Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2020/02/07

【ラフォーマ日本初上陸!】日本の住文化やトレンドとも相性ばっちりのバルセロナ家具とは?

Hello Interiorではインテリアブランドの方を取材し、そのブランドにかける想いやおすすめの商品を取り上げさせていただいています。

今回はスペイン家具のブランド「ラフォーマ」を扱うホームステージング・ジャパン様です。物流部 押田さんに、Hello Interiorのチーフコーディネーターの村野がお話を伺いました。

イタリア家具やイギリス家具とは異なり、日本ではまだ取り扱いが少ないスペイン家具。実は、日本の住文化と親和性が高い部分もあります。コーディネートを考える際の選択肢にぜひ加えてみてください。

ラフォーマの特徴

スペイン、地中海のテイストを持ちながらも日本のスタイルに馴染みやすい

村野:まずは、ラフォーマさんの商品の特徴を教えていただいてもよろしいでしょうか。

バルセロナ家具と銘打っているように、ナチュナル系の中でも地中海系の上品な色合いが特徴かな、思っております。

押田:大きな括りで言うとそうですね。地中海に面したバルセロナのライフスタイルが反映されるようなアイテムが中心になっています。どこか海を感じられるようなテイストが多いですね。

実は、ある点ではバルセロナ家具は日本の文化と親和性が高い部分もあると感じています。

海を感じられるアイテムというのは、スペインの半分室内、半分屋外のようなテラス空間が生み出す特徴でもあると思っています。日本も縁側に代表されるように、こうした微妙なバランスの空間を大事にする文化がありますよね。

そういった意味では、文化的な背景で日本の住宅に馴染みやすい部分はあるのではないかと思っています。

村野:確かに屋外であり、屋内でもある空間というのは、日本の住まいの文化の一つかもしれません。

押田:そうした背景を持ちつつも、一方でモダンにアレンジしたラインなど、幅広いテイストのものをご用意できているのはラフォーマと強みだと思いますね。

一方向に尖がったブランドもかっこいいいと思うのですが、それだけじゃなくて別の顔も見せられる、それによって商品の個々の特徴をより感じていただけるように商品展開をしています。

上質ながらも手の届く価格に

村野:その中でも大事にしていることってありますか?

押田:あとは、上品さ・上質さを感じられて、かつ手に取れる価格設定ですかね。

商品選定の段階では、ちゃんと高い質感が感じられるアイテムや上品な表現ができているアイテム、高級な素材感を感じられるアイテムなどのように、ナチュナルでも安っぽくならないようにしています。

その中でも、価格の部分も品質の割にお求めいただきやすい値段にまとめられているのではないかと思います。元々、ホームステージングというジャンルで成長してきた会社なので、日本のコーディネーターさんに提案していただけるような価格帯というのは意識してやってきました。

そういう意味では、価格とデザインのバランスが消費者の方が期待する水準に近いブランドなのかなと自覚しています。

ブランドの価値観をプッシュするのではなく、ミックススタイルで取り入れやすく

村野:商品選定の際はどのようなことを意識されていますか。

押田:日本にないものを持ってきたいという想いはあるのですが、そのまま持ってくるのではなく、日本だからこそできる他の文化とミックスしたスタイルが提案できるような商品を選定することが多いかもしれません。

そういった点では、スペイン風のコーディネートに限らずに使っていただけるアイテムが多いのではないかと思います。ラフォーマというブランドの世界観をごり押しするのではなく、日本独自の文化と調和させながら展開していきたいですね。

世界観にマッチするお客さんだけが来てください、ではなく、いろいろな表現に使っていただく中で、ラフォーマってこういう一面もあるよね、という発見があると思っています。それが深みに繋がる部分もあると思うので、なかなか難しい部分はあるんですけど、今後も取り組んでいきたいですね。

村野:なるほど。反対に、日本に持ってくるときにネックになるものとして、サイズ感などが挙げられますが、その点はどのようにクリアしているのでしょうか。

押田:海外の家具の方が基本的に大きくて、サイズ感は難しいですよね。弊社の場合はそういうものでも、新しいスタイルを提供できそうなものはよほどサイズ感が合わないものでなければ、取り入れるようにしています。

