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【インテリアのプロが伝授!】おしゃれな壁掛けテレビを実現する方法!実例20選も

おおたひろこ
著者:おおたひろこ (インテリアコーディネーター)

大学で建築を学び、建築・インテリア業界で10年以上勤務したのちライターに転身。インテリアコーディネーター資格保有。自宅はモダン+グリーン多め、子どもとペット共存のインテリアです。専門的な視点と生活者の目線で、皆さまのインテリアづくりをお手伝いします。

仕事を終えて自宅に帰ったら、リラックスできる好きなインテリアに囲まれて明日の活力を補いたいですよね。そんなとき、お気に入りのソファに腰かけて映画やテレビが見れたら…と考えませんか?
ですがせっかくこだわりのインテリアにテレビって浮いてしまいそうだなとか、テレビを壁掛けにしたらおしゃれな感じになりそうだけどどんなことに気をつけたらいいのかなとか思われる方も多いと思います。

今回はそんな方々のために、壁掛けテレビをおしゃれにインテリアになじませる方法を、コーディネート実例を紹介しながら解説します。

おしゃれな壁掛けテレビを実現する方法

テレビ背面のクロスについて

リビング テレビ コーディネート例

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昔に比べたら、テレビは枠もスリムになってデザインもよくなりました。
ですが、テレビをつけていないときには真っ黒い大きな画面になってしまうため、インテリアにあわないことが多くコーディネートが難しいところです。

写真のようにテレビ側の壁面をグレーや濃い目のブラウンにすると、テレビの存在を薄めることができます。
ポイントになるようにテレビボードなどで明るいカラーを入れると、濃い色のクロスでも重くなりすぎません。

リビング テレビ コーディネート例

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そのほか写真のようにテレビの後ろだけに濃い色をデザインする方法もよくつかわれます。
クロスだけでなく、木質や石材、タイルなどを活用して単調にならないようにコーディネートするのがおすすめです。

もしもホワイトの壁にテレビをかけるなら、極力スッキリを心掛けて絵画をかけるようにコーディネートするとスタイリッシュにまとまります。

テレビボードを置く場合

リビング テレビボード コーディネート例

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テレビを壁掛けにするならテレビボードがない方がよりスマートな印象になります。
ですが、接続するオーディオやゲーム機器などを置くためのテレビボードが必要なことも多いでしょう。

壁掛けテレビなら、テレビボードは足元が浮いているデザインもおすすめです。
浮遊感が感じられて掃除も楽。完全に浮かすことができなくても脚付きのテレビボードにして足元に空間をつくると視線が抜けて軽く感じます。

テレビボードの横幅は、壁面いっぱいの大きなタイプならインテリアをスッキリさせる効果があります。
そのため造り付けの壁面収納の中に壁掛けテレビを組み込む方法も人気です。

もちろんリビング全体のインテリアにあうデザインと素材のテレビボードを選ぶことも忘れないでくださいね。

まわりの小物について

リビング テレビ コーディネート例

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テレビまわりの小物もテレビの異質感を減らすものを選びましょう。
たとえば、写真のようにブラック枠のフォトフレームをかざったり、ブラックの花瓶やオブジェなどを置くことでテレビだけが黒く浮かない工夫をします。

また、ナチュラルな木のテレビ台やグリーン・フラワーアレンジなどの自然を感じる小物をプラスしてやわらかさを出す方法もおすすめです。

壁掛けテレビの取り付け方

リビング テレビ コーディネート例

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取り付け工事の進め方と配線について

工事を進めるうえで大きく条件がかわってくるのが、新築なのか既存の住宅なのか、賃貸なのかになります。
それぞれの工事の進め方を確認してみましょう。

新築の場合

自宅の新築なら、設計段階で「リビングは壁掛けのテレビにしたい」と希望を伝えれば、壁掛けに耐えられる壁を用意したり、壁の中に配線を通してスッキリさせたりすることが可能です。
壁掛けのデザイン上のメリットを十分に生かせるのが新築ということになります。

では、既存の住宅や賃貸の場合はどういう手順になるのでしょうか。

既存の持ち家の場合

まず、持ち家で壁に穴をあけることができる場合で確認してみましょう。
テレビが決まればそのテレビに対応した壁掛け金具を検討します。
取り付けたい壁が壁掛けに耐えられるかどうかを調べることも大切ですね。
これは、壁の種類(材料)や構造によって異なります。

たとえば一般的な住宅やマンションでよく使われる石膏ボードの壁の場合は、石膏ボードの裏(壁の中)に通る柱がある場所に金具を取り付けます。(柱を探す機器なども販売されています)
これについては、DIYでおこなう方法と業者に頼む方法があります。
費用面と安心面を考慮して判断することになりますね。

