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      2020/09/09

【極上のハンギングチェアおすすめ10選】コーデ実例交えて徹底解説!

CMや映画などで見かけるハンギングチェア。ゆらゆらと揺れる、その風変わりな椅子に憧れている方も多いのではないでしょうか。しかし、いざハンギングチェアを買おうと思った時、「どこで買えばいいのか?」「どんな種類があるのかわからない」と、悩む方も多いでしょう。

今回は、そんなハンギングチェアの基本的な種類や選び方はもちろんのこと、大人のインテリアにもぴったりと合う、お洒落なハンギングチェアを紹介していきたいと思いますので、ハンギングチェア選びの参考にしてみてください。

【疲れている大人向け】ハンギングチェアの選び方とは?

①用途・目的に合わせて選択

 

ハンギングチェアには大まかに2種類のタイプに分けられます。ハンモックを小さくしたような布などの柔らかい素材に腰掛けるタイプと、椅子のようなしっかりとした構造体に腰掛ける椅子型タイプです。

「ハンモックタイプ」は座った時に身体に密着し、身体の重さで座面部分が沈み込むような形になります。足を浮かせて座ると浮遊感を感じられ、最初はやや慣れない感覚に戸惑うかもしれませんが、のんびりとしたお昼寝などに適したタイプといえます。比較的リーズナブルな商品が多く、取り入れやすいタイプでもあります。

注意点は、座面が沈み込むぶん、座った時の高さが想像よりも低くなってしまうことがあることと、長時間座った読書などの作業は疲れやすくあまり向いていないことです。また、外見がカジュアルな印象のものが多いので、シックな大人のインテリアに合わせる場合は、素材選びなどを慎重にされた方が良いでしょう。

「椅子型タイプ」は身体をしっかりと受け止めるため、あぐらをかいて座ったり、背もたれのあるものに身体を預けて座ることができます。ラタン(籐)で編まれたものや、スチールやグラスファイバーなどの固い素材で作られたフレームに、クッションなどを敷いたものを鎖やロープなどで吊るす構造のものが多く、読書などの一定の姿勢を保った状態での作業に向いています。卵型やボール型、しずく型など様々な形のものがあるので、デザインの選択肢が広いのも特徴です。

注意点は、ハンモックタイプよりも大きなものが多く、部屋に圧迫感を与えてしまう場合があります。ボール型など周囲を覆うような形状のものは、手元が暗くなるものもあるので、光の取り入れやすい形状や素材を選択することをおすすめします。

 

②吊るし方をイメージしておこう

ハンギングチェアを吊るす方法は、直接部屋の天井や壁に金具を使って設置する方法と、独立したスタンドから吊るす方法の2種類に分けられます。部屋の広さや、天井や壁の強度、賃貸か持ち家なのかなど、それぞれの条件に見合った方法を選ばなくてはならないので、購入を決める前にきちんと把握しておく必要があります。

部屋に直接吊るす方法のメリットは、しっかりと取り付けられている場合はスタンドから吊る方法のようにスタンド自体が転倒してしまう心配がなく、また足元がすっきりとするのでつまずいて転ぶ心配がなく、部屋全体としても軽快感のあるすっきりとした印象になります。

注意点は、部屋に直接吊るす方法は、主に天井から吊るすものがほとんどになりますが、天井から吊るす方法の場合、十分な強度を満たした梁があるかなどの確認や、取り付け業者などへの依頼が必要になります。また、取り付ける天井の強度が足りない場合は、別途工事なども必要になってくるので、予算は多めに想像された方が良いでしょう。DIYなどでご自分で設置される方もおりますが、家の重要な躯体に傷をつける行為になりますので、安全上おすすめはしません。

スタンドに吊る方法は、天井や壁に傷をつけることがなく、誰でも気軽に取り入れることができるのが最大の利点と言えるでしょう。また、設置後にも移動が簡単であり、屋外へ運び出すことも可能です。

注意点は、スタンドの大きさ分の広さを確保しなければならず、またスタンドの足がある分つまずいたりする危険があります。勢いよくハンギングチェアが振れることでバランスを崩したり、お子様のいるご家庭などでは注意が必要と言えるでしょう。

 

