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【プロが教える】モネの絵画をつかったおしゃれなインテリアを実現する方法!実例を使ってたっぷり解説

タナカユウコ
著者:タナカユウコ (インテリアコーディネーター)

リカレント インテリアコーディネーター講座卒業。インテリアコーディネート資格を取得。色彩2級・UC級有り。2020年からオンライン上にてコーディネートを多数ご提案。シンプルから北欧・アジアンテイストまで、理想のお部屋を作ります。ライターとしてもインテリアに役立つ良質な情報をお届けしています。観葉植物やアート、美術が大好きな二児の母。

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西洋絵画といえば印象派、印象派といえばモネですね。モネのことをあまり知らなくても、「日傘をさす女」や「睡蓮」など、1度は目にしたことのある作品があるのではないでしょうか。印象派と呼ばれるモネの作品は、光や風を美しい色合いで表現された優しい風合いの絵画です。

印象派と呼ばれるモネの絵画そのものについて、また、額装の色やサイズの合わせ方など、モネの絵画をおしゃれに飾るためのポイントを、インテリアのテイストごとにご紹介していきます。

モネの絵画を取り入れたおしゃれなインテリアを実現するポイント

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まず、クロード・モネの作品はどのようなものなのでしょうか?馴染みのある有名な作品もうまくインテリアに取り入れるポイントをご紹介していきます。

そもそもモネとは?モネの作品の特徴とは?


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モネ(クロード・モネ)とは、西洋絵画〈印象派〉のアイコン的存在です。1860年代〜フランスで活躍していました。それまでの西洋画は、宗教絵画からの流れと、実写のようなリアルな人物絵画が流行っていました。しかし、印象派と呼ばれる画家たちは、光かがやく風景とその瞬間を目で見たままに表現することにチャレンジしていきました。色彩分割法という技法で、細かい筆で絵具を混ぜずに並べて描くことで遠目で見た時に混ざって見えることが特徴です。

当時印象派の作品は、西洋アカデミズムと比べると作品が未完成に見え、はじめは世間からも低い評価を得ていました。しかし、1890年〜アメリカ人の間でモネの人気が高まり本格的に印象派の時代となりました。今では印象派といえばモネと定着していますね。

モネの絵画は額縁を選びやすい!スタイルに合わせて色や質感を変えよう!

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モネの絵画は淡い色彩で幻想的なところが特徴です。絵画自体がくっきりと主張が強いわけでは無いので、額装の色や質感が選びやすいです。例えば、写真のようなシンプルインテリアには基調色の白に合わせて額装も白にしてみましょう。アートパネルタイプでそのまま飾っても良いですが、額装の色を基調色に合わせることで引き締まります。

黒が基調のシックなインテリアには黒の額装を、自然素材で北欧テイストでしたら明るいオーク系のウッドで合わせてみると自然とインテリアのテイストに馴染みます。もちろんチェアやテーブルの脚などにゴールドを使用していたら額装も華奢な細いタイプの額装にするとアクセントの素材として統一感が出ます。

絵画に近い植物と合わせて 装丁のようなデザインでストーリー性を

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モネの絵画は色彩も特徴的ですが、光の画家と呼ばれるだけあり「光」や「風」を感じさせてくれます。まるで物語の挿絵のようです。モネの絵画は余白にタイトルを付けたような、装丁のようなデザインポスターを飾ることで、これから物語がはじまるかのようなインテリアディスプレイになります。絵画によって近しい植物を実際に置くことでより完成されますね。

ちなみにこちらの写真はモネの作品「ボルディゲラのヤシの木」です。ヤシは身近な植物でもあり、近年トレンドの観葉植物を取り入れたインテリアスタイルに使われることが多いため、モネの絵画の中でも取り入れやすいと感じます。

