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【プロが教える】ハナミズキを使ったおしゃれなお庭を実現する方法!シンボルツリーの王道を取り入れる

橋本朝子
著者:橋本朝子 (一級建築士)

フィンランド在住。法政大学建築学科卒業。建築設計事務所、ガーデニング設計施工会社を経て独立。現在はフィンランドで個人邸宅の庭をはじめ、学校、店舗、公園など幅広い外部空間の設計を手掛ける。設計のテーマは、「毎日の暮らしがより楽しくなるガーデン」。住まいは築50年の住宅。インテリア、ガーデンともにリノベーションを重ねて家族と住む。趣味はアップサイクル。

シンボルツリーの王道といったら、ハナミズキではないでしょうか。春の花、夏の緑陰、秋の実と紅葉、冬は美しい枝ぶりと、一年を通じて見どころがありお庭に季節感を演出してくれます。公園や街路樹としてもよく見かけますね。日本の気候にも合い、育てやすいハナミズキは庭木の定番といっても良いかも知れません。

とてもポピュラーな樹木なので、ハナミズキをお庭に取り入れたいと考えている人が多いと思います。せっかくなら、ハナミズキの特徴を生かして効果的にお庭をおしゃれにしてみませんか。ハナミズキを使ったガーデニングのポイント、おしゃれにする方法について様々な実例をご紹介しながら解説していきます。

ハナミズキを取り入れたおしゃれなガーデンを実現する方法

ハナミズキの特徴とガーデニングのポイント

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ハナミズキはアメリカヤマボウシの別名をもつ、北アメリカ原産の落葉広葉樹です。4月から5月にかけて、大きな美しい花を咲かせるために、シンボルツリーとして好まれている木です。花に見えるのは実は苞という葉の変形した部分。花後は大きく広がった樹冠が気持ちの良い緑陰を作ります。

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秋には実や紅葉も観賞できます。落葉後も艶のあるきれいな実が残り、晩秋まで見ることができます。

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高木ですが、大きく育った場合でも8~10メートル程度です。単幹が多く、枝を左右対称に広げた整った樹形に育ちます。和風にも似合いますが、どちらかというと洋風な雰囲気のある樹木です。花色はピンク、白、赤など。様々な品種があり、花色に加えて葉に斑がはいっているものや矮性のものなどがあります。

ハナミズキは花と紅葉が見事なので、せっかく植えるならよく見える場所に植えたい樹木です。シンボルツリーにするなら、通りぞいなどの緑地で住宅が背景になる位置に植栽するのがポイントです。様々な花色、品種のハナミズキの取り入れ方を以下に解説していきます。

地植えでも鉢植えでも!ハナミズキでおしゃれなガーデンを実現する方法

ハナミズキ×地植えの場合

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地植えにするなら、シンボルツリーとして庭の目立つ場所、空間に余裕のあるスペースに。玄関先などのフロントガーデン、花壇の中、メインガーデンなどにおすすめです。ダークグリーンの針葉樹や常緑樹が背景に見えるよう配置すれば、花や紅葉の色がより際立って見えますよ。

住宅の外壁がハナミズキの背景になるなら、壁の色と花色の相性も検討しましょう。例えば白い外壁なら赤やピンクの花がきれいに映えます。暗い色の外壁なら薄いピンクや白が引き立って見えます。

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白かピンクか、決められないという場合は、いっそ両方植栽するのも素敵です。花の時期には紅白の彩りが目を引きます。ハナミズキは樹冠が横にひろがりますので、スペースに余裕がある場合におすすめです。

ハナミズキ×鉢植えの場合

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ハナミズキは鉢植えで楽しむこともできます。普通の高木のハナミズキを鉢植えで小さく育てるのも良いですが、鉢植えに適した矮性品種を選ぶという手も。鉢植えなら植栽エリアのないスペースでもハナミズキを育てられるうえ、花後に別の場所に移動することも可能です。

ハナミズキと合わせて使いたい!相性が良い植物・マテリアル

ハナミズキと寄植えして相性が良い植物

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ハナミズキをシンボルツリーとして目立たせたい場合、芝生や常緑のグラウンドカバープランツなどを合わせて樹木の足元をすっきりさせるとより象徴的に見えます。

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ハナミズキを花壇の中に植えてお庭を華やかに彩りたい場合は、チューリップ、ムスカリなどの春に咲く球根類やパンジー、ビオラなどの花類などと合わせ、春の盛りを演出しましょう。

ハナミズキと相性が良い鉢

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矮性のハナミズキでも樹高が2~3メートルに育ちます。鉢植えにするなら、大きく安定感のある形状を選ぶと、樹木とバランスよくまとまります。洋風やカジュアルなイメージにしたいならテラコッタポットやウッドプランター、モダンな雰囲気にしたいならコンクリートプランターや金属製プランターなどおすすめです。

後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。

ハナミズキは育てやすい?育て方と剪定のコツをおさえておこう

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ハナミズキは比較的育てやすい樹木です。植栽時期は早春と晩秋が適しています。日当たり、風通し、水はけがよいうえ西日の当たらない場所を選んで植えましょう。風通し、水はけが悪いとウドンコ病の原因となります。日当たりが悪くても樹木は育ちますが、花つきは悪くなります。

花後と冬季には固形肥料を与えます。樹形を整える目的の剪定は冬季が適期です。晩秋から早春の間、樹形を乱す枝を整理するように透かし剪定を行ってください。丸く膨らんだ芽は花芽なので、切り落とさないよう注意しましょう。