③インテリアに合わせたものを選ぶ

ハンギングチェアはもともと欧米の植民地であった南国の支配者の豪邸で使われていたことから、南国系の高級感のあるインテリアやナチュラル系、アウトドアなどの印象からカジュアルな印象などが強く、合わせられるインテリアが限られていると思われがちです。しかし、最近ではモダンなデザインやシックなものなど、様々なデザインのハンギングチェアが登場しているので、「自分の家のインテリアには合わないかも」と諦める必要はありません。

素材もファブリックやラタンだけではなく、スチールを使用したものや本革を使ったものなど、モダンで高級感を演出してくれるものもありますので、自分のインテリアにあったハンギングチェアを探してみてください。また、ハンギングチェアはその独特な形状から、部屋に置くだけで部屋の印象に強く影響を及ぼす効果があるアイテムなので、他のアイテムとちぐはぐなものを選んでしまうと、互いに自己主張し合い、目に五月蝿い部屋になってしまうこともあるので注意が必要です。

ハンギングチェアをうまく組み合わせる方法としては、素材の統一、例えばラタン素材のチェアにラタン素材のスツールや収納を合わせて配置したり、色の統一で同系色の家具と合わせるなどの方法があります。デザイン性の高いハンギングチェアを主役とする場合は、テイストやテーマを合わせたアイテムをチョイスすることで、部屋に統一感を持たせることができます。

 

やりがち!ハンギングチェアのNGコーデ例3選

①吊り上げすぎてしまう

ハンギングチェアは吊るすロープやチェーンなどの長さによって座面高を調節する椅子のため、通常の椅子と違い自分の好きな高さにすることができます。その時に他のソファやテーブルよりも座面高を高い位置設定してしまうと、例えばハンギングチェアに座った時にテーブルの上に足がきてしまったり、ソファに座る人の身体や顔の横に足がきてしまったりと、お行儀も見た目も悪くなってしまいます。また、他の家具との高さが合わないことで、座った状態で飲み物や本を置いたりなどの動作もできなくなるなど、座る人にとってもデメリットが多いのです。

他の家具のそばに設置することを考えている場合は、高さ調節は通常の椅子やソファと同じくらいの高さを意識して設置することをおすすめします。もし高めに設置する際は、足場になるようなクッションやスツールなどを置いておくと、座ったり立ったりする時も楽になるでしょう。

②視界を邪魔する位置に設置してしまう

ハンギングチェアはその吊るすという独特の設置方法により、視線の高さに入りやすい家具になります。例えば窓やテレビ画面に視線を向けた時、吊るしてある紐やチェア本体が視界の邪魔してしまうことがあります。「テレビを見る時にハンギングチェアに座ってのんびり見たい」という方もいると思いますが、例えばあなたの他にも同居している人がいたり、自分自身もハンギングチェアを使ってない時のことも考えて、視界を遮らないような位置を意識すると設置後に後悔せずに済むでしょう。

先に紹介した通り、ハンギングチェアの吊るし方にはスタンドを用いて吊るす方法と、部屋に直接吊り下げる方法の2通りの方法があります。スタンドならば移動させることができますが、直接吊り下げる方法をとった場合、その位置から場所を移動させるのは一苦労になりますので、部屋に直接吊り下げる方法を選ぶ方は吊り下げ位置のシミュレーションもしておくことをおすすめします。

 

③家具に囲まれたハンギングチェア

スタンドタイプなどのハンギングチェアは取り付け工事など小難しいことを考えないで済む分、「とりあえず買ってから置く場所を決めよう」という衝動的な買い方をしてしまう場合があります。しかし、スタンドタイプのハンギングチェアの方が多くの面積を必要とするので、「置ける場所にしか置けない」状態となり、それが椅子として活躍できないような、家具の密集した場所や、動線の邪魔になるような場所、あるいは設置場所があらゆるものから離れすぎて使うタイミングがない。など、本来の椅子としての役割を果たせないものになってしまうこともあります。

また、ハンギングチェアは「揺れる」という特性上、稼働範囲分の面積の確保も必要なため、設置した位置が家具に近かったり、壁に近い場合は、動くたびに家具や壁にチェア当たってしまい、傷をつけてしまうことも起こります。そのため、予めハンギングチェアを設置するのに必要な面積の確保と、設置場所のシミュレーションを行うことが必要となってきます。また耐荷重などもきちんと把握しておくことが、安全上必ず必要なことと言えます。

