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【プロが教える】おしゃれな黒色キッチンを実現する方法!失敗しない実例で徹底解説

黒色キッチンってなんかカッコイイ、でもどういうポイントで選べばいいの?今回はそんな疑問に答えます。スタイリッシュな印象でありながら、高級感のある黒色キッチンは年齢層を問わず人気が上昇中のアイテムです。人気の黒色キッチンを実現する方法を、見た目・機能性両面からプロの視点から解説いたします!

来客が憧れる!おしゃれな黒色キッチンを実現するポイント

ポイント①どこに黒色に持ってくるか?

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一口に黒色キッチンといっても、天板のみ、すべて黒など、どの部分に黒を持ってくるかどうかで印象が変わってきます。黒色は強い色ですので、天板のみでも存在感が大きく雰囲気がガラリと変わります。キッチン回りの壁紙、家具、照明など空間全体での調和を考えながら黒色の配分を検討することが重要です。高級感があるからと全て黒色にすると重苦しくなってしまうので、バランスを考えながらアクセントとして使うのがおすすめです。

ポイント②インテリアとの調和

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前述したことともつながりますが、黒色は存在感がある分、使い方によってはこんなはずじゃなかった!ともなりかねません。黒色は無彩色ですので万能色。様々なインテリアスタイル空間に取り入れることが出来ます。和モダン、シンプル、ラグジュアリーとテイストのバリエーションが広く、お好みのスタイルが見つかるはずです。

床材との組み合わせで空間の印象は全く変わります。大きく分けると木目系、石目系の2パターンに大別されますが、黒色キッチンと相性がいいのが下記の通り。後半の実例でも多くの床材との組み合わせが出ているのでぜひ確認してみてくださいね。

木目系…基本なんでも合います。中でもおすすめは中間色系(オーク、チェリー等)、グレージュ系。どっしりした重めスタイルが好きな方は、ウォルナット等暗めもおすすめです。

オーク系の木目を合わせた黒色天板のキッチン

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石目系…ホワイト、グレー、黒の無彩色の石目床材がおすすめです。

タイルのような石目系床材の黒色扉柄キッチン

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ポイント③おそうじ性の確認はマスト!

https://tajima-clean.com/howto-clear-tenbanno-kizu/

黒色キッチンの大敵がキズ、汚れです。特に鏡面素材の天板や扉材を使用する場合は必ず確認しておきましょう!納入後に、見た目がよくてもこんなはずでは…と悲しい思いをすることになるかもしれません。

天板:キッチンの顔といっても過言ではありません。素材によって傷のつきにくさ、汚れにくさが違い、見た目だけでなく快適性にもかかわる重要な部分です。天板だけの取替は出来ないですし、20年近く使い続けますのでぜひこだわってほしいポイントです。

黒色天板の場合、天然の大理石系素材はキズや油シミが目立つ場合があるので必ず確認しましょう。現在は各メーカー清掃性には力を入れた天板が多くとてもお掃除がしやすい性能のものが多いです。詳しくはメーカーショウルームなどで体感し、比較検討してみることをおすすめします!

扉材:マットな黒色の場合はあまり指紋が気になりませんが、鏡面扉材の場合は指紋が結構気になります。取手がついている場合はあまり分かりませんが、プッシュオープン開閉のように常に触って開閉する場合や、手掛け取手の場合は要注意です!しかし、指紋の汚れは光の当たり具合によって、目立つ・目立たないがありますので、陰になっていたら意外と分からないということもあり設置場所による側面もあります。

後悔したくない!ネガティブな情報も事前に検討しておきましょう。

黒色キッチンのデメリット

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黒色キッチンのデメリットは大きく分けて2点あります。

  • 白色に比べてキズ、指紋、ホコリが気になる

まずはお掃除の面でいうと、濃い色になればなるほど白っぽい汚れ、キズが気になります。指紋・キズは前述のとおり鏡面の天板や扉材の場合気になります。カップボードの場合、キッチン天板に比べると物の動作が少ない場合が多いです(家電置きっぱなしで、作業スペース広めにとっている場合など)。黒色の天板の場合は、単色系に比べるとホコリが目立ちますので、こまめにお掃除をしたり、家電を置いてなるべくスペースを空けないという対策がおすすめです。

  • 強い色ゆえに圧迫感がある

アクセントになりうる、存在感があるいえばポジティブに捉えられますが、お部屋の広さや床材との組み合わせによっては圧迫感が出たり、重苦しい雰囲気になったりする場合があります。例えば、特に重たいマットな黒ばかりを用いる場合は床材や家具を明るめにして、お部屋全体が真っ黒にならないような工夫をしてみましょう。

こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介

ケース1:見た目だけで選んで清掃性を度外視してしまった!

