・マジストレッティは都市計画、建築、インダストリアルデザイン、家具デザインなど幅広く手がけています。CassinaのほかKartellやArtemideなどの作品をデザインし、そのうちMARALUNGAを含めた12点もの作品がニューヨーク近代美術館のコレクションとなっています。
1973年の発売当時はソファの内部に木枠が使われていましたが、MARALUNGAはスティールインサート骨組みモールドウレタンを初めて採用したソファであると言われています。ハイバック・ローバックに可動する背もたれと同じく、肘掛もクッションを折り曲げたようなデザイン。ほかのソファでは味わえない極上の座り心地を体感することができます。
スペック
価格:¥(税別)
サイズ:横幅970 × 奥行895 × 高さ730~1030 × 座面高さ465mm
素材:スティームフレーム内部構造、モールドポリウレタンフォーム
参考コーディネート例
1人掛けと3人掛けのホワイトのMARALUNGAを使ったホワイト×ブラックのコーディネート。MARALUNGAのデザインによってより上質なインテリアに仕上がっています。肘掛に重ねたクッションに頭をのせ、贅沢にくつろいでみたいものです。
②MIO【arflex】
座面のクッションと肘掛のクッションは動かすことができ、自由に組み換えが可能なシステムソファ。座面部分にはテーブルをセレクトできるものなど43種類ものユニットを備え、ライフスタイルに合わせまさに自由自在に組み合わせることができます。
背もたれは低めに設計され控えめで上品なたたずまい。張り地はカバーリング仕様のため、汚れてもドライクリーニングが可能なので(生地の種類によります)お子様やペットのいるご家庭でも安心です。
スペック
価格:¥302,000(税別)〜
サイズ:<125アームクッション付ソファ>横幅1250 × 奥行875 × 高さ632 × 座面高さ410mm
素材:モールドウレタン、羽毛
参考コーディネート例
写真は片肘のペニンシュラソファとテーブルがついた肘掛なしのペニンシュラソファを組み合わせたコーディネート。明るめの革カバーとグレーのファブリックカバーがマッチしています。高さの低いMIOソファは大きめのペンダントライトとの相性も抜群です。座面に羽毛を使用しておりふんわりとした座り心地をお好みの方にもおすすめです。
③YUKARリビングソファ【CONDE HOUSE】
北海道の森が原点だというCONDE HOUSEの<YUKARソファ>。肘掛部分が木材のタイプです。CONDE HOUSEの商品はほとんど北海道の木材をつかっており、木のなめらかなラインが美しいデザインが魅力のメーカーです。商品には5年の品質保証がついており、通常の使い方をしていて製品に不具合があるさいは無償で修理や交換をしてくれます。
YUKARソファをデザインしたのは世界的な有名なメーカーの商品も多く手がける深澤直人。多摩美術大学で教授も務めています。YUKARソファは「都市部の高層マンションで選ばれるソファ」をコンセプトに造形美と掛け心地を追求してつくられました。シリーズ名の「YUKAR LUX(ユカラックス)」は、北海道の自然への敬いと感謝を込めて「叙事詩」を意味する意味するアイヌ語から名付けられました。
内向きになっている肘掛が水平を強調しているため、横幅2mというコンパクトなソファながらも広々とした印象です。肘掛が座面に近いことで圧迫感が軽減されているため、省スペースのお部屋にもおすすめです。一人がけのソファと並べて使えば、横幅3mにもなる贅沢なソファに。オプションのクッションは肘掛部分にのせて使うこともできます。
木は北海道のナラ材を使用し、座面には数種類のウレタンを重ねた絶妙な座り心地です。サイズ展開は横幅2mと1.7mのものがあり、一人がけのものやオットマンもあります。
スペック
価格:¥416,000〜699,000(税別)
サイズ:<ソファ200>横幅2000 × 奥行905 × 高さ760 × 座面高さ405mm
<ソファ170>横幅1700 × 奥行905 × 高さ760 × 座面高さ405mm
素材:北海道産ナラ材、ウレタン
参考コーディネート例
凛とした佇まいのYUKARソファがナチュラルなインテリアを上質に仕上げてくれます。肘掛にクッションを乗せれば重厚感のあるソファに。白木でまとめたインテリアにもぴったりです。
④AIR FRAME 3003【Cassina ixc.】
Cassinaの直線のラインが美しいAIR FRAMEシリーズのソファ<AIR FRAME 3003>。肘掛が薄いタイプで洗練されたモダンインテリアがお好みの方におすすめしたいソファです。
ロンドン出身の建築家、デヴィッド・チッパーフィールドによりデザインされました。AIR FRAMEはアルミハニカムパネルを使用したシリーズで、シャープな意匠と軽量で頑丈な耐久性が魅力です。AIR FRAME 3003は掛け心地の良さを落とさず、よりコンパクトにという思いから設計されました。
スペック
価格:¥200,000(税別)〜
サイズ:<一人掛け>横幅610 × 奥行565 × 高さ680 × 座面高さ430mm
素材:アルミハニカムパネル、モールドポリウレタンフォーム
参考コーディネート例
一人掛けのソファを組み合わせたまるでホテルのラウンジのような贅沢なコーディネート。こちらはブラックとパープルの張り地のAIR FRAMEソファが使用されています。ブラックでまとめたコーディネートですが、圧迫感を与えないシルエットで全く重さを感じません。
⑤SONA【arflex】
arflexのロングセラー商品のひとつ<SONA>。こちらは2種類の肘掛が選べる点が魅力です。SONAをデザインしたC.O.D.は、アルフレックスジャパンの創設者である保科正が、1998年にサイパン島に設立したデザインチームです。「時代が移り変わっても大切に使われる<もの>を創造する」というコンセプトに基づいてarflexの商品を手がけています。
SONAは10年間の品質保障が付いています。カバーリング仕様で座面のクッションも独立しているため、ソファをメーカーへ預けなくてもカバーを交換したり座面がへたればクッションを取り寄せることが可能なのでメンテナンスにも優れた商品です。まさにソファを長く大切に使いたいという方にぴったりのソファですね。
スペック
価格:¥432,000(税別)〜
サイズ:<16アームソファ>横幅1980 × 奥行920 × 高さ660 × 座面高さ400mm
素材:モールドウレタン
参考コーディネート例
2種類の肘掛と数種類のユニットを組み合わせてできるコーディネートはライフスタイルの幅を広げてくれます。ベージュのカバーを使用し落ち着いた空間を演出しています。背もたれのクッションはオプションのシリンダークッションを使えば、背面をしっかりサポートしてさらに極上の座り心地に。ぜひ体感してみたいものです。
最後に
肘掛のあるソファはインテリアの主役にもなりくつろぎの空間を演出してくれます。安心したアフターサポートがついている信頼のおけるメーカーから選び、ぜひ長く使えるお気に入りのソファを見つけてくださいね。