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【プロが教える】珪藻土の壁をおしゃれに取り入れる方法!メリット・デメリットも徹底解説

佐伯美知枝
著者:佐伯美知枝 (二級建築士/インテリアコーディネーター)

宿泊施設専門のコンサルティング会社にて、旅館やホテルのオープン・リニューアル案件を担当。その後インテリアショップ「カギロイ」勤務を経てフリーのコーディネーターに転身。小型犬+家族3人暮らし、自宅は古材家具に囲まれた和モダン風です。心身共にリラックスできる居心地良いお部屋づくりをモットーに、様々なインテリアをご提案できるよう心掛けています。

古来から日本の風土に根付き、住宅や建物に多く取り入れられてきた塗り壁。土壁や砂壁、珪藻土、漆喰などが挙げられますが、その多くは天然素材をもとにしてつくられています。

今回はそんな塗り壁材のひとつである「珪藻土の壁」をとりあげ、性能やメリット・デメリット、おしゃれなデザイン実例をご紹介します。

珪藻土の特性を知りたい方や、珪藻土塗り壁材の選び方に迷っている方、ご自身が希望するインテリアスタイルと合わせやすいかわからない、という方がいらしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

プロが教える!珪藻土の壁をおしゃれに取り入れる方法!

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201404/150520.html

およそ5000年程前から使われてきた漆喰とは異なり、珪藻土の歴史は意外にも浅く、本格的に使用されるようになったのは1994年代頃から。現在は従来の粉タイプのほか、水で練られたDIY用製品も普及しています。

まずは、珪藻土壁についての基礎知識を抑えていきましょう。

そもそも珪藻土とは?

https://www.pinterest.jp/pin/660269995386820453/

珪藻土は、植物性プランクトンの化石「珪藻(けいそう)」が堆積してできた地層から掘り出した土のことで、主成分は二酸化ケイ素(Sio2)。

日本では主に北海道や秋田、石川、岡山、大分産などが知られ、それぞれ珪藻の種類や含有量は異なりますが、産地による優劣はありません。

塗り壁材のなかでも、珪藻土が特に調湿性能に優れている理由は、多孔質であり、その穴の大きさが空気中に漂う水蒸気の粒と相性が良いため。人が快適と感じる湿度(40~60%)を、適度に保つことができます。

珪藻土の性能は、バインダー(固化材・凝固材)によって大きく左右される

【消石灰の固化材を使用した珪藻土の例】

https://em-k.jp/blog/kouka/2794.html

珪藻土を選ぶ際は、まず、主成分となる珪藻土の含有量を確認することが前提です。珪藻土の含有量が10~15%程度など、あまりにも少なすぎる製品は避けるべき。

続いてバインダー(固化材・凝固材)の確認を。珪藻土は単体では固まることができないので、必ず”つなぎ”となるバインダーが混ぜられています。種類は、主に「自然素材」と「合成樹脂」の2つがあります。

【自然素材の固化材の例】

https://lohas-material.com/products/em-keisoudo.html

火山灰や石灰、植物繊維等の自然素材の固化材は、化学物質を避けたい方や、珪藻土最大の利点である多孔質の穴を極力つぶしたくないという方におすすめです。しかし、自然素材の固化材が入った珪藻土は施工に一定の技量が必要なため、プロの左官職人向けといえるでしょう。

対して、合成樹脂の固化材を使用した珪藻土は、施工性が良くクラックが起きにくいほか、色ムラを抑えやすいなど、DIYに慣れていない方でも扱いやすいのが特徴。

「調湿性能」を重視するのか、「施工しやすさ」を求めるのかなどによって、選び分けるのがおすすめです。

珪藻土は「焼成の有無」によって3タイプに分かれる

また、珪藻土は焼成の有無によって3種類に分かれます。焼成品は800~1200度で焼成加工されることが多いのですが、1200度で焼くとほぼ調湿効果が失われてしまうため、焼成品を選ぶ際は、焼成温度も確認しておきたいところです。