プロがおすすめする定番ハナミズキの品種3選

花が楽しめるシンボルツリーとして存在感抜群なチェロキーチーフ

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赤花のハナミズキといえば、チェロキーチーフが代表格です。赤といっても、花びらの中心は白く全体として濃いピンク色の印象です。葉が展開する直前に樹幹いっぱいに咲かせるので、大変見ごたえのある品種です。シンボルツリーとしておすすめです。

爽やかさ満点、白花と斑入りの葉が魅力のレインボー

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花だけでなく、斑入りの葉が楽しめるハナミズキ、レインボー。秋には濃淡のある紅葉となり目を引きます。斑入り葉で赤花がご希望なら、チェロキー・サンセットがあります。斑入り葉のハナミズキは洋風の雰囲気によく似合います。

背の高くならない矮性ハナミズキならレッド・ピグミー

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レッドピグミーは最終樹高が2~3メートルのハナミズキです。スモールスペースで育てたい場合、鉢植えでハナミズキを育てたいといった場合にお勧めです。ぱっと目をひく赤花なので、花壇の中に取り入れても素敵です。

プロが教える!ハナミズキを取り入れたおしゃれなガーデン実例12選

ハナミズキ×お庭編 6選

テラス脇にハナミズキを植えれば、一年中観賞できる

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ハナミズキをメインガーデンに植えるなら、テラス脇や窓前などのよく目につく場所がおすすめです。5月の花、夏の間中気持ちの良い木陰、秋の紅葉、落葉後は日光が入り、一年中楽しめるうえ快適に過ごすことができます。

サツキツツジを足元にあしらい、和風にも合わせることができる

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洋風のイメージのあるハナミズキですが、植栽計画次第では和風に見せることも可能。赤花のハナミズキをサツキツツジの大刈込の中に配置、または濃い緑の常緑の低木に合わせると、より落ち着いた印象になります。

花壇の中に矮性のハナミズキを植えれば、目の高さで花を堪能できる

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花壇の中でハナミズキを楽しみたいなら、矮性のハナミズキをご検討ください。レッドピグミーならいつも見上げているハナミズキの花を目の高さで楽しむことができます。草花とハナミズキをコーディネートすれば、新鮮な印象の花壇になりますよ。

庭の中ほどにハナミズキを植えれば、奥行き感を出すことができる

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ハナミズキの枝越しに庭の遠景が見えるようにしてみましょう。ハナミズキの向こうにベンチのあるテラスや生垣などが垣間見えるように配置してみてください。小さな面積でもずっと奥行きのある庭のように感じることができます。

赤花のハナミズキはピンクや白のチューリップと相性ばっちり

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花の時期が近い遅咲きのチューリップはハナミズキに合わせて植えたい花。ピンクや白のチューリップならハナミズキの花色によくなじんで見えますよ。

ダークカラーの外壁なら白いハナミズキがベストマッチ

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住宅の外壁がダークカラーなら、ハナミズキは白か淡いピンクがよく似合います。ダークブラウンに塗装されたウッドフェンスを背景に淡い花色のハナミズキを合わせても良いですね。

ハナミズキ×玄関・アプローチ編 4選

株立ちの白花ハナミズキなら、玄関先が自然な印象に

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単幹の多いハナミズキですが、株立ち樹形も流通しています。玄関先を和風やナチュラルな雰囲気にまとめたい場合には、株立ちのハナミズキがおすすめです。

鉢植えなら、玄関ポーチのアクセントとして飾ることもできる

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鉢植えのハナミズキなら、どんな場所でも移動して飾ることが可能。生育条件の良い場所で育てて、花の時期だけ北側の玄関ポーチに移動させて楽しむなんてことも可能です。

斑入りのハナミズキなら、花後もずっと観賞できる

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チェロキー・サンセット、チェロキー・デイブレーク、レインボーといった斑入りのハナミズキは濃淡が美しい葉をシーズン中観賞できます。花壇やフロントガーデンに植えれば注目を集めることでしょう。

カラーテーマのある花壇なら白いハナミズキが良い引き立て役に

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玄関前の花壇にはっきりしたカラーテーマがあるなら、色を邪魔しない白花のハナミズキがおすすめです。どんな色と合わせても白いキャンバスのように花を引き立ててくれます。

ハナミズキ×ベランダ編 2選

鉢植えのハナミズキなら花が間近で見られる

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ハナミズキの苗を鉢植えにすれば、バルコニーでもシンボルツリーとして楽しめます。あえて大輪品種のチェロキー・ブレーブをチョイスし、赤と白のグラデーションになった印象的な花を間近で観察してみてください。

鉢植えのハナミズキなら、ベランダやルーフガーデンで紅葉が楽しめる

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ハナミズキは春の花から秋の紅葉まで一年中見どころのある樹木。ベランダやルーフガーデンに取り入れれば、都会の生活と季節の移ろいを同時に実現できます。大きめの葉なので、落葉後の掃除も比較的容易です。

まとめ

花と紅葉が楽しめるシンボルツリーとして絶大な人気を誇るハナミズキ。ピンク、白、赤といった花色に加えて斑入り葉、矮性品種などがあります。単幹樹形が多数ですが、株立ちのものもあります。お庭のイメージによって選びましょう。

せっかくハナミズキを取り入れるなら、通りからよく見える場所に植栽してアピールしましょう。ハナミズキを象徴的に引き立たせたい場合は他の植栽はすっきり控えめに。逆に花壇の中で同時期に咲く花と組み合わせて春の盛りを演出するのも素敵です。

ハナミズキをお庭に取り入れて、季節ごとの風景を楽しみましょう。

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