2023/08/11
【プロが教える】ダウンライトでリビングをおしゃれにする方法!雰囲気を格上げする照明計画に必要なわき役を徹底解説
ダウンライトは器具自体が目立たないため、わき役のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、照明計画においてはとても重要なアイテムです。
なぜなら、ダウンライトをうまく使うとリビングの雰囲気をアップすることができるからです。
今回は、雰囲気アップに使い勝手の良いダウンライトについて解説します。
ダウンライトをつかったさまざまなスタイルのサンプル画像を確認しながら、どうすればおしゃれなリビングの演出につかえるのかを確認していきましょう。
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ダウンライトを工夫しておしゃれなリビングを実現する方法
個数と配置場所について解説
均等配置
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リビングの天井に均等にダウンライトを配置する方法は、天井面にでっぱる照明を設置することなく明るさを確保して、すっきりした印象にすることができます。
また、お部屋に均等に配置されるため、模様替えなどで家具を移動する場合にも影響がありません。
ダウンライトを均等に配置する場合は、スイッチですべてを一度にオンオフするのではなく、回路を分けておくとつかいやすくなります。
リビング全体を明るくする必要がない場合に、部分的に点灯できるようにしておきましょう。
また、調光機能もつけておくとリビングの利用にあわせて雰囲気を変更することができます。
均等配置は、天井面の照明がダウンライトだけになることが多く、明るさを確保するための器具の間隔や個数の設定が難しくなります。
暗くなってしまわないように、壁面からの距離や間隔を検討する必要があります。
これについては、専門家(設計士、照明メーカー)に相談しておくと安心です。
集中配置
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集中配置は、光が必要な場所に集中してダウンライトを配置する方法です。
画像のように3灯や2灯でまとめたり、4灯を四角く配置したりという方法があります。
スタイリッシュな印象になる配置ですが、お部屋全体を明るくすることはできませんので、間接照明などと組み合わせる必要があります。
メリハリのあるリビングを目指される方におすすめです。
スポット配置
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たとえば飾り棚やニッチ、収納棚、壁面の絵画などを照らすダウンライトがあります。
これらのダウンライトは、必要な場所にスポット的に配置して、お部屋の演出に使用します。
画像のように、天井から照らすダウンライトのほか、光の向きが変えられるユニバーサルダウンライトを使用することもあります。
ダウンライトの種類ごとに解説
一般形ダウンライト
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一般形のダウンライトは、直径100~150mm程度の埋め込み型の器具で、光が均等に広がるタイプのライトです。
光の広がり方は、大きく優しく広がる拡散型と広がらない集光型があります。
ダウンライトはすべて同じに見えますが、実は器具ごとに光の出方が異なります。
床面の方までしっかりと照らしたいのか、ダウンライト周辺を光らせて天井面を明るくしたいのかなど、目的にあわせて器具を選びます。
現在は光源は、ほとんどがLEDになっています。そのため、設置個数が多くても電気代は比較的おさえられるでしょう。
また調光したい場合は、調光可のダウンライトを選ぶ必要があります。
ユニバーサル ダウンライト
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ユニバーサルダウンライトは、ライトの向きを照らしたい方向に向けられる器具です。
スポットライトのように、壁面のアートを照らすときにもよくつかわれます。
スポットライトよりも天井からの出っ張りが少ないので、すっきり感をたもつことが可能です。
ユニバーサルダウンライトも光の出方は器具によって異なり、一点に集中して照らすタイプと、拡散した光を出すタイプがあります。拡散タイプは壁面を広く照らす目的でもつかわれます。
壁面を照らすとお部屋のイメージが明るくなり、広く感じる効果が期待できます。
ピンホールタイプ ダウンライト
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ピンホールダウンライトは、光が出る口径が小さく、ピンポイントでねらった場所を照らすことのできるライトです。
目立たせたい場所が光で浮き上がるような演出につかわれます。
ダウンライトの器具そのものはそれほど光りませんので、まぶしさを感じません。
ただし、天井面は明るくなりませんので、目的をもって使用します。
傾斜天井用 ダウンライト
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天井が傾斜している場合は、専用のダウンライトを選ぶ必要があります。
傾斜用ダウンライトを使用すれば、傾斜天井であっても床面に光が向くようになります。
また、光源が目に入りにくくなりまぶしさを感じにくくなります。
間接照明としての利用する場合のポイント
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ダウンライトを壁面を照らす間接照明としての利用する方法もよく採用されます。
ダウンライトの拡散具合と、壁からの距離で壁面の光の形が変わります。
これについても専門家に相談する方がよいでしょう。
壁面に光があたっていると、明るく広く感じる効果があります。
ダウンライトは、陰影を楽しむ照明でもあります。
明るい場所と暗い場所をつくることで、ホテルやレストランのようなシックでメリハリのある空間が完成します。
