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【ピンクの観葉植物まとめ10選】お部屋を可愛く彩るポイントに。おしゃれコーディネートもご紹介

宇都宮夏澄
著者:宇都宮夏澄 (リビングスタイリスト)

熊本県立大学・環境共生学部居住環境学科卒業。モダン家具を取り扱うインテリアショップに勤め、退社後は子育てをしながら在宅で、インテリアコーディネートをご提案するママです。インテリアによってライフスタイルの質を高めることができると考えており、たくさんの人のお手伝いをしたいと思っております。

今回は部屋全体がのっぺりしていて締まりがなくなんとなくおしゃれに見えない…とお悩みの方に是非読んでいただきたい内容です。葉がピンク色に染まったり、ピンク色の花を咲かせたりする観葉植物を使って、お部屋にアクセントを入れてみませんか?

ピンクにも、薄く柔らかな印象のパステル調のピンクや鮮やかで優美な印象のビビッド調のピンクなど、色味によって様々なインテリアに合わせることができます。カラーコーディネートの色相環を意識すれば、上手くアクセントをつけることができますよ。

ここではおすすめのピンクの観葉植物を、コーディネート事例も併せてたっぷりと解説していきます。

ピンク色の葉っぱや花が可愛い観葉植物10選

色相環というものをご存じでしょうか。色相環とは、カラーコーディネートにおいて赤・橙・黄・緑・青・紫といった色相を円環状にならべたものをいいます。

インテリアではベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%の3色を軸に考えるとまとまりやすいとされていますが、その3色を決める際にポイントとなるのが色相環です。色相環状で、隣り合う色や対角線上にある補色を頭にいれておくと、お部屋づくりの参考になりますよ。

今回は、ピンク色と相性のよい色について考えてみましょう。

ピンク色の補色は緑系の色です。補色はお互いの色を目立たせる効果があるので、どちらかの色をアクセントに使うとおしゃれにまとまります。ピンク系の色をベースに緑のアクセントをいれたり、緑系の色をベースにピンク色をアクセントをいれたりするといいですね。

おもに銀白色といわれる緑色系の畳がつかわれる和室に桜や梅と相性がよいのも、補色関係にあるからというのが理由の一つです。

緑の他にピンク色を合わせるには、色相が近いものやトーンが同じもの、またはずらしたものを選ぶとうまくまとまります。トーンとはパステル調やビビッド調など、明度と彩度を組み合わせた色の調子のことです。

例えば、上の写真では色相が近くトーンが同じ2色(青色と緑色)に、補色のピンク色の花をアクセントにいれています。トーンをずらして鮮やかなピンク色にすると、よりエレガントな印象になりますね。

ここからはピンク色の観葉植物をご紹介します。どんなピンク色の花がお部屋にあうか、カラーコーディネートを意識して読んでいただければさいわいです。

アンスリウム

アンスリウムの花と呼ばれているものは、実は日本名で仏炎苞と呼ばれるものです。赤色や白とピンクのグラデーション、淡いピンクの色など、さまざまな色合いがあるのが魅力です。色合いによってインテリアにあわせることが可能です。

アンスリウムは空気清浄の効果が高いといわれている植物のひとつで、リビングはもちろんトイレや玄関に飾るのもおすすめですよ。原産地が熱帯アメリカであるため高温多湿と半日陰を好む植物です。窓際など日当たりのよい場所に置くのがよいでしょう。

シクラメン

シクラメンはギリシャ語で「円、旋回」という意味で、受粉後に花茎がらせん状に巻き込むことが由来だといわれています。

シクラメンも色のバリエーションが豊富で、葉や花も一つひとつ特徴が違ってきます。葉がハートのような形のものやギザギザしたものから、花が丸っこいものやフリンジのようになっているもの、薄いピンクや鮮やかなピンクのものまで、様々あります。花びらが重なり密集して花を咲かせるので、お部屋を優美に印象づけてくれます。

比較的暑さにも寒さにも弱い植物です。夏はカーテン越しに日光をあて、冬は直接日光に当てて育てます。多湿にも弱いので風通しのよい場所におきましょう。

シンゴニウム

シンゴニウムは通常は葉が緑色のつる性の植物です。中にはボルドーのような渋い赤色になったり写真のようなアンティークピンクに染まる種類もあります。ほかの植物にはみられない絶妙な色合いが魅力です。ヴィンテージ感のあるインテリアやクラシックなテイストにも合いそうですね。

支柱をたてたりハンギングでつるを垂らしたりいろんな飾り方が楽しめます。耐陰性に強く寒さには弱い植物です。室内の半日陰におきますが、直射日光をさけて明るいところに置くと葉が美しく色づきます。

象牙丸

象牙のようなトゲをもつ象牙丸は一輪のピンク色の花を咲かせるサボテン。頂点付近が白い綿毛に覆われていて、かっこ良いトゲと対照的に丸みをおびたシルエットが可愛らしいですね。緑色の部分は、多肉植物のようにぷにぷにとした触り心地が特徴的です。

暑さにも寒さにも強く比較的育てやすいといわれていますが、長時間直射日光に当てると日焼けしてしまうので注意が必要です。乾燥した場所を好むので、テラリウムやハンギングで飾る方法がおすすめです。花は一輪でも存在感があり、お部屋が一気に華やかになりそうですね。

シャコバサボテン

シャコバサボテンは、薄いピンク色や鮮やかなピンク色の花を咲かせます。他にも黄色や赤色など花の色が豊富な植物です。シャコバサボテンは日が短くなってくる秋以降に花を咲かせる「短日植物」ともいわれます。緑の葉状の茎の先に花をつけ大きなボリュームのシルエットが魅力的ですね。

