2021/06/19
【プロが教える】ピクチャーライトでインテリアをおしゃれにする方法!コーディネート実例も豊富に紹介
お部屋の壁面を飾る絵画などのアートがあると、インテリアをワンランクアップしてくれますし、お部屋に個性を出すことができます。
アートを飾ったら、明るく照らしてあげてギャラリーのように演出したいですね。
今回は、壁面のアートを照らす「ピクチャーライト」を解説します。
コーディネート例もふんだんにご紹介しますので、この記事を参考にアートを輝かしてあげてくださいね。
ピクチャーライトでおしゃれなインテリアを実現する方法
そもそもピクチャーライトとは?
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ピクチャーライトとは、壁面に飾られた絵画やポスターなどを照らす照明のことを指します。
もっとも一般的なピクチャーライトは、画像のようなアートを照らす専用のブラケットです。
専用のピクチャーライトは、光源を見せずに、アートを照らすことができるように作られています。
ですが、壁面のアートを照らすことができれば、器具にこだわる必要はありません。
どちらかというと、光の広がり方や色にこだわるのがおすすめです。
ピクチャーライトの選び方
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ピクチャーライトを選ぶときのポイントはふたつ。
照らしたいアートのサイズにあわせることと、インテリアに合うデザインを選ぶことです。
大きなアートの場合は、ピクチャーライトも大きいものにするか個数を増やす必要があります。
また、専用のピクチャーライトはクラシックなデザインのものが多いので、モダンなインテリアならすっきりしたデザインを探すことが大切になります。
ピクチャーライトでの演出が際立つアート・写真の選び方
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どんなアートや写真でも、ピクチャーライトで照らす演出は有効です。
その中でも特に効果が高いのは、むずかしくもなりますが表面に凹凸があるタイプや色が暗いタイプです。
ピクチャーライトは、アートを上部から照らすので凹凸があるとより立体感が出ます。
また、全体的に暗いアートは飾ったときに沈んでしまいがちですが、ライトをあてることでしっとりとした雰囲気をつくることができます。
ピクチャーライトの照明の当て方
ここでは、壁面アートを照らす方法を、専用のピクチャーライトに限らず幅広く確認しましょう。
専用のピクチャーライトは、実は上部ばかりに光が集まりやすく大きなアートなどは照らしにくくなります。
ブラケットライトを含めてほかの照らし方もご紹介しますので、さまざまな方法を検討してください。
専用のピクチャーライト
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「ピクチャーライト」の名称をつかう場合、もっともイメージされるのが画像のような専用のライトです。
壁面につくブラケットタイプで、現在はほとんどが熱を持たないLED光源になっています。
アートだけを照らし、まぶしさは感じないように光源が目にはいらないように設計されているものがほとんどです。
アーム付きブラケットライト
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アーム付きのブラケットライトならピクチャーライトとしてつかえるため、幅広いデザインから選択が可能になります。
スポットライト
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壁面のアートを照らす方法として、よく利用されるのがスポットライトです。
ダクトレールを用意しておけば、壁面のアートを変更しても、位置や個数を替えやすいことから選ばれることが多い器具です。
ダウンライト
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壁面を照らすダウンライトを利用してアートを照らす方法もあります。
壁面からの距離と器具の配光によって、光の当たり方を調整することができます。
器具が目立たずすっきりした印象をつくることが可能です。
フロアライト(テーブルライト)
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賃貸などでも可能なのが、こちらのようなフロアライトを利用する方法です。
選ぶ器具によって、光の当たり方も変更できます。
ピクチャーライトの設置場所はどこがいい?
ブラケットタイプのピクチャーライトは、アートの上部に設置することになります。
基本的には、ピクチャーライトの下にあるアートを照らすことができるので、画像のようにたくさん設置する場合や大きなサイズのアートを照らすことは難しくなります。
広い面積を照らすためには、ライトの横幅は広くアームが長いタイプにして壁面からできるだけ離すなどの工夫が必要です。
取り付け方法!工事は必要?賃貸でも取り付け可能?
