Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2021/01/16

【男性の9畳〜10畳レイアウト】広めのお部屋を上手におしゃれに使うコツを徹底解説〜上面図も〜

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

社会人も数年目になると今のお部屋を狭く感じたり、もっと快適に過ごせるお部屋に引っ越ししたいと思うことはありませんか。

例えば、9畳や10畳のお部屋に住んだらどのような暮らしができるのでしょうか。今よりも大きなソファでくつろいだり、ダイニングセットで快適にディナーを楽しんだりできるかもしれません。

今回は、9畳・10畳のインテリアレイアウトをたっぷりと解説します。この記事を参考にして、夢のマイルームのイメージを膨らませてみて下さいね!

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【男性の一人暮らし9畳〜10畳】おしゃれで再現しやすいレイアウトをご紹介!

大理石テーブル・カウンターで大人っぽさを

https://hellointerior.jp/plan/324

1K・10畳のお部屋に、大理石テーブルで高級感抜群のくつろぎスペースとカウンターでおしゃれにまとめたワークスペースを設けています。ワークスペースにデスクではなくカウンターを採用しているのがポイントです。ちょっとした作業をしたり、食事をしたり、お酒を飲んだりと多用途に使えます。他の家具と比べて高さがありますが、入口すぐの死角に置くことで圧迫感を感じさせません。

ゆとりのリビングで来客がくつろげる空間に

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リビング部分を大きくとって来客がくつろげるレイアウトになっています。ワークスペースは高さのあるカウンターで後ろは背の低いベッドにすることで、リモート会議やリモート飲み会でも生活感のないすっきりとしたお部屋に見せることができます。くつろぐスペースとワークスペースがはっきりと分かれているため、オンオフの切り替えもしやすいです。

アクセントを効かせたメリハリコーデ

https://hellointerior.jp/plan/486

1LDK・10畳のお部屋に入ってすぐ目に入る大きな壁面にアートを飾って、ギャラリーのようにスタイリッシュにまとめたおしゃれ部屋です。ベーシックなアイテム選びですが、ブルーやイエローのアクセントを効かせています。ホワイト・グレーのシンプルインテリアに、アートやファブリックに取り入れたブルーとイエローが良いスパイスになっています。

床を見せて開放感を演出する

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横に長いお部屋をL・Dそれぞれにエリア分けしています。一人暮らしにしては大きめの家具を採用していますが、通路をしっかりと開けて床を見せることで狭さを感じさせません。3~4人で使える家具なので、いつでも人を呼んでくつろげる、開放感のある家になっています。

壁と天井で魅せる英国風バースタイル

https://hellointerior.jp/plan/1064

2LDK・10畳のお部屋に、家具はシンプルなバーカウンターと落ち着いて話ができるソファだけ。石目調のアクセントクロスやレトロな時計・木目のシーリングファンなど、デザイン性の高いアイテムが随所に取り入れられているので、ものが少なくても殺風景になりません。置き家具を絞っても、壁や天井の装飾にこだわることでワンランク上のバーインテリアは実現できます。

バーカウンターを中心にシンプルで管理しやすく

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バーカウンターをお部屋の中央に置いた回遊性の高いレイアウトになっています。通路幅も十分あるため普段の移動にも便利ですし、大人数が集まるホームパーティーにも対応できます。無駄を取り除いたシンプルなレイアウトは掃除も簡単できれいな状態をキープできるので、忙しい社会人でもいつでも人を呼べるお部屋になります。

スマートにまとめたアメリカンヴィンテージスタイル

https://hellointerior.jp/plan/766

1LDK・10畳でキレイめにまとめた大人アメリカンヴィンテージテイストのお部屋です。キャメルの革のソファを中心に、シャープでスマートなラインの家具で統一しています。ソファの裏に等間隔に配置された3枚のアートが都会的なスタイリッシュさをプラスします。

