【プロが教える】ウッドデッキを取り入れたおしゃれなガーデンを実現する方法。野外で素敵な時間を過ごす
庭にいる時間を格段に居心地よくしてくれるウッドデッキ。アウトドアリビングなど野外だからこそ実現する、贅沢なライフスタイルが注目を集めています。せっかくウッドデッキに予算をかけるなら、ウッドデッキまわりの空間も合わせてデザインして素敵なガーデンにしませんか!
住宅やインテリア同様スタイルや使い方を考えて計画すれば、何倍も快適でおしゃれなウッドデッキにすることができますよ!今回はウッドデッキを魅力的なガーデンに仕上げるためのノウハウを、様々な実例とともにご紹介します。
目次
ウッドデッキを取り入れたおしゃれなガーデンを実現する方法
ウッドデッキを取り入れておしゃれなガーデンを実現するポイント
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ウッドデッキを取り入れておしゃれなガーデンにするには、次のポイントをおさえましょう。①スタイルを決める。②設置場所や配置を決める。③プラスアルファで機能性を高め充実した空間にする。それぞれについて次章以降、詳しく説明していきます。
ウッドデッキをおしゃれにアレンジするには?
ウッドデッキのスタイルを考える
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ウッドデッキをおしゃれに見せる大事なポイントは、スタイルを決めること!スタイルはデッキの配置や素材・色選び、合わせる植栽、家具やテキスタイルにも関係してきます。モダン、洋風、北欧風、和風、ナチュラル、リゾート、またはそれらの組み合わせかも知れません。写真のイメージなら、モダン&リゾートです。
ウッドデッキの設置場所を考える
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ウッドデッキは、庭の中の様々な場所に設置することができます。リビングルーム前に配置し、アウトドアリビングとして活用するのは王道。一方、写真のように玄関ドアの前に設置すればポーチ空間が広々使えます。また住宅建物とは別に庭の奥まった場所に設けてピクニック気分を味わっても良いですね。
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マンションのベランダやサンルームにウッドデッキを敷けば温かみのある空間にすることができます。ファニチャー類、植物類を飾り付ければ室内から見ても楽しめるベランダガーデンになります。
ウッドデッキのプラスアルファの機能性を考える
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ウッドデッキ+アルファで機能性を上げ、より豊かな空間にしましょう。ウッドデッキ+屋根なら強い日差しや雨から守れて快適です。屋根の代わりに写真のようにタープを使用しても良いでしょう。屋根、タープの他にパラソル、パーゴラ、シェード、オーニングといった選択肢もあります。
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ウッドデッキ+目隠しスクリーンなら周囲の目を気にせずくつろげます。例えばウッドフェンス、トレリス、野外用カーテンなどがプライバシーを保つのに役立ちます。
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ウッドデッキ+植栽なら、より緑に親しめる空間に。ウッドデッキをくりぬき植樹する、ウッドデッキの縁に花壇を設ける、ウッドデッキと植栽エリアを互い違いに設けるなどの方法でより豊かな緑を表現できます。
さらに詳しく!ウッドデッキを取り入れ方ごとに解説
ウッドデッキ×庭全体編
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スモールサイズの庭に中途半端な芝生を設ける代わりに、いっそ庭全体をウッドデッキに。床と壁の間を一工夫すると面白い空間になります。例えば壁のコーナーにデッキと同じ材料でL字型ベンチを造りつければ、デザイン性が高まります。デッキを一部切り取って植栽スペースにすればシンボルツリーも植栽できます。
ウッドデッキ×テラス編
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建物ぎわのウッドデッキから下がった場所に別素材のテラスを設ければ、変化に富んだ景色になるうえ、野外での活動スペースが何倍にも増えます。例えば、ウッドデッキ部分にはテーブルセットを置いて家族や友人と食事をしたり、タイルテラス部分には鉢植えの植物を置いてガーデニングを楽んだりすることができます。
ウッドデッキ×サンルーム編
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ガラスで囲われたサンルームの床にデッキ材や木パネルを敷くことで、より足元を暖かくすることができます。雨がかりのないサンルームなら、室内同様に家具やテキスタイルを常時おくことができます。ソファー、クッション、マットは暖かい色合いや柔らかい質感のものをチョイスし居心地の良さを追求しましょう。
ウッドデッキ×ベランダ編
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ベランダなら設置が簡単なウッドパネルが第一候補。ウッドパネル以外の床面にはプランターを置いたり小石を敷きこんだりすると自然な感じに。一方、作り付けでベランダの寸法にぴったり合ったウッドデッキにすることも可能。施工コストがかかりますが、より安定感、高級感のある仕上がりになります。
後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。
ウッドデッキの施工費用は?