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ブラケット照明は、通常は壁の中に配線が必要になるため新築や大がかりなリフォーム以外でつけることは難しくなります。また、設置には電気工事(資格が必要)が必要になります。
電機工事をせずにつけたい場合は、コンセントタイプのブラケットを設置します。
その場合は画像のように、器具から配線が露出します。
また、ブラケットの重さに耐えられる壁面であるかどうかも確認しましょう。
おすすめのピクチャーライト 10選
インダストリアルスタイルにおすすめのピクチャーライト 3選
最もオーソドックスな専用ピクチャーライト:DBK-40843Y:DAIKO
https://src.lighting-daiko.co.jp/products/app/search/item/detail/id/392790000
コーディネートしやすいシンプルなブラックの専用ピクチャーライトです。
アートの中心上部に設置できるように調整しましょう。
商品情報
価格:¥23,800(税抜)
サイズ:巾330 高160 出286mm
光源:LED
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/773493304752687859/
ブラックスチールでまとめたインダストリアルスタイルの壁面に、曲線をプラスする目的で利用するとよいスパイスになります。
シンプルながら存在感バツグン:NEMO(ネモ) Lampe de Marseille Mini:ヤマギワ
https://www.pinterest.jp/pin/369858188154343506/
巨匠ル・コルビジェがデザインしたブラケットライトです。
関節が2か所あり、ねらった場所を照らしやすいのもポイントです。
商品情報
価格:¥137,500(税込)
サイズ:高・445 巾・300 奥・895mm
光源:ミニクリプトン
※コンセントタイプ
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/524880531580427114/
上下どちらにも照明が入っているので、画像のように壁面アートの真ん中に設置してもよいでしょう。
シンプルですが、存在感は抜群です。
無骨なイメージに:ジェイルウォールランプ:ART WORK STUDIO
https://www.artworkstudio.co.jp/fs/awsproducts/GoodsAdditionalImagePopup.html?goods_id=767
スチール製でカバーもついたインダストリアルスタイルにぴったりのブラケットです。
ヘッドの角度は変更できるので、照らしたい方向に向けることができます。
商品情報
価格:14,025円(税込み・ランプ別)
サイズ:下記参照
https://www.artworkstudio.co.jp/fs/awsproducts/GoodsAdditionalImagePopup.html?goods_id=767
光源:白熱灯またはLED
※コンセントタイプ
参考コーディネート
https://www.artworkstudio.co.jp/fs/awsproducts/GoodsAdditionalImagePopup.html?goods_id=767
ヘッドが大きいので、通路や目線の高さにあると圧迫感が出る可能性があるので、そういった場所ははずすとよいでしょう。
アンティーク・ヴィンテージスタイルにおすすめのピクチャーライト 2選
アンティークウォールライト:Wall Lamp:ロイズアンティークス
https://www.lloyds.co.jp/eshop/detail.php?id=TC030040
アンティークスタイルには、クラシックなデザインのウォールライトもピクチャーライトとしておすすめです。
アンティークは出会いなので、アンティークショップやシャンデリアを扱うショップで似たようなタイプを探すとよいですね。
商品データ
価格:¥71,500(税込み)
サイズ:W350×D200×H470
光源:シャンデリア球
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/14355292551914623/
アートも枠に装飾がある重厚な絵画が似合うコーディネートです。
シンメトリーに設置すると、クラシックなアンティークスタイルを演出することができます。
ヴィンテージスタイルにはブラックとゴールドがポイント:Northern(ノーザン)Birdy(バーディ):ヤマギワ
https://www.pinterest.jp/pin/534309943298048774/
1952年に発表されたライトの復刻版のブラケットです。
シンプル過ぎないデザインと、ゴールドがつかわれているのがポイントです。
商品データ
価格:¥69,300(税込)
サイズ:高・190 巾・125 奥・205~305mm
光源:LED
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/255368241359740844/
落ち着いたカラーでまとめたヴィンテージスタイルに、目立ちすぎずにフィットするライトです。
首部分は動くようになっているので、角度をつけてアートを照らすこともできます。
モダンスタイルにおすすめのピクチャーライト 3選
アルミ色デザインでスタイリッシュに:Artemide(アルテミデ)TOLOMEO FARETTO:ヤマギワ
https://www.pinterest.jp/pin/255790453805804051/