フレキシブルなテーブルがスマートに来客対応

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伸長式のダイニングテーブルは、限られたスペースを有効活用できる賢いアイテムです。普段は壁に寄せて配置することで入口から窓まで視線が抜け、お部屋の広さを感じさせることができます。来客時にはお部屋中央に移動させて拡げれば大人数に対応できます。

和の雰囲気を大事にしたモダンミックススタイル

https://hellointerior.jp/plan/1151

1R・10畳のお部屋に、和と現代的なスタイリッシュさが共存するコーディネートです。ダークブラウンの衝立やカウンター下収納は和の雰囲気が強いですが、テーブル・テレビボードの脚や照明を黒のアイアンにすることでスマートな印象を加えています。ナチュラルカラーのベースにブルーのソファがよく映える和モダンなワンルームです。

天井の高さにあわせて家具を配置する

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下がり天井部分に和テイストのローベッドを合わせているのがポイントです。下がり天井の「圧迫感を感じやすい」というデメリットを、守られているような安心感に変換できます。また、テーブルをお部屋の中央に置いてそれを囲うようにソファとベッドをL字に配置しているため、ベッドでくつろぎながらテレビを見たり、来客時にはベッドをソファがわりに使用することができます。

視線をコントロールして緩やかに目隠しする

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1R・9畳のコンパクトなお部屋で、生活感が出がちなキッチンをゆるやかに遮って視線をコントロールしています。テレビ台を壁掛け風のスマートなデザインにしてパーテーションと共にお部屋の中央に設置したことで、キッチンを適度に目隠しして生活感を抑えています。入室時にまず目に入るコンクリート調の壁紙とアートにもキッチンから目線をそらせる効果があります。

テレビを中央に置く斬新なレイアウト

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ワンルームでI型キッチンの場合は、通常テレビを反対側の壁につけることが多いです。しかし、こちらのお部屋ではあえてお部屋の中央にテレビを配置しています。そうすることで場所を取るソファやベッドを壁につけて設置でき、お部屋中央の床を開けて広く見せることができます。また、パーテーションの裏をキッチンの収納としても使えるため、限られたスペースを有効活用できます。

視線の抜けを作って空間に広がりを持たせる

https://hellointerior.jp/plan/849

1K・9畳のお部屋をロータイプの家具で広く見せています。さらに、センターテーブルはガラス・ラックはスケルトンで視線が抜けるため圧迫感が軽減されます。合成皮革のヘッドボード・光沢のあるカーテンなどハリのある素材感がスタイリッシュでモダンな雰囲気を出しています。

色と素材を考えたレイアウトでお部屋を広く見せる

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同じ家具でも、色や素材の選び方によってお部屋が広くみえるか・狭く見えるかが異なります。このお部屋のようにホワイトやグレーを多く用いた明るめカラーリングはお部屋を広く見せる効果があります。壁に寄せたテレビボードやソファ・ベッドは壁と同じホワイトを選ぶことで、壁と同化して圧迫感を与えません。また、入口を入ってすぐのセンターテーブルはガラス天板を選ぶことで床がよく見え、広さを感じさせます。

機能的なアイテムでスマートにまとめる

https://hellointerior.jp/plan/867

9畳・1LDKの変形間取りのお部屋に、厳選されたシックでモダンなインテリアでスマートにまとめています。デスクやダイニングテーブルは置かずに、リフトアップ式のセンターテーブルをチョイスしているのがポイントです。必要な時にリフトアップすれば高さが出るため、食事や作業が効率よく行えます。

家具が少ないため壁がよく見えて、アクセントウォールやアートが映えます。さらに間接照明で壁面をライトアップすることで、よりスタイリッシュで印象的に見せています。

変形間取りを活かした配置で奥行きを感じさせる

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変形間取りでは、大型家具をどこに置くのかが一番難しいポイントです。このお部屋では一番大きな壁面を背にするようにソファを置いています。そして、通常は壁面に配置するテレビをあえて窓の前に置き、窓の間にある柱に壁紙を貼って装飾とすることで、お部屋のフォーカルポイントにしています。こうすることで入口側から見た時に視線が抜けて、お部屋に奥行きを感じられます。