「この雑誌のページと同じようなもので!」と見た目だけで黒色キッチンを選ぶのはとってもキケンです。見た目がかっこいいのでモデルのスタイリングをそのまま真似したくなるのは分かりますが、必ず清掃性を確認しましょう。前述した指紋だけではありません。特に料理の頻度が多い方は天板の油シミ、傷や汚れが気になる場合があるため要注意です。

ケース2:狭い家なのに印象だけで黒色を選んで、ものすごく狭苦しい空間になった!

黒色のデメリット「圧迫感」がもたらす失敗ケースになります。モデルルームやカタログの写真はすごく広く明るい空間に、広いキッチンが展示してある(写真に掲載されている)ことが多いです。特にマンションの方だと窓が小さく暗い、といったケースもあるので、実際の家の間取りでは狭く感じないか必ず確認しましょう。狭そうだな、と思ったらカップボードだけホワイトにして壁と一体化させ、視覚的な圧迫感を減らすこともおすすめです。

パーツ別おしゃれな黒色キッチンインテリア実例サンプル13例

全体が黒色のキッチンインテリア実例3選

全体を黒色にすることで圧倒的な存在感と高級感が生まれます。黒色の面積が大きい分どうしても重たい印象を受けやすいため、全体を黒色キッチンにされる方はインテリアスタイルや床色、家具とのバランスをしっかり検討しましょう!

オールブラックがかっこいい!シンプルモダンキッチン

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天板、扉柄、水栓、ペンダント照明とすべて黒で統一し、モダンで洗練された印象を与えます。扉材にマットな黒を採用することで落ち着きのある雰囲気を演出しています。キャビネットの手を掛ける部分(取手)の形状は掘り込みタイプのすっきりしたものを選び、凹凸を最大限まで抑えスタイリッシュな印象を強めます。キッチンの黒が強い分、床は明るめの木目を採用し軽重のバランスがとれた空間となっています。

ヴィンテージライクな男前スタイリング!

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天板はグレー系×マットな黒扉柄を採用しています。アクセントクロスにレンガ調を持ってくることにより、黒が引き立ちヴィンテージライクで骨太なスタイリングに。こちらのキッチンは取手形状をシルバー系のハンドルタイプを選ぶことによって、1つ前のスタイリングよりカジュアルな印象になります。カップボードの上部に飾り棚を設けて、高い天井空間をおしゃれに活用している点にも注目したいところですね!(ただし清掃性は懸念する必要があります。)

メタル調ブラックがアクセントになる異素材キッチン!

 

こちらは全体が黒でもメタル調の模様を採用したスタイリングです。黒一色に比べ重たさを軽減しながら空間のアクセントとなる印象的なキッチンに。カップボード側のアクセントクロスは真っ黒を採用することで、ヴィンテージメタル調の模様が際立つブラック×ブラックの異素材がおしゃれな組み合わせになっています。カップボードの隣の冷蔵庫も黒で合わせることで家電の存在感を消しています。

扉柄が黒色のキッチンインテリア実例3選

黒色スタイリングの中でも一番チャレンジしやすいのが扉柄を黒色にすることです。面積が大きいので黒色の存在感は演出しながら、様々な雰囲気のインテリアスタイルと合わせることが出来ます。

ゴールドが印象的なカジュアル×クラシックキッチン!

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黒色扉材を用いながらも、ゴールドの取手、ホワイトベースの大理石調の天板を合わせることで華やかな印象に。扉材は框の木目柄を採用することで、天板と相まってクラシックな雰囲気が生まれます。ゴージャスな印象のキッチンですが、オーク系の明るい木目の床材、レンガ調のアクセントクロス(写真左側)、丸みのあるペンダントを持ってくることでカジュアルダウンさせ、うまく調和の取れている空間になっています。

ブラックが引き立つ無彩色のグラデーションキッチン

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黒色といってもこちらもメタル調の黒色でキッチン、カップボードを統一しています。床、クロス、窓枠、天井クロスとすべてをグレー系に統一することで徹底的に調和のとれた空間になっています。天板を黒色ではなくホワイトにすることで抜け感が生まれ、グレーの空間の中でキッチンの存在感を引き立たせる組み合わせだといえます。