 

コーデ実例つき!極上の安らぎを感じるハンギングチェアおすすめ10選

①コンフォルタ ハンモックチェア【KOMFORTA】

http://www.hughappy.com/scb/shop/shop.cgi?No=734&

スペイン南部セリビアの職人がハンドメイドで編み上げた2wayのハンモックチェアになります。足の部分を伸ばすことができ、通常の足を降ろしたロッキングチェアとしての使用と、 足部分を伸ばして全身を宙に浮かせたハンモックとしての使用が可能です。厚手のファブリックにふかふかの背座クッションと枕で座り心地の良いハンギングチェアとなっています。

通常のファブリックタイプの他、デニム地を使用したものや、本牛革を使用したタイプのラインナップもあるので、カジュアルな印象を与えやすいハンモックタイプのハンギングチェアであっても、使用シーンの幅が多いアイテムとなっています。付属のクッションは柔らかく身体を包み込むので、寝心地が良く、クッションが3つあることでハンモックにありがちな長時間の使用による身体の痛みが少なく、ハンモックに揺られながらお昼寝をされたい方におすすめです。

価格:¥138,000〜(税抜き)

サイズ:w115×D80×H140cm 対荷重:約100kg

素材:ステンレス/ファブリック

コーディネート例

独特の形状のため、他のインテリアから浮きがちで悪目立ちしてしまうことも多いハンモックタイプのハンギングチェアは、ソファやイスなどと同系色でまとめることで、インテリアに統一感が生まれます。アウトドア系の派手な色合いのチェアはカジュアルな印象が強く出てしまうので、落ち着いたインテリの場合は、ホワイトやベージュ、ブラウン、グレーなどの落ち着いた色を選ぶことで、大人のインテリアでも存在感が浮くことはありません。

 

OVIS HANGING CHAIR 【Ladies & Gentleman Studio 】

アメリカのL&G社のハンモックタイプのハンギングチェアになります。ウッドと金属パイプによるフレームに本革のシートを張ったシンプルな作りでありながら、ナチュラルモダンな洗練されたお洒落な印象のハンギングチェアです。本革部分のシートはファブリックと同様身体に合わせて沈み込むので浮遊感が楽しめ、また月日を重ねることで身体になじみ、色の変化も楽しむことができます。

爽やかな印象とモダンで無駄のないデザインは、流行りの西海岸スタイルやプロヴァンス風のインテリアなど海沿いの優雅な別荘地のようなインテリアにおすすめします。また、本革を使ったシンプルデザインは、アフリカ系のインテリアなど狩猟を思わせるインテリアスタイルにも馴染みますので、ナチュラルでありながらラグジュアリー感を出したい方などにもおすすめのチェアになります。

価格:¥323,745(税抜き)

サイズ:約W76.2×D101.6×H152.4cm

素材:ホワイトメープル/スチールパイプ/本革/綿ロープ

コーディネート例

シンプルで自己主張の激しくないこのチェアは、ホワイトを基調とした部屋にマッチしており、爽やかさとゆったりとした優雅な印象を与えます。ハンモックタイプのハンギングチェアは配置することで、その空間がくつろぎのための空間であることを視覚的に印象付けることができますが、応接室など適度な緊張感が必要な部屋にはやや抜けた印象を与えてしまうので、部屋の用途に応じたタイプを選ぶ必要性があります。

 

③Hanging Egg Chair (スタンド付)【ヤマカワラタンジャパン】

デンマークの女性デザイナー「 ナナ・ディッツェル」による世界的に有名なデザインのハンギングチェアになります。ラタンを密に編んだ卵型の椅子型タイプのハンギングチェアで、安定した座り心地と包み込まれるような形状が安心感を与えてくれます。ラタン製の本体自体は10kgと椅子型のハンギングチェアの中でも軽く、ラタンの自然な風味が心を和やかにしてくれます。

