2021/06/19
【プロが教える】浴室をダウンライトですっきりおしゃれにする方法。暗くならないポイントも!
浴室でゆったりと過ごす時間は、一日の疲れを癒してくれます。お風呂を高級ホテルのようにおしゃれな空間にするのもおすすめです。
しかし、どのような内装にするのが正解か迷われる方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、人気の埋め込み型照明「ダウンライト」。ダウンライトは壁や天井と面一になるため、すっきりとまとまりモダンな雰囲気が演出できます。お風呂でリラクゼーションの時間を過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ダウンライトを取り入れておしゃれスッキリな浴室を実現する方法
以前までの浴室は、単に身体を洗う場所という位置付けでした。しかし、最近ではミストシャワーやバブルバス、アロマなどを備えたタイプも増え、リラクゼーションとしての意味合いが強くなってきています。
ここでは、そんな浴室をおしゃれに演出するダウンライトの手法を紹介していきます。ダウンライトは天井や壁に埋め込むタイプの照明なので、空間がすっきりとまとまるのがメリットです。ここで紹介する手法を取り入れて、おしゃれな時間を過ごしましょう。
そもそも浴室の照明はどんなものを検討すべきでしょうか?
浴室照明では、防水防湿タイプの器具を選ぶのが基本です。デザインの面では、壁付タイプや天井付タイプのすっきりしたものが選ばれるケースが多いです。
浴室は湿気がこもりやすく、器具にカビが生える危険性が高いので、なるべく装飾性を抑えたデザインを選ぶのがおすすめです。
また、一般的な浴室は2畳程度の広さですが、「白熱電球100w相当」が1灯あれば十分な明るさがカバーできます。もし2灯に分ける場合は、「白熱電球60w相当」を2台設置するのが良いでしょう。
おさえておきたい浴室にダウンライトを導入する場合のメリット・デメリットとは?
まず、ダウンライトを導入するメリットについては、お手入れのしやすさが挙げられるでしょう。ダウンライトは天井や壁面に埋め込む形状なので、表面をさっと拭くだけで済みます。水垢やカビが付着する心配が少ないので、長年使ってもきれいに保てるでしょう。
デメリットとしては、明るさにムラができやすいことが挙げられます。器具の直径は10㎝が一般的なので、1灯で照らせる範囲には限りがあります。複数の器具を配置しても、器具の直下以外は暗い場所ができるケースも見られます。
しかし、浴室全体を煌々と照らすよりも「必要な場所に必要な灯りを配置する」という考え方が広まっており、実際に使用する際に暗くて不便と感じることは少ないです。
ダウンライトの位置はどこがよい?
https://www.duskin.jp/servicemaster/column/detail/00001/
一般的な配灯パターンでは、「浴槽の上に1灯+洗い場の上に1灯」というケースが多いです。2灯に分散させることで明るさのムラが少なくなり、全体が明るくなります。
また、さらにグレードアップした手法の場合、あえて浴室の片側だけに配灯するパターンもあります。こうすることで部屋に明暗差が生まれ、高級ホテルのようなラグジュアリー感を演出できます。
さらに、お風呂でパックなどのフェイスケアをする場合、鏡の付近にダウンライトを追加で配灯するのもおすすめです。こうすることで肌の状態をよりはっきりとチェックできるので、女性に人気のパターンとなっています。
暗くなる場合がある?暗くならない方法をご紹介!
