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【海外風おしゃれベッドルーム10選】プロが厳選するおすすめコーディネート集

皆さんは寝室でどのように過ごしていらっしゃいますか。日本では住宅サイズがそれほど大きく取れないなどの特有の住宅事情があります。そのため、昼間はリビング、夜になって寝る時だけは寝室といったように、1日の中で過ごす時間に大きく違いが生まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

せっかくのお部屋も過ごす時間が短いとインテリアにも気を配らなくなりがちですよね。でも、寝室もただ寝るためだけの部屋になってしまうのも勿体ないです。そこで、海外の地域による文化の違いと素敵なベッドルームのコーディネートをご紹介します。

おしゃれな家具屋さんではベッド単体しか見ることがありませんので、ぜひインテリアに注目して見比べてみてください。

目次

【おしゃれな海外のベッドルーム】地域別にプロが解説

引用:https://ameblo.jp/beautycloset/entry-12503602133.html

日本と海外でのインテリアの大きな違いとして家具の配置にあります。昔の日本での生活は大きな部屋でちゃぶ台を置き家族で食事をして、寝る時はそれらを片付けて布団を敷いてみんなで寝ていました。部屋の真ん中が空いている方が生活上都合が良かったのです。

一方、家具を部屋の真ん中に配置する方が、前後左右の余裕も出て人も回遊しやすくなります。そのため、海外では空間の中心に配置するようにしているのが特徴です。大きな家具であっても部屋の中心に配置することで空間に広がりがあるように見え、家具がより映えます。

こういった文化の違いによる空間の使い方、イメージが異なっています。どちらが良いということはありませんが、それぞれの特徴を捉えてインテリアに活用すると雰囲気が増します。それぞれのコーディネートイメージを見ていきましょう。

【フランス】装飾性とモダンな印象を兼ね備えたフレンチモダンスタイル

引用:http://kipicola.pw/8-Striking-Bedrooms-With-Distinct-Personalities-t.html

フランスと言えば豪華絢爛な意匠材の数々と金色のマテリアルと思われる方も多いかもしれません。しかし、今回は対照的な印象のフレンチモダンなインテリア写真をご紹介してみます。フレンチスタイルと言っても大きく分けて6カテゴリございます。

  • エレガント
  • シャビーシック
  • カントリー
  • ロマンチック
  • シノワズリ
  • フレンチモダン

上記の6カテゴリです。

デコラティブな装飾と派手でゴージャスな色使いは、宗教上で教会が多くあったことや貴族文化であったことから、派手な装飾が身近だったことも要因となりました。カントリーを除く他の5カテゴリに共通して、この装飾の派手なデザインが取り入れられています。

そんな中、フレンチモダンはデコラティブでありながらモダンな印象を探求しました。白を基調とするフレンチスタイルに光と陰で明暗差を出す明暗法が多く好まれる時代もありました。光は天からの道筋と捉え、積極的にモノクローム空間を取り入れた名残から現在のモダンスタイルが生まれています。

【北欧】穏やかな暮らしが垣間見えるスウェディッシュスタイル

引用:https://homelook.pl/garderoba-w-sypialni/

こちらはスウェディッシュスタイルのルームコーディネートです。スウェーデン、ノルウェー、デンマークの3カ国をスカンジナビア諸国と言い、北欧の中でも特質したスタイルをもっています。

その特徴としては淡いベースカラーの壁や天井で全体を柔らかくシックにまとめていることです。自然素材を家具などのマテリアルでうまく取り入れながら室内には自然光を取り入れています。フレンチスタイルにも少し似た部分はありますが、強い色彩や深い色味をできるだけ入れず、まとまりを作りながら柔らかく仕上げるのが異なるポイントです。

冬の厳しい寒さの中でも温かみのある、柔らかな印象のカラーリングとスローライフを過ごすに相応しい緩やかな質感は、北欧スタイルのデザイン性に優れた一面でしょう。

【アメリカ】多様な文化が融合するアメリカンスタイル

引用:https://www.theglampad.com/2019/01/style-profile-james-farmer.html/sophisticated-boys-room-guest-room-twin-beds-grasscloth-wallpaper-fish-wildlife-buffalo-check-plaid-curtains

アメリカは東西南北に大きく州が分かれていることから、多くのデザインスタイルのジャンルがございます。その中でもどこか親しみ感のある古さは特徴的です。”古い”という言葉を表現するヴィンテージ、レトロは欠かすことのできないキーワードです。