ナチュラルとブラックの2色展開で販売されており、スタンド付きのものと、スタンドを使用せず天井吊りにすることも可能です。クッションのファブリック部分は60色ほどの種類から選択できるほか、屋外用の撥水タイプのものも販売しているので、屋外と兼用でお探しの方にもおすすめします。ナチュラルテイストからリゾートテイスト、ラタン素材が和風テイストにも違和感なく馴染みますので、和室にハンギングチェアを採用したい方にもおすすめのチェアとなっています。

価格:¥120,000〜¥240,000(税抜き)

サイズ:W97.5×D99×H193cm 対荷重:100kg

素材:ラタン(芯籐)/ファブリック

コーディネート例

広々としたリビング空間にソファセットと程よい距離感で設置されており、ソファに座った人とのコミュニケーションはもちろん、ちょっと一人の空間でのんびり過ごしたい時にも対応しています。黒色のタイプはよりモダンな雰囲気があるので、空間を締めたい時に効果的といえます。

 

④MOZE INDOOR SWING CHAIR 【Goop】

アイアンマンのヒロインとして有名なハリウッド女優「グウィネス・パルトロウ」が2008年に立ち上げたブランド「Goop」とアメリカのインテリアブランド「CB2」とのコラボレーションアイテムになります。メタルフレームに綿製のホワイトとネイビーの手織りのロープとブラウンの本革がアクセントとして編まれており、ラタン製とは違った柔らかさを持ったハンギングチェアです。付属のふっくらとしたクッションもベルベット生地で肌触りが良く、本体部分と相まって肌当たりの良い、ストレスを感じにくい感触となっています。

ネイビーにアクセントのホワイトとブラウンが効いたデザインは、おしゃれハリウッド女優として有名な彼女のブランドの商品らしく洗練された印象を与え、丸みを帯びたデザインでありながら媚びないクールな印象を持っているので女性男性関係なく、インテリアに取り入れやすアイテムといえます。

価格:¥149,963(税抜き)

サイズ:約W96.52×D96.52×H87.63cm(ロープ:99.695cmまで)

素材:綿/本革/メタルフレーム/ナイロン(ロープ)/ファブリック(ベルベット)

コーディネート例

ネイビーはホワイトやブラウンとの相性が良い色なので、ホワイトを基調としたフローリングの部屋に見事にマッチしています。また、ホワイト系では爽やかな印象になりますが、黒やダークブラウン系の色と合わせれば落ち着いた印象にも対応できます。ボーダーはややカジュアルな印象になりますが、横の線は部屋を広く見せてくれる効果が期待できるので、柄の線に合わせた高さにソファなど水平に広がる家具を配置することで、部屋を広く見せることができるのです。

 

⑤Regg(壁掛けタイプ) 【Lattoog】

ブラジルの「lattoog」というブランドが発表した、ハンモックとアルネ・ヤコブセンの「エッグアームチェア」からインスピレーションを得て造られたハンギングアームチェアです。表面のファブリックから一見柔らかい印象を受けますが、グラスファーバーのフレームとポリウレタンフォームを使用することでしっかりとした座り心地の椅子型のハンギングチェアになっています。天井からの吊り下げるタイプと、ご紹介している壁掛けタイプの2タイプがあり、壁掛けタイプは壁面を省スペースでハンギングチェアに使うことができます。

安定した座り心地とアームがあることで読書などの作業でも腕が疲れにくいなど機能面でのポイントも高く、また独特のデザインが壁面を飾るアクセントの役割もこなしてくれます。本棚などの横の壁に設置してちょっとした読書椅子として使用しても良いですし、ソファを置くことで狭く感じてしまうようなリビングを床が見えるこのチェアをパーソナルソファの替わりに使うことで、部屋を狭く感じさせないようにするなどの使い方もできます。

価格:¥429,750(税抜き)

サイズ:W66×D95×H185cm

素材:グラスファイバー/ファブリック/ステンレススチール/ポリウレタンフォーム/ソリッドウッド

コーディネート例

限られたリビング空間で対面型に座席を設置したい場合などにも、こちらのチェアは活躍します。全体を無彩色でまとめ、コンクリート壁にグレーのチェアを使うことで一体感を出し、部屋を狭く感じさせないコーディネートもできるのです。足元が見えることと、天井吊りやスタンドタイプのように視界を縦に通る紐が中央に下がらないので、空間がすっきりとした印象になります。