花を咲かせるコツは、秋以降に日に当たる時間を短くすることです。夜も照明が当たるような場所に置きましょう。急な温度・湿度の変化にはストレスを感じ、蕾が落ちてしまう原因ともなるので注意が必要です。

存在感のある観葉植物をお求めの方におすすめです。

コルディリネ

ドラセナと似ているともいわれますが、ドラセナ属とは異なり地下部に多肉質の根茎があるのが特徴です。いくつか種類がありますが、中には葉っぱが青みがかった(紫色よりの)ピンク色に色づく品種もあります。長い葉が特徴的でリゾートテイストなお部屋によく使われますね。

寒さに弱く多湿を好む植物なので、冬は室内の日に当たるところに置くのがよいでしょう。光に当たると葉の色が美しく見えそうです。

フィットニア

フィットニアは葉脈が濃いピンク色に染まる植物で葉脈がはっきりしており網目状に見えることから「アミメグサ」ともいわれています。耐暑性はありますが直射日光の当たらないところに置くのがポイントです。また、多湿を好むので水やりはしっかりとあげましょう。

お部屋にさりげなくピンク色を取り入れたいという方にもおすすめです。

イレシネ

イレシネの中のピンクファイヤーという品種は不規則に色づくピンク色の葉っぱが魅力的な植物です。原産地は熱帯から温帯の地域で、暑さには強いです。寒さには弱いので、冬は室内の日に当たるところに飾りましょう。日に当てることで葉が美しく育ちます。

緑色とピンクのコントラストが強く、目を引くアクセントになりそうです。

日本で親しまれている桜ですが、自宅のインテリアにとりいれている方は少ないのではないでしょうか?盆栽の他に枝状で販売されているものもあるので、気軽にとりいれることができます。

桜は日当たりがよく風通しのよい場所を好みます。また、水を好むのでたっぷりとあげましょう。

桜と同じく盆栽以外に、枝状で販売されているものもあります。普段外で観賞しているものを自宅の中でも楽しめるのは嬉しいですよね。桜よりも花びらが丸く枝が不規則に曲がっているのが特徴です。枝の形や蕾から力強さを感じコンパクトなサイズでも存在感があります。

日当たりと風通しのよいところを好みます。ただ、葉の組織が柔らかく葉焼けしやすいので、夏場は直射日光に当たらない場所におくのがおすすめです。

可愛さが引き立つ実例集!ピンク観葉植物が映えるおしゃれコーディネート5選

淡い色のテイストにはグラデーションに色づくピンクでアクセント

ベージュや淡い青色に、ピンクの観葉植物でアクセントつけているコーディネートです。ベースは薄い色ですが、反対色の赤に近いピンク色のグラデーションのアンスリウムを使用すると、やさしく調和しますね。ピンク色を入れることに少し抵抗はあるが、思い切ったアクセントを入れたいという方におすすめです。

ピンクをベースにしたお部屋にはトーン違いのピンクでアクセント

ピンクをベースにした可愛らしいお部屋に、トーンをずらしたピンクでアクセントをつけたコーディネート。上部にポトスやグリーンネックレスなどの様々な種類の観葉植物とともに、濃いピンク色の植物を入れることでメリハリのある空間になっています。濃いピンク色に色づくコルディリネやつる性のイレシネなども合いそうです。

無彩色をベースにしたお部屋にはトーンを合わせた3色で巧みにアクセント

無彩色は白やグレー、黒のことでどの有彩色の色とも合わせやすいといわれています。無彩色のカーテンや絨毯をベースにクッションの青色・コルディリネのピンク・照明の緑色をアクセントに入れています。

パーソナルチェアの張地はコルディリネのピンクのトーン違い、ソファの張地はクッションの青色のトーン違いになっているのでバランスよくまとまっていますね。加えて照明に合わせた緑色の観葉植物を足した、絶妙なカラーコーディネートです。

飾り棚に植物を組み合わせた上品なピンクのアクセント

お店のディスプレイのように飾り棚に観葉植物を飾ってみませんか?上段に濃いピンクと黄色の蘭が並べてありとてもエレガントですが、薄いピンク色のシャコバサボテンが蘭の良さを保ちつつ地味すぎない、ちょうど良い優美さと存在感を与えてくれます。

ゴールドまたは黄色をベースに濃いピンク色の蘭を合わせており、そのどちらとも合う白に近いピンク色にすると上品な空間を演出できます。

家具の色が主張するお部屋にはトーン違いの観葉植物でアクセント

一見主張する3色を合わせたコーディネートですが、これも実は色相環を意識したカラーコーディネートになっているんです。色相の近い赤と紫、反対色の黄緑色を合わせています。そこに同じ黄緑色の葉をつけた薄いピンクの桜がマッチしていますね。

家具の色がはっきりしている場合、その家具の色のトーンをずらした色を使うとごちゃごちゃせず、調和したアクセントになりますよ。

まとめ

お部屋に合いそうなピンクの観葉植物は見つかったでしょうか?植物を選ぶさいには、お部屋のカラーコーディネートに合わせてピンクの色合いを選んでみてください。家具の色と補色関係にあるもの、家具の色とトーン違いのもの、家具の色と色相が近いもの。このように色相環を意識するとうまくまとまりますよ。

この記事を参考に、ピンクの観葉植物をとりいれおしゃれにまとめてみてくださいね。