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既存のテラスやバルコニーの床に市販のウッドパネルを敷きこむ場合なら、パネル代だけを考えればOK。例えばIKEAのパネル材なら30センチ角のパネル9枚セットで2499円。小さなバルコニーなら6セット買ったとしても、14994円です。
基礎を築いて下地材を組み、部屋の床レベルに合わせて施工する場合はより多くの予算が必要です。一般的に防腐処理済の天然木、人工木、高級木材の順番でコストがあがります。施工会社に10㎡のウッドデッキ工事を依頼をした場合、防腐処理済み天然木なら20万円~、人工木や高級木材の場合35万円~など。
狭いお庭でもウッドデッキをおしゃれに設置できる?
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工夫次第でスモールスペースもおしゃれなウッドデッキ空間になります。あえてウッドデッキをフェンスに対して角度を変えて設ければ、小さな植栽コーナーが生まれます。ベンチを植栽エリアに設ければ、ウッドデッキの面積を保ちながら座る場所も確保できます。明るい色の塗装を選べば狭くて暗い空間が明るく見えます。
プロが教える!ウッドデッキを取り入れたおしゃれなガーデン施工事例15選
モダンスタイルのウッドデッキ施工事例 4選
要素を減らし質感を生かすとミニマルでモダンな印象に
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木目と打ち放しコンクリート。質感を生かしたほぼ2つのマテリアルに絞れば、ミニマルでモダンなスタイルが強調されます。モダンな庭にパーゴラやフェンス類を使うなら、ウッドデッキと同じ色目の木製のほか、モノトーンが似合います。ファニチャーもシンプルなデザインを選びたいもの。
サンシェードやウッドフェンスを使えば徹底したプライベート空間に
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ウッドデッキ上のソファやテーブルを置く場所を囲うように骨組みをたて、天井面にはシェード、壁面にはウッドフェンスを取り付ければ、おしゃれにプライバシーが守れます。モダンな外観の住宅に合わせてウッドデッキはグレー、パーゴラの骨組みとフェンスは黒、シェードとテキスタイルは白と色調を徹底しましょう。
住宅建物に向かい合うようにウッドデッキを設ければ、庭がより豊かに見える
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ウッドデッキは建物に付属したテラスとは限りません。芝生の広い庭の奥にウッドデッキを設置して屋根とウッドフェンスで空間を囲いこめば、母屋から見えるのはパビリオンのある庭の風景。洋風のパビリオンも素敵ですが、住宅がモダンならすべて同じ木材で統一された幾何学的なデザインのパビリオンが似合います。
間接照明を生かせば、夜も楽しめるウッドデッキに
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ウッドデッキにライムストーンのクリームホワイトで色調を合わせたコーディネートなら、ソフトで優しい印象もあるモダンスタイルに。電球色の照明器具を使って夜も温かみのある空間にしましょう。段の下に間接照明、植栽にはアップライト照明を仕込めばふわりとした光のみが目に優しく映ります。
ナチュラルスタイルのウッドデッキ施工事例 4選
ウッドデッキと植栽を交互に見せるように配置すれば、緑と調和して見える
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たくさんの樹木や草花に囲まれて自然を満喫したいならナチュラルスタイルがぴったり。ウッドデッキをくりぬいたり縁に切り込みをいれるように植栽エリアを設けましょう。茂みや幹の向こうにベンチやソファが垣間見えるように配置すると、奥行き感のあるウッドデッキになりますよ。
緑豊かな小道の向こうにウッドデッキが見えれば、家の印象が良くなる
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道路や玄関アプローチから庭に向かう小道があると、家が魅力的に見えることでしょう。小道の先にテーブルセットの置いてあるウッドデッキが見えれば、住み手の豊かなライフスタイルが伺えます。小道やウッドデッキのまわりにはふわりと広がる大小の樹木や草類を植え緑豊かに見せてください。
ウッドデッキの高低差解消にプランターを設ければ、緑も増える
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地面に対して2、3段分レベルが高くなるパターンが多いウッドデッキ。階段以外の縁は転落防止のために柵を設けるのが一般的ですが、その代わりにプランターを設け樹木を植えれば、自然に高低差が解消できるうえ豊かな緑に囲まれたナチュラルスタイルのウッドデッキにすることができますよ。