配線については基本的には壁の中に隠すのは難しいでしょう。
すっきりさせたい場合は、テレビをかけたい壁面に収納などをつくりつけて配線を隠す方法があります。

テレビをかけたい場所の真下にコンセントがある場合はテレビの裏にコンセントを増設できる可能性があります。この場合は、電源コードはテレビの裏にまとめることができます。

そうでない場合やオーディオ機器をつなげる場合は配線は露出になります。
きれいにまとめてできるだけ目立たないようにケーブルモールなどで隠すのが一般的です。

賃貸の場合

次に賃貸で壁に穴をあけられない場合を確認してみましょう。

壁掛け金具をホッチキスで止めることのできる商品が最近よく使われています。
見た目は通常の壁掛けテレビですので、余計なものがなくすっきりした壁掛けが実現します。

壁掛け テレビ ホッチキス止め

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たくさんホッチキスをつかいますが、石膏ボードの裏の柱を考えることなく取り付けが可能です。
また壁の穴が、ホッチキスの芯サイズですむのというのもメリットです。

ほかに、床と天井に2本の板を突っ張りその板にテレビをかける方法も人気です。
注意点としてこのタイプは天井と床に強度が必要になります。

壁掛け テレビ 突っ張り棒

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これらの方法は賃貸でも壁掛けが実現できますが、取り外した時に原状回復が絶対に要らないという訳ではありません。壁紙の傷み方や穴の状況によりますのでご注意ください。

また配線は露出配線になります。こちらもできるだけきれいにまとめて目立たなくする工夫が必要です。

もうひとつ壁掛けのように置けるスタンドも人気があります。(壁寄せタイプとも呼ばれます)
棚があるものとないものがあり、ないタイプがよりすっきりします。
こちらのタイプでしたら、壁に穴をあけたり天井に負担をかけることなく壁掛けテレビのようなイメージでテレビが設置できます。

壁掛けテレビスタイルサンプル17選

モノトーンインテリアでテレビを溶け込ませる

壁掛け テレビ インテリアコーディネート例

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モノトーンインテリアはテレビの存在を薄めてくれます。
ただし、ブラックとホワイトの割合によってきつい印象になっていますのでバランスが大切です。

写真のコーディネートはフォトフレームのブラックだけでなく、曲線のミラー枠を取り入れているのもポイントです。
また、ホワイトの割合を多くして床に木質パネルを敷いてやわらかさも出してまとめています。

埋め込んでしまえばさらにスッキリ

壁掛け テレビ インテリアコーディネート

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壁掛けでも造作壁に埋め込んでしまえばさらにスッキリしたリビングが完成します。
トレンドのバイオエタノール暖炉と組み合わせれば、リラックスしながら家族でテレビ鑑賞ができそうですね。

シェルフの色を工夫してリズムよくテレビを配置

リビング 壁掛け テレビ インテリアコーディネート例

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テレビの掛けてある壁全体をデザインしたステキなお部屋です。
オーク色のキャビネットが壁を分断することなくL字に配置され、テレビと濃いグレーのシェルフとソファが心地よいリズムを作り出しています。
キャビネットに置いてある動きのある彫刻もリズムに貢献しています。

ヘリンボーンの壁も好相性

壁掛け テレビ インテリアコーディネート例

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ヘリンボーン壁のラインを利用してテレビを配置。
木の質感と模様がテレビとインテリアをつなげてくれます。
全面をヘリンボーンにせず、ホワイトの収納を差し込んでいる点もおしゃれです。

テレビもアートのひとつとして飾って

テレビ 壁掛け リビング コーディネート例

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テレビもほかのアートと同じように木枠で囲った面白いアイデアです。
配線やオーディオ機器を収納するボックスも厚みをそろえた木で作られていて統一感が感じられますね。
目に優しいグリーンカラーもポイントになっています。

金属枠のキャビネットは相性抜群

リビング テレビ 壁掛け コーディネート例

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スイスのUSMモジュラーファニチャーをテレビ下のキャビネットとして利用したサンプルです。
カラーバリエーションもありサイズも変えられるので、お部屋のイメージあわせてオーダーメイドしてみては。
写真のブラックシェードのテーブルランプのコーディネートが逸品です。

デザイン良のテレビが壁面の主役

テレビ 壁掛け インテリアコーディネート例

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ホワイトメインのインテリアの中に、デザインと音が抜群の「Bang & Olufsen」のテレビを主役に配置。
潔い壁掛けテレビもありだと思わせてくれるコーディネートです。

リビングの完璧な収納にテレビも組み込む

リビング テレビ 壁掛け 収納 コーディネート例

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持ち物にあわせて完璧に作られた収納に完璧にテレビをおさめて、リビングの散らかりを防ぎましょう。
収納の扉は鏡面ホワイト、テレビまわりのシェルフ内はダークブラウンというカラーリングもテレビが目立たずステキですね。

