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      2019/11/21

【新築祝いにおすすめの観葉植物】相手の好みに合わせたグリーン選びで、気の利いたおしゃれギフトに

宇都宮夏澄
著者:宇都宮夏澄 (リビングスタイリスト)

熊本県立大学・環境共生学部居住環境学科卒業。モダン家具を取り扱うインテリアショップに勤め、退社後は子育てをしながら在宅で、インテリアコーディネートをご提案するママです。インテリアによってライフスタイルの質を高めることができると考えており、たくさんの人のお手伝いをしたいと思っております。

近年、SNSの普及から”写真映え”に対する意識が高まっています。どこにいってもつい写真を撮りたくなるようなおしゃれな空間をよくみかけますね。どうじにお部屋のインテリアに関心がある方も、ますます増えてきているのではないでしょうか。

植物は、おしゃれなインテリアの必須アイテムといっても過言ではありません。お気に入りのインテリアイメージのどこかに、グリーン、装花、ドライフラワーなどをみかけませんか?

これから新しいお家に住み始める方はきっと、おしゃれなお部屋にしたい!と思っているはずです。そんなかたに観葉植物を贈ってみてはいかがでしょうか。「その土地に根付く」という意味もあり新築祝いの贈り物として人気があります。相手の方の好みを考慮した、お部屋のテイストに合う観葉植物ならきっと喜ばれるはずです。

今回は、どんなお部屋にどんな観葉植物が合うのか、テイスト別に新築祝いにおすすめの観葉植物をご紹介します。

新築祝いにはNGもある?観葉植物を贈る際の最低限のマナーをおさらい

新築を購入した方にとっては新しい生活をスタートする大事な節目となります。その節目に相手の方が喜ぶようなものを贈りたいですよね。せっかく選んだプレゼントが実はお祝いにタブーな品物で相手の方がいやな思いをする、なんてことは避けたいところです。

そんなことにならないためにも、新築祝いを贈る際のマナーを心得ておきましょう。

基本的なマナー

贈るタイミング

通常は新居のお披露目会に招待されたときに持参します。贈り物のサイズが大型のものや持ち運ぶのが難しい場合はお披露目会の前日に届くようにするのが良いとされていますが、日程については相手の方と相談して決めるのがベターです。

引越してすぐは荷ほどきや片付けの時間が必要だと考えると、転居後1〜2週間は避けて半月〜2ヶ月以内には渡せるようにしましょう。

贈り物の相場

友人や職場関係の方は5000円〜1万円、家族や親戚は1万円〜3万円程度を目安に選ばれることが多いようです。

観葉植物を選ぶ際のマナー

火事を連想させるような赤いものはNG

新築祝いの場合、「火」に関係のあるものは贈るのを避けるのが良いとされています。火事を連想させる “赤い” 葉っぱや “赤い” 花は選ばないようにしましょう。また、ラッピングにも “赤い” 包装紙やリボンはタブーです。本来赤は縁起の良い色とされていますが、新築祝いではタブーなので気をつけてください。

ウォールプランツなど壁掛けのものはNG

相手の方から指定されない限り、壁に穴をあける必要のあるものを贈るのは基本的にNGです。買って間もない新しい家の壁に穴を開けたくない方もいます。新築祝いには置き型のものを選ぶのが良いでしょう。

相手の好みを考慮

観葉植物は水やりや害虫予防をしたりと育てる手間がかかるものです。もらっても育てられないという方や、反対に観葉植物にこだわりのある方や風水を気にする方もいます。できれば相手の方に贈っても問題ないか、贈るならどんな植物が良いか確認するといいかもしれませんね。

また、観葉植物はサイズ感や品種などによってインテリアイメージに大きな影響を与えます。選ぶさいには相手の好みのインテリアに合わせて慎重に選びましょう。

次はテイスト別におすすめの観葉植物とあわせて実際のコーディネート写真を解説していきます。観葉植物を選ぶさいに参考にしていただけますと幸いです。

【相手のインテリアに合わせて選ぼう】新築祝いにおすすめの観葉植物10選をコーデ画像で解説

北欧スタイル

やさしい色合いに葉の丸いシルエットが可愛い:ウンベラータ

ラテン語の「日傘」が由来のウンベラータ。パステル調の色味の家具や白木がよく使われる北欧には、葉っぱが丸みのあるウンベラータがぴったりです。葉はハートの形をしており愛らしい姿でよく知られている植物のひとつでもあります。花言葉は永遠の幸せなど、「愛」に関する意味を贈り物としても人気があります。