 

⑥シングルリクライニングハンギングスイングチェア 【Studio Stirling】

南アフリカのヨハネスブルグを拠点とする「Studio Stirling」の、数々の賞を受賞したデザイナーチームJoaninaとDavid Pastollによってデザインされてたコレクションのハンギングリクライニングチェアになります。軟鉄で作られたこのチェアは、ケープコブラをイメージした形のフレームに、葉脈や木の枝、トンボの羽、ひび割れた土をイメージしたパターンを職人の手作りによって表現しています。

スチール素材を用いたモダンなデザインでありながら、有機的で自然を感じる独特のデザインが特徴的であり、身体に合わせて快適に過ごせるように設計された形状と、繭のようにやや包み込むような形状が、のんびりと足を伸ばしながらくつろぐのに最適なチェアとなっています。大きなフレームを1本のロープが絶妙なバランンスで吊り下げている様子はモダンアートのような芸術作品にも見えるので、部屋の主役として扱っても良いでしょう。

価格:¥134,634(税抜き)

サイズ:W72×D128×H195cm

素材:軟鋼

コーディネート例

ホワイトのタイプは近未来的な印象を与えてくれるので、ミッドセンチュリーやモダンなインテリアに合わせてコーディネートできます。大きめのハンギングチェアになるので、十分な広さを持った部屋で使うことで、空間を有効的に演出できるのです。

 

⑦ケージ 【Anouchka Potdevin】

フランスのアーティスト「Anouchka Potdevin」がオーダーメイドで制作している鳥カゴ型のハンギングチェアになります。フランス人女性アーティストの繊細な美的センスの光る美しいチェアであり、オーダーメイドであるゆえに、テクスチェや色や仕上げを別のものに相談することもできます。座面はしっかりとしたファブリックであり、読書などの作業に向いています。

どの角度から見ても美しい鳥カゴ型のこのハンギングチェアは、この一つだけで部屋の印象をガラリと変えてしまうほどのインパクトを持っており、まさに主役級の特別なチェアと言えます。鳥カゴ特有のスチールパイプの組み方は上部の余った空間を有効的に使うのに適しており、棒を一本止まり木のように渡しておくだけで収納としても使用できます。囲い込むような形状のチェアの場合、光源の確保が難しいチェアもあったりしますが、このチェアの場合はその心配もないのです。

価格:¥834,516(税抜き)

サイズ:φ80×H150cm

素材:スチール/ファブリック/真鍮

コーディネート例

吹き抜けの広い空間は、空間の余白が多くなりがちで寂しい印象になってしまう場合がありますが、このケージを空間の主役とすることで、余白の空間にも意味深な雰囲気をもたせることができるのです。観葉植物などを飾るとナチュラルな雰囲気になり、ファー素材のクッションなどを置けばゴージャスな雰囲気に変化します。小物使いでストーリー性を加えることできるので、インテリアの演出がガラリと変化するでしょう。

 

⑧ハンギングフープチェア 【LEE BROOM】

イギリスを代表するプロダクトデザイナーの一人である「Lee Broom」によるインテリアブランド「LEE BROOM」の発表した、シンプルで洗練されたコンテンポラリーテイストのハンギングチェアになります。座面のファブリックには、デンマークのテキスタイルメーカー「Kvadrat」のウールを使用しており、このKvadrat社はヨーロッパでno.1のシェアを誇り、「フリッツハンセン社」などの一流家具メーカーにも採用されている会社の製品であり、ウール素材とは磨耗や色あせに強く耐久性の高い自然素材として多くの高級家具に採用されています。

無駄のない構成と真鍮色のゴージャスな印象が、非常に現代的で強い印象を与えるハンギングチェアであり、大人の洗練されたインテリア空間において、ワンランク上の上級おしゃれチェアとしておすすめします。ハンギングチェアの持つ、カジュアルな印象やナチュラル感は一切なく、モダンでアーティスティックな芸術品を思わせるチェアであり、シックなインテリアに合うハンギングチェアをお探しの方におすすめのアイテムです。

価格:¥1,309,089(税抜き)