代表的なモネの絵画とインテリアにおしゃれに取り入れるポイント

「印象 日の出」:ポスターデザインされたタイプがなじみやすい

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モネの絵画の代表作の一つとして【 印象 日の出 】があります。モネが生まれ育った街(ル・アーブル)は海に面した街でした。そんな部屋の窓から見た早朝の霧に包まれた港と朝日を描いています。まだ少し薄暗い情景を描いてますので、絵画の印象は暗めですが、ポスター用にリデザインされたものでしたら白が基調のお部屋にもマッチしますね。

「睡蓮」:美しい碧の世界観で

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こちらもモネの代表作【睡蓮】です。幼い頃から海や川に親しみを持って生きてきたモネの作品は、生涯に渡って水面が多く描かれています。光の反射具合や周りの植物との関わり方などが美しい青色で表現されているのも特徴的です。

インテリアにアートな表情を作りたい場合、モネの絵画を1点飾るだけでだいぶ鮮やかな印象となります。また、モネの作品は歴史的ですので、詳しく知らなくても何かしら見たことがあるのではないでしょうか。家族と会話で楽しむこともでき、また、来客とのコミュニケーションにも繋がりますね。

 

スタイル別おしゃれなモネの絵画×インテリア実例15選

モダンスタイルのモネの絵画×インテリア実例4選

映画ポスターの様な表情でモダンインテリアに彩りを

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モネ絵画のデザインポスターは、絵の周りに多く余白がありますね。日本の住宅の多くは白い壁紙なので、白が多いアートは馴染みやすく飾りやすいです。家具のカラーはグレージュベースですが、絵画の余白に合わせてスタンドライトを白にすることで統一感が出ます。絵画だけの飾り方も良しですし、この様なデザインポスタータイプにすることで、また違った表情になりますね。

シャープなブラックで都会的に・モネ絵画のモダンなインテリア

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同じくモネ絵画のポスタータイプですが、家具やラグ、小物に合わせて額装の色はブラックです。モネ絵画の作品がカラフルなものであっても、敢えて大きなサイズの額装に納め余白を残すことでスッキリした印象を与えます。モダンでシャープなインテリアや、都会的な雰囲気を出したい場合はこの様に額装のサイズと色を意識して変えるだけでだいぶ印象が変わります。

アートの色味でフェミニンチックに

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華奢なフォルムの家具によく合うのがゴールド細身のフレームです。フェミニンな雰囲気のインテリアにしたい時にお勧めの組み合わせです。モネの絵画は色合いが繊細で、使われている色の反対色が繊細に見えることから、差し色やアクセントでピンクを使われている作品を飾ることでグッと女子力が高まりますね。

モネのブルーで落ち着きのあるベッドルームに

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ブルーの色は、気持ちや心を落ち着かせてくれる心理効果があります。心地よく眠りにつける様、ベッドルームはグレーブルーにコーディネートし、モネの作品で癒しの効果を求めてみませんか?額縁のゴールドと、クッション・ピローケースのイエローにすることで統一感が出ます。

北欧・ナチュラルスタイルのモネの絵画×インテリア実例5選

シンプルインテリアに・自然素材を引き立てるモネ絵画

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無垢の重量感あるダイニングテーブルは温かみがありながら高貴な印象です。ダイニングテーブルのセンターに合わせモネの風景画を飾ればテーブルの質感がより際立つインテリアになりますね。チェアがスケルトンであまり色を使わないインテリアなので額装はあまり目立たない細いタイプか、アートパネルをそのまま飾るのが良いでしょう。

シアターの様な空間に・大きなモネ絵画で空間にアクセントを

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床から天井までに近いサイズを飾ることではっきりとその部屋の主役になりますね。モネの美しい絵画は壁紙でも存在するぐらいですが、壁紙だと敷居が高かったり後に変化をつけたいなどでしたら、これぐらい大きなアートパネルで飾ることをお勧めします。ソファーとチェアで囲む様なレイアウトでシアターの様な空間に。

青いソファーはモネの絵画と相性抜群

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モネの絵画は水面が多いことをご紹介しましたが、必然とブルーベースの作品が多いのです。ブルーのソファーをお持ちでしたら、モネの絵画は探しやすく合わせやすいですね。壁紙に薄く色がついている場合は、絵画アートも良いですがタペストリータイプの方が面積を多く取れる場合も。