また、チェックの柄もアーリーアメリカンのスタイリングです。質感や色をまとめすぎず、家具の配置やボリュームでも少しごちゃついた賑やかなイメージは、レイアウトでのアメリカンらしさを強調しています。文化性の強い飾りや無骨な家具のエッジは、様々なスタイルを取り入れたアメリカ独自のスタイリングです。

【アジア】ノスタルジックな雰囲気漂うアジアンスタイル

引用:https://interior-book.jp/69400

ラタンやチークなどの赤みのある木を取り入れながら纏めたコーディネートはアジアのスタイリングです。部屋全体を明るくしすぎず、スタンド照明やペンダント照明で適度な明かりを演出として取り入れています。同時に、ナチュラルに近いダークトーンと淡い色の組み合わせは、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

アジアはリゾートとしても人気があるため、リゾートスタイルに近しい印象があるかもしれません。特にインドネシアのバリ島はアジアンリゾートの観光地としても有名であることから、バリで使われる素材感やインテリアがリゾートとリンクしている部分があります。

【リゾート】特別な空気感で非日常へ誘うリゾートスタイル

引用:https://www.universalhome.co.jp/blog/zama/2014/11/10/550/

リゾートは開放感や外の気持ちの良さを取り入れた自然派のインテリアが特徴です。写真はギリシャのものですが、アジアンリゾートにイメージするリゾート感とは異なります。相互に共通しているのは、開放感を持つ緩やかな空気感です。

木のテイストや飾りの趣向性が特別目立つわけではなく、環境の良さや風の気持ち良さ、自然光の柔らかな光を最大限に取り入れた空間は、まさに非日常です。最近でもビーチリゾート系インテリアは人気がありますが、ギリシャやメキシコに見られる装飾性が強すぎない、素朴ながらもエレガントな都会的インテリアも評判が高くなっています。

おしゃれな海外風ベッドルーム作りのコツ

引用:https://www.dailydreamdecor.com/2019/05/5-easy-steps-to-follow-when-decorating-an-empty-bedroom.html

ではどういう事に気をつければ、おしゃれなベッドルームに仕上がるのか。照明は?植物は?飾りは?ベッドカバーはどうすればいいのかなど、頭の中にたくさんの?マークが思い浮かぶかもしれません。

実際に海外風のインテリアを真似する際に模写しても難しいです。寸法やマテリアルが同じではないのでそれを追求しても難しいです。

ではどのように考えるかと言うと、単純にアイテムを真似るのではなくアイテムが生み出す特徴を理解しながら、日本のもので置き換える感覚を持ちましょう。これから1つ1つのアイテムのデザイン性ではなく、組み合わせとその効果をご説明していきます。

フランス風ベッドルーム作りのコツは素材感のギャップで上品さを生む

引用:https://homyfeed.com/2019/02/16/38-lovely-farmhouse-master-bedroom-design-ideas/

フランス風の定番は白い壁ですよね。それと最近のトレンドとしては、素材感に注目する傾向にあります。例えば、ベッドのフレームやランプ、そのほかの飾りに関しても、素朴な素材感に秘める価値を重要視する若い年代が新たなスタイルを築いています。

また、ベッドカバーやシーツに関しても、リネンなどを用いたデザインも好まれているのは今までのスタイルにはなかった要素です。ボヘミアンなどの民族系スタイルが注目された時期から、こういった手触りの質感も好まれるようになりました。

従来のフランスのスタイルに関しては前述でもご説明しましたが、こちらでご紹介したインテリアは今のトレンドに近いものです。素材感やシックな印象に興味を示しながらも、品の良さや少し落ち着いたエレガントさとのギャップで奥行きのある雰囲気を醸し出しているのはフランス風に根付いた特徴の部分かと思います。

北欧風ベッドルーム作りのコツは柔らかなアッシュ系カラーでコーディネート

引用:https://googodecor.com/57-stunning-modern-farmhouse-bedroom-design-ideas-and-decor/

北欧風のキーはホワイトxアッシュ系x自然素材の組み合わせです。インテリアでのカラーコーディネートも①ホワイト②アッシュ系③自然素材のような順番で比率のバランスを整えましょう。目線より上の一番目につく場所はホワイトで構成すると柔らかな印象が強くなります。

自然素材の木部や麻との組み合わせは、家具とフローリングで実現すると取り入れやすいです。写真では家具の脚部、サイドテーブル、額装の枠とちょっとしたポイントで、ナチュラルな木の色が入ることで親しみやすさが浮き出ています。