アジアンテイストはダークブラウンの格子でまとめる

リビング テレビ 壁掛け コーディネート例

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ダークブラウンの木の格子パネルが、アジアンテイストにテレビを溶け込ませてくれます。
余白を意識してシルバーやブラックのアジアン雑貨を配置するコーディネートがポイントです。

床座とあわせるカジュアルコーディネート

テレビ 壁掛け コーディネート例

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低い位置にテレビをかけて床座とあわせたカジュアル+北欧スタイルは、小さなお子さんがいるファミリーにぴったりの優しいスタイル。
テレビの下に奥行きのあるディスプレイ棚があることで子どもがテレビに触れることを防ぎ、ベンチのようにも座ることもでき、さらには収納も兼ねるというアイデア品です。

専用柱にテレビをかけてラグジュアリーな空間に

テレビ リビング コーディネート例

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むき出しのH鋼にテレビをかけたとてもモダンなインテリアです。
ソファの革のカラーと、丸いセンターテーブルおよびラグでやわらかさを出して居心地のよさそうなインテリアにしています。

テレビ背後のライトで目に優しく

テレビ 壁掛け コーディネート例

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テレビ配置以外に、ライティングにも注目してコーディネートするのがおすすめです。
テレビの後ろの間接照明は、目にも優しく雰囲気アップがのぞめます。
ダークグレーの壁では光が広がらないので、木質のパネルを効果的に配しているのがポイントです。

スキップフロアの壁をテレビボードに活用

テレビ 壁掛け インテリア コーディネート

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緩やかに部屋を分ける人気のスキップフロアの腰高ほどの壁をテレビ用の壁としてうまく活用したアイデアです。
天井まで壁がないので、テレビの向こうに視線が抜けて開放感が感じられます。

壁のカラーと同じパネルをたてて配線を隠す

テレビ 壁掛け コーディネート例

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すっきり感とメンテナンスのよさを考えた壁掛けテレビのアイデアは、壁の色と同じ色のパネルにテレビをかける方法です。この方法ならパネルの裏に配線を隠したすっきりインテリアが実現しますね。
印象的なオレンジカラーとホワイトのタイルが、テレビのあるリラックススペースをつくっています。

アクセントクロスでテレビをなじませる

リビング テレビ 壁掛け コーディネート例

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木立のようなリゾート感のあるアクセントクロスに壁掛けテレビがなじんでいます。
はっきりした柄やカラーの壁紙はそちらに意識がいくのでテレビが悪目立ちせずにすみます。

テレビをホワイトの額縁に入れて爽やかに

壁掛け テレビ コーディネート例

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テレビを目立たなくするのではなく、ブルーの壁にホワイトの額縁をつくって主役にしながらテレビの面積を少なくすることで爽やかな印象に変化させています。
色の効果もあってテレビの圧迫感がなくお部屋が広く感じますね。

トレンドの大理石もテレビと相性良し

テレビ 壁掛け コーディネート例

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今年増えている大理石もテレビとの相性のよい素材です。鉢カバーまで大理石!
グレーがかったフローリングとグレーのカバーリングベッドでテレビのあるモダンな寝室をコーディネートしています。

テレビを見ないときには隠してしまいましょう

テレビ 壁掛け コーディネート例

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壁掛けテレビはどこかに置く必要がなくすっきり設置できるので、引き戸タイプの扉で見ないときは隠してしまうのもおすすめです。
扉を閉めてしまうと暖炉の上はホワイトのすっきりした壁に変身します。

テレビが2台ある?というコーディネート

テレビ 壁掛け コーディネート例

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テレビより目立つアートが素材感のあるレンガにあるというコーディネートです。アートに目が行くので、お部屋にテレビがなじみます。
インダストリアルやブルックリンスタイルはテレビをコーディネートしやすいインテリアです。

リラックスソファでリビングホームシアターに

リビング テレビ 壁掛け コーディネート例

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上質な奥行きのあるソファやパーソナルチェアがあれば、壁掛けの大型テレビとスピーカーでリビングがホームシアターに。
防音と遮光をかねたカーテン、吸音効果のあるフェルトのペンダントライトと音へのこだわりが感じられるラグジュアリーなインテリアです。

まとめ

壁掛けテレビは難しそうな印象があるため、まだまだ一般的ではありません。
その分、壁掛けテレビのあるお部屋はそれだけでおしゃれな印象になります。
今回ご紹介したさまざまなコーディネート例を参考に、インテリアを邪魔しないすっきりした壁掛けテレビを実現してくださいね!