【自然乾燥品(未焼成品)】

https://www.e-keisoudo.com/keisou05.html

地中から掘り起こしたまま、自然乾燥させたもの。一定の不純物を含み、細孔が目詰まりしています。白色から単黄褐色、赤色までさまざまなカラーが揃います。

【焼成品】
https://www.e-keisoudo.com/keisou05.html

自然乾燥品を800~1,000度で焼いたもので、不純物はほとんど取り除かれます。カラーは淡黄褐色やオレンジ、ピンク色系が多め。タイルや耐火断熱レンガ等によく利用されます。

【融剤添加焼成品】
https://www.e-keisoudo.com/keisou05.html

自然乾燥品に食塩とソーダ灰を加え、1,000~1,100度位で焼いたもの。不純物を除去しているため、価格は3種類のなかで最も高め。基本は白色ですが、ピンク、淡いオレンジなど、多彩な色をつけることが容易。

改めて珪藻土の壁のメリット/デメリットを整理します

メリット

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珪藻土のメリットは、なんといっても塗り壁の中で最も調湿性能に優れている点。備長炭や竹炭の4~6倍の調湿性能があるといわれています。帯電もしないため、ホコリを吸い寄せてしまう心配がありません。

ちなみに、塗り壁の調湿性能を評価するJIS規格の最適基準は、70g/m²/24h以上(1m²の塗り壁が、24時間の間に70g以上の湿気を吸放湿する能力)。珪藻土の壁材は、この基準をクリアする製品が多くあります。

https://em-k.jp/kouka-3.html

さらに、珪藻土の融点は約1250度のため、耐火性が高い特性があります。有害成分を含まない純粋な珪藻土なら、バーナーで炙っても少し焦げた程度の匂いしか出ず、有毒な煙が発生することはありません。

【珪藻土と漆喰の比較】

https://www.okuta.com/blog/s010/6941

また、なんといっても珪藻土の魅力は、左官仕上げならではの意匠性の高さ。色や仕上げパターン、艶の有無などによって、唯一無二の壁をつくることができます。

デメリット

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一方、珪藻土のデメリットとしては、室内壁に限定されることと、漆喰よりも耐久性に劣ること。直接水がかかる場所には使えないので、外壁としては使用することができません。

クラックもおきやすく、特に入隅出隅(出っ張ったり凹んだりしている場所)のひび割れはどうしても避けることができません。他に、色ムラが発生しやすいのもデメリットのひとつといえるでしょう。

また、珪藻土壁材は水を含んでいるため、乾燥後はぽろぽろ崩れてしまうことも。汚れやひび割れした部分への塗り直しは可能ですが、周囲の壁との差が出やすく、補修箇所が目立つことがあります。

施工時に使った粉が余ったら、極力同じ色合いで補修できるようにメンテナンス用として確保しておきましょう。

https://aibisangyo.shop-pro.jp/?tid=2&mode=f4

なお、珪藻土は一定の消臭性能がありますが、更に小さな細孔を持つ珪藻頁岩(けいそうけつがん)を使った塗り壁材ほどの効果は期待できません。

ペットを飼われている方など、匂いへの対策を重視する方は、珪藻頁岩の塗り壁材のほうがおすすめです。

【ゼオライト塗り壁の例】

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ご参考までに、化学物質(揮発性物質など)の吸着・分解力にこだわる方は、珪藻頁岩よりも更に小さな穴(細孔)がある天然硬質鉱石ゼオライト系塗り壁材がおすすめ。

アンモニアやホルムアルデヒドなど、VOCの吸着力に特に効果があるといわれています。

おしゃれに取り入れるポイント① インテリアスタイルとの相性

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珪藻土壁は、漆喰のようなフラットな仕上げより、エッジの立ったはっきりとした仕上げパターンを得意とします。

インテリアスタイルとの相性で、絶対にNGという組み合わせはありませんが、特に相性が良いと思われる仕上げパターンやカラーをご紹介します(塗り方の名称は、会社やメーカーによって異なります)。

【ナチュラルスタイル】

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【ラフ仕上げの例】

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不規則にコテ跡を残す「ラフ仕上げ」のほか、壁の上を動いたコテ跡が、割と規則的に残る「コテ波」仕上げがおすすめ。色はホワイトやベージュ、ライトグレー、ライトブルーなどの淡いパステル調など。ウッド調フローリングや家具によく馴染みます。

【和風スタイル】

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【扇仕上げの例】

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櫛目鏝で筋目を入れた「櫛引仕上げ」や「扇仕上げ」など、比較的はっきりとしたパターンがおすすめ。色は白やベージュ、グレーのほか、グリーンやブルーなど。