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シーリングライトと併用する場合のポイント
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ダウンライトだけで、お部屋全体を均一に明るくすることは難しくなります。
そのため、リビングルームを均一に明るくしたいという希望がある方は、シーリングライトとダウンライトを設置しておくと安心できます。
リビングを明るく照らしたい時間帯は、シーリングライトとダウンライトを共に使い、ムードのある照明が欲しい時間帯には、シーリングライトを消してダウンライトだけで演出する方法がおすすめです。
もちろん、フロアライトやテーブルライトなども併用して、よりおしゃれな照明を目指してください。
さらに詳しく!ダウンライトの枠色別のおしゃれなリビングを実現する方法
白い枠色のダウンライト
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もっともよくつかわれるのは、白枠のダウンライトです。
天井面がホワイトなら、器具が目立たずスマートにまとめることができます。
器具の存在を消して、天井面をフラットにしたい場合に有効です。
白枠は、ほとんどのインテリアスタイルに設置することが可能です。
黒い枠色のダウンライト
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黒枠のダウンライトは、天井面が木の場合によく採用されます。
インテリアが、インダストリアルやブルックインなど一般的に男前インテリアといわれるスタイルにフィットします。
ダウンライトの存在が強くなりますので、均等配置などで多く配置する場合は、うるさくなりやすいので注意しましょう。
木枠のダウンライト
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和モダンのリビングなどに採用される白木枠のダウンライト。
和モダンのリビングにはホワイト枠か白木枠がつかわれることが多く、落ち着いた濃い木色でまとめられた和モダンなら黒枠のダウンライトがつかわれます。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
ダウンライトの灯数が多すぎて天井面がうるさくなってしまう
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天井面にダウンライトが多すぎると、せっかくすっきりさせようと思って設置したのになんだかごちゃごちゃうるさい印象になってしまいます。
さらに、画像のようにラインがそろっていなかったり、直径がさまざまだったりするとかなり残念な印象に…
画像のように、キッチン・ダイニング・リビングがつながっているのに、照明は別々に計画してしまうと陥りやすい失敗です。部分的に考えずに、天井面全体で計画しましょう。
雰囲気があるというよりも暗い印象になってしまう
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天井面をスッキリさせたいからと、極端にダウンライトの灯数が少ないと今度は暗くなってしまうことがあります。
ダウンライトでどの程度明るくしたいのか、再度確認しましょう。
リビングはダウンライトだけで明るくするのではなく、基本的にほかの器具と組み合わせて明るさを確保します。そうすれば、すっきり感と明るさの両方を手に入れることができます。
実はダウンライトが設置できない天井だったということも
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ダウンライトは天井内に器具本体が埋め込まれます。
そのため、天井内に埋め込むことのできるスペースがないと設置できないということに。
ダウンライトの器具ごとに、必要な埋込高さが記載されていますので天井内のスペースを確認します。
ちょうど設置したい位置に梁があって設置できないこともあります。
設置できるかどうかは、設計者に確認するとよいでしょう。
もちろん、コンクリートむき出しの直天井には設置できません。
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スタイル別おしゃれなリビングダウンライトインテリア実例サンプル16選
モダンスタイルのリビングダウンライトインテリア実例 4選
天井面に明るさをプラスする
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スタイリッシュなモダンインテリアの天井面に、さまざまなデザインの照明器具がついているとイメージが崩れてしまいます。
そういう場合に、モダンインテリアのイメージを崩すことなく天井面にあかりを設置する目的でダウンライトを設置しましょう。
センターテーブルを集中的に照らす
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ソファ前に置くセンターテーブルやコーヒーテーブルをねらって、複数灯のダウンライトをまとめて設置すると、天井がよりすっきりしてモダンスタイルにフィットします。
この方法はとてもスタイリッシュですが、家具を移動すると場所が合わなくなってしまうことがありますので。インテリアコーディネートが完成してから設置場所を決定しましょう。
間接照明と組み合わせる
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リビングを折り上げ天井の間接照明にして、ダウンライトを設置する方法は、おしゃれ感とダウンライトのすっきり感が演出できる人気の方法です。
壁際を照らして広がりを演出
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コンパクトなリビングにおすすめのダウンライト採用例です。
壁面に沿ってダウンライトを設置して壁面を明るく照らすと、空間が広く感じる効果があります。
