【おしゃれなラタンのソファーの選び方】屋外使用の際のお手入れ方法とおすすめ5選もご紹介
置くだけでアジアンリゾートテイストの部屋にすることができるラタンのソファーは、独特の雰囲気と圧倒的な存在感で根強い人気を誇ります。
リビングだけでなくバルコニーやウッドデッキなどの屋外で使用するパターンも楽しめますから、アレンジがきく家具として人気がありますね。
この記事では、おしゃれなラタンのソファーの選び方や屋外で使用する際のお手入れ方法を紹介した上で、おすすめのラタンのソファをピックアップします。
目次
おしゃれなラタン製ソファー選びのコツ
https://www.pinterest.jp/pin/643170390506146092/
自然素材を使った涼感のある雰囲気がおしゃれなラタン製ソファーに憧れるけれど選び方が難しそう…と感じる人は少なくありません。
自宅のリビングに合うラタン製ソファーを選ぶには、素材の特性を把握し、独特の存在感を生かせる使い方ができるかどうかを考えながら検討するのがポイントです。
おしゃれなラタン製ソファーを上手に選ぶコツを3つお伝えします。
ラタンの編み目による雰囲気の違いをしっかりチェックする
https://www.pinterest.jp/pin/672162313118492482/
ラタンとは、熱帯雨林地方に自生しているヤシ科の植物で、日本名では「籐」と呼ばれています。
丈夫で柔軟性に富んでおり、折れにくいため曲げ加工がしやすいという特徴があり、ソファーのフレームに使う場合は細く裂いたものを丁寧に編み込んで作ります。
ラタンの編み方にはいくつか種類があり、それぞれ目の出方が異なります。
多いのは、画像のように縦目1本に対して細かい横目が重なる目積編みです。畳と同じ目の出方とイメージすると分かりやすいでしょう。すっきりとした印象でラタン製ソファーの編み目としてもっとも多いタイプです。
縦横にきつく編み込んだ四ツ目編みは、ざっくりとした質感が人気です。あえて凹凸を出すことでラタン特有の陰影を楽しめるタイプです。
縦横の目に斜めの目を加えたカゴ目編みは、1人掛けソファーに多いタイプ。ややゆるめに編んで目と目の間にすき間を出し、軽快さを演出できます。
縦目と横目を同数ずつ繰り返す市松模様編みは、1人掛けソファの背もたれ部分などに使われることが多いタイプです。やや和の雰囲気が出て、落ち着いた印象を与えます。
このように、編み方によって同じ色や太さのラタンでも雰囲気が大きく変わりますから、ラタン製ソファーを置く場所のインテリアや好みに合った編み目の商品を選ぶのがおすすめです。
座面と本体のカラーバランスをチェックする
https://www.pinterest.jp/pin/349803096034743498/
ラタン製のソファーは、フレーム本体がラタンで座面の張地がファブリックという組み合わせがほとんどです。この2つの異素材がどういったカラーバランスになっているかによって、合うインテリアも変わります。
ラタンの色としてはアッシュグレーやベージュ、黒に近いダークブラウンなどがあります。明るい色だとナチュラルな、濃い色だとシックな印象が強くなります。
座面の張地としては、白やベージュなどの薄い色からブラウンや黒などの濃い色、ブルーやレッドといった鮮やかな色と実にさまざまです。ラタンの色と同系色だとすっきりした印象に、コントラストを効かせた色だとモダンでスタイリッシュな印象になります。
また、張地の色が鮮やかだと空間全体のアクセントカラーになりますので、カーテンやラグとのバランスを取ることも忘れずに。
一口にアジアンリゾートテイストと言っても、ラタン製ソファーのカラーバランスによってシックにもナチュラルにもエスニックにもなるため、置く場所のインテリアのイメージを考えながら選ぶことが大切です。
素材が生かせる場所に置けるサイズかをチェックする
https://www.pinterest.jp/pin/560416747376858688/
ラタンは自然素材ですから、畳や珪藻土と同じく加工した後も呼吸しています。内部にある導管と呼ばれる管の中に含まれている気泡が、室内の空気の乾燥具合に合わせて吸放出されている状態です。
素材が呼吸するというのはラタン製ソファーの大きな特徴ですから、できるだけ長く愛用するには呼吸しやすいよう周囲にスペースを取るのが望ましいでしょう。