ダウンライトはどれも同じに見えますが、じつは配光角度にさまざまなバリエーションがあります。メーカーによって呼称は異なりますが、全体に広がる「分散型」と、スポットライトのような「集中型」に分けられます。
集中型は器具の直下だけを照らすので、ムーディーな雰囲気を演出できます。しかし、集中型だけで配灯してしまうと浴室が暗く感じられます。
そのため、全体を照らすために分散型を配当し、演出用に集中型をプラスするといった組み合わせがおすすめです。選び方を間違えると暗いと感じる原因になってしまうので、注意しましょう。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
ダウンライトは器具の大きさが小さいため、初心者は「これだけで本当に明るくなるの?」と不安に感じる人が多いです。そのため、必要以上にたくさん配灯してしまうケースがよく見られます。
あまりにたくさんダウンライトを配置すると、天井が穴だらけになってしまって不格好です。ダウンライトは小さくても十分明るいので、多くても3~4灯にとどめるのがおすすめです。
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ぜひ取り入れたい!浴室のおしゃれなダウンライトインテリアサンプル10選
基本のダウンライト1灯パターン
こちらでは、最も基本的なダウンライト1灯パターンが使われています。1灯だけにすることで、天井面がすっきりとした印象にまとまります。
入浴時に必要な明るさは確保できているので、予算が限られている人や天井面をすっきりさせたい人には特におすすめのパターンとなっています。
木の質感を演出するパターン
こちらは、壁面に木目模様が使われている浴室です。ダーク系のウォールナットなので、落ち着いた雰囲気にまとまっています。照明は壁面よりに2灯設置されており、壁面の美しさを際立たせています。
このように、壁面を強調させたい場合には壁寄りに配灯すると効果的に演出ができておすすめです。ただし、ダウンライトの直下以外は暗くなりがちなので、明るめが好きな人は注意しましょう。
ガラスと天井スッキリダウンライトで広々とした明るい浴室
こちらは、ガラス張りの開放的な浴室となっています。ダウンライト照明は2灯ですが、分散タイプなので全体的に明るいのが特徴です。照明のカラーはオレンジ色が使われており、高級ホテルのような温かみのある雰囲気にまとまっています。
また、奥側の壁一面が鏡になっているので、実際よりも広く感じる効果があります。ダウンライトの灯りが鏡に反射して、より明るさを増しているのもメリットです。
鏡上に配灯した実用的パターン
こちらでは、ちょうど鏡の上にダウンライトが来るように計画されています。洗顔やパックをする時に顔が照らされる位置なので、より使いやすいのが特徴です。
また、鏡下の台には間接照明が仕込まれており、高級感を演出しています。ダウンライトと間接照明のスイッチを分けておけば切り替えて使えるので、鏡を使うときにはダウンライト、浴室でリラックスタイムを過ごすときには間接照明など、シーンに応じた灯りになっておすすめです。
シックでモダンな灯り
こちらは、壁面に黒い大理石が使われているシックなコーディネートです。無機質な印象がカッコよさを演出しており、大人向けとなっています。
こちらでの照明は分散型の2灯配灯ですが、照明のカラーが白いのがポイントです。一般的に、モノトーンの内装にはオレンジではなく白い灯りが合うとされています。こちらの例のように、白い明るめの照明を設置すると上手にまとまるでしょう。
ナチュラルな木目は温白色でまとめる
こちらでは、壁面にナチュラルな木目が使われています。天然の木は香りがよく、リラックス効果も高いのが特徴です。
ダウンライトは基本的な分散型が2灯使われており、全体的に明るくなっています。ここでの特徴は、「温白色」のカラーが使われていることです。温白色とは白とオレンジの中間の色味で、2015年頃から広まっています。木目が最も美しく見える光色なので、こういった内装の場合にはぜひ取り入れてみてください。
集中型でムーディーに演出
こちらでは、あえて明暗差を付けた配灯りにすることでムーディーな雰囲気を演出しています。壁面ギリギリに設置したダウンライトは集中型で、メリハリのある配光となっています。
ダウンライトの付いていない側は暗く見えますが、実際に入浴する際には支障がない明るさが取れています。浴槽でマッサージをしたりパックをしたりするなど、リラックスタイムを過ごしたい人には特におすすめのパターンとなっています。
パネル型ダウンライトで全体を明るく
こちらのコーディネートでは、パネル型のダウンライトが使われています。一般的によく見られる丸いダウンライトと形状は異なりますが、こちらも天井面に埋め込んで使うタイプとなっています。
小さ目のタイプよりも発光面が大きいので、全体をより均一に明るくできるのがメリットです。小さい子供やお年寄りがいる場合など、バリアフリーに配慮した浴室にぴったりの器具となっています。
ダウンライトを分散させるパターン
こちらのパターンでは、ダウンライトを一直線に配置せずあえて分散させています。一般的にはあまり見られないパターンですが、ずらした並びが軽快な印象を与えます。
また、浴槽、鏡の上など、必要な場所の真上にダウンライトがくるように計画されているので、暗いと感じることもありません。
光色切替で便利に使い分け
こちらでは、光色切替タイプのダウンライトを採用しています。白い光とオレンジの光をスイッチ操作で切り替え可能なので、シーンに合わせて使い分けが可能です。
洗髪や髭剃りなど、細かい個所を見たいときには白い光、リラックスして過ごしたいときはオレンジの光といったように、照明の色を変えるのがおすすめです。
まとめ
ここまで、浴室をダウンライトでおしゃれにコーディネートする方法を紹介してきました。一般的によく見られる明るめの配灯パターンから、高級ホテルのようなラグジュアリー感あふれるパターンなど、幅広くあります。
ダウンライトは配灯の位置や選ぶ器具次第で全く異なる表情になるので、自分だけのこだわりを演出しやすいのが特徴です。読書やパック、アロマなど、思い思いの過ごし方を実現できる配灯パターンを見つけてリラックスしてみてください。
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