濃色系インテリアの場合、珪藻土の色は薄めにすると柔らかい印象に。床の間の壁など、和室の壁の一部を濃色系カラーで仕上げれば、良いフォーカルポイントになります。

【北欧調】

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【コテ波仕上げの例】
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「コテ波仕上げ」「ウェーブ仕上げ」など、表情がありながらも主張しすぎないパターンがおすすめ。色は白、ベージュ、グレーを基調に、ブルーやイエローなどをアクセントとして組み合わせるのも素敵。

【西海岸スタイル】

https://mens.tasclap.jp/a3200

【ストーム仕上げの例】

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エッジが効いた「ストーム仕上げ」や「櫛引ウェーブ」など、表情感強めの仕上げパターンなど。

濃色系ブルーのインテリアと珪藻土壁のホワイトで色にコントラストをつけると、爽やかで快活な雰囲気に仕上がります。

【フレンチスタイル】

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【スパニッシュ仕上げの例】

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「スパニッシュ仕上げ」や「鰯パターン」など、やや個性的なパターンを合わせてみても〇。

白い家具を配するなら、珪藻土の色は白や薄いグレー、パステルピンクなどにして、カラートーンを合わせると清楚な印象に仕上がります。

【インダストリアルスタイル】

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【スタッコ調仕上げ】

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レンガやアイアン、スチール系の素材には、「ストーム仕上げ」や、インパクトがある「スタッコ調仕上げ」などを。色は白やグレーなど、モノトーン系色でシンプルにまとめるのがコツ。

おしゃれに取り入れるポイント② 選ぶべき家具

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家具の素材や色の制限を受けないのも、珪藻土壁ならではの利点です。

ナチュラルや北欧調ならウッド調テーブル+布製ソファ、モダンスタイルならガラス製テーブル+レザー調ソファなど、インテリアスタイルに合わせて、好みの家具を配しましょう。

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上の画像は、真っ白い珪藻土壁のあるLDKの例。建具とキッチンカウンター、チェアを寒色系で揃えてすっきりまとめています。

他に、珪藻土壁の一部を濃色系にしてアクセントウォールとし、同じ色調の家具を配するのもおしゃれ。

おしゃれに取り入れるポイント③ 塗り方と珪藻土の色

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インテリアスタイルとの相性でもご紹介しましたが、珪藻土壁の仕上げパターンは多種多様。とはいえ、複雑な模様や、漆喰のように均一的で平滑なパターンは、自ら施工するのはなかなか難しいのが実情です。

初めて塗り壁に挑戦する場合は、一定の技量が必要なプロ用製品ではなく、多少性能が劣ったり、コストは高めであったりしても、DIY専用の珪藻土塗り壁材を選ぶほうが間違いありません。

なお、シーラー処理や下塗りなどの下地処理が、仕上がりを大きく左右します。メーカーの「施工要領書」を確認し、DIYでは難しいと感じたら、プロに依頼するのがおすすめです。

グレーとホワイトの比率を混ぜ合わせた塗り見本の例】

https://www.keisoudo.design/question/2838/

また、珪藻土壁材のなかには、色を自由に混ぜ合わせて、自分仕様の色をつくれる製品も。既成色も素敵ですが、オリジナルカラーで仕上げた壁は、かなりの満足度が得られるはずです。

後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう

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珪藻土の壁を検討する前に、しっかりコストやメンテナンスについて確認しておきましょう。壁紙クロスや漆喰との違いなども合わせて解説します。

珪藻土の壁の価格は? 一般的な壁紙仕上げや漆喰と比較して解説

【左:珪藻土壁、右:漆喰壁の一例】

https://ietatelu.jp/kabe-sozai

メーカーや施工条件によって変わりますが、一般的な漆喰壁は、業者に依頼すると4,000~8,000円/㎡(自然素材は8,000~15,000円/㎡)、DIYなら1,500~2,500円/㎡(自然素材は2,000~3,000円/㎡)が目安。※本漆喰は除く

対して珪藻土は、業者依頼で3,000~7,000円/㎡、DIYは1,000~2,000円/㎡程度で、自然素材はさらに1.5~2倍はコストアップするとみてよいでしょう。