背部分を壁にぴったりつけたり、両サイドに家具が接近しているような置き方だと、ラタンが呼吸しにくくなって傷みや劣化が早くなってしまうので、ゆったりとしたスペースに置くのがおすすめ。
リビング全体のレイアウトを考えて、ゆったりと配置できるサイズをあらかじめ決めておくとスムーズに選べます。
おしゃれだからこそ長く使いたい!ラタンのソファーを屋外で使用する際の注意点とお手入れ方法
https://www.pinterest.jp/pin/584412489118567297/
アジアンリゾートのホテルやレストランでは、プールサイドやガーデンデッキなどにラタン製ソファーをおしゃれに並べてあることが多いですね。
自宅のバルコニーや庭、ウッドデッキなどの場所にラタン製ソファーを置いてリゾートテイストを楽しみたい、そう思っている人も多いでしょう。
ラタン製ソファーを屋外で使う場合の注意点とお手入れ方法について紹介します。
ラタン製ソファーを屋外で使用する際の注意点
https://www.pinterest.jp/pin/45599014956682821/
ラタン製ソファーは、屋外に置いて使うことも可能です。ただし、直射日光を浴び続けると色が褪せるのが早く、特に色が濃いラタンは見た目が大きく損なわれる可能性があります。
また夏場は高温になるため熱による乾燥が起きやすく、ラタンが収縮して硬くなったり繊維の表面が荒れたりして使い心地が悪くなることもあります。
ラタン製ソファーを屋外で使う際は、直射日光が当たらないよう日陰に置きましょう。あわせて、乾燥防止として空気が排出されるエアコンの室外機の近くには置かないことも重要です。
ラタン製ソファーを屋外で使用する際のお手入れ方法
https://www.pinterest.jp/pin/702350504368030461/
ラタンは湿気が苦手で、湿気が多い場所に置いて使っているとカビが生えることがあります。ラタン製ソファーを屋外に置くなら、風通しがいい場所に置いてラタンが湿気を含まないようにしておきましょう。
梅雨時など雨が続くシーズンには、ラタンを保護するために屋内に入れておくか、カバーを掛けて湿気から守る処置をしておくのがおすすめです。
迷ったらこれ。プロが選ぶ外さないおしゃれラタン製ソファー5選
https://www.pinterest.jp/pin/459507968233056030/
アジアンテイストのみならず、モダンテイストや和テイストとの相性もいいラタン製ソファー。ファブリックやレザーのソファーとはまたひと味違う雰囲気があって、とても魅力的ですね。
ここからは、ラタン製ソファーの購入を検討している人のために、おすすめのおしゃれなラタン製ソファーを5点紹介していきます。ぜひ商品選びの参考にしてください。¥
ラグジュアリーな雰囲気たっぷり:KEI low sofa 3P
https://www.pinterest.jp/pin/707980003903518261/
幅広で高さを抑えたフォルムがゆったりとした雰囲気を演出するラタン製ソファー。濃い色のラタンと白い張地というコントラストが効いたカラーバランスで、ラグジュアリーな雰囲気に加えて清潔感もあります。シンプルなデザインですからアジアンテイストやモダンテイストのインテリアにぴったり。
価格:211,930円(税抜)
サイズ:幅2150 × 奥行890 × 高さ580 × 座面高330(mm)
テーブル代わりのウッドボードが快適:CERES Nuu Sofa
https://www.pinterest.jp/pin/406661041347767656/
ひじ掛けが片方だけについたナチュラルテイストのラタン製ソファーです。ひじ掛けがない側にはウッドボードが付いていてテーブル替わりになるので、コーヒーを飲んだりスマートフォンを置いたりとさまざまな使い方が可能です。
背面までラタンが細かく編み込まれていて、空間の中心に置いても映えるでしょう。
価格:143,000円(税込)
サイズ:幅1600 × 奥行880 × 高さ650 × 座面高350(mm)
丸みのあるフォルムがやさしい:ラタンソファ RA-830
https://www.pinterest.jp/pin/780741285374063433/<