グリーンがかわいい!個性際立つ北欧風スタイリング

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黒色の面積は多いですが、落ち着いたグリーンのアクセント、明るい木目の天板を組み合わせることでカジュアルな明るいキッチンに。丸みのある取手やヘリンボーン柄の床材といったデザイン性の強いものと壁柄・扉柄のシックな部分を上手く組み合わせて、個性的でありながらバランスのとれた空間に仕上がっています。

 

天板が黒色のキッチンインテリア実例3選

黒色を使いたいけど重たい雰囲気や暗くなるのは気になる、一部だけでも黒色を取り入れて、よくあるキッチンと差別化をしたい!そんな方は天板だけを黒色にしてみるのがおすすめです。

マットシルバー×黒色が優美さを感じる、大人のモダンキッチン

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画像だと少しわかりにくいですが、扉材はマットなメタリックシルバーになっています。黒色のカウンターだけでも高級感がありますが、マットシルバーを合わせることにより、一層大人っぽいシックなキッチンに仕上がっています。カップボードの方は黒色×マットホワイト(ベージュ)を合わせてアクセントクロスに馴染み、モダン過ぎないやわらかな印象を与えます。

お手本にしたい組合せ!チェリー木目と黒色のグッドバランスなキッチン

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ひとつ上のキッチンと同様に天板が黒色でモダンなイメージのキッチンでも、扉柄のカラーが変わるだけで印象がガラリと変わります。赤味がかったチェリー系木目扉を合わせることで無彩色の空間の中にアクセントが生まれ、黒色のよさがぐっと引き立っています。木目の中でも特にチェリー系の色味は黒色と相性がいいのでおすすめです。是非参考にされてみてください。

明るい木目がやさしい、大人のナチュラルキッチン!

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黒色のスタイリングだと、どうしてもスタイリッシュモダンやヴィンテージ系の重たい印象が多いですが、ナチュラルテイストとも組み合わせ次第ではいいマッチングが生まれます。こちらは真っ黒の天板×白木系のナチュラル木目という組み合わせで、黒色の落ち着きを生かしつつ、自然で明るいキッチンに仕上がっています。ハンドル取手を合わせることで木目と相性抜群でいいアクセントになっています。

 

カップボードが黒色のキッチンインテリア実例3選

圧迫感を感じさせないシンプルモダンな黒色コーディネート

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加熱器側、シンク側と分かれた配置の「Ⅱ型」キッチンです。キッチンのすぐ隣に背が高いトール収納が配置されています。圧迫感のある黒色のトール収納ですが、広い空間に設置、明るい床色と組み合わせる、近くに大きな採光窓があることによって圧迫感を軽減し、シンプルでスタイリッシュな印象が残ります。

 

壁面収納の一部として、あえて面積を広げて配置する

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一般的にはこのように黒色キッチンの場合でもカップボードは白色を合わせることが多いです。理由としては、圧迫感を軽減し空間に広さや奥行きを持たせるため。しかしあえて下記のようにカップボードに黒色を採用し、インパクトのあるスタイリングを行うことも!

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こちらはカップボードというよりは壁と一体化させて、壁面収納の一部としてあえて広い面積で収納をとっています。壁面の一部となることで「置いた」感が無く、すっきりとした印象に。床色と同じグレージュ系の木目をカップボードの背板の部分に持ってくる高度なテクニックも!木目が揃うことで空間に統一感が生まれます。

上下あえてカラーチェンジ!目線をうまく活用したアイデアキッチン

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トールタイプの大型の背面収納だけではなく、漢字の「二」のようなセパレートタイプのカップボードです。家電置きだけでなく作業スペースが確保でき見た目だけでなく、実用性の面でもとてもおすすめ。ダイニング側からよく見える上部収納はアクセントとなる木目を選定し、キッチンの中に立たないと分からない下部収納はキッチン側と統一。今回は木目柄ですが、上部収納のみ白色を選び存在感を消すという手法はよくあるスタイリングです!

まとめ

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おしゃれな黒色キッチン実現に一歩近づいたでしょうか?前半で具体的な選定ポイントを解説し、後半で天板、扉材などパーツごとに黒色を採用した実例を多く取り上げながら確認してきました。①黒色の分量②インテリアとの調和③お掃除性 この3つのポイント抑えればきっと理想の黒色キッチンに近づくこと間違いなしです!お好みのイメージに近い施工事例をたくさん見ながら、計画を楽しんでくださいね。