リラックス要素をプラスしたくつろげるシンプルインテリア

https://hellointerior.jp/plan/1113

単調になりがちなシンプルインテリアですが、毛足が長くあたたかみのあるラグや木目調の壁紙が温かみを感じさせています。モノトーンだけでなくブラウンを取り入れたり、インテリアグリーンを配置したりすることでナチュラル感・リラックスできる空気感を演出します。照明は照射方向を変えられるので全体照明としてだけでなく、壁を照らして間接照明のように使用することもできます。

存在感のあるものは死角に配置する

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1K・9畳のお部屋を、ブラウンベースのベッドゾーンとグレーベースのリビングゾーンに分けてゾーニングしています。連続した空間でもカラーリングを分けることで、それぞれの別の空間として感じることができます。シェルフ・テレビなど存在感の出やすい家具は入口の死角になる場所に配置することで、お部屋の奥まで見通せて広さを感じられます。

色・素材をミックスしたヴィンテージスタイル

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1LDK・10畳のお部屋を、ブラウンベースのヴィンテージテイストでコーディネートしています。落ち着いた色の中にステンレスのコーヒーテーブルやグリーンの椅子・ブルーのソファがよく映えます。コーナーに配されたアイアンのフロアランプは、間接照明としてもテーブルランプとしてもフレキシブルに利用できます。

余白をうまく利用して開放感と使いやすさを

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ダイニングテーブルは普段は壁付けで食事や作業に使用し、来客があればお部屋中央に移動させて食事や会話を楽しむことができます。また、テーブル周りの空間に余白を残しておくことで、入室時にお部屋の広さを感じさせることもできます。4脚ある椅子・ソファはそれぞれ見える方向が異なるため、用途や気分に合わせて使い分けるとよりお部屋にいる時間を楽しめるでしょう。

【レイアウトのコツをまとめると?】男性の9畳〜10畳広めのお部屋づくりにおすすめの方法

ゾーニングして空間にメリハリを出そう

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一つのお部屋の中にリビング・ダイニング・ベッドなど複数の用途を入れ込む場合、ゾーニングがとても重要になります。くつろぐスペース・集中するスペースなど、ゾーンを分けることでメリハリのある生活を送れたり、生活感をおさえておしゃれなお部屋を作ることができます。ラックやパーテーションで緩やかに間仕切りしたり、椅子の向きを変えて作業中に他のエリアが目に入らないようにするのが有効です。

床を見せてより広く感じさせよう

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床が多く見えるとお部屋を広く感じられ、ゆとりを感じられます。まずは、家具の数を必要なものだけに絞ることが大切です。一つのテーブルを作業と食事で兼用する・ソファベッドを採用するなど、多用途に使えるアイテムを選ぶのも有効です。さらに、壁に寄せて配置する・脚元に抜け感がある家具を選ぶなどのテクニックを組み合わせて、床に余白を作りましょう。

視線の抜けを作ってくつろぎ感を演出しよう

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背の高い家具などで視線がさえぎられると圧迫感が出て、リラックスできなかったりお部屋が狭く感じられたりしてしまいます。特に大事なのはお部屋に入った瞬間の視線の抜けです。背の高い家具は壁沿いに配置し、扉から奥の壁・窓までの間に遮るものがないような配置にしましょう。

まとめ

9畳・10畳のお部屋では、これまでのお部屋では置けなかったインテリアを置ける余裕が出てきます。しかし、どんなお部屋でもスペースには限りがあるためなんでも置けるわけではありません。

この機会に、どんなお部屋に住みたいのか・どんな生活をしたいのかを改めて考えてみてはいかがでしょうか。より家にいる時間が好きになるようなお部屋づくりに挑戦してみて下さい!

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