丸みをおびたフォルムが印象的ですね。背もたれ部分からサイド、そしてフロントへと流れるようにつながるラタンがとても美しく、ホワイトウォッシュ色のラタンと淡いグレーの張地というカラーと相まってやさしい雰囲気なので、ナチュラルテイストやフレンチテイストのインテリアに合います。
価格:84,700円(税込)
サイズ:幅1460 × 奥行740 × 高さ640 × 座面高250(mm)
ざっくりとした編み目がリゾート感たっぷり:ラタンソファ アリゾナー
https://www.pinterest.jp/pin/809873945472640762/
アームから背もたれをぐるりと取り囲むフレーム部分の厚みがあり、存在感がある1人掛けソファ。硬めのウレタンが入ったクッションは座り心地がよく、体全体を預けるようにして座れるため高級感が漂います。背面に施されたダイヤ模様の編み込みがほど良いアクセントとなり、アジアンテイストやナチュラルテイストのリビングに合わせやすいでしょう。
価格:47,520円(税込)
サイズ:幅1000 × 奥行900 × 高さ850 × 座面高350(mm)
屋外でも使えるスタイリッシュな人工ラタン:Garden ラタンソファ
https://www.pinterest.jp/pin/406661041347787103/
雨や乾燥に強い人工ラタン素材を採用した2人掛けのラタン製ソファーです。本体だけでなくクッションも全天候対応仕様なので、1年中バルコニーや庭に出したまま使用可能。ふんわりと体を包み込むようなオーバル型のカーブがとても美しく、深みのある色なのでシックなモダンテイストの雰囲気を演出できます。
サイズ:幅1160 × 奥行610 × 高さ790 × 座面高40~45(mm)
真似したい!ラタン製ソファーのおしゃれコーディネート例3選
https://www.pinterest.jp/pin/459507968233056003/
1台あるだけでその場をリゾートテイストに変えてしまうラタン製のソファーは、コーディーネート次第でさまざまな表情を楽しめます。
好みのイメージに合わせて、ラタン製ソファーを上手にインテリアに取り入れてみたいですよね。ここでは、ラタン製ソファーを中心としたおしゃれなコーディネート例を3例紹介します。
いつまでも過ごせそうなアジアンテイストくつろぎコーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/459507968233145646/
ブラウン色で統一されたラタンと張地のカウチソファーとオットマンをL字にセッティングすると、ゆったり過ごせるくつろぎスペースの出来上がり。同じ色合いのパーテーションとの組み合わせでアジアンテイストがさらに強まっています。観葉植物をそばに配置することで、ほどよいリゾート感を演出。
色の数を抑えてシックにまとめたモダンテイストのコーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/707980003903518260/
ダークブラウンや黒のラタンに白色の張地という組み合わせのソファーは、モダンテイストのインテリアにぴったりです。シンプルな長方形のフォルムで直線を強調することで、よりスタイリッシュな雰囲気が出せます。クッションの柄や色でさまざまなアレンジができるのもうれしいですね。
さわやかな風を感じさせる西海岸テイストのコーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/839428818017526222/
レザーやファブリックの張地のソファを組み合わせるイメージが強い西海岸インテリアですが、自然素材であるラタンソファーもよく合います。床や壁になじむナチュラルな色合いのラタンソファーを選べば、クッションで色のアクセントをつけて軽快でさわやかなリビングをつくり出せます。
まとめ
色や編み目、全体のフォルムなどによってさまざまな表情を楽しめるラタン製ソファーは、室内の雰囲気を一新させる存在感がある家具です。高級感のあるイメージを加えられるだけでなく、リラックスできる空間を演出するにはぴったりでしょう。
リゾート気分を満喫できるリビングをめざしているなら、この記事を参考にお気に入りのラタン製ソファーを探してみてくださいね。