例えばボールミラーのようなアイテムだと、日本国内で供給が少ないからか、少し大きめでも非日常感が良い、と言って買っていただくケースもあるんです。

サイズの合うもののみを持ってくるのもいいですが、お客様が何を魅力に感じていただけるかは分からないので、幅広く提案できる状態でありたいですよね。

村野:なるほど。

アウトドアリビングスタイルを取り入れやすく

村野:個人的な所感ですが、アウトドアをリビングで使うスタイルがここ2,3年、ミラノ・サローネでも取り上げられていて、ラフォーマさんの家具はぜひ活用いただけるとトレンドにも合ったコーディネートが作れるんじゃないかと思っています。

押田:最近、増えてきましたよね。ただ、ミラノ・サローネで出てくるようなブランドですと、価格帯が高くて、所謂海外アッパー層向けの商品が多いですよね。

日本では価格に対する捉え方も異なるので、流れは出てきていますが、まだまだ市民権を得られていないと言いますか、主流とは言えない状態だと思っています。

でも、こうした曖昧になりつつあるインテリアとエクステリアの境目を超えた、アウトドアリビングのようなスタイルは、”間”の文化がある日本でも取り入れられてくるんじゃないかと思います。

村野:大きさの問題こそありますが、取り入れやすい一面はありますよね。

押田:大きさの問題や日本のインテリア市場の特殊性が相まって、海外のメーカー・ブランドはなかなか日本に合わせた商品を出してくれないです。

そこで、私達のような会社が間に入って、一般の方も手を出せるような商品・ブランドを作っていくということには価値があるのかな、と思っていますね。

元々、ホームステージングを生業としていることもあり、三井デザインテックさんやメックデザインさんなど、いわゆる大手の住宅メーカーさんにも取り入れていただくことで、より多くの方にご利用いただけるようにしています。

村野:この辺りの企業さんに取り入れていただけるというのは、家具の品質に対して、目の肥えたコーディネーターの方々にも一定の評価を受けているとも取れますね。

押田:そういっていただけると幸いです(笑)。

日本に輸入するきっかけになったのは社長ルーカス氏の一目惚れ?

村野:ちなみに、ラフォーマさんがホームステージングジャパンさんを日本の代理店にしようと思ったのはどんな経緯なのでしょうか。

押田:どちらかというと、社長が一目惚れして引っ張ってきた、という方が近いです(笑)。

数年前にミラノ・サローネに行った際に、一目惚れしてしまって、そのままラフォーマの社長に日本に展開したいと熱弁して、帰ってきたときには代理店をすることが決まっていましたね。

弊社の社長のルーカスはドイツの出身で、ヨーロッパの生活、風景に対しての理解が深いので、日本にはなくて、ヨーロッパのライフスタイルを表現できるアイテムを選んでくれるという信頼はありますね。

先程のサイズ感をはじめとして、日本のインテリア市場は癖の強いマーケットだとヨーロッパでは思われているので、ある種パワープレーにも取れるような交渉をしないと、日本で展開される世界の家具も増えていかないのかな、と思うこともあります。

ラフォーマの家具の特徴

村野:現在販売している家具の中で、特に人気なものはありますか?

押田:海を感じられるザ・バルセロナ家具のようなシリーズなのですが、「IN & OUT(インアンドアウト)」のシリーズが人気ですね。

村野さんにお試しいただいたこの「BERNON CHAIR」は特に人気があります。ロープを使って作られたこちらのチェアは、ポップアップストアでもお客様の反応がよくて、即決で展示品を買って帰る方もいらっしゃいました。