壁面や天井が明るいカラーであれば、さらに効果的です。
北欧・ナチュラルスタイルのリビングダウンライトインテリア実例 4選
部屋の奥の壁を照らして奥行きを演出
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お部屋に入って一番奥の壁をダウンライトで照らす方法は、広がりが感じられます。
また、優しいカラーでまとめた北欧インテリアのポイントにもなるでしょう。
印象的な家具を照らす
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北欧インテリアでまとめるとき、北欧らしいチェアを配置することも多いですね。
このチェアをダウンライトで、スポットライトのように照らすことで、北欧インテリアをより印象付けることができます。
お気に入りのこだわりのチェアがあれば、光をあてて主役にしましょう。
視線を集めたい場所を照らす
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北欧デザインの雑貨や食器などをディスプレイした見せたいスペースを、ユニバーサルダウンライトで照らす方法もおすすめです。
自然とその場所に視線が集まるようになり、北欧インテリアを印象付けてくれます。
北欧照明と組み合わせて
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北欧の長い夜を居心地よく過ごすために、落ち着ける照明計画ははずせません。
天井と壁面をダウンライトで照らし、フロアライトやテーブルランプなどは北欧デザインのシンプルで美しい光を放つ照明器具を選びましょう。
西海岸・インダストリアルスタイルのリビングダウンライトインテリア実例 4選
暗くなりがちなインダストリアルデザインの照明の補助として利用する
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インダストリアルデザインの照明器具は、ブラック金属がつかわれることも多く、デザインは素敵だけどあまり明るくない…ということが意外とあります。
そんな器具もあきらめずにつけるために、補助的なダウンライトを設置しておきましょう。
画像のような印象的なペンダントライトのデザインを邪魔することなく、光をプラスできます。
開放的な西海岸インテリアのすっきり感をダウンライトで維持
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ダウンライトの大きなメリットは、すっきりした天井をたもてることです。
そのため、西海岸インテリアで開放感のあるリビングをつくるときに、天井面をスッキリさせるためにダウンライトをチョイスするのもおすすめです。
シーリングファンと組み合わせる
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西海岸インテリアといえば、シーリングファンですね。
シーリングファンを設置したときに、ペンダントライトやシーリングライトが天井にあると、いろいろなものがぶら下がっている印象になってゴチャゴチャします。
シーリングファンを設置するなら、天井面はダウンライトを設置するのがおすすめです。
ただし、シーリングファンの羽でダウンライトの光に影をつくらないよう位置に注意しましょう。
吹き抜けや高い天井には高天井用の明るいダウンライトを設置
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吹き抜けや高天井にLEDタイプのダウンライトを設置することもよくありますが、この場合は光が効果的に広がるように、高天井用のダウンライトを選ぶことがポイントになります。
空間にピッタリのダウンライトを選ぶことが、お部屋の印象をアップにつながります。
独自のスタイルを突き進むリビングダウンライトインテリア実例 4選
目的を持ったダウンライト
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窓辺に造作ベンチをつくり、ダウンライトを設置した例です。
天井も少し下げてあって、こもるイメージの落ち着いた空間をつくっていますね。
ペンダント、フロアライト、テーブルランプ、間接照明を組み合わせてゴージャスに演出
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ダウンライトをつかい、多灯照明でゴージャスに演出したサンプルです。
折り上げ天井の間接照明や、ダウンライトによる壁面間接照明が華やかです。
壁面の特徴的なデザインのブラケット照明を、ダウンライトで照らすという変化球のライティングです。
シャンデリアとの相性も抜群
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印象的なシャンデリアにダウンライトも好相性です。
シャンデリアはデザインメインで、お部屋の隅まで光が届かないことが多く、壁面が暗くなってしまいがちです。
壁面が暗いと、同じ明るさでもお部屋が暗い印象になってしまいます。
そんなときは壁面に沿ってダウンライトを設置しましょう。
メリハリのある空間に
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キレイにまとめた空間に、光でメリハリをつくり、インテリアをグッと引き締めたサンプルです。
部屋の隅にダウンライトを設置して、メリハリのある空間をつくっています。
ただし、エアコンを照らしてしまうことがないように注意しましょう。
まとめ
今回は、ダウンライトのつかい方をたくさんご紹介しました。
ダウンライトは、インテリアの主役にはなりませんが、うまく使うとお部屋の印象がアップする器具です。
この記事を参考に、ほかの照明器具と組み合わせておしゃれにダウンライトを設置してくださいね!
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