DIYの場合はそれほど変わりませんが、業者に依頼すると、珪藻土壁が安いことがほとんど。理由は、比較的ラフに仕上げることが可能な珪藻土より、均一仕上げが求められる漆喰のほうが施工が難しいためです。

一般的な珪藻土壁は、漆喰壁よりもリーズナブルに施工できるといえます。※DIY価格は養生代や下地材、道具代を含まず。業者価格は職人費用やその他費用は含まれていません

https://www.atopico.com/blog/24193.html

一方、珪藻土風の壁紙クロスも気になるところ。

メーカーや製品によって異なりますが、最も安値でも、DIY価格1,200~3,000/㎡程度(材料費のみ)の費用がかかります。珪藻土の風合いを出しつつも極力低価格におさえたい方は、珪藻土壁紙も選択肢に入れてみましょう。

珪藻土の壁は長持ちする? 寿命は?

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珪藻土の壁は、内装材としてはまだ30年ほどと歴史が浅いため、一概に寿命を〇年というのは難しいところ。それでも、珪藻土を含む塗り壁全般では、適切な施工方法とメンテナンスを行うことにより、20~30年程度は持つといわれています。

とはいえ、クラックは、珪藻土壁においてはほぼ避けられないという点を理解しておきましょう。特に開閉の多い窓やドア周りは、細かいクラックが起こりやすい場所。これも塗り壁特有の味と、ある程度は許容したいものです。

クラックが入った壁は、目立ちにくい場所なら部分補修用キットなどを使って直せますが、リビングなどのパブリックなスペースや、広範囲にわたる壁の場合は、プロの職人に相談されることをおすすめします。

こんなケースに気をつけろ! 失敗しがちなパターン紹介

https://www.olive-hitomawashi.com/living/2019/09/post-1751.html

調湿効果に優れる珪藻土ですが、珪藻土自体に抗菌効果はないため、必ずしもカビが発生しないというわけではありません。水廻りなどの湿度が高い場所では、珪藻土壁にカビが生える場合があります。

カビが特に心配な方は、石灰などアルカリ性の性質を持つ成分(固化材)が含まれている珪藻土壁を選びましょう。

スタイル別おしゃれな珪藻土の壁のコーディネート実例10選!

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ここからは、珪藻土の壁でおしゃれなお部屋づくりをされている実例をご紹介します。天井や床など内装とのカラーバランスや家具の組み合わせ方など、ぜひ参考にしてみてくださいね。

珪藻土の壁×ナチュラル・北欧スタイル3選

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ナチュラルスタイルのお部屋は、フローリングや無垢材といったウッド調の床に木質系の家具を配するのがスタンダード。

珪藻土壁の色は、白やアイボリーを中心に淡いグリーンや水色などのパステル調、ベージュやブラウン系色などのアースカラーを取り入れるのがおすすめです。

ダイニングを中心にプランニングした吹き抜け階段の珪藻土壁

https://www.ecomo-life.com/case07/

吹き抜けのスペースを生かし、階段部分の壁にグリーンの珪藻土を塗ったお家です。時間帯によって窓から差し込む光の角度が変わり、壁まわりにも美しいシルエットを生み出しています。

LDKを緩やかに区切る珪藻土の壁

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201304/122100.html

中古マンションをリフォームし、LDKに隣接していた和室を子ども用寝室に転換した例です。間仕切り壁を天井まで区切らず曲線にしたことで、圧迫感のない伸びやかな大空間が実現。

床はパイン無垢材、部分的に古材を再利用するなど、新しさと旧さを融合させたコーディネートが素敵です。

特注色のブルーグレーで仕上げたアクセントウォール

https://www.keisoudo.design/construction/special/8686/

青灰色の珪藻土左官塗り壁材を、アクセントウォールに取り入れたリビングです。

基本色のブルーグレーに、さらにグレー塗料を混ぜ合わせて、より深みを持たせたオリジナリティに溢れるカラーが、落ち着いた北欧テイストの空間に仕上げています。

珪藻土の壁×モダンスタイル3選

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201404/151215.html

モノトーンを基調に、ときにシルバーやゴールドといった煌びやかな光沢色も似あうモダンスタイルのお部屋。珪藻土壁を組み合わせるなら、無彩色のほかビビッドな原色を取り入れてみるのもおすすめ。