サイズ:W112.522×D48.006×H112.522cm (チェーン1m以下)

素材:真鍮仕上げステンレス/ファブリック

コーディネート例

ホワイトとゴールドカラーのエレガントでラグジュアリーなインテリアに統一されており、その中でもひと際目を引く存在としてハンギングチェアが効果的に使用されています。目線の高さにあっても、細いフレームが視界の邪魔にならないので、シンプルで洗練された印象の空間を演出することができます。

 

⑨バブルチェア ハンギングベースタイプ 【ADELTA】

フィンランドのインテリアデザイナー「エーロ・アールニオ」が1963年にデザインしたボールチェアに明かりを取り入れたい思いから、1968年にリデザインしたのがこのバブルチェアになります。アクリル製の透明な球体がまるでシャボン玉の中にいるような感覚になり、また外から見ると透明部分が視界を遮ることがないので、大きな球体であるにも関わらず部屋に圧迫感を与えないデザインになっています。

フレームのアクリルやシートの合皮は汚れが落としやすく扱いやすい素材なので、お子様やペットのいる家庭でも気軽に取り入れられるハンギングチェアとなっています。また、ミッドセンチュリーの時期に活躍したエーロによる古典的な近未来スタイルはポップモダンな印象を与え、幼稚さのない大人の遊び心を感じさせるインテリアアイテムと言えます。 無機質な無彩色の色合いなので、クッションなどで差し色を入れたり、ファー素材などを取り入れることで、また違った印象にすることができます。

価格:¥720,000(税抜き)

サイズ:W105×D83×H108cm (チェーン:最長2m) 耐荷重:200kg

素材:アクリル/合皮(ポリウレタン)/スチールパイプ

コーディネート例

球体のハンギングチェアに合わせるように、球体を吊るしたデザインの照明を使うことで、室内に大小のバブルがあるようなポップな演出ができます。また、ミッドセンチュリー期を意識したポスターやモダンな細脚のソファなど、媚びない落ち着いたアイテムと合わせることで、球体の動の印象を落ち着かせることができます。そして逆に直線的な固い印象を、球体の丸の柔らかな印象で部屋全体のバランスをとることができるのです。

 

⑩COCOON【LOUIS VUITTON】

ルイヴィトンの「オブジェ・ノマド コレクション」のためにフェルナンド&ウンベルト・カンパーナの兄弟がデザインした最高級のハンギングチェアになります。外側は滑らかに、内側はキルト仕上げのカーフレザーで、ベースのグラスファイバーを覆ったもので、ルイヴィトンのアトリエの職人たちが手作業で仕上げました。包み込むような独特な形のクッションが、安定した心地よい座り心地を提供してくれます。

「COCOON」とはつまり「繭」のことであり、その名の通り繭を思わせるデザインのチェアです。カラーバリエーションは全19色に加え、全体をふわふわのラムファーで覆ったタイプも発表されています。他に見ない斬新でクールなこのチェアは、どの部屋に配置したとしても主役級の存在感で、インテリアの高級感を引き上げてくれるでしょう。最高級にして至高のハンギングチェアを手に入れたい方は、こちらのCOCOONを選ばれてみてはいかがでしょうか。

価格:¥9,990,000(税抜き)

サイズ:W79.5×D82×H135cm 耐荷重:100kg

素材:カーフレザー/グラスファイバー/ウールクッション/カーフレザー(サスペンションコード)/金具

コーディネート例

イエロー系の「ジョーヌ」をスタンドで使用したもので、ウッドの色に馴染みながらもその圧倒的なデザインで、色に埋もれて霞むことなく、インテリアのアクセントとして活躍しています。豊富なカラーバリエーションの中から、シチュエーションにあったカラーを選ぶことができるので、選択肢の幅が広いのも魅力の一つです。

 

最後に

カジュアル系からラグジュアリーなものまで、大人のインテリアスタイルに合わせられるハンギングチェアをご紹介させていただきました。日本で買えるハンギングチェアはまだまだ種類が少なく従来のモデルのタイプが多いですが、近年は海外から日本へ配送してくれるショッピングサイトも多くあるので、自分の好みや条件にあったハンギングチェアを諦めずにぜひとも探してみてください。

 

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