北欧系家具の特徴でもあるエッジの丸みなど、少し女性的なディテールを取り入れることはとても重要なポイントです。このエッジの柔らかさの表現を変えることでスタイルの印象も大きく変わります。このポイントとカラー構成のバランスを上手に整えられると、シンプルでもおしゃれな北欧風に様変わりします。

アメリカンベッドルーム作りのコツはカルチャーミックスで構成する

引用:https://www.pinterest.jp/pin/805018502124919803/

アメリカンスタイルはデザインの幅も様々なので、どこに焦点を置くかでイメージが変わってきます。ここでご紹介するのは少し西海岸風のコーディネートです。

アメリカには様々な独自のカルチャーがあります。その他、海外の文化を取り入れたミックスカルチャーも多く文化の宝庫です。特に西海岸風はこれらのカルチャーを巧みに組み合わせたスタイルが特徴的です。

ボヘミアンなベッドカバー、幾何学模様で荒々しい素材感のあるウッドパネルと植物のディスプレイなど。場所や時代に捉われず、白のキャンパスに色んな要素を構成することで、爽やかでまとまりのある空間に仕上がります。ここで重要となるのは、白のキャンバスと緑の配色です。これらとナチュラルな木とのバランスが、カルチャー性の強い装飾を引き立てながらもまとまりを作ります。

アジアンベッドルーム作りのコツはローアイテムでまとめて目線を抜く

引用:https://www.pinterest.jp/pin/505177283200061694/

アジアで取れる木の木肌の色は、少し黄色味が強いものと赤みが強い材料があります。赤みが強い木材を使えば、バリリゾートなどに見られる雰囲気に仕上がります。緑の自然や都会的な印象を作りたい場合は、黄色味の強い木種を表現に入れるとコーディネートしやすいです。

アジアンな感じを出したい場合は、木の見せ方が他とは変わります。節や木目、木の表情を出して表現することで自然的でナチュラルな印象が強くなります。装飾性が強いヨーロッパに対して、アジアは部屋の隅々が見渡しやすいスッキリした空間が多くあります。

目線から上を特にスッキリとさせることで、部屋が広々と見え気持ちのいい空気感が生まれます。木目の色彩を活かしつつ、浅いグレーや生成りのファブリックでまとめることで、素朴で表情のある空間に仕上がります。

リゾート風ベッドルーム作りのコツは非日常の演出にひたすら凝る

引用:https://casacook.com/casa-cook-chania

これはメキシコビーチリゾートをイメージしたコーディネートです。リゾートと言えば、日常とは離れた空間や時間ですよね。そこには普段とは違った居心地や安らぎを求めて行く方が多いと思います。

そこでまず必要な要素は、出来るだけ床に物を置かないことです。床の可視範囲が広いことで、開放感を感じることができます。そしてダークトーンの木の色と白もしくは生成りで構成することでカラーリングにも品の良さとナチュラルな質感のバランスを整えます。リゾートなので、自然素材の質感を残すとより表現がイメージに近づくと思いますが、ダークトーンで沈ませることが品の良さに繋がります。

適材適所に物が配置され、無駄なものが見えないコーディネートは、日本の住環境にも近しい部分があるかと思います。素材要素も多くなく、シンプルにまとめることで素朴な温かみも生まれています。

ベッドルーム特集!海外風コーディネート10選

引用:http://diydeas.com/index.php/2019/04/14/50-amazing-bohemian-master-bedroom-design-ideas/

ここからは海外の素敵な事例を交えてコーディネートのポイントを簡単にご説明します。すぐに真似できるポイントもいくつかありますので、気に入ったコーディネートは実践してみて下さい。

①【フランス風】パリのモダンアパルトマン

引用:https://sumally.com/p/458559

天井と壁は白を基調とし、窓際にはシックでクールなダークトーンのカラーを配色して柔らかな空間を引き締めています。ダークトーンに使う色もアジアやアメリカンで見かける茶系や赤系ではなく青を選んでいるのもなんともフランスらしいです。

ファブリックや照明のアクセントとして、青とは対照的な黄色系統の色を組み合わせるのもフランスらしいアート的な表現ですね。

②【フランス風】シャビーなカントリーテイスト

引用:https://www.pinterest.jp/pin/846395323701403744/

シャビーな質感のある家具を、ラグが醸し出すふわっとした空間に浮かすようにレイアウトした、トレンドのスタイルです。

全体のカラーコーディネートは明るい色でまとめながら擦れたような質感、使い込んだような表情のあるものをポイントで組み合わせたことで、田舎風の親しみやすさがプラスされています。