花言葉:すこやか、永久の幸せ、夫婦愛
育て方:耐陰性があり日陰でも十分育つ。日光も好むので窓際に置くのが良い。葉っぱが大きく蒸散作用が活発なため、頻繁に葉水すると元気に育つ。
価格帯:5,000〜50,000円

フレンチスタイル

くすんだ緑の葉が絶妙:オリーブ

実はオリーブオイルのもととなり食用として親しまれるオリーブ。くすみグリーンのおしゃれな色合いと形から、観賞にも楽しまれています。日光を好む植物なので玄関のインテリアにもよく見かけます。白を基調とした曲線の装飾が施された家具をつかうフレンチテイストなお部屋にいかがでしょうか?

花言葉にも「平和」の意味があるように、オリーブは国同士の交流を深めるオリンピックで古代では冠にも使われていた植物です。オリーブを飾れば新居生活も穏やかな気持ちでスタートできそうですね。

花言葉:平和、安らぎ、勝利、知恵
育て方:日光浴をさせると元気に育つ。耐寒性はあるが霜や凍結には弱いため、寒い地域では室内の日当たりの良い場所に。
価格帯:7,000〜70,000円

ブルックリンスタイル

大きな葉が印象的、男前インテリアをワンランクアップ:モンステラ

ブルックリンインテリアはNYのブルックリンをもとにしたスタイル。古い建物も多くレンガを取り入れるケースもあり、革張りのソファやウォールナット調の家具が映えるインテリアです。モンステラはツヤのある大きな葉が魅力的で、男前なインテリアにおしゃれなスパイスをプラスしてくれます。

ハワイでは、葉の切れ込みから光が溢れる様子から、モンステラの葉が希望の光を導くというステキな言い伝えも。小さなものもあるので贈り物には卓上で楽しめるサイズもおすすめですよ。

花言葉:嬉しい便り、壮大な計画、深い関係
育て方:室内の明るい場所に置く。高温多湿を好むので葉水はこまめにやると良い。
価格帯:5,000〜50,000円

西海岸スタイル

涼しげなインテリアにシンボリックなアクセント:幸福の木

アメリカの西海岸の雰囲気をもとにしたインテリア。デニム素材や流木、ブルーのアイテムなどを使っていて、緑緑しい観葉植物がよく合います。

幸福の木はドラセナの中でもドラセナ・マッサンゲアナという品種です。名前にもあるように花言葉は「幸福」の意味をもち、お部屋にあるだけで幸せが舞い込んできそうですね。

花言葉:幸福、永遠の愛、隠しきれない幸せ
育て方:耐陰性が弱く、日当たりの良い場所に置く。たまに日光浴をさせると元気に育つ。寒さには弱いため、冬場は室内で育てる。
価格帯:5,000〜50,000円

インダストリアルスタイル

 

コンクリートや鉄など無機質なものを使ったインダストリアルスタイルには、サボテンがおすすめです。乾燥した水が少ない土地でも育つことから、「枯れない愛」という花言葉を持つそうです。育てやすいのでギフトにも人気です。サボテンは形のバリエーションが豊富で写真のようにさまざまな品種を並べて飾るのもおすすめですよ。相手がコレクターしている方であれば、贈る品種はどれが良いか相談してみてもいいですね。

花言葉:枯れない愛、燃える心、偉大、あたたかい心
育て方:日当たりがよく風通しの良い場所に置く。乾燥を好む。水は土が乾いたらたっぷりとあげる。
価格帯:1,000〜30,000円

アジアンスタイル

初心者にも育てやすいエコプランツでリゾート感アップ:パキラ

バリのリゾートを想像させるようなリラックス感のあるアジアンインテリアがお好みの方には、パキラを贈ってみてはいかがでしょうか。空気清浄効果や消臭効果も期待できるといわれており、お部屋をさらにくつろげる空間にしてくれます。編み込んだような幹がおしゃれで人気のある植物です。