「部屋別」に仕上げを変えると変化に富んだ空間になる
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アウトドアダイニングの床はウッドデッキ、通路空間はパーゴラのかかったタイルテラス、アウトドアリビングは一段下がったウッドデッキ。床仕上げを変えることで、庭を趣の違う空間に分けることができます。トレリスにつる性植物を這わせたりプランターに生垣を植えて壁とし、それぞれの空間を分割しても良いですね。
リゾートスタイルのウッドデッキ施工事例 4選
ウッドデッキまわりの植栽をトロピカルな印象にすると、南国リゾート風に見える
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ウッドデッキの周りの植栽にトロピカルなイメージの植物を使えば、即南国リゾートの雰囲気です。植栽エリアには例えばソテツ、ワシントンヤシ、シホウチク、シダ類などを植えましょう。南国風にするなら、ウッドデッキ材は南洋系のイペやウリン、セランガンバツが似合います。
ウッドデッキに壁泉を設け寝椅子を置けば、ヨーロッパのリゾート気分が味わえる
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水が勢いよく吹き出す壁泉を設けたウッドデッキに寝椅子を置けば、リゾートにいるような錯覚に陥るかも知れません。水の音を聞きながら気持ちよく昼寝ができるように、パーゴラやシェードを設けるのも良い方法。
部屋の前にウッドデッキとプールがあれば、自分だけのラグジュアリーリゾートに
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リゾートスタイルの究極の形はプールかも知れませんね!部屋のすぐ前のウッドデッキをくりぬくような形でスイミングプールを設ければ自分だけのリゾート空間になります。トロピカルムード満点のバナナの木は関東以南なら野外でも育ちます。
カーテンやラタン家具をしつらえれば、プライバシーを保ちつつリゾート風にできる
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壁泉やプール、特別な眺望がなくても、パーゴラのついたウッドデッキさえあればリゾートの気分が味わえます。パーゴラ天井にはすだれ、側面には野外用のカーテンをつければ柔らかい光の入るプライバシー空間に。天井に照明器具をつければ夜もムーディーに過ごせます。
ラタン家具やハンモックにはコットンやムートンなどの肌触りのよいクッションやブランケットを合わせ、テーブルヤシなどの観葉植物を飾りましょう。あとはカクテルや本を片手にのんびり過ごすのみ!
北欧スタイルのウッドデッキ施工事例 3選
バーベキューグリルと大きなテーブルがあるデッキなら北欧風
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日の長い夏に北欧の人々がウッドデッキですることは、バーベキューをして家族で食事しながら時間を過ごすこと。北欧風なら、デッキ材はシベリアカラマツやレッドシダーなどの針葉樹系が似合います。6人が座れるテーブルセット、バーベキューグリルのあるアウトドアキッチンを設ければ北欧のライフスタイルにより近づきますよ!
玄関ポーチをウッドデッキにすれば、豊かな生活をアピールできる
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玄関まわりを北欧風に見せる方法として、庇のあるウッドテラスを設けてみましょう。玄関まわりに余裕ができるうえ、季節ごとに花やキャンドルを飾りつけて家の第一印象を良くすることができます。モノトーンの木製のリラックスチェアやベンチにはマリメッコのウニッコ柄クッションが似合います。
ホットタブを取り入れれば、ウッドデッキで至福の時間が過ごせる
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ウッドデッキの縁にホットタブを取り入れてみませんか!景色を眺めながらゆったりつかるのは最高の贅沢です。住宅街の庭でも、パーゴラやウッドフェンスでホットタブを囲えばプライベートな野外入浴を楽しむことができます。
まとめ
庭にウッドデッキを取り入れて、野外で時間を過ごすニーズが高まっています。ウッドデッキは施工を依頼するのが一般的です。せっかくそこまでして取り入れるなら、よくデザインされたスタイリッシュなウッドデッキにしたいもの。
まずは住宅建物のデザインを観察して、どんなスタイルのスペースにしたいか検討しましょう。デッキのある生活を思い描きつつ取り入れる場所と大きさを決めましょう。プラスアルファの要素として、日陰をつくってくれる天井や屋根材、目隠しフェンス、植栽も合わせるとより快適でおしゃれなウッドデッキになりますよ。