デザイナーのミケーレ・デ・ルッキがデザインしたシンプルなアルミ製のブラケットです。
角度や向きをスッと変えることができ、その場所で固定することができます。
商品データ
価格:¥39,600(税込)
サイズ:高・Max332 巾・148 奥・Max277mm
光源:ミニクリプトン
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/706431891519624184/
モダンなシルバー脚のソファなどにコーディネートするときれいにまとまります。
目的の場所を照らすほかに、上部にも光がもれるように作られているので、天井面が暗くならないのもポイントです。
ラグジュアリーモダンなら:VISTOSI(ヴィストージ)Jube wall (ユベ):ルミナベッラ
https://www.pinterest.jp/pin/566116615668570876/
ヴェネチアのガラスメーカーのヴィストージのブラケットは、ハンドメイドのガラスシェードにゴールドのバーが贅沢な雰囲気。
光源から光がしっかりと広がるので、ピクチャーライトとしてもつかうことができます。
商品情報
価格:¥93,500(税込み)
サイズ:W180×D210×H360
光源:LED
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/196821446205330907/
器具1台に対して下部にアートを置いてもよいのですが、ラグジュアリーなホテルをイメージして絵画の両側にシンメトリーに設置する方法もおすすめです。
この場合、光源のラインより下にアートが来るように設置しましょう。
北欧インテリアにも:DBK-41250Y:DAIKO
https://src.lighting-daiko.co.jp/products/app/search/item/detail/id/516270000
北欧インテリアや和モダンにもフィットする優しいカラーのシェードと木がつかわれたブラケットです。
カラーはコーディネートしやすいペールグリーンやライトグレーなどが用意されています。
商品データ
価格:¥25,800(税抜)
サイズ:巾150 高170 出186mm
光源:LED
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/780741285396929610/
器具の下部のアートを照らしながら、光源は見えず、下部以外は明るくならないので落ち着いた雰囲気をつくれるブラケットライトです。
おすすめのデザイン強のピクチャーライト 2選
独特なデザインでアートな空間を:BASE WALL (BRASS):Tom Dixon
https://www.pinterest.jp/pin/251568329175582324/
プロダクトデザイナーのトム・ディクソンは、オブジェのようなデザイン強めの照明をたくさん発表しています。
こちらはクラシックなデザインのようでいて、真鍮のゴールドシェードが独特な雰囲気。
アーティスティックな空間にフィットします。
商品情報
価格:¥ 132,000(税込)
サイズ:W554×D248×H301mm
光源:LED
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/5840674503316348/
個性の強い空間に負けない照明は、個性的なアートとうまくかけ合わせるコーディネートがおすすめです。
クールなインダストリアルスタイルに合わせてもGOODです。
ライトの方がアート?:Lucellino NT:Ingo Maurer
https://www.pinterest.jp/pin/4362930879221942/
著名な照明デザイナーのインゴマウラーのブラケットは、器具自体がアートのようなインパクトがあります。
商品データ
価格:¥59,400(税込み)
サイズ:ベースプレートφ150mm
光源:LED(専用ランプ)
※要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/234750199299082193/
電球の小鳥が飛んでいるようなユニークな壁面がつくれるブラケットは、印象的な壁面をつくることができます。
こんなコーディネートにも挑戦したい!おしゃれなピクチャーライトのコーディネート事例
アーチ天井を照明に
https://www.pinterest.jp/pin/39828777929563200/
ホワイトのアーチ天井に照明をあてて、光が優しく全体にまわるようにしたアイデアプランです。
間接照明の手法で、アートを照らす方法もおすすめ。
デコレーションライトでカジュアルに
https://www.pinterest.jp/pin/840343611719565877/
デコレーションライトやイルミネーションライトをつかって、楽しい演出もカジュアルな空間におすすめです。
ギャラリーのようにお気に入りを照らす
https://www.pinterest.jp/pin/35325178303674326/
壁1面にまとめてアートを飾る方法もありますが、ギャラリーのように点在させる方法もステキです。
ポイントは、どこかに統一感を持たせることです。
ライトをそろえる、ラインをそろえる、フレームをそろえるなど考えてコーディネートしましょう。
まとめ
今回は、専門のピクチャーライト以外もたくさんコーディネートサンプルをご用意しました。
この記事を参考に、幅広い器具からアートを照らすライトを選び、インテリアを楽しんでくださいね。
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