また、乾燥にも強く害虫がつきにくいことから初心者にもおすすめです。そんな生命力の強さから花言葉のひとつに「快活」という言葉も。スツールやカウンターにおける卓上サイズも人気です。

花言葉:勝利、幸運を運ぶ、快活
育て方:日当たりがよく風通しの良い場所に置く。直射日光を当てると美しく育つ。水を好むので土が乾いたらたっぷりとあげる。
価格帯:6,000〜60,000円

和風スタイル

和と木漏れ日の美しさを楽しむ:エバーフレッシュ

和風スタイルには、木漏れ日を感じれるようなエバーフレッシュがおすすめです。小さい葉からやわらかい雰囲気が漂います。エバーフレッシュはネムノキの仲間で、昼間は葉を広げ夜は葉を閉じる休眠運動をする、観葉植物の中では珍しい植物です。その様子から中国では夫婦円満の象徴とされているそうで、新築祝いにも人気です。

また、タンポポの綿毛のようなふわふわとした黄色い花を咲かせます。床上におく大きなサイズもありますが、卓上で楽しめるサイズも趣がありすてきですね。

花言葉:歓喜、胸のときめき
育て方:日当たりの良い場所に置く。寒さには弱いため、冬は10度以上のあたたかい部屋で育てる。水が不足すると昼間でも葉が閉じることがあるので注意する。
価格帯:7,000〜50,000円

モダンスタイル

モノクロに葉のツヤが高級感をプラス:オーガスタ

大きな葉が存在感のあるオーガスタ。リゾートな印象があるかもしれませんが、深緑色でツヤのあるオーガスタはモダンスタイルにもよく合いますよ。シュッとしたかっこ良い花を咲かせ、また違った表情を楽しめます。

蒸散作用が期待でき、お部屋の湿度温度を調節してくれる優秀な植物です。輝かしい未来という花言葉もあり新築祝いにおすすめですよ。

花言葉:輝かしい未来、あたたかい心
育て方:日当たりの良い場所に置く。日光に当てると元気に育つ。耐寒性があり5度くらいまで耐える。
価格帯:6,000〜50,000円

ミッドセンチュリースタイル

葉の模様がポップなアクセント:サンセベリア

ミッドセンチュリーは1940〜1950年代の家具やインテリア。あたたかみのある色の木材に、黄色や青、赤などのポップな色使いが特徴です。そんなミッドセンチュリースタイルには葉の模様が特徴的なサンセベリアがおすすめですよ。枝がなく葉が伸びたようなシルエットがユニークなアクセントをプラスしてくれます。

サンセベリアは空気清浄の効果が高いといわれているエコプランツです。おしゃれでお部屋もきれいにしてくれるなんてもらって嬉しいプレゼントですよね。

花言葉:永久、不滅
育て方:乾燥と暑さに強い。多湿には弱いので日当たりの良い風通しの良い場所に置く。
価格帯:5,000〜40,000円

クラシックスタイル

重みのあるテイストをラジュアリーな空間に:胡蝶蘭

重厚感のある家具を使ったクラシックスタイルには胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭を置くだけで一気に華やかになりますね。花を長く楽しめるのでギフトでもよく贈られる観葉植物です。1週間から10日に一度コップ一杯程度の水をあげ、15℃以上のあたたかい場所に置いて管理すれば1ヶ月ほど花を楽しむことができます。

価格帯も幅広いので、贈る相手に合わせてサイズ感を選べるのも魅力です。白い花の胡蝶蘭は「純潔」ですが、花の色によって花言葉も変わってくるのでお好みに合わせて選んでみてくださいね。

花言葉:幸せを運んでくる、純潔
育て方:風通しの良いあたたかい場所に置く。
価格帯:3,000〜100,000円

まとめ

人生の節目となるお祝いには、相手の幸せを願う思いが伝わるようなギフトをプレゼントしたいですよね。新築祝いで観葉植物を選ぶさいには、相手の方の好みを把握することが大切です。お部屋のテイストにぴったりの観葉植物ならきっと喜ばれるはずですよ。

マナーを守って、お互いが幸せな気持ちになるようなお祝いを贈りましょう。