③【北欧風】都会的スウェディッシュスタイル

引用:http://livingadore.com/45-best-modern-scandinavian-style-home-design-for-young-families/

白と淡いグレーで壁と天井を構成し、床のフローリングと家具でナチュラルな木の質感を表現している北欧らしいカラーコーディネートです。

壁には花などのシンプルな素材で彩られたアートを飾るなど、都会的なマテリアルをミックスしているのがポイントです。

④【北欧風】クールな中のナチュラルコーディネート

引用:https://przelom.pl/25669-sypialnia-inspiracje-pomysly-aranzacje.html

ファブリックにはしっかりとしたグレーとメインに用いることでクールな印象を持たせつつも、素朴な木の肌感で揃えられた家具が全体を柔らかい印象に変えています。

⑤【アメリカン】チェックが決めるレトロアメリカン

引用:https://houseandgarden.guide/gallery/french-farmhouse-retreat.html

ベッドのチェック柄が印象を大きく決めています。配置される家具の色味も渋さがありながら少しずつ違った色で年代性も不揃いなところがミックスカルチャーらしい雰囲気を作っています。

床面が少なく見えるほどの密度感もアメリカンの特徴です。

⑥【アメリカン】ガーリーチックな配色がキュートなティーンベッドルーム

引用:http://kapicor.pw/ImpressiveBeddingIdeas-Product-ID8778758099-t.html

苺のような可愛い配色のベッドにフォーカスした、シンプルながら躍動感のあるコーディネートは若いティーンネイジャーの躍動感を感じます。一人のベッドでも枕を沢山置いているのは、ベッドがよりゴージャスに見せる工夫です。

奇抜な色と金色のクッションソファが写真右下に見えますが、こういった色の組み合わせ方もアメリカらしい部分ですね。はっきりした色、わかりやすい柄やディスプレイで飾った部屋は、若い頃に戻ったようなワクワクする空間です。

⑦【アジアン】ベトナム女子のフェミニンスタイル

引用:http://comfydwelling.com/home_decor/bedroom_decor/27-boho-bedrooms-youll-never-want-to-leave.html

少し見慣れないコーディネートかもしれませんがベトナムで最近トレンドなスタイルのコーディネートです。アジアと言えば、木の質感と白の組み合わせだけでなくパステルカラーx自然素材も、近年の若い年代を中心に流行中です。

⑧【アジアン】アジアの品の良いレトロモダン

引用:https://www.tjapan.jp/travel/17199776

全体をシンプルにまとめながら、目線下で壁の色を切り替えるなど空間がぼんやりとしない工夫がされています。黄色味の強い茶色が配された家具が壁の緑との対比で雰囲気を増しています。家具のディテールにはラタン素材などを組み合わせるなど、アジアらしい仕上げが施されています。

⑨【リゾート】水回りとベッドが隔たれつつも同居するリゾートホテル空間

引用:https://talcikdemovicova.com/impremta-garden-mallorca/

生活感が出過ぎないように、収納は全て壁で納まるような工夫が施されています。スッキリと見せた空間は白と自然素材の組み合わせで開放感があることがコーディネートのポイントですね。

写真のように白と茶色の比率も1:1でも品の良さが出ています。

⑩【リゾート】潮風感じるコントラストの効いたバリ風ベッドルーム

引用:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/indonesia/mandapa/rooms-suites/reserve-suite

バリモダンテイストのコーディネート例です。バリで取れる木は赤茶色をしていて荒々しい表情なので少しらスティックな印象になります。

その中でもベッドカバーの色、床のフローリング、一部天井に見えるホワイトが清潔感のある空間に構成していますね。ラスティックな仕上がりと白の壁、黒塗装されたラタン家具は定番のコーディネートです。

最後に

ベッドルームはベッドのデザインだけで決まるものではなく、家具のボリュームや全体のカラーコーディネートで大きく印象が変わるものだということがお分かりいただけたかと思います。

今の部屋に反映するために、まずは好きなテイストや映画から作りたいインテリアを想像してみましょう。もしも可能であれば一気にコーディネートを仕上げるのではなく、旅行の度に雑貨を増やしたり壁紙の色をまずは変えてみるなど小さなことから積み重ねていくことで、部屋のテイストを馴染ませていくといいと思います。

自分の納得のいくコーディネートで、楽しいベッドルームを作ってみてはいかがでしょうか。