デザイン性の高いタイルや大理石調の壁パネル、調湿建材エコカラットなどと組み合わせると、より上質な雰囲気にまとまります。

自分好みの色を散りばめたモダンポップなLDK

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201404/151147.html

海外のサイトやインスタを参考に、中古マンションをリフォームしたLDK。床はパインの無垢フローリング、壁は珪藻土と、内装は自然素材を中心に採用しています。

天井梁をはじめとするビビットカラーが空間の良いアクセント。キッチン壁に配した丸型タイルが、よりポップなテイストを底上げしています。

濃い木と白い珪藻土を対比させたバリニーズモダンのリビング

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201301/290100.html

元和室とダイニングを繋げたリビングは、バリモダンをコンセプトとしたホテルをイメージしたもの。濃い木の色と、珪藻土の白色の対比が印象的です。

中央左にある元床の間スペースは、フレキシブルに使えるディスプレイスペースとして転換しています。

黒の珪藻土をダイニング壁面に用いて和風モダンテイストに

https://rehome-navi.com/shops/2554/cases/13552

和風モダンをコンセプトに、自然素材の仕上げ材を採用したマンション。上部壁面は黒の珪藻土、腰壁は杉板鎧張りで設えています。

ダイニング右手は書斎があり、障子窓でそれぞれの空間を間仕切りしているのも使い勝手が良さそうですね。

珪藻土の壁×インダストリアル・西海岸スタイル2選

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インダストリアル&西海岸調も、意外に珪藻土と組み合わせがしやすいインテリアスタイル。

前者はこげ茶系のダークカラーのほか、黒やグレーといった無彩色の珪藻土カラーが特におすすめ。後者はブルー×ホワイトなど、壁を2種類の色で塗り分けしてみるのもよいでしょう。

珪藻土とモルタル調塗り壁を使い分けたLDK

https://www.pinterest.jp/pin/660269995387030633/

珪藻土とモルタル調の2種類の塗り壁が共存する、インダストリアルスタイルのリビングです。

リビング奥の一部壁をアクセントウォールとして、レンガ壁を採用。各所に配した工業ランプが、アンティークなテイストを醸し出しています。

アンティークテイストを加味したハイエンドリゾート風リビング

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201404/150710.html

ヴィンテージ加工を施した無垢パイン床材と、西海岸調のトリコロールの色使いが目をひくLDK。白色の珪藻土は、刷毛跡のニュアンスを残してナチュラルに仕上げています。

珪藻土の壁×独自の進化を遂げたスタイル2選

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201301/290200.html

最後に、珪藻土の壁を用いた個性溢れる実例をご紹介します。上の画像は、珪藻土塗りの壁に、ジャンクグッズ用のディスプレイ棚を設置したジャンクスタイルの例。

自由な発想やコーディネートにとことん寄り添えるのも、さまざまな表情づくりが可能な珪藻土壁ならではの醍醐味といえます。

ピンクの珪藻土壁でニューメキシコの街サンタフェ風に

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201301/291200.html

中古マンションをリフォームし、スペインとメキシコの文化が融合するサンタフェスタイルを実現したLDK。ピンク色の珪藻土のほか、キッチン壁に配した4色のメキシカンタイルの美しさが際立ちます。

まるでお菓子のようなアイシングカラーの珪藻土壁

https://www.okuta.com/jirei/jirei/201406/070400.html

アイシングデコレーションをイメージした、カラフルな色使いの戸建て例です。吹き抜けのあるリビングは、ウッド調の建具や家具が珪藻土壁に映えて明るい印象に。

まとめ

今回は、珪藻土の壁の特性やメリット・デメリット、おしゃれなデザイン実例をご紹介しました。

珪藻土の塗り壁材は、固化材の種類や焼成有無などによって性能が変わるため、選ぶ際はご自身が求める機能や施工条件によって使い分けましょう。

白やベージュなどベーシックな珪藻土壁で仕上げるのも素敵ですが、居室によって色を変えたり、個性的な仕上げパターンを選んだりすることで、オリジナリティ溢れる壁をつくることができます。珪藻土壁を取り入れながら、ぜひ素敵なお部屋づくりを楽しんでみてくださいね。

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