窓からの景色のような新緑な世界

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グリーンの壁紙のお部屋に飾られた「白い睡蓮」。まるでそこに窓があるように見えるのは、モネの絵画の色合いと、壁紙のグリーンがうまく共存しているからですね。インテリアのカラーを決め、同じ系統の色を飾ることでよりその色の世界観がまとまります。

カラフルな北欧インテリアにも!トーンで揃えて


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モネの数ある睡蓮の作品の1つですが、全面ではありません。インテリアのソファー幅に合わせ、長方形の額装に合わせてあります。I字ソファーの上の飾るときは、なるべくソファーの幅に合わせてサイズを選ぶことで納まりがよくなります。

モネの絵画が青ベースのアクセントにピンクなので、面積のあるラグをベースカラーに合わせ、クッション小物にアクセントカラーを統一させると良いですね。上級者の方は写真の様にトーンを合わせたコーディネートも○

BOHOスタイルのモネの絵画×インテリア実例2選

ワントーンコーディネートはカラフルなモネの絵画で

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ワントーンのインテリアの場合は是非モネの絵画はカラフルな色使いのものをセレクトしてみましょう。目の荒いラグやカゴ、色味を統一したウッドの家具は近年ミックスインテリアやBOHOインテリアに人気ですね。自然素材を重視した優しい風合いのインテリアなので、質感の良さを活かしつつ、モネの絵画も引き立ちます。

自然素材なインテリアテイストでも、くすみカラーに挑戦してみよう!

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観葉植物のヤシに合わせ、モネの絵画もヤシにすることでインテリアのテイストがまとまります。白を基調とし、自然素材の色味をそのまま活かしたお部屋なので、少しくすんだ落ち着きのある色を入れることで全体的にバランスがとれます。モネの絵画をそのまま飾るよりも、ポスターの余白にこの様な色味があればつなぎの色として効果を発揮しますね。

独自のスタイルを突き進むモネの絵画×インテリア実例4選

トロピカルなインテリアにも!モネの絵画の彩りが映える

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モネの絵画も色使いがカラフルなタイプがとっても映えますね。ヤシの印象でトロピカルな雰囲気になります。家具のテイストや質感はモダンですが、カラフルなアートをたくさん壁に飾ったインテリア。アートのカラフルな色使いと、落ち着いたトーンのソファー・チェアなどがマッチしています。アクセントのピンクもクッションとアートにリンクしていてまとまりがありますね。

アートパネルをそのままに・まるで森の中のアトリエに

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モネの作品は絵画として額装されることが多いですが、アートパネルをそのまま壁一面に飾ればまるでアトリエか自然の中の画廊の様なインテリアになりますね。家具はクラシックテイスト・ヴィンテージテイストにすればより味わいのあるインテリアとなります。

エレガントに水面を眺めて・高級感ある内装にも

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高級感あふれるエレガントな内装、ダイニングを家族や来客と囲みながら眺めるモネの水面はきっと格別ですね!薄いブルーのアクセントクロスに映える様なブラックの額装は、クラシックな家具とリンクして落ち着きを見せてくれます。

アートが大好きなあなたにも!ひまわりで明るく

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もともとアートが大好きで壁に飾られていても、是非モネの絵画を取り入れてみてください。モネの絵画は優しい風合いですが、多色使いをしているのでカラフルなインテリアにもなじみます。「ひまわり」の様な作品でしたら、明るく元気なインテリアを印象つけてくれますね。

まとめ

モネの絵画作品は実に美しく、インテリアに1つあるだけでも明るくなります。風景画が多く、多色使いでありながらも遠目で見た時には光り輝いて見える作品なので、お好きな「色」から選ぶのもありですね。

一度は見たことがある絵画かと思いますので、きっと絵画を見ながら家族や来客と共にモネの話で花も咲くことでしょう!インテリアのテイストに合わせた飾り方をすることでより良い空間になりますので、是非参考にしてみてください。

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