村野:BERNON CHAIRはまさに、屋内屋外問わず使えるアイテムでしたね。

両用できるチェアとなると、アウトドア寄りにデザインされることが多い気がしますが、このチェアは屋内で使っているものが屋外でも使える、というような感覚がありました。

押田:ロープのカラーを黒にすることで、高級感を演出していることも関係しているかもしれません。

村野:座面のクッション性も高くて、座ったときも高いアームが体を包んでくれるので、良い意味でパーソナル感がありました。

押田:ベランダをくつろげる空間にしたい、という声も増えているので、テラスやベランダで使ってもらえると、屋外にも十分にくつろげる空間を演出できるのではないかと思います。

これらも中間の空間という文化から生まれるものかもしれません。はっきりと内外が分けられていると、外で使っているものを中に持ち込むことも、屋内で使っているものを外で使うこともできる限りしたくないですよね。

中間のような空間があることで、日本のインテリアにも新しい発想が提供できるのではないかと思っています。

ラフォーマの今後の展開

スペイン家具・ライフスタイルのイメージを醸成

村野:なるほど。そうした新しい発想を提供することも含めて、今後はどのように展開していくご予定でしょうか?

実際、スペイン家具と言われたときにテイストがぱっと頭に浮かぶ人は少ないと思うので、まずはイメージをしっかり作っていきたいですね。

村野:確かにイタリア家具と言ったらこのテイスト!みたいなのはありますけど、スペイン家具と言われたときに、イメージするのは現状難しいかもしれません。

押田:そうですよね。必ずしも、スペイン家具ならではの特別な特徴を持っている必要はないと思っていて、その土地のライフスタイルを表現できるか、というのが大事なことかなと思っています。

村野:たしかに。でもそう考えると、スペインと言ったら地中海が身近にあって、海とともに生活しているようなイメージ感を受けますね。

押田:他にも、カラーとしては、地中海の青や太陽の赤、バレンシアオレンジ辺りが生活の中にあるイメージ、彩りですよね。そういったものを表現していければと思います。

村野:なるほど。具体的にどんな施策を打っていく予定かお伺いしてもいいですか?

押田:施策としては、現在ホームステージングによるBtoBtoCの売上がほとんどなのですが、2020年からはBtoCでの展開を増やしていきたいなと思っています。

実は、ライセンスの関係で、直接お客様に販売はしておらず、ポップアップストアも空間をデザインさせていただいて、気に入っていただいたらショップを介して購入していただく形でした。あとは、ジャーナルスタンダードファニチャーズさんで扱っていただいたりですね。

それが、2020年からBtoCで販売できるようになる予定なので、注力していきたいですね。

村野:お客様との直接の接点が増えれば、ラフォーマの商品を見て、いい雰囲気だと感じてくれる方は多いように思います。

押田:そうですね、実際にポップアップストアでその手応えは感じています。ラフォーマという名前を誰も知らない中で、ガーデンギャラリーの前を通った方が立ち寄っていただけることが多かったんですよね。

家具屋って頻繁に買うものでもないので、家具屋さんに入店しても買う人はそう多くないですよね。そう考えると、少し入りづらい気持ちって多くの人はお持ちだと思うんです。

でも、あのインテリアの雰囲気良いな、というところを察して、入って来てくれることも多くありました。入ってこないにしても、可愛い、素敵というような言葉が遠巻きに耳に入ってくることもあって、きちんと露出ができれば、使っていただける機会は増やせるんじゃないかと思っています。

色んな家具が入ってきて、インテリアの選択肢自体は増えていると思うんですが、日本にまだ少ない家具を見ている身としては、もっと素敵な物があってもっと色んなデザインがあるんだよ、ということは、どんどん発信していきたいですね。

最後に

スペイン家具、取り扱っているブランド・メーカーがまだまだ少ないです。今後は、消費者向けの情報発信も増えてくるかと思いますので、今後の展開に注目ですね。

Hello Interiorではラフォーマのアイテムをコーディネートする際のアドバイスもさせていただいております。ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

※現在は、ホームステージング・ジャパン様から消費者の方への直接販売は基本的にしておりません。ラフォーマに関する情報は、下記にてご確認いただけます。

企業サイト:https://homestaging.co.jp/laforma
オンラインストア